TopicPath: No Football, No Life. Foot-Lab / Football 07/08 / 東アジア選手権 日本対北朝鮮 | Newer | Older
■Japan 1 - 1 DPRK
予想の範囲内の結果ですね。「内容がよくてこうなった」と言うつもりはなく、「これまでの試合同様、内容が悪いからこうなった」というだけのことです。試合前の各選手の状況を全く知らないので怪我や病気などがあったのなら別ですが、ゴールキーパーに川島を起用したことや、左サイドバックに加地を起用したこと、中盤の構成は疑問に思う部分ですね。
まずはキーパーから言うと、失点される少し前のコーナーキックでパンチングでクリアをしましたよね。あのプレイは非常にまずく、最初のコーナーキックで安全にいきたかったことや前に入った選手が少しのブラインドになったかもしれないとしても、競り合う選手もおらずキーパーはフリーの状況でキャッチ出来ていたはずなんです。それをパンチングで不用意に逃れたばかりにこぼれ球を拾われ失点することになるんですが、そこからもディフェンダーの動きとキーパーの動きが連動していなくて、ディフェンダーがファーへのコースを消していたはずなんですが、ニアへポジションを取らなかった。存在意義すら疑わしいような試合であっても公式戦であり大会なのに、試す場とするのはどうなんでしょう。試す気があるのならば、前の二つの親善試合で試しておくべきでしょう。
そしてサイドバックですが、途中出場をした安田を最初から左で起用して、右で加地を起用する方法だってあるわけです。右の内田のスピードは一定の評価を出来るレベルですが、判断の速度とクロスの精度はあまりにもお粗末。なまじスピードに自信があるせいで守備にしても攻撃にしても一歩目の動き始めが遅く、ボールが来る前に動き出して前のスペースへボールを出させなければならないのに、ボールが出るまで動かないからスピードに乗れない。それでは駄目なんですヨ。左の安田のようにドリブルで積極的に勝負をするのならそれでもいいんですけどね。
最後に中盤の構成ですが、毎度の事ながら4-1-3-2のフォーメーションで起用するのであれば、前の三人のうち少なくとも一人はサイドアタッカーにすべき。全員が全員中央でしかプレイできないとは言いませんが、サイドをドリブルで突破できる選手でもなければ、サイドバックと連携してクロスまで持っていくということをする選手でもないんで、中が飽和状態になっていて自らがスペースを潰して苦しい環境を作ってしまっています。そして「ダイレクト」や「タンタッチ、ツータッチ」でパスを繋いで行けとでも指示されているんでしょう。忠実にこなそうとしているのは見て取れるんですが、横パスだけではなく前へのパスも全てが足下へのパスでボールを受ける選手が後ろ向きでボールを受けるしかなく、受けた後に後ろへ戻すのだからたまらない。三歩進んで二歩下がって、結局一歩しか進まない攻め方で相手の脅威になるだろうか。次のプレイのイメージを伝えられず足下にしかパスを出さない出し手と、受けた後のプレイをイメージせずに受けて前を向こうともしない受け手、これで相手の脅威になるような攻めは出来ません。ゆっくりとしたリズムで攻めるだけで、速いテンポになることはない。むしろ一定のリズムを保っているだけで相手にとっては守りやすいかもしれない。北朝鮮がしてきたカウンターを脅威に感じたのは前のスペースへ出しているのと次のプレイをイメージできるパスであること。それがスピードアップに繋がっているから。日本のディフェンスが、相手に当たりに行くことをせずにずるずると下がっているのも一つの要因ではありますが。
身も蓋もない言い方をすると、残りの試合は負けるんじゃね? ってこと。サイドアタッカー不在でサイドの全てをサイドバックに任せてしまう妙な戦術と、パスを出す位置が変わらなければ。
余談ながら、何故この大会での食事が全て日本から持ち込んだ食材で行われず、中国側が用意した食材で行われているのかも疑問の残る部分であり、「毒餃子のことで悪化した日中関係を考慮する」という政治的な配慮だとしても、日本代表選手に餃子を食べさせる必要はなく、毒食材を使った料理を食べさせる必要もないわけですヨ。特に今回の毒餃子の問題に関しては中国側の対応があまりにも酷く、到底納得できものではないのだから、そういった部分で何故日本だけが相手の顔色をうかがいながらサッカーをしなければならないのか。相手は国家の最中に盛大なブーイングをするような、未熟な国だというのに。
それにあの霧の正体が光化学スモッグじゃないかという風にだって見えてしまう。
本当にオリンピックなんてやって大丈夫?