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Bundesliga 11. Spieltag バイエルン対ビーレフェルト

Date
November 4, 2008 7:00 PM
Category
Football 08/09

■FC Bayern Munchen 3 - 1 DSC Arminia Bielefeld
ラームが出られないからといって、ゼ・ロベルトがサイドバックをやっているのはどうかと思う。確かに以前はサイドバックもやっていましたし、サイドアタッカーとしての役割の方が大きかったから攻撃力を求めるという意味ではよかったのかもしれませんが、今のこれはその場しのぎでしかないわけです。オッドを右でレルを左にしても同じ事で、以前からサリハミジッチがやっていたり不安定なポジションではありましたけど、ヤンゼンを放出したのはマイナスでしかありませんね。放出して、バックアップメンバーとして誰かを獲得してその穴を埋めるのをやらなければならないのは、ビッククラブとして当然のこと。今季はチャンピオンズリーグに復帰を果たしたわけで、そういう意味でも層の厚さはある程度保っておかなければならないのにキーパーからミッドフィールダーに至るまで層が薄すぎ。

実際に縦に割られる回数は左サイドバックのところが最も多く、ゼ・ロベルトの守り方もサイドバックとしてのものよりも、普段プレイしているボランチとしての守り方に近く、中へ絞って中央のカバーをするには問題がありませんでしたが、肝心のサイドの部分に大きなスペースを残してしまったり、後ろのケアを考え切れていなかったり、無理が目立ちました。中央の部分は、オットルが入ったお陰でどちらかが残って支えることが出来るようになって安定こそしていましたが、左に関しては連動し切れておらずケアは不十分でしたね。PKを与えてしまった場面なんて、特にゼ・ロベルトがサイドバックをやれなくなっている証拠ですヨ。攻撃に行った後自分のエリアを脅かされているにもかかわらず、戻るスピードはゆっくりとしたまま。そのためにデミケリスは左のケアをしなければならず、中央のエリアが空いてしまうのは仕方のないこと。あれだけスピードに乗られてしまっていれば止めるのは至難の業なので、先にケアをして中央を空けないようにしておきたかった。

得点はミドルシュートがディフェンダーの足に当たり、跳ね返ったところにいたクローゼが押し込んだだけのゴール。それまでの攻めの中で単調だったのは、右サイドからのクロスに対して1トップで挑んでいる以上中の枚数が少なくなりがちなのに、中盤の三枚、シュバインシュタイガーとボロウスキとリベリーがポジションチェンジをしてしまってボロウスキがサイドへ流れてしまうことがそれなりにあったから。彼がサイドへ流れてしまうと、中央へ飛び込む選手が居なくなり、中はクローゼだけ。そこへピンポイントでクロスを合わせられるならともかく、それでも両サイドから挟み込まれるだけの余裕が相手ディフェンダーにあるのだから無理だというもの。
後半になって中央を崩したり裏を狙えるようになったのは、フォワード二枚にし明確に4-2-2-2の形を作り上げたことでポジションチェンジなどに左右されることなく中央に二枚の人数がいてマークを分散できるようになり、フォワードが左右に流れても中の人数に問題が無くなったからというのもあるでしょうし、前半の前への意識が強かったビーレフェルトの守備を見た修正でもあるんでしょう。特にディフェンスラインからでも裏を狙えるようになったのは相手の心理面に大きく作用していたようで、それまであった前へ向かう守備意識が減り、後ろに下がって何とか引き分けを狙いたい、と意識の変化をもたらしていましたから。それが60分から61分にかけてのシュートの連続だったり、これほどまでのシュート数に繋がったんでしょうね。突き放したゴールはカウンターなので、例外ではありますが。

3対1で勝利してシュート数も天と地ほどの差があるんだけど、審判の判断一つで3点目は生まれなかったわけで、月並みな言い方をすると決定力が足りない。個人的には、キーパーとゴールマウスが素晴らしい働きをした、と言った方がいいんじゃないかと思いますけどね。内容も結果も悪くない。でも不安材料は一杯見える。さて、チャンピオンズリーグは今週の勝負を勝っておかないと苦しくなりますヨ。

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