TopicPath: Winning Eleven Blog - No Football, No Life / Football / La Liga 36 レアル・マドリー対バルセロナ <クラシコ> | Newer | Older
■Real Madrid 4 - 1 FC Barcelona
前半5分も経たないうちに試合の結果が見えたのは自分だけではないはず。それほどまでにバルサの動きが悪く、マドリーの動きが悪くなっていなかったのが残念でなりません。前節のイエローカードが意図的であろうがそうでなかろうが、チーム状況が致命的なまでに悪いのは確実で、ただでさえエトーとデコがおらず前線からプレッシングをするための鍵がいない、そこへイニエスタが怪我で出られずグジョンセンを置くしかないとなるとこうなるのも必然ですね。シーズンの悪い時期に何度も繰り返された選手起用でしかありません。ただ問題なのは、前節のマドリー戦のエントリに書いたとおり、エインセのイエローカードが取り消されてやっぱり出場していることです。イエローに十分値するファウルをしておきながら取り消され、さらにはPKとなったあのファウルで本来二枚目のカードをもらって退場してもおかしくなかったにもかかわらずカードを出されてもいないのだから、そう思わざるを得ませんね。さらに書くと、この試合の先制点はグティがマルケスを確実に何度もリプレイで流されたとおり倒していて、そこで得たこぼれ球をラウールが押し込んだだけなのでこれもまた審判の裁量一つ。後半にプジョルのハンドでPKを取るのであれば、これもまたファウルでしょう。プジョルの手は明らかに体の正面であり、手を伸ばさなければ触れることが出来ないところでボールに触れたのではないのだから。さらにもう一つ審判に関する事を書けば、二点目もセルヒオ・ラモスのダイブ、つまりシミュレーションによるものです。アビダルはしっかりと避けていて、まったくセルヒオ・ラモスには触れてもいない。そこで得たフリーキックから点が入ったのだからもう――。直後に受けたメッシへの三つ連続したファウルで一枚のカードモでなかったのが象徴的ですね。
マルケスが些細なミスを繰り返しそこから失点をする、というのはテンカーテがいなくなってからいつものことで、この試合のグティに倒された部分もセンターバックなら耐えなければならず、ファウルではあったけどファウルをアピールすべきではないんです。ただあの展開力はチームにとって必要不可欠で、怪我の影響で運動量にもプレーの精度にも影響の出ているトゥーレ・ヤヤをアンカーに起用するよりも、マルケスを一列前で使うことにより、ミスをしてもカバーできる環境を提供してやるべきで、前回出場時に見せたようなパフォーマンスをテュラムがしてくれるならテュラムを先発で起用してプジョルと組ませるべきでした。そうすることで中盤の底に展開力と安定感が生まれて、多少なりとも中盤の一枚がグジョンセンであることのカバーにはなったはず。
そこから先は見ていても苛々が募るだけの試合です。グジョンセンを見限るのも早すぎで、二枚目のイエローをもらいかねない精神状況だったとはいえ、マルケスを下げてアビダルを中央に持ってくるぐらいなら、先に書いたことを実行すべきだった。全く展開力もなく、ボールを支配しなければいけないチームがボールを支配されて、プレッシングから前にボールを出せず単純なミスを繰り返し、オフ・ザ・ボールの動きは皆無で、マークに付かれパスコースを読まれ、サイドの深い位置までボールを運んでも中の動きがないから何のチャンスも生まれず。この状態で一点を返せたのは奇跡でしかなく、もっと大差でやられていてもおかしくなかった。前節のバレンシアのようにね。
プレイしている本人らの苛立ちが見ているこっち側に伝わるようで、これでビジャレアルが勝利したために三位以下確定で、金策ツアーの一部中止は余儀なくされるでしょう。一番の問題は、ここから下に落ちる可能性が次のアトレチコ次第ではあるということ。もしさらに一つ下の順位に落ちてしまったら、それこそ監督だけではなくて会長のクビも飛んで選手たちが方々に散るだろう。もうバルセロナの花は散ってますけどね。
今度の散り際は美しくなかった。むしろ痛々しすぎて、嗚呼バルサ…もうだめぽ。
<⌒/ヽ-、___
/<_/____/