TopicPath: No Football, No Life. Foot-Lab / Football 07/08 / Liga Espanola Jornada 8 | Newer | Older
■RCD Espanyol 2 - 1 Real Madrid
エスパニョールのサッカーはいいサッカー。マドリーのサッカーにこの試合特徴があったかといえば何処にもなく、悪い部分ばかりがでていましたね。例えば、代表の試合に多くの選手が連れて行かれたため疲労がたまっているのか運動量が少なく、ファン・ニステルローイのシミュレーションやグティやディアラのラフプレイに象徴されるような、思い通りにいかない苛つきだけが目立っていたぐらい。マドリーの弱点ははっきりしていて左サイドのマルセロの対応が非常に悪く、攻撃に関しても左サイドで溜を作ってもオーバーラップすることがなくパルドを下げさせることが出来ず、逆に守備に回ったときには何故か殆どおらず裏のスペースを相手に与えまくり。オーバーラップの判断がアマチュアレベルだといえるくらい悪く、逆サイドのセルヒオ・ラモスがオーバーラップの頻度を増やさなければならなかったのもそこにありそうです。もちろん、前のポジションを取っていたイグアインが空気だったこともあって、そうしなければ攻撃が成り立たなかったというのもありますが。で、マルセロだけではなく、グティがまるで気持ちが入っておらずフラフラと動くだけ。ディアラがその代わりに前の方へ出てパスを出す役目もしなければならず、そうなるとディフェンスラインとピボーテの間に空間が出来てそこを突かれまくり、センターバックがそこをケアしに行くようになって、それで裏をさらに突かれるという悪循環。今日のカンナバーロは悪質なファウルとタムードをセットプレイの度に掴み倒していたことと状況判断の悪い前へのチェックだけ。
タムードのループシュートは相手の意志を挫くためのシュート。あのタイミングと場所であれば、キーパーの両サイドにも大きくスペースがあり何処へでも蹴ることが出来る中で、わざわざ前へそれほど出ていないカシージャスの頭の上を狙う、というのはそのためのものでしょう。強心臓というか、なんというか。
でもマドリー側にイエローの枚数が異常に少なくファウルの判定も甘すぎたというのも少しは問題視しておくべきかもしれません。エスパニョールが勝ち、ファン・ニステルローイにダイブのカードが与えられ、ラモスとグティにイエローが出ましたが、後者二人にはレッドであってもおかしくなく、他の選手ら複数にカードが出て然るべきファウルがあり――。いつものことですが、マドリーと対戦する時は審判も相手にしていなければならないのがかわいそうだ。