TopicPath: No Football, No Life. Foot-Lab / Football 08/09 / UEFA Champions League -F- Matchday 4 フィオレンティーナ対バイエルン | Newer | Older
■Fiorentina 1 - 1 FC Bayern Munchen
やっぱりゼ・ロベルトのサイドから失点しましたか。失点以前も以後も不安定なポジショニングで、ボランチであるかのように中でプレイしたがっていましたが、失点へ繋がるプレイでは自分のエリア後方を空けすぎて中央のデミケリスにカバーをさせていた。そして失点をした場面ではクロッサーへチェックに行くわけでもなく広大なスペースを用意したまま、自分のエリアに走り込んでこようとする相手にはデミケリスを付かせて、というのではクロスに対応しきれなくなって当たり前。本来ならゼ・ロベルトのカバーをするのはディフェンシブミッドフィールダーの役目で、早い段階で流れてこなければならないんですが、チームの守備戦術としてそれはやらないようにしている様子。やろうとしても、ボロウスキとファン・ボメルの二人を組ませてしまっては、無駄走りを得意としない二人では難しい。その上、ただでさえスペースが空きがちなディフェンスラインと中盤の間を自由に使わせてしまってはね。
多くのクロスをフリーで上げさせてしまえば、失点してしまいそうな場面を多々作られるのも当たり前。そんな状況でラインを押し上げられるはずもなく、ペナルティエリアに入り込まれ続けるのもまた自然な流れ。あれでよく一失点だけにとどめておけたものだと思いますね。
攻撃もサイドまで入り込むことが出来ても、そこからのクロスが低いもので勝負しなければならないとか、中央からもロブパスやロングパスを多用しなければ形にもならないというのではどうしようもない。トニがいればそこに預けてから繋いで崩すことも出来るんでしょうが、クローゼはともかくポドルスキは体を張れないのでそういった使い方は出来ませんし、中盤の中央を担当する二人が運動量に乏しいから活性化もできない。高い位置からプレスがかけられないからショートカウンターも難しく、相手に陣形を整えられたところへ長距離のランニングで攻撃に絡まなければならない。
後半の時間が進むにつれて、フィオレンティーナが守りきりたいという意識を持ち始めてくれたこともあって、多くの選手が相手陣内に入り込めるようになって幾つかのチャンスは作れていました。得点できたのは、オフサイドでなかったのは確かだけどたまたま。
バイエルンのプランが悪いのもあるけれど、それ以上にフィオレンティーナが上手い、といった方が正しいのかもしれない。それでも、かつてのしたたかさを失ってしまったのかと思いきや、内容はともかく追いついてしまうあたりにバイエルンらしさを感じるわけです。その後の「引き分けでいい」と決めたあとの相手を苛つかせながら時間を消費していくスタイルも徹底していて、やはりバイエルンですヨ。クローゼが抜け出したところで決めていれば逆転できていたわけですが、ここまで内容があてにならないクラブもなかなか(w