TopicPath: Winning Eleven Blog - No Football, No Life / EURO2008 / EURO2008 ポーランド対クロアチア / グループB | Newer | Older

EURO2008 ポーランド対クロアチア / グループB

Date
June 17, 2008 9:00 PM
Category
EURO2008
■Poland 0 - 1 Croatia
4-2-3-1で戦うのなら、ユーロのグループリーグを通してこの試合のようにスモラレクはトップで使わない方がよかったんじゃないでしょうか。彼の身長もありますが、動きの質が1トップには向いておらず、ポストプレイヤーでも純粋なストライカーでもないんです。他の選手と連動して動き、出来たスペースを利用して得点を奪うタイプなので、どちらかといえば、セカンドトップに彼を置いて、もう一枚下の位置か左右どちらかのミッドフィールダーの位置でゲームをコントロールさせた方が、ポーランド代表のやり方からすると活きたんでしょうね。それが出来なかったのは、プレイメイカーがロジェール・ゲレーロで、彼の動きの質を見る限りでは守備を免除されて始めて輝くことの出来るタイプのようですから、トップ下に置いておかなければ輝くことが出来ない、一枚下げてしまうとあのトリッキーなプレイもドリブルも、ピンチを招きかねない位置ですることになるからリスクが高い、守備もあまりしてくれないだろうからもう一枚の選手に相当な守備能力と運動量がなければならない、というわけですね。左に流れることが多いので左で使えればよかったんですが、クジノベクを外すくらいならロジェール・ゲレーロを起用しない方を選択したほうがチームの完成度としていいわけで、実際に開幕戦はそうした、ということなんでしょう。

クロアチアは一位勝ち抜けを決めていたので、先日のポルトガル同様にリザーブ主体でしたが、ポルトガルと違うのはそれぞれがきちんと機能していたということ。さすがにペトリッチやクラスニッチはオリッチのような圧倒的なプレッシングをする選手ではありませんから、前から積極的にプレスをかけてボールを奪い素早いカウンターの形は見られませんでしたが、モドリッチの陰に隠れてしまいがちのラキティッチの献身的な上下動とゲームメイクが効果的で、上手く左からゲームを組み立ててましたね。あとはペトリッチがボールを持ち上がってラストパスを出すなど、ゲームをコントロールしていたのはこの二人。プラニッチのオーバーラップが効果的だったり、中央の底でゲームを支えていた二人も見事で、ニコ・コヴァチとモドリッチが組んでいたときとはタイプが違いますが、完成度の高さは恐るべきものがありますね。右サイドバックのシミッチも衰えたとはいえタイミングは的確。ボールコントロール一つ、状況判断一つとってもポーランドを圧倒していたのは事実で、ポルトガルがした不甲斐なく、試合のコンセプトも見えなかった試合とは雲泥の差がありますね。トーナメントへ出て決勝まで行こうとするのであれば、レギュラーメンバーに怪我や累積による出場停止で欠員が出たときも、遜色なく埋められるメンバーが必要になってきますが、クロアチアにその心配はないようですね。唯一はプラニッチが務める左サイドバックだけが明確な控えを提示できていないことでしょうか。何かあった場合にはシムニッチが務めることになると思うんですが、攻撃力はまるでプラニッチに及びませんし運動量も同じですね。守備能力だけが上回るだけ、と考えればここにもし何かがあればクロアチアは、同じサッカーを継続できるのだろうかと心配になりますが、それ以外のポジションに関してはその必要もなさそうです。

Comment:0

Comment Form

Remember Me?

Return to Page Top