TopicPath: Winning Eleven Blog - No Football, No Life / EURO2008 / EURO2008 オーストリア対クロアチア / グループB | Newer | Older

EURO2008 オーストリア対クロアチア / グループB

Date
June 9, 2008 11:00 AM
Category
EURO2008
■Austria 0 - 1 Croatia
オーストリアが先制されたファウルは迂闊でしたね。あれさえなければ前半にあそこまで押し込まれることはなく、終盤になってやっと押し込めるようになったのも、もう少し早い時間から攻撃を中心に出来ていたのかもしれません。
PKを取られて決められ、焦りと同様で動きが鈍くなっているところへのクロアチアのプレッシングは見事としかいいようが無く、オーストリアのミスを誘発させて、前線にボールが繋がらずラインを上げられないという悪循環を生み出していて、流れを一気に持っていっていましたね。オリッチの労を惜しまないチェックから始まる前線の連動した守備は、チーム全体の消耗を早めていましたが、それでも畳みかけるには必要なことで、あそこでもし追加点を奪えていれば勝負は決まっていたでしょう。それだけに勝負所と見たときのクロアチアの動き、連動性は素晴らしく、逆に流れを取り戻されそうになったときの速攻から遅攻に変化するタイミングも慣れきってますね。攻撃のリズムを変える中心にいたのがモドリッチで守備を仕掛ける中心にいたのがオリッチ。その二人が後半途中で消耗しきったいせいで、ヴァスティッチ投入後に息を吹き返したオーストリアによって攻め込まれたあと、流れを取り戻す作業ができなくなってましたが、それでも時折カウンターで時間を消費したり、前へ前へという意識が強くなっているオーストリアを上手くいなしたり、というのは見られました。その点では試合巧者ではあるんですが、終盤のディフェンスラインが自陣ペナルティエリア内にどっぷりつかってしまっていたのは非常にまずく、高さのある相手に対してロングボールを何度も入れられるチャンスを自ら作り出していたのはマイナス要因。どこかでプレスをかけてラインを押し上げるチャンスを作りたかったんですが、前半のハイペースが祟って動きは止まっていました。それとクロアチア側にはスピードのあるスルナが右にいましたが、それ以外のサイドアタッカーに乏しく、特にサイドバックの攻撃力に関していえば、出場チームの中で、かなり低い位置にあるでしょうね。後半はカウンターをするためにシムニッチが左に入りましたが、彼は攻撃を一切しませんし、プラニッチにしても右の選手にしても守備色が強く、縦の関係で突破する意識はあまりないようですね。全体の戦術からすると、中盤から前と後ろでは分離してしまわない程度に役割が違うのでそれでもいいんだとは思いますが。
ペトリッチが体を張らないぶんオリッチを犠牲にしていますが、ファーサイドで見せる彼の動きは、ピンポイントでボールが来さえすれば一本だけでも得点を奪える動きをしているので興味深いですね。まぁ、この試合はダイレクトボレーを選択して外してますが、あれこそが彼の動き。クロアチアにも中で潰れる選手がいれば、彼のファーサイドでの動きがもっと効果的になってくるかもしれません。あとはクラニチャルの運動量をもっと上げて、ラキティッチと投入してくれればいうこと無し。

オーストリアは前半こそ、これは開催国としてきたハズレか、と思ってしまうようなプレイでしたが、後半の追い上げは見事。前半途中から既に流れを変える動きを選手らが出来ていて、ハーフタイムになってからの修正でしか動きを変えられないどこかの代表とは違うことを示していましたね。相当に過小評価をしていたんですが、これは価値観を変えなきゃいけなそうです。ただグループリーグ突破できるかどうかは、開幕前の予想通り無理だといっておきましょう。二位通過を決めるのがこのチームだというのも変わりませんけど、チームとしての良さは結構ある様子。

戦前予想は「Austria 0 - 2 Croatia」でした。
前半の押し込んでいる時間帯でもう一点取れれば、ね。終了間際のあれを見る限りでは無失点という予想も怪しかったと反省ですが、とりあえず得点はともかく勝敗は当たったわけですか。うん、まぁ、多くの人が当てていることでしょうけどね。

Comment:0

Comment Form

Remember Me?

Return to Page Top