TopicPath: No Football, No Life. Foot-Lab / Football 07/08 / UEFA Champions League Quarter Final Second Leg | Newer | Older
■FC Barcelona 1 - 0 Schalke 04
やっぱり試合内容が改善されてないがな(´・ω・`)
「勝てばそれでいい」っていうのはバルサには当てはまらなくて、内容もよくなければ勝ってもそれは勝ちではない、とまでは言いませんけどね。でも1stLeg共々これをバルサの勝ち、と言い切るのはとても難しい。
この試合のバルサがもの凄く手堅いサッカーをしているように見えたのは、運動量の低下による支配率の低下、そして攻められている時間の長さから来るディフェンスラインの深さ、そして中盤までもが下がってしまいカウンターのように前数人でしか攻められない、という部分であたかも下位クラブがやるような戦い方に陥ってしまったから。もしくは勝つためのサッカーをやってしまったから。ヘタフェ戦も似たようなものでしたが、辛うじて攻撃が出来ていたのは、ボヤン・ケルキッチが中央ではなく右サイドでプレイしていたからだと言えそうです。エトーが右にはいると早い段階でカットインしたり、アーリークロスをしてみたり、と、相手のラインを押し下げるよりもまず勝負をしてしまうことに原因があるわけです。それによってディフェンスラインの裏のスペースを活用することは出来ても、ディフェンスラインと中盤との間を活用することは出来ず、さらにはこぼれ球を多く相手に拾われてしまう原因にもなる、ということですね。で、ボヤンがこの試合多くやったのはゴールライン間際までドリブルで進入した後にクロスなりマイナス方向のボールを供給し続けること。これをすることでキーパーの守備範囲内にディフェンダーを置き、行動範囲を狭めると共にエリア内にエトーとアンリ+1を入り込ませることが出来ていたのだから成功でしょう。実際に得点もそれから生まれているわけですから。ですが、それがあまりにも多くて、逆サイドのアンリまで同じ方法をとるから単調になってディフェンダーにはカットされまくり。この繰り返しで嵌められるウイイレじゃあるまいし、ここのディフェンダーが自らの意志を持って動けばあそこまで繰り返すだけの単調な動きであれば止められます。中盤からの飛び出しも多くなく、選択肢が限られた中であればなおさら。前半も後半もさして試合内容は変わらず、ボヤンが交代で変わったあとにディフェンスラインを押し下げることが出来なくなって余計に悪化したぐらいでしょうか。
現状を見る限りでは、イニエスタとシャビの疲労度が最も高く、アンカーの位置からセンターフォワードの位置まで二人でケアをしなければならないのがさらに負担となって疲労を加速させているとしか思えない。マルケスの復帰でトゥーレ・ヤヤの負担を減らすことが出来れば(言い方を変えるとライカールトがそれをすれば)、この二人の負担を減らすことが出来てポゼッションも運動量も向上、ディフェンスラインを高く保てるようになりサイドアタックも活性化する、と思うんです。かなり楽観的な見方ですけどね。
悲観的な見方をすると、エトーのコンディションが上がってこないこととモチベーションの低下が目に見えてあるということ、ジオバニ・ドス・サントスのキープが出来ない特攻ドリブルではサイドをえぐることが難しく押し上げる時間稼ぎにもならないこと、アンリのメンタルの弱さ、ザンブロッタのイタリア人的プレイが増えてカードや退場の問題がいつもつきまとっていること、ライカールトの不可解な采配、プジョルの次節出場停止、なんて挙げればきりがないほど多くの材料があって困る。もちろんロナウジーニョやデコ、エジミウソンといったブラジル勢の問題は全ての大前提としてあるわけで。