<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>No Football, No Life. Foot-Lab &#187; Football 08/09</title>
	<atom:link href="http://errorcode.org/foot/football/0809/feed" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>http://errorcode.org/foot</link>
	<description>欧州サッカー観戦記</description>
	<lastBuildDate>Sun, 20 May 2012 02:00:53 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>hourly</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>1</sy:updateFrequency>
	<generator>http://wordpress.org/?v=3.3.2</generator>
		<item>
		<title>DFB-Pokal Finale レバークーゼン対ヴェルダー・ブレーメン</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2009/05/dfbpokal_finale.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2009/05/dfbpokal_finale.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 31 May 2009 06:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 08/09]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://errorcode.org/foot/2009/05/dfbpokal_finale.html</guid>
		<description><![CDATA[■Bayer Leverkusen 0 &#8211; 1 Werder Bremen 開始早々は両者共に高いラインを形成し、それによって中盤でプレッシャーを与えようというのが基本姿勢ですが、一時的にレバークーゼンが押し [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■Bayer Leverkusen 0 &#8211; 1 Werder Bremen<br />
開始早々は両者共に高いラインを形成し、それによって中盤でプレッシャーを与えようというのが基本姿勢ですが、一時的にレバークーゼンが押し込み、その形はすぐに崩れました。レナト・アウグストとバルネッタという二人のサイドアタッカーがいるお陰で、高い位置からサイドをえぐることが出来、ディフェンスラインを押し下げる効果も期待できた。ブレーメンは、それによってサイドのエリアを一手に担うサイドバックを上がらせることが出来なくなり、ヂエゴに付いたマークを分散させることも、中央を抜けようとするアウメイダとピサロの二人への集中力を削ぐことも難しくなった。サイドバックをある程度守備に専念させることで、サイドバックの攻撃を抑え、ラインを押し留めることには成功しましたが、攻撃面では影響が出るのは必至。</p>
<p>ブレーメンは、ヂエゴが前後左右に動きマークを引き連れて動くことでスペースを作り、エジルが入り込み、フォワードとの関係を近く維持しておくことを重視していました。それによって裏へ抜けようとするアウメイダやピサロの動きを実らせようとしていましたが、残念なことにこの試合の副審の判断はオフサイドにとても厳しく、それらが実ることはなかなかありませんでした。<br />
中央からの攻撃はそれによって行き詰まることも多く、アウメイダを中心としてサイドに開く選手が増え、エジルらとセットでスペースを利用し始めたものの、中にいる選手を犠牲にして外へ開いているために、早い段階でクロスを入れることも難しく、深くまでえぐったとしても中の選手が増えるわけではありませんから、可能性の低いものしか送り込むことはできませんでした。それぞれがサポートを得ながら展開して、中に人数を溜めていくことが出来ればよかったんですが、フリングスにしろヂエゴにしろ、そういう動きの得意な選手ではなく、体を張らなければならないアウメイダが開かなければならにのは致命的でもありました。が、エジルとヂエゴ、フリングスの三枚が効果的にポジションを取り直しボールを引き出す動きを多用することで、マークをずらしボールをスムーズに動かせるだけの余裕を全体に与えていましたから、攻撃全体はスムーズで、フォワードとの距離が開きすぎず、いい関係のように思えました。UEFA Cupでもヂエゴがいれば、こういった形が見られたかもしれないと思うと、勿体なかったですね、本当に。</p>
<p>レバークーゼンの序盤こそ上手くいっていた攻撃が、ブレーメンのサイドバックが守備に専念するようになりうまくいかなくなり、サイドを起点に構築することが出来なくなり、どんどんと攻撃の手段を失っていきました。サイドにボールが渡り縦のドリブルを仕掛けることが出来る環境が出来上がれば、中を犠牲にすることなく攻めていることからクロスを早い段階で上げても中に人数がおり、変わった形を作ってもエルメスの抜群のポジショニングからチャンスを作ることは出来る。でも、そこまでボールが渡ってこなければ何もなりません。<br />
ブレーメンの守備は、高い位置からチェックを仕掛けず、ハーフウェーラインを越えるまでは傍観者のようにしているんですが、それと連動してディフェンスラインを下げるようなことをせず、高いラインを保っているお陰で中盤にはスペースを埋めた状況を作り出せていて、抑えられている。そうなってしまうとセンターバックがボールを触る機会が非常に多くなるんですが、フリードリッヒにもシンキエビッツにしても展開力があるわけではなく、ロングフィードでフォワードへボールを一気に渡せるわけではない。もちろんマークの厳しい中央に鋭いパスを出せるはずもなく、センターバック同士、あるいはサイドバックとのパス交換をするしかなく、その間にマークがずれるのを待っているようでした。でもそれを行っている間に中の選手や前がいくらか動いて相手を掻き回す姿勢を見せなければ、ただ単調に回しているだけに過ぎなくなり、いくらボールを動かしても打開策が見つからないままでした。本来なら、ロルフェスとヴィダルはボールを引き出しにいかなければならないのにまったく動かない。キースリンクの運動量もあまり発揮されているとは言えず、エルメスの運動量の無さは相変わらずだから、ロングフィードの精度がなく走っても無駄走りになりがちで、前も動かないからボールを出せるわけがなく、相互の不信によって機能不全に陥っていましたね。</p>
<p>後半になってからは、レバークーゼンは失っていた「何か」を取り戻したかのように積極的に動くようにもなりましたし、相手に当たることも多くなった。攻撃に人数をかけるようにもなったしスピードも増して、ボールを引き出すための動きを、中盤より前の選手たちがし始めた。特にキースリンクがサイドに開いてサイドバックからのボールを受けられるようになったのは大きく、非常に良い傾向にありました。それと同時に、ブレーメンのそれまでのボールの動きを封じる結果にもなり、得点が動くまではブレーメンが前半のレバークーゼンのようにボールが前に出ないままディフェンスラインで苦労してしまうようになり、あまり引き出す動きが無くなりました。そしてせっかく相手を封じ込めるいい守備になっていたハーフウェーラインまで手を出さない守備も辞めてしまい、しびれを切らしたように前からチェックをするようになってしまった。それによって少しずつ守備にずれが生じてレバークーゼンのボールが前へ移動していくのを助けてしまっていましたし、サイドバックが前に上がれるだけのキープとスペースをもさせていた。そうなると中央も活きてくるのだから、一歩間違っていれば逆の可能性もありましたね。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://errorcode.org/foot/2009/05/dfbpokal_finale.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>UEFA Champions League Final バルセロナ対マンチェスター・ユナイテッド</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2009/05/uefa_champions_league_final.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2009/05/uefa_champions_league_final.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 28 May 2009 01:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 08/09]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://errorcode.org/foot/2009/05/uefa_champions_league_final.html</guid>
		<description><![CDATA[■FC Barcelona 2 &#8211; 0 Manchester United マンチェスター・ユナイテッドはフレッチャーを欠き、バルセロナはダニエウ・アウベス、マルケス、アビダルを欠いていた。でもイニエスタとア [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■FC Barcelona 2 &#8211; 0 Manchester United<br />
マンチェスター・ユナイテッドはフレッチャーを欠き、バルセロナはダニエウ・アウベス、マルケス、アビダルを欠いていた。でもイニエスタとアンリはぎりぎりで間に合い二人とも無事に出場をすることが出来た。それが非常に大きな要素でした。</p>
<p>最序盤では序盤から勢いを持って試合を動かしていたのはユナイテッドでした。バルサが守備陣形を整え、高い位置からプレッシャーをかけられる環境を作るためにポゼッションを開始する、その前に全体を連動させて勢いをぶつけてきていました。バルサは浮き足立っているかのようなミスをしてフリーキックを与え、失点をしそうな場面をも作り出してしまった。失点こそしなかったものの、出足としては最悪でした。ただ、直後から攻撃の形を作れなくともサイドバックを高い位置に上げプレッシャーをかける意志を見せ、ずるずると下がらないのを明確化したのは非常に良いことでした。<br />
そのお陰でどちらも主導権を持ってパスを回すことが出来ず、シャビの位置は下がり、セルヒオ・ブスケツとイニエスタの位置も低かった。その影響からシャビとイニエスタのマークに付いていたアンデルソンとキャリックの二人が引っ張られるようにして前へとポジションを移していた。ユナイテッドの攻撃の厚みを増す意味ではその前へ出てくる動きはいい働きをしたとしても、裏や前へ狙いを定められないときの戻しがディフェンスラインにまで戻す羽目になってしまうのは善し悪しといったところでしょうか。個人的にはその部分は中盤を埋め続けるのだと思っていただけに意外で、可能性を感じさせてくれました。</p>
<p>クリスチアーノ・ロナウドが幾つかのシュートを放ち、さらに流れを確固たるものにするかと思われたものを、徐々に中盤中央のポジションが変化をしていって、アンデルソンが前目のポジションを取るようになり、キャリックが低くポジションを取るようになった。横に並びスペースを埋めていたものが縦に並び、イニエスタ、シャビの両方にかかっていたマークが、シャビとメッシへと変化をしていき、イニエスタがセンターハーフのマークを受けなくなったのが全てでした。メッシが軽く落としたボールがマークを分散させ、一瞬足を止めさせた。それだけで十分でイニエスタは前を向いてプレイを出来る環境をもらい、決定的なパスを出すには十分だった。あとは国内で空回りをしたエトーがこのためのものだったと言わんばかりに、きっちり決めて先制点。流れを構築し切らなくても得点を決められるようになったのが今季のバルサが強い要素なんでしょうね。</p>
<p>この得点が全ての流れを決定づけてしまったよう。浮き足だったように、らしくないプレイをユナイテッドが連発するようになり、コーナーキックからバルサはボールを前で回せるようになり、ポゼッションを高められるようになった。それまではそれほど高い位置からプレッシャーをかけられなかったけれど、高い位置で動きながらパスを回せることで、動きながら切り替えられるようになり、高い位置かプレッシャーをかけられるようになった。そうなるとイニエスタやシャビ、セルヒオ・ブスケツが前を向いてボールを扱えるようになり、中盤にメッシが下がってくることで、二枚のセンターハーフでは対応しきれない環境になっていく。中に集中するバルサの選手たちを止めるために意識が中へ向き、サイドの選手はフリーになる。連続したパスからのポゼッションは、ペナルティエリア内へ飛び込む選手がおらずそこを狙うことはできないし裏側を狙えないが、そしてエトーとアンリはサイドに開いて密集した局面を作らせないようにしていた。ディフェンスライン前で回すことだけでも、十分に相手を押し込め、ユナイテッドの枚数をかけてスピードを活かした攻撃をさせないようにした。</p>
<p>ただ、バルサのスピードのないセンターバックの裏側を狙う攻撃は多く、それらに対応するには厳しいものがありました。後ろへ向かう対応をさせられると主導権を完全に失うために、前で止めようとする意識を強く持つようになり、トゥーレ・ヤヤはアンカーのように、前へいくことでパスを出させないようにし、中央へのカバーをプジョルが行う。でも、そうなっていると相手に裏を狙われやすくなり、パク・チソンとルーニーの豊富な運動量とスピードによっていくつも裏へ入れられ形が決まりかけていたものの、精度を欠くボールが多く、明確にそれを継続できなかったのは助かりましたね。<br />
それとバルサのアンカーがブスケツで、前に出がちな部分を利用してこないのも大きく助かった部分でした。彼のポジションが、いつものものよりも後ろのスペースを意識したものになっていたとしても、その裏側、つまりディフェンスラインの一つ前にスペースが空いてしまうことが多く、もしそこをボールの収め所として利用することが出来ていれば、裏への展開を容易にすることができていたのかもしれませんが、最初から最後までサイドに固執して、中央の利用可能な部分を利用しないのも、バルサを助けていました。</p>
<p>前半途中から大勢は決まり始め、メッシが下がってボールを受けることで、シャビが下がって回すことの変化に対応できるようになり、イニエスタとメッシが同列のようになり、ユナイテッドの中央にいる守備の許容量を超えてパスを回し始め、シャビを含めた三人が中央で構築するようになる。ドリブルもあり、ボールコントロールの瞬間で抜かれてしまう、前を向かれてしまうことから激しく当たることが出来ず、ユナイテッドは人数が揃うまで耐えるしかなく、多くの局面で前を向いたままパスを回せる環境が出来ていっていました。傍観者のようなりながら狙い所を探っても、なかなかそれを見つけさせてもらえないらしく、それを探すことに集中しすぎていてトゥーレ・ヤヤやプジョルのオーバーラップをも許してしまうほど。サポートの位置が近く、寄せても苦にしないバルサに守備のポイントを見失っているようでした。</p>
<p>あとは、バルサは高く保てるお陰で、守備の切り替えの位置も高くなり、ボールを奪う位置も高くなった。相手に繋がせず、クリアがバルサの下へ来るほど相手に正確な繋ぎをさせず、押し込み、カウンターをさせない。クリスチアーノ・ロナウドには触らせなければ、カウンターに来られても、パスのレンジが長くなり、迫力のあるものが出来なくなった。バルサは高い位置をディフェンスラインが保てるようになり、パスを出させるスペースを塞ぎ、裏へ出されにくくなった。出所が抑えられれば、裏へ出されても、精度を落とすことが出来、可能性は限られる。</p>
<p>と、そんなところです。<br />
バルサの優勝に浮かれて、試合中のメモを羅列する程度しかできません。</p>
<p>三冠達成にメッシの得点王。そしてカピタン・プジョルが大耳を掲げてもう言うことは何もない――かもしれない。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://errorcode.org/foot/2009/05/uefa_champions_league_final.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>Liga Espanola Jornadas 37. ビジャレアル対バレンシア</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_37.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_37.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 24 May 2009 06:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 08/09]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_37.html</guid>
		<description><![CDATA[■Villareal 3 &#8211; 1 Valencia どちらかがチャンピオンズリーグ圏内を獲得し、どちらかがヨーロッパリーグ出場権をも逃してしまう可能性が出てくる試合。そしてダービーで、既に優勝が決まったリーガ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■Villareal 3 &#8211; 1 Valencia<br />
どちらかがチャンピオンズリーグ圏内を獲得し、どちらかがヨーロッパリーグ出場権をも逃してしまう可能性が出てくる試合。そしてダービーで、既に優勝が決まったリーガの中で情熱を失っていない二つのクラブの直接対決で、面白みがある試合だったので見たわけですが、その前に見たブンデスリーガの試合と同じように、他会場の結果が結果だったので変動は得られず。</p>
<p>ビジャレアルは、ここのところと同じようにイバガサとピレスのセットで試合を開始し、彼らのセットを使うようになってから上手くいくようになってますね。マルコス・セナの欠場を守備面では埋めづらく、失点こそし続けてしまっていますが、攻撃面のスムーズさはかなり出てきた。二人の持つ抜群のキープ力と、視野の広さとパス、リズム、そしてサポートをする適切な間隔にってビジャレアルの解く問するショートパスを繋ぐスタイルを大きく助けているのは確かですね。二人が繋げて上手く中盤が構築できることで、フォワードの二人が余計な仕事をせずに済むのは非常によかった。</p>
<p>マルチェナは当然それを感じていて抑えなければならない役目を与えられていた。だからこそ激しく当たりに行き、そこを抑えようとしていました。が、開始早々にイエローが出されてしまっても当然であるべきファウルをしただけでなく、その周辺の選手対しても激しく行きすぎるほどやっているわけで、荒れてしまう可能性を考慮して、早めに納めておくべきだったのかもしれません。抑えなければならない部分だったとしても、マルチェナはやり過ぎ、気合いはいりすぎで、不必要なプレイも幾つかしていましたから、試合終了まででなかったのは奇蹟にも近いものでした。それでもまぁ、審判は上手くコントロールしたのかもしれません。マルチェナに出さなかったからこそ、ここまで必要以上に荒れなかったと言えるのかもしれませんし。</p>
<p>ビジャレアルはイバガサが負傷退場をして、少しバランスを崩してしまう時間帯がありましたが、修正するまでに思ったほど時間を必要としなかったのは非常によかったですね。<br />
それまで上手く周囲との連携を取り、ピレスが上下動するスペースをイバガサが補間していたんですが、それもできなくなった。ピレスがサイドに出て行かなければならなくなり、低い位置から構築するのが難しくなるんですが、ピボーテの二人、ブルーノとエグレンが構築能力に優れてれば彼らに任せてもいいんですがオフ・ザ・ボールの動きにしても、パスの繋ぎに関しても高いものを求められず、展開は難しいままでした。結局、ピレスが戻らなければならず、中央に三枚になってしまう場面が増えてしまった。そうなると前で受けるべき選手がカニしかいなくなり抑えやすく、それを避けるとすればピレスがパスを出す相手はフォワードの二人を含めなければならなくなる。それまではフォワードの二人に避けない仕事を押しつけなかったからこそのスムーズさだったので不安だったんですが、上手く修正し流れを変えましたね。<br />
戻って受けることが必要になり、一つの手間をかけなければならず、直接裏には出づらい環境になってしまい、ポストプレイからサイドへ流しての展開が多くなってました。戻る時間を相手に与えがちになってしまうものの、カウンターを主体として守りの人数を崩さないバレンシアにとってはそれをやっても大きな問題はなく、それどころか片側のサイドでボールを回すことで守備の陣形を寄せてバランスを崩してしまうことが可能になった。二点目はその形で左に寄せておいて右側へ流して得点。非常に綺麗な流れでした。</p>
<p>ビジャレアルが非常に手数をかける一方で、バレンシアは非常にシンプルに裏を狙うばかりが目につきました。シルバがいなくて変化はつけられないけれど、それでもビジャを中心とした飛び出しやスピードは大きな武器になりますし、リスクも減らしたまま攻撃が出来るのだから、別に違和感のあるものではなかった。しかしながらピボーテのラインからでも、一発のパスを裏へ出し、それからシュートを狙っていくのは単純すぎる嫌いがあり、単調になりがちなところを、それぞれの選手のアイデアで解消していくことはあったとしても、戦術として乏しいように感じられたわけです。</p>
<p>バレンシアが手数をかけられないのは、中央で納められる選手がいないのも一つの影響でしょう。ビジャは受けようとするよりも、裏を狙い、ディフェンスライン引っ張っていくことが中心であったり、サイドに流れて起点になろうとする動きがあったとしても、他のパブロ・エルナンデスやマタ、ホアキンのいずれも中央で受けて納められる選手ではない。ビジャレアルが手数をかけて押し込んできたときに、何か一つを納めて、そこから全体を押し上げていくことができない。常に前を向きながらではないと難しく、スピードや個人の技術を活かして進出していくことは可能だとしても全体が追いつかないから、ピンポイントで合わせなければ得点にはならず、可能性としては小さなものに留まってしまいました。</p>
<p>モリエンテス投入後も、バレンシアの攻撃の起点がサイドでしかできなかったのは、ビジャレアルが自陣に綺麗な二つのラインを構築して守りに集中していたからに他ならず、バラハのいるラインまではボールを自由に持ててもそこから先に躊躇していたのがそれを顕著に表していたでしょう。ディフェンスラインの前に、あと一つのラインがもう一つ前にあり、前後に動き、相当な負担のかかっているピレスでさえラインに参加して二つのラインを適切な間隔で構築している。その中央の部分はイバガサがいなくなった影響から守備の得意な二人であり、より中央では受けづらく、スペースも消されてしまってポストプレイのボールが収まらなくなっている。だからこそサイドに起点を求めようとしていましたが、それをしたところで、ビジャレアルのラインが適切に保たれていることで、どちらかのサイドに守備の人数を固めてしまうことをせずに守れ、逆サイドを利用しようとしても陣形が崩れない。本当に集中していていい守備だったと思います。</p>
<p>バレンシアもいいチームなんだけど、環境や監督の差かもしれませんね。できることなら、ビジャレアルにはもう一度チャンピオンズリーグの出場権を獲得して欲しい。アトレチコにも出場権を取って欲しいんですが、両方に望むことは難しく――。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_37.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>Bundesliga 34. Spieltag バイエルン・ミュンヘン対シュツットガルト</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2009/05/bundesliga_34_spieltag.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2009/05/bundesliga_34_spieltag.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 24 May 2009 02:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 08/09]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://errorcode.org/foot/2009/05/bundesliga_34_spieltag.html</guid>
		<description><![CDATA[■FC Bayern Munchen 2 &#8211; 1 VfB Stuttgart 勝てば優勝の可能性が多少あり、負ければ一気にチャンピオンズリーグ出場権すら失う可能性がある試合だったんですが、結果を書くとすると、 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■FC Bayern Munchen 2 &#8211; 1 VfB Stuttgart<br />
勝てば優勝の可能性が多少あり、負ければ一気にチャンピオンズリーグ出場権すら失う可能性がある試合だったんですが、結果を書くとすると、順位の変動こそあっても以上でもそれ以外でもない試合に途中からなってしまっていましたね。ヴォルフスブルクは早い段階で得点を重ねて勝負を決めてしまい、もう優勝の可能性が全く見えなくなってしまっていた。ヘルタ・ベルリンも前半のうちに二失点をしてしまい、上下に動く可能性は極端に低くなってしまった。となると、この試合に関係してくるのは来季の日程ぐらいなものでした。</p>
<p>この試合はまた右にソサとルシオを置いた布陣でしたが、以前の試合よりはルシオの動きは改善されて見え、前の試合のような失態はしませんでした。準備をするだけの時間があったお陰でしょうけど、ディフェンスラインを整えることもある程度出来ているようになっていたものの、サイドバックの動きではなく、センターバックがリベロの真似事をしているだけに過ぎないもので、裏のケアであるとか、横のスペースのケアはいまいちでした。<br />
それが露呈しなかったのは、シュツットガルトが積極的に左サイドからの攻撃を仕掛けることをせず、カカウが右、マリオ・ゴメスが中央にいたぐらいなもので、ワイドな攻めがそれほど無かったことが影響しているんでしょう。<br />
バイエルンの攻撃も同じ事がいえ、全くワイドに使えていませんでした。攻撃は単発でフォワードに頼り、その影響から中央に集まりがち。得点も似たようなものでしたね。頼った相手がリベリーだったというだけで、ドリブルからポドルスキとワンツーで裏へ抜け出し、クロスかシュートか。形を見る限りではクロスを入れようとしたものが、ディフェンダーのブーラルーズにあたってオウンゴール。今のバイエルンにはあの手の形しか残されていなくて、左サイドでスピードに乗ったままパスを繋いで裏へ抜け出すだけ。それだけのタレントが左にそろっているということでもありますが、右が全く使い物にならなかったから仕方ないというか何というか。</p>
<p>序盤のバイエルンの守備は、高い位置からプレスをすることで後方の脆弱さを隠そうとしているようでした。サイドから攻められたとき、特にディフェンスラインが思いっきり下がってしまう。簡単にクロスがゴール前まで飛んでいく環境になっていて、相手を押し下げる努力をまったくしていない。それでいて、高い位置からプレスをしているのに、サイドでボールを保持されると誰も当たりに行かずに、簡単にクロスを入れさせる。クロスを入れられると危険な環境を作りながら、クロスを入れさせてしまう守りかたになってしまうから、一気に高い位置で奪ってしまおうとしているようにさえ見えました。ただ、そういったある程度組織化されたフォアチェックは、シュツットガルトの選手たちには効果的で、慌てさせ、的確な繋ぎをさせないのには十分役立っていた。ヒツルスベルガーに応えられる選手が、カカウ、マリオ・ゴメスだけだとして、それらの選手にキープ力があるわけではありませんから、上手く形を作れない。もちろんプレイスタイルが違いますしね。<br />
ただし、ディフェンスラインが下がってしまうのはよくないことで、下がりすぎた影響から、マリオ・ゴメスにポストプレイを出来る環境を与えてしまい、それまで形が作れなかったのをある程度解消させる要因になってしまっていました。そして、ポストプレイで落としたものや、セカンドボールを拾われるようになり、下がりすぎたラインの前からミドルシュートを打てる環境をも与えてしまっていた。さらにゴメスが落とさなくても、別の選手が落としたものをゴメスが受けて前を向いたまま仕掛けることもあり、一本のパスを落とせれば、自由に前を向けるスペースが出来上がってしまう。ディフェンスラインの当たり方と、構築の仕方に問題があり、下がりすぎることと、その前を埋められる選手が未だに居ないから、そういった攻めを許してしまう。</p>
<p>戦犯とするならブーラルーズで、オウンゴールは仕方がないとしても、前半終了間際にあったミスは致命的なもので、上下のクラブがそれぞれこの試合を楽にしてくれていなければ、非常に大きなバッシングを受けることになっていたでしょう。単純なクロスをクリアミスし、トニにプレゼントボールを渡すなんて……。ただ、「急にボールが来たので」とでも言うべき外し方をトニがしてくれたお陰でなんとかなりましたが、非常にお粗末。</p>
<p>あとはバイエルンの三点目が取り消された場面も、前半にあったシュツットガルトへの不可解なオフサイドの判定からすると妥当なもので、あの副審の判断としては一貫していて問題なかった。<br />
で、その不満が消えないうちに決められたゴメスのゴールは素晴らしく、とてつもないものでしたね。チームの流れを作り、バイエルンに精神的な落ち込みからリズムを崩させるには十分すぎるものでしたが、それまで。</p>
<p>なんというか、もっと大幅な変動が起こる可能性を考えていただけに、がっかりもしたけど安心もした。残りは選手の放出と獲得、そしてファン・ハールがどれだけバイエルンをぶち壊すか、といった程度でしょうか。個人的には来季には期待を持てる要素が今のところ無く、チャンピオンズリーグで恥をかかなければいいと思っているくらい。他のブンデスリーガの各クラブにしても、チャンピオンズリーグで戦えるかどうか。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://errorcode.org/foot/2009/05/bundesliga_34_spieltag.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>UEFA Cup Final シャフタール・ドネツク対ヴェルダー・ブレーメン</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2009/05/uefa_cup_final.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2009/05/uefa_cup_final.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 21 May 2009 02:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 08/09]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://errorcode.org/foot/2009/05/uefa_cup_final.html</guid>
		<description><![CDATA[■Shakhtar Donetsk 2 &#8211; 1 Werder Bremen 国内ではさっぱりなブレーメンがよくぞここまで残ったものだと思ったんですが、最後の最後でヂエゴがおらず、主要な選手の幾つかも怪我や出場 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■Shakhtar Donetsk 2 &#8211; 1 Werder Bremen<br />
国内ではさっぱりなブレーメンがよくぞここまで残ったものだと思ったんですが、最後の最後でヂエゴがおらず、主要な選手の幾つかも怪我や出場停止で欠いている。その苦しさがにじみ出ていましたね。</p>
<p>今季いまいちなローゼンベリはボールに触りづらく、いいポジションを取ることが出来なかった。ピサロはマークされていて、ボールを受けて前を向くことが出来ず、収めることすらままならず、足下にボールがつかない。<br />
ハントがフルタイム出場できる状態なら先発をさせて、エジルと二枚で構築していけばある程度やれたのかもしれませんが、この試合ではその状態にはなく、中盤はいつものようにダイヤモンド型に似たシステムは作れないまま。ボックス型に近いけれど、エジルが一枚で攻撃に動き回り、右側はあまり攻撃が盛んではなく、フリッツが上がれるときに利用するのみ。エジルのプレイエリアが左に偏っていて、ピサロもどちらかといえばそちらに進出することも多い。<br />
ニーメイヤーがもっと動き、中央を活性化させられればいいんだけど、特定のポジションからあまり動かず、いいポジションを取るのが上手くないので、二枚のディフェンシブ・ミッドフィールダーでやっているのに、その良さが出てこず、フリングスを攻撃に専念させることも、彼が早いチェックと的確な潰し、あるいは攻撃に進出していって活性化させることもできず、いまいちでしたね。</p>
<p>前半は特に左から攻められることが多く、相手のドリブラーに上手く対応できないボーニッシュは翻弄されていました。それをカバーするためにナウドが左に引っ張られることが多く、それらは”いつもの”ブレーメンであったとしても、彼の素早く的確なカバーリングがあるからこそ助かっているけれど、左をやられ、中央も埋められていないとなると守備の不安定さは増すばかり。ロングボールへの対応もナウドが中心だけど、中にいるのはメルテザッカーではなくプレドル。ぎりぎりの守備に見えました。</p>
<p>攻撃は前述の通り、ボールの収め所がないことから展開しづらく、ピサロは厳しくマークされていて、エジル一枚でどうにか出来るほどではない。ヂエゴがいるからこそ、彼がゲームを組み立てたり勝負を決めるプレイが出来たわけで、そういった囮がない中を一枚で担うにはやはり無理があるわけです。<br />
フリングスが中に入ってきたり、ピサロが引いて受けてみたり、色々工夫はしていけど、このレベルまで来る相手を一枚＋αでコントロールするのは無理でしょう。もっと攻撃をワイドに使えれば、相手の守備を分散させて中央で受けやすい環境を作れるんでしょうが、エジルが左に引っ張ってしまうと、中央で構築をする選手がおらず、代わりにピサロがやらなければならなくなる。そうするとローゼンベリしかいなくなり、手詰まりになる。<br />
せめてニーメイヤーがもっと的確な繋ぎなりなんなりができればいいんですが、一人だけリズムが違うだけで、上手く特徴が出ないまま。うまくいけばリズムを替えられる選手になるかもしれないのに、発揮できたのはリーチの長さだけ。</p>
<p>失点した場面はそれまでやられていた左サイドからではなく、右サイドから。中央の引いた位置にいた一枚はきっちりディフェンシブ・ミッドフィールダーの二人が抑えてたけれど、二人で挟み込む必要はなかったかもしれない。結局、そこにはボールは行かず、フリッツの抑えていた相手にも行かなかった。ルイス・アドリアーノがプレドルの不安定なポジショニングの裏を突いて抜け出し、ナウドはスタートが遅れたためにシュートを打たれたものの、ルイス・アドリアーノの落ち着き払ったループシュートは見事でした。</p>
<p>が、若干のミスがあったナウドはミスを帳消しにする弾丸フリーキック。馬鹿みたいに凄く、あのスピードで巻きながら飛んでいくのだから、キーパーのミスも仕方ないと思えるほど。止められる可能性はあったとしても、シュートの方が素晴らしいんで、なんとも。<br />
ここまでの二点はいいものでした。</p>
<p>追いついてブレーメンはフォアチェックが機能するようになった。だけどそれはディフェンスラインとの間にスペースが出来てしまうことを意味し、そこを使われる可能性が増えた。ニーメイヤーがどちらかをできれば、そういう可能性を減らせられたんですが、そこまでは望めず。そうなると途中から減りつつあったサイドからの攻撃も戻ってくるようになり、サイドを使われるとディフェンスラインを下げられ、中央が押し下げられ、スペースが出来る。相変わらず左から攻められることが多かったため、ナウドが奔走し、フリッツが中へ絞ることでなんとか失点しなかったものの、前の守備がよくなった分、後方にしわ寄せがきて危険になるのはチームとしてのバランスが悪い証拠のように見えました。</p>
<p>ただ、後半の途中からは、シャフタールはバランスよく攻めていたものの、サイドアタッカーのスピードやドリブルで相手を崩す場面が全く見られなくなり、ブレーメンはパスのテンポを多少速くし、利用できなかったいくつかの部分を除いて距離感はよくなり、一つのミスで攻撃が頓挫しづらくなった。そうなれば押し上げも出てくるし、守備も高い位置から行え、攻撃も高い位置から始まる。ブレーメンの攻撃が良い状態になりつつあったんですが、如何せん消耗しきった後だったのが運の尽き。ガクッと運動量が落ちる前に得点を決められていれば、そのまま押し切れるような流れを作り出せていたものの、”ここぞ”という所を決められる選手が居ないのは大きく、掴みかけていた流れは失われていってしまいました。</p>
<p>最後に決められたのはやはり左サイドでしたね。ボーニッシュが中へ絞りすぎ、ナウドは中に入っている人数の多さから、対応しきれず、エジルがカバーしに向かったが間に合わなかった。ボーニッシュがワイドに対処できていればよかったんですが、サイドチェンジ後の攻撃だから、それを完璧に出来るのは難しく、エジルのカバーにしてもあれだけ攻撃をやっておいて、あの位置まで戻らなければならないのが問題であって、色々と限界が見えました。</p>
<p>最後に書いておかなければならないのは、延長後半14分にピサロが触るかと思われたゴールもファウルによってなかったものになってしまった。運がなかったと言いたいところで、あれはファウルの笛を吹かなくてもよかったんじゃないかと思ってます。微妙なところではありますが、運がなかったと言うよりも、メディナ・カンタレホだった、と言った方が伝わりやすい事例だったかもしれない。</p>
<p>何はともあれ、ブレーメンはいいサッカーが出来ず、ヂエゴ移籍後に優秀な選手を獲得しない限りは再建は難しいでしょう。それ以上に、各ポジションの選手たちの質にも問題があって、幾つかの優秀な選手たちがそれらの犠牲になっているようにも見える。駄目かなぁ、やっぱり。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://errorcode.org/foot/2009/05/uefa_cup_final.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>Liga Espanola Jornadas 36. マジョルカ対バルセロナ</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_36.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_36.html#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 18 May 2009 03:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 08/09]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_36.html</guid>
		<description><![CDATA[■RCD Mallorca 2 &#8211; 1 FC Barcelona 前日にレアル・マドリーが審判に二点目を与えてもらいながらも、不甲斐なく負けてしまったために、戦わずして優勝が決まってしまったバルセロナ。どうい [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■RCD Mallorca 2 &#8211; 1 FC Barcelona<br />
前日にレアル・マドリーが審判に二点目を与えてもらいながらも、不甲斐なく負けてしまったために、戦わずして優勝が決まってしまったバルセロナ。どういうモチベーション、テンションで挑むのか。もしかするとチャンピオンズリーグへの集中が途切れないように、メンバーを殆ど落とさず継続した戦いをするのかと思っていたら、唖然とするほどメンバーを落としてきましたね。さすがにマジョルカも順位の変動こそあっても、欧州の舞台に立てる可能性もなく、降格の可能性もない。どちらにとっても気合いの入る試合ではなかったのは確かです。</p>
<p>エトーがカピタンで、その他はカンテラから上げた選手が多く出場していましたね。プジョル、メッシ、シャビら休みが必要だと思われる選手たちはベンチにすら入らず、サモラ賞を確実なものにするために、ビクトル・バルデスはベンチに入るだけ。対戦相手に敬意を払う云々よりも、今は怪我が怖く、選手には休息が必要ということでしょう。</p>
<p>戦術的なものも意味はなく、この試合にも意味はないので書くかどうするか悩んだんですが、とりあえずざっと。もちろん、選手の動きに関しても状況が状況だから、まるであてにはなりませんが。</p>
<p>カセレスにはもっとリーダーシップを取ってラインをコントロールする意識を出して貰いたかったんですが、いつも通りにスピードがありカバーはある程度出来るが、ラインの形成に対する意識と飛び出しに対する注意が少なく、モチベーションの高い相手であればあっという間に失点をしていたことでしょう。それ以外の場面でも、ペナルティエリア付近で正対し、相手をマークしてパスを出されないように、あるいはドリブルで抜かれないようにしなければならない場面でも、不用意なまでに距離が広く空いてしまい、簡単にキックの種類を変えてクロスを中へ入れられてしまう。殆どプレッシャーにすらなっていないのは残念で、この様子であれば、チャンピオンズリーグ決勝に使うのはギャンブルかもしれません。</p>
<p>せっかく中盤で使って貰ったフレブも、スペースへ動き、ボールを受けて捌いていくことができず、自分の持ち味を発揮しようとする意識が強すぎてドリブルに固執し引っかかるばかり。もっと視野を広げてパスを選択することが出来ればよかったんですが、シャビのポジションをするには無理がありましたね。できれば、イニエスタの方でやるべきでした。プレイスタイルに幅を持たせられる選手のはずなので、残念でした。まさかダニエウ・アウベスにゲームメイクの大半を持っていかれるとは……。</p>
<p>ボヤンとペドロに関してはいつもの通り。いつもよりは若干開き気味であったり下がり気味で、エトーを戻らず、守備をしなくてもいい環境に置いておくために動いていたので、システムは若干4-1-4-1に近くなっていましたね。</p>
<p>そのアンカーを務めていたシャビ・トーレスは体格も良く、少ないタッチ数ながら安定したボール回しが出来ていました。アンカーとしての後方のポジションもしっかり取れていて、サイドから攻められたときには、ディフェンスラインの一枚前のスペースや、ラインの中に入ってカバーをするなど、バルサのアンカーらしい仕事が出来ていましたし、ライバルとされているセルヒオ・ブスケツ、つまりセルジ・ブスケツよりは今のバルサが必要とするアンカーに向いていて、後方で円滑に進めるだけの能力はあるようです。ただ守備はスピードがそれほどないようで押さえ込むのは難しい。激しく当たるなどモチベーションは見られんですが、もっと経験を積まないと自信を持つには難しく、本来の彼の良さを見るのは難しそうです。ポジションの取り直しやフリーになるためのポジショニングはまだまだ。</p>
<p>あとはオイエールは落ち着いてプレイしていましたね。二失点こそしましたが、一つ目は仕方のないもので、あれを反応だけで防ぐことができていれば、あっという間に2ndキーパーになれるでしょう。できることなら壁の構築などにもっと怒鳴り散らすぐらいのことをしていれば防げていたのかもしれませんが、無茶すぎる要求はしません。ただ、二点目を与えた場面のきっかけとなった、ダニエウ・アウベスの不必要なクリアは、状況を見られるキーパーが止めなければならず、そこから失点してしまったのだから、間接的な責任は彼にあるのでしょう。ディフェンスラインとのコミュニケーションや飛び出しのタイミングとかまだまだ課題はありますけど、幾つか見てきたキーパーのデビュー戦の中ではかなり落ち着いている方だったはず。いいキーパーになって欲しいものです。</p>
<p>それ以外ではほぼ全員が得点王を目指すエトーへ取らせようとパスを集めてましたね。いつかのシーズンでもフォルランにピチチを取られた記憶がありますが、あのころもエトーにボールを集めまくり、そして外しまくり、結果的に取れなかったわけで、その記憶を呼び起こすには十分な外しっぷりでした。もういくらシュートを放ったとしても得点を決められそうになく、途中からエトーが何本外すかのほうに興味が行きそうなほどでした。<br />
最後の最後に審判からPKをもらい、それでも外して同点に出来なかったあたりがエトーの真骨頂ってところでしょうか。あのPKの判断からすると、決めなくて正解だったとは思いますが。</p>
<p>ともかく、この試合は勝敗は殆ど関係しない余分でしかありません。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_36.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>Bundesliga 33. Spieltag ホッフェンハイム対バイエルン・ミュンヘン</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2009/05/bundesliga_33_spieltag.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2009/05/bundesliga_33_spieltag.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 17 May 2009 02:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 08/09]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://errorcode.org/foot/2009/05/bundesliga_33_spieltag.html</guid>
		<description><![CDATA[■TSG Hoffenheim 2 &#8211; 2 FC Bayern Munchen この段階でも4つのクラブに優勝の可能性が残されているのは良いことなのか悪いことなのか。自分は良いことだとは思っておらず、取りこぼ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■TSG Hoffenheim 2 &#8211; 2 FC Bayern Munchen<br />
この段階でも4つのクラブに優勝の可能性が残されているのは良いことなのか悪いことなのか。自分は良いことだとは思っておらず、取りこぼしをするクラブの多さや、内容を含めて問題のあるクラブが残っていたり、状況を考えればここで大混戦になっておくべきではなかった。もちろん、混戦になったお陰で見る側としての楽しみは出たわけですけど、王者としての戦い方をできるクラブがいないのに、来季のチャンピオンズリーグに出場してしまうと思うとぞっとしますね。また大失態を晒すだけになるのではないかと今から心配してしまいます。</p>
<p>バイエルンは次の監督が決まりましたが、あの忌まわしきファン・ハールだというのがバルセロナも応援するものとしては残念な限りです。彼自身の経歴には問題なく、むしろ素晴らしいものであるとしても、幾つか存在する致命的なミスが自分の中で彼の評価を下げています。もしかするとバルセロナの当時の会長の影響が自分の中で色濃く残って、それを誇張したがっているだけかもしれませんが、好意的に見られないのは確か。また言動においても、バイエルン・ミュンヘンを率いて何も問題を起こさず勤め上げることが可能なのかどうかも疑問ですね。選手の揃え方と補強次第ではうまくいくのかもしれませんが、バイエルン・ミュンヘンとしてのアイデンティティをさらに崩壊されてしまうかもしれない戦術や戦い方をしてしまう可能性も考えてます。</p>
<p>この試合もルシオが右を務めているんですが、やはりセンターバックの選手でしかなく、酷い守備を連発してしまっていました。序盤は、中へ絞りすぎていて左から攻めてくる相手の攻撃を受け止めることすら出来ずに、縦へのスペースを大きく与えてしまっていることが殆どでした。それなら右のミッドフィールダーに献身的な守備を行える人材を配置すべきなのだけれど、ラフな守りは出来ても献身的には守れないソサを置くだけで、シュバインシュタイガーですらなので、ルシオの守り方ではチーム全体のバランスを崩している以外になく、特にはセンターバックのヴァン・ブイテンがルシオよりも右に出ていく場面すら見られていました。<br />
その影響から、右を深くえぐられてからマイナスのパスを出されるだけで、ディフェンスラインの前にスペースが相当に出来てしまっている。中盤もシュバインシュタイガーとファン・ボメルの二人共が攻撃の選手で、アンカーを務めることも出来なければ、ディフェンシブ・ミッドフィールダーとして振る舞えるわけでもない。ディフェンスラインの前にあるスペースを全く埋められない状況に戻ってしまって、失望に近いものがありました。<br />
ただし中央の守備では、シュバインシュタイガーの方が、ゼ・ロベルトよりも手堅くきっちりと行うため、プレッシャーをかける位置を高く保つときには有効だけれど、ポジショニングを含めて彼が後ろ向きの守備を綺麗に行うのは難しい。それに経験も違い、フォアチェックの役には立っていましたが、前を向かせないための守備をすることは難しく、当たりに行ったつもりが簡単にいなされてしまうことも多くありましたし、カウンターの鋭いクラブを相手にする守り方ではなかった。</p>
<p>1-1にされたゴールは、それまでフォアチェックをして相手の攻撃を遅らせることが出来ていたのに、先制点を挙げて気が緩んだのか、まったくエドゥアルドにプレッシャーがかかっておらず、フリーだった。一度溜を作られてしまった後の守備を考えることが出来ておらず、全体が相手に合わせて動き出すのを待つ姿勢になってしまっていた。片側のサイドに寄せられてしまったまま。そして右サイドバックとして不慣れな守りをしていたルシオは、ラインを整えることも出来ておらず、中へのカットインも単純に許してしまった。ルシオが見ておかなければならないエリアには誰もいないのに不必要なまでにワイドにポジションを取っていたのだから、振り切られて当然。</p>
<p>そして二失点目も同じくルシオのミスが目立った結果になってしまってました。クリアボールを繋がれ、一気にオバジに抜けられてしまった。その時に裏のケアをすべき中盤の守備を行う選手は何処にもおらず、センターバックのデミケリスが対応しなければならなかった。中の一人にもセンターバックのヴァン・ブイテンが対応し、セオリーである一枚余らせる守備は出来ていなかった。そしてまたルシオは自分のエリアに誰も存在しないことを知りながら、全力で中に絞ってケアをすることをしなかった。歩きながら戻ってくるだけで、セントラル・ミッドフィールダーのファン・ボメルやシュバインシュタイガーのどちらも戻ってケアをする姿勢を見せていなかったのだからこの失点は当然のものでしょう。どれもが出来ていなかったのだから、エドゥアルドがフリーで、あれだけの時間を使ってシュートすることが出来た。きちんとどちらかが守ってさえいれば、意識さえ持っていれば、あそこであれだけの時間を得ることは出来なかったはず。</p>
<p>失点をした場面だけではなく、多くの場面で守備を担当しているのは、ラーム、デミケリス、ヴァン・ブイテンの三人だけ。ルシオの守備が不安定すぎるため、ヴァン・ブイテンまでもが右サイドのカバーをしなければならず、中央には大きなスペースが出来ている。後半になって多少の改善があり、ゼ・ロベルトが入ったことで安定を得ることは出来ましたが、それでも駄目な中でマシになったというだけ。カウンターチームに押し込まれてしまうほどの出来でしたから。</p>
<p>続々と入ってくるヴォルフスブルクの得点が、ピッチの中にまで伝わっているように酷い試合でした。得点を量産する相手に、バイエルンそれ以上の得点を求められているにもかかわらず、左のラーム、ポドルスキ、リベリにおんぶにだっこの攻撃しかできていない。頻繁にポジションを取り直しながら、ワイドに高く、そして前に飛び出しながらパスを交換していく左の連携は素晴らしかった。それらは少ないタッチ数で行われて相手のラインを乱しながら裏へと飛び出す。スピードに乗った状態で相手に対処できるものではなく、いくつものチャンスをそこから作っていました。けれどそれだけしかないために、最後に立ちはだかっていたヒルデブラントは、スペインで全く輝けなかったのが嘘のように、勇敢さを保ち、いい守備をして止めていました。<br />
2-2に追いつけたゴールもリベリの個人技によりもので組織的な崩しは存在しませんでしたしね。</p>
<p>対戦相手が難しい二つだとしても、勝ちきることは最低限必要なはずだ。次のことを考えれば、それをすることで相手にプレッシャーを強く与えられるようになるのだから、バイエルンとしてはやらなければならなかった。ヴォルフスブルクほどの得点を取れなかったとしても、勝っておかなければならなかった。そのための戦い方ができなければならないクラブがそれを出来ず、下手をすればチャンピオンズリーグ圏内から落っこちる可能性を出してしまったのでは話にならない。</p>
<p>ホッフェンハイムは素晴らしく、バイエルンは最低の試合でした。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://errorcode.org/foot/2009/05/bundesliga_33_spieltag.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>Copa del Rey Final アスレティック・ビルバオ対バルセロナ</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2009/05/copa_del_rey_final.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2009/05/copa_del_rey_final.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 14 May 2009 02:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 08/09]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://errorcode.org/foot/2009/05/copa_del_rey_final.html</guid>
		<description><![CDATA[■Athletic Bilbao 1 &#8211; 4 FC Barcelona よりにもよってこの決勝戦を怪我人だらけで挑まなければならないのは不運でしかありませんでした。イニエスタとアンリを欠いた左側は特に苦しく、 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■Athletic Bilbao 1 &#8211; 4 FC Barcelona<br />
よりにもよってこの決勝戦を怪我人だらけで挑まなければならないのは不運でしかありませんでした。イニエスタとアンリを欠いた左側は特に苦しく、この試合はプジョルが左サイドバックを務め、トゥーレ・ヤヤがセンターバックに入ったことから、より左側の攻撃力の減退を感じさせていました。ボヤンが左に回るにしろ、エトーが左に回るにしろ、それぞれの特性からして、イニエスタやアンリほど縦の突破で深くえぐり、そこから中を向いてドリブルで抜き去ることは殆ど出来ない。キープ力にしても二人ほどあるわけではなく、最初からゴールを意識した中へのものになりやすい。となると、ワイドに開いた展開を左側に求めることは難しく、サイドバックもプジョルだからオーバーラップからクロスも望めなかった。</p>
<p>開始早々のバルサは後方で回し展開先を見つけられなかった。ビルバオの守備が早い段階から連動して行われていて、シャビやメッシを囲い込む守備をされていたことから、展開先を見つけられず、アンカーのセルジ・ブスケツの所にも背後に一人は位置されていて、ボールが前へ出ない環境は十分にありました。ですが連動性は問題なくあり、相手のプレッシャーに気圧される部分はあったとしても、まだ勢いで負けることはなかったように見えました。相手のラフ気味に来るものに関しては警戒しているようでしたが、全体の密度を上げて、自分たちのパスが通る距離感を保つことが出来ていた。失点するまでは。</p>
<p>あっという間にコーナーキックから先制点をトケーロに決められたことで流れは一旗に立ちきられてしまいました。ケイタがマークに付いていたものの、バルサのこれまでの守り方同様に、この場面でもゾーンで守っていましたが、ニアサイドのケアは十分に出来ていてもファーサイドのケアは相変わらず甘い。キーパーに頼る部分が大きく、キーパーがケアできないスピードであったり、場所に落とされてしまえばこの有様になる。ジェステのボールもよかったし、トケーロのポジショニングもヘディングもよかった。だけどそれ以上にこの守り方の限界が見えてますね。コーナーキックに限らずセットプレイを得て、キーパーが躊躇する位置にクロスを上げて高さで競り勝てばいい。どのクラブと対戦したとしても得点を取られかねない弱点になってます。</p>
<p>バルサが勢いを失ったのとは対照的に、ビルバオは勢いをどんどんと増して、プレッシャーを与える速度は大きく増していました。シャビを抑えることに成功し、パスが回らないことからアンカーの横に並ぶまでの位置にまでシャビを押し下げていましたし、メッシにボールが入ったときには三人で囲い込んで潰している場面も多くありました。ボールを前に収めることが出来ず、その二人を抑えられてしまえば、欠場している選手らのように展開力ある選手が足りないために、バルサのディフェンスラインを押し上げることはリスクを考えると困難で、後方から押し上げが聞かないということは得意の前からのプレッシャーも機能しないことを意味し、相手に気圧されたように前が守備にいけず、後方は下げられ、前後に伸びきって戦わざるを得なくなってしまっていました。もちろん、ビルバオのディフェンスラインが低い位置を保っていることもあってフォワードがそこに留まり、シャビが下げられたこともあってロングレンジのパスが増えてしまい、ワイドに使えているわけでもなかったので、余計に後方から上がってくる選手が追い越せたり、連動した攻撃が出来なくなっていました。シャビが引いてこなければ、ボールの引き出しと展開がうまくいかないのだから仕方のないことで、それに合わせてメッシが近い距離を保つために下がってきては囲まれてしまい、上手く展開できないまま特にシャビ、メッシが上手く近い関係を保てず、パスが裏へ裏へと単調なものになっていました。もし、トゥーレ・ヤヤのゴラッソがなければ、疲弊していき、自滅していたかもしれませんね。<br />
ディフェンスラインから、相手が引いで守っているところ、そのスペースが広大な部分を一人でドリブル突破し、ミドルシュート。バルサの面々が、誰一人裏へ抜けようとしていなかったのはとても問題でしたが、だからこそ彼がミドルシュートを撃つことになったんでしょう。これは功を奏したものの、本来ならそれに合わせて誰かが裏を狙う意識を見せてラインを押し下げつつ狙わなければならないんですが、誰もそれを見せなかった。なのにビルバオのディフェンスラインが、誰か裏に抜けようとしているかのように、リトリートしてくれたお陰であのシュートが打てただけで、半分はトゥーレ・ヤヤの素晴らしいプレイのお陰、もう半分はビルバオのミスのお陰でしょう。時間稼ぎも含めて、意識が後ろ向きになってしまっていた影響かもしれません。</p>
<p>後半になってからプジョルが上がる頻度が増えたのは象徴的な部分で、前線がボールキープしている間に上がることは少なかったんですが、それが上がれるようになっているということは、前でボールをキープできるようになってきているということでしょう。相手のプレッシングが上手くかからなくなり、ボールを回せるだけの時間が得られるようになったのもある。後方からの押し上げが、相手を押し下げ、一方的な形を作りつつありました。相手のプレッシャーも前半の消耗から緩んできていましたし、得点を取って以降は、バルサ側が開始直後のような勢いを取り戻しつつありました。そして伸びきっていた部分が解消され、それぞれの距離感が戻っていて、特にシャビからボヤンとメッシの距離が縮まり、ロングレンジのパスを出すことも減り、それらから前へ展開、横へ展開がスムーズに行われるようになり、相手のプレッシングも疲弊から少なくなり、ボールを回せるだけの時間を得られるようになった。<br />
代わりにビルバオ側が押し込まれて前と後ろの距離が開いてしまい、ロングボールが増えてピケとトゥーレ・ヤヤに跳ね返される場面が多くなってましたね。</p>
<p>それらから予測のつくとおりの展開になり、コーナーキックのこぼれ球から展開して、最後はメッシ。三点目はカウンターからダニエウ・アウベスとメッシが相手を引っ張り、ボヤンが裏へ抜けて上手くゴールを決めて、殆ど勝負ありでした。ただ、先日のビジャレアル戦でそうだったように、二点差は安全な得点差ではないので、もう一点の追加点が必要だったんですが、今回はきっちりシャビがゴールを決めて勝負あり。<br />
四点目がはいるとさすがにビルバオは目に見えて動きが落ちたわけで、先日のビジャレアル戦は、この三点差にするゴールが決められず後に追いつかれたわけですが、上手く教訓として出来たようで安心しました。大きく苦しみましたけどね。</p>
<p>試合以外の部分では、三点目の後に観客席から物が投げ込まれ、ダニエウ・アウベスに当たった場面がありました。スローインの最中で当たった物が何だったのか解りませんでしたが、プレイ続行できたわけで、大きな怪我にならなかったのは幸いでした。物が投げ込まれた周囲はアスレティック・ビルバオのサポーターしかいない場所で、得点差など状況を考えればどちらの陣営が投げ込んだのか明らかでしたが、投げ込んだ奴は即座に周囲のサポーターに囲まれ、警備員に連行され、ビルバオのサポーターたちは、そいつに向けて「出て行け」のコールを浴びせていました。投げ込んだ奴は最低で、周囲の人たちはそれを許さなかった。<br />
自浄作用があるのは素晴らしいことで、悪いことが起こったにしろ、素晴らしいビルバオのサポーターたちの対応のお陰で大きな問題にならず終えられたのは喜ばしいことでした。まぁ、言葉を全て理解しているわけではないので、自分の勘違いが含まれている可能性がありますが、バルサのタイトル獲得も嬉しいことですが、こういった”いい対応”ってのも嬉しいことです。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://errorcode.org/foot/2009/05/copa_del_rey_final.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>Liga Espanola Jornadas 35. バルセロナ対ビジャレアル</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_35_1.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_35_1.html#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 11 May 2009 01:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 08/09]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_35_1.html</guid>
		<description><![CDATA[■FC Barcelona 3 &#8211; 3 Villareal 何故かお祭りムードのカンプ・ノウにまったく溶け込めなくて、前日に自分がうっかりと立ててしまったフラグが自分自身をそうさせているのかと思っていたんです [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■FC Barcelona 3 &#8211; 3 Villareal<br />
何故かお祭りムードのカンプ・ノウにまったく溶け込めなくて、前日に自分がうっかりと立ててしまったフラグが自分自身をそうさせているのかと思っていたんですが、最後には引き分けて優勝できず。バルサならやりかねないとは思っていたけれど、見事な引き分け、だめぽっぷり。だけどほっとしたのは何故だろう。</p>
<p>ビジャレアルは2トップとイバガサとピレスを同時起用し、攻撃的な布陣で臨んでいました。形としては不タルのフォワードの下に三枚が並ぶことが多く、それらがポジションを動かしながら縦関係を作り、ワイドな攻めをするよりも中央を射抜くようなスタイルに見えました。ビジャレアルのスタイルからすると、不調時に陥っていることの多い形を自ら選択したようにも思えていたのですが、バルサを相手にした際のやり方としては正しかったようです。<br />
アンカーのトゥーレ・ヤヤの両脇を利用してくるのはビジャレアルの恒例のやり方でもあって、センターバックが前に出てカバーをしたり、中盤のケイタ、シャビのエリアを下げて対応しなければならなくなるんですが、この日はフォワードに二枚を置くことでセンターバックを前に出てこさせない環境を作ってました。マルコス・セナ不在時には縦の関係が作れず苦労をしていたところに、イバガサとピレスでその関係を構築して、両脇を利用しつつ縦の関係で繋ぎ、センターバックの前への意識を利用して裏を狙う、理想主義的にみえるビジャレアルのサッカーからすると効率的なものでした。<br />
ただ、そこにかけられる人数の多さは、対バルサとして考えてくるクラブからするとあまりに多く、ペナルティエリアに入り込む人数もサイドから攻めることが出来れば、バルサの守備の人数よりも多い瞬間があり、ファーサイドにまでボールを回すことが出来れば、必ずフリーになるほどリスクを冒した攻撃でもありました。</p>
<p>守備の部分でも、素早いチェックを利用し、特に左のサイドバック、アビダルがボールを持ったときのパスコースを大きく限定することで前へのスピードを遅らせることに成功していました。アビダル自体に大きなプレッシャーは与えられていなくとも、パスコースの先となる全員をしっかりと捕まえておいてパスを出せないようにし、センターバックがボールを持った時にも同様にする。バルサの選手たちが動けていないからというよりも、ビジャレアルがよく圧縮をし、短いパスを速いテンポで出させなかったというべきでしょう。</p>
<p>高い位置からボールを奪いにこられていたこともあって、ボールを受けようとするバルサは、止まった状態の足下でボールを受けようとすることが多くあり、前を向きながら、動きながらの展開をすることは二点目を取るまでは困難な状況にありました。ビジャレアルとしては、後方からプレッシャーを与えることは容易く、それ以上にパスカットを狙うことも出来る状態になっていて、素早いカウンターを狙うチームであれば狙えていたんでしょう。バルサは動きながら前を向いてボールを受けなければならないんですが、短いパスはきっちりとマークをされていて、動きながら前を向いて受けようとすると、ミドルレンジからロングレンジのパスになってしまう。そうなると精度は落ちるし、サポートの距離も離れていて、パスを回すことで相手の陣形を崩すことは難しい。それをイニエスタが溜を作ったことからショートパスに切り替えていけるようになり、それらからファウルをもらえたことでゴールが生まれ、一気にスピードの緩急を大きくつけるようになりました。<br />
その変化はとてもよく、ポゼッションも上げることができるようになった。ビジャレアルの守備もきっちり付ききることが出来なくなり、ディフェンダーから展開するときもサイドバックから展開するときも、ボールの受け手をきっちりと蓋をしてロングレンジのパスを出すしかない状況を作れなくなった。中盤後方からシャビ、イニエスタ、トゥーレ・ヤヤ、ケイタらの所でパスを回せるようになり、前を向けるようになり、ワイドに展開できるようになり、相手のディフェンスをコンパクトに保てさせなくし、ワイドに開かせ、スペースを作り出して、いくつものチャンスを演出するようになった。<br />
そうなると今度はビジャレアルが、前半途中までのバルサがそうであったように、ロングレンジのパスを使わなければならなくなった。精度を欠きやすいそのプレイのお陰で、バルサが今度はパスカットを狙えるようになり、追加点こそなかったものの、大勢は決したはずで、ペースダウンも容認できる状況になったはずでした。</p>
<p>ただ、それらを一気に変えてしまったのが、アビダルの退場でしょう。チャンピオンズリーグに引き続き、彼は必要以上に厳しい判断によって二試合連続の退場をさせられてしまったわけですが、恐らくあればPKであるべきでしょう。そこに全くの文句はなく審判の判断も正しいとさえ思っています。ただ、レッドカードを出すほど危険なプレイもなければ、明確に得点を取れる状況にはなかった。むしろ、アビダルが触れなかったとしても届かなかったのではないかと思っています。プレイ自体はファウルでしょうから、PKを与えるだけで十分な罰になったはず。あるいはイエローカードであってもよかったはず。<br />
次の試合をチャンピオンズリーグ決勝のように両サイドバックを欠いて戦う予行演習だと思えということなのかもしれませんが、この試合に関して言えば、大勢が決して緩めていたバルサが、大きく蓄積された疲労も加わっていて、そこからもう一度引き戻すことは非常に難しく、たとえ疲労が無くても、こういった場面で集中を完全に元に戻すことは困難で守備的な交代をするほか無かった。<br />
ただ、こういった自分たちの専門外、そして付け焼き刃な交代ほど裏目に出る可能性が高い交代はなく仕方のないものだと思っています。スタジアムが早い段階で優勝を煽りすぎ、ペースを緩めるきっかけを与えてしまったのも悪かった。あの状況なら仕方ないと思いますけどね。</p>
<p>負けを覚悟していない相手に対して、勝ったという意識を先に持ってはいけません。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_35_1.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>Liga Espanola Jornadas 35. バレンシア対レアル・マドリー</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_35.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_35.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 10 May 2009 02:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 08/09]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_35.html</guid>
		<description><![CDATA[■ Valencia 3 &#8211; 0 Real Madrid 先日のクラシコの結果から、レアル・マドリーがこの試合に勝たなければ翌日にもバルサの優勝が決まってしまうかもしれない。そんなプレッシャーやクラシコで負け [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■ Valencia 3 &#8211; 0 Real Madrid<br />
先日のクラシコの結果から、レアル・マドリーがこの試合に勝たなければ翌日にもバルサの優勝が決まってしまうかもしれない。そんなプレッシャーやクラシコで負けたダメージが何処にあって、あの時の戦い方がクラシコ用だったのか、それとも残りのシーズンをあの戦い方で続けるのかを見たかったんですが、それも見られませんでした。フエラであることもそうですが、ラサナ・ディアラが出場できていないことも大きく影響していましたし、バレンシアがチャンピオンズリーグ出場権を得るために勝ち続けなければならないことと比較をすれば、レアル・マドリーがモチベーションを保つ難しさが前面に出ていた試合でしたね。</p>
<p>レアル・マドリーは前で繋ごうという意識を見せたり、バレンシアの裏側を狙っているのが、試合序盤こそありましたが、全体的には少なく殆どの時間帯を押し込まれて向かえていました。あの勝ち続けていたときのようなきっちりとした印象を受けるプレイは少なく、トリッキーなプレイでボールを繋ごうとするなど、最初からふわふわとした意識が見られたんですが、それが多少繋がりを生んで見えたのはそれぞれの位置が近かったことによるもので、バレンシアの攻撃を多く受けるようになり、それぞれの距離が開いてからは見られなくなりましたし、繋がらなくなりました。<br />
バレンシアの攻撃を受ける際に、主にカウンターを利用され、ディフェンスラインが戦いを強いられていた部分が多く序盤にはあったんですが、それらを跳ね返すことはカンナバーロとメッツェルダーなら簡単にできる。それでも跳ね返した先のボールを、本来ならピボーテの選手がスペースを埋めて相手に触らせないようにしなければならないにもかかわらず、戻りが遅く相手に先に触れられてしまい二次攻撃を受けていましたし、そのスタイルの守り方というのは、不調だった頃そのままでした。ラサナ・ディアラではなく、ハビ・ガルシアそれぞれのプレイスタイルからすれば仕方ないことではあるのかもしれませんが、必要なスペースを埋められないのは致命的で、それがディフェンスラインの裏を狙ったボールだけならともかく、ポゼッションのようにボールを繋がれるようになってからも、ディフェンスラインの一枚前にいてスペースを消していなければならないガゴも前に引っ張り出されてしまい、それらのスペースを利用され、センターバックが対応しなければならない場面が多くありました。本当ならピボーテが最初にチェックに行くことでディフェンスラインの負担を減らし、カバーの得意な二人の持ち味を活かすべきであるんｄねすが、ピボーテの戻りが遅くチェックも遅いためにカンナバーロが前に出てファーストチェックを行わなければならい、マドリーの悪癖が出てしまっていました。一つ届かなかったり一つミスをしただけで失点に繋がってしまい、バレンシアの攻撃は鋭くその部分を突いて得点を挙げていました。入ってくる人数に対して守る人数が足りていない。数的不利のカバーは、センターバックが前に出てしまえば難しい。失点していたときのように、アンカーがセンターバックの隙間を埋めなければならないが、そこを埋められない。ガゴも、ハビ・ガルシアも中途半端な動きしかできていませんでした。そこだけが全ての原因ではないにしろ、ラサナ・ディアラが加入してから改善されて失点が減った要因はそこに求められるのだから、彼が出られなくとも徹底すべき部分でした。</p>
<p>バレンシアの両サイドの選手が攻撃に鋭さを発揮できたのも、もしかするとマドリーの両サイドバックの対応が軽かったことにも影響しているのかもしれませんし、モチベーションの低さが影響しているのかもしれませんが、バレンシアがここ最近の（前節負けたにしろ）好調さをそのまま発揮したと捉えることも出来る。マドリーの攻撃が単調であるが故にチェックのポイントを前に上げることが出来ていましたし、奪い所をしっかりと狙いを定めてぶつかり、マドリー側にサポートの選手が居ないことから、ずらされてかわされる危険性もなく、当たるだけではなく遅らせることも十分に出来てしまっていました。そういったプレイから連続した攻撃ができるようになり後方に余裕を生んで、何度も構築し直せる強みもありましたが、基本的に守備のチームであるべき彼らがここまでポゼッションをし、支配できたのはマドリー側大きな問題があったともうしか――。</p>
<p>優勝の望みがほとんど無くなり、チャンピオンズリーグ出場権は安泰。それ以外のモチベーションを保てそうなピチチだとかサモラだとか、そういったものに関係している選手もおらず、エアポケットのような状況に入り込んでしまっていることが色濃く出てしまっていましたね。今後残りの試合――例えばバルサの優勝が延びたとしても――レアル・マドリーのサッカーに期待はせず、見ることもないでしょう。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_35.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>UEFA Champions League Semi-Finals 2ndLeg チェルシー対バルセロナ</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2009/05/uefa_champions_league_semifina_1.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2009/05/uefa_champions_league_semifina_1.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 07 May 2009 03:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 08/09]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://errorcode.org/foot/2009/05/uefa_champions_league_semifina_1.html</guid>
		<description><![CDATA[■Chelsea 1 &#8211; 1 FC Barcelona 大きな部分ではバルサにはセンターバックがピケしかおらず、この試合のセンターバックを務めるのは左のアビダルなのか、それともカセレスなのかと言われていたとこ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■Chelsea 1 &#8211; 1 FC Barcelona<br />
大きな部分ではバルサにはセンターバックがピケしかおらず、この試合のセンターバックを務めるのは左のアビダルなのか、それともカセレスなのかと言われていたところに、トゥーレ・ヤヤを起用する辺りには不安でした。マルティン・カセレスが信頼されていないというよりも、チェルシーと戦うときに必要な高さとパワー、それと足下の技術面に大きな問題があるのは確かで、そちらをグァルディオラが重視したためにトゥーレ・ヤヤになったのかもしれません。試合開始当初からボールをポゼッションしていく展開を見る限りでは、その思惑は正解だったように見え、相手のプレッシャーを苦労することなくいなすことの出来、クリアすることなく前へ繋げる二人のセンターバックは有用でした。バルサのセンターバックとしての守り方、例えばサイドバックを押し上げた後サイドに開いてケアしなければいけない部分に関しても、中央にドログバが居ることから困難であったにしろ不満はそれほどありませんでした。第一戦のようにあからさまなマンマークは存在しなかったのも影響していましたが、効果的にフィジカル・コンタクトを避けられる状況を作れていました。</p>
<p>そしてアンリは怪我の影響から外れ、イニエスタが左を担当することになっていましたが、この形になった時にはペナルティエリア内に入る選手の定価や体を張れる選手の減少から引いて守る相手に苦労することが多いんですが、試合の流れを見る限りではエトーが左に張る回数を増やしてアンリの代わりをしようとしているようにも見えていました。メッシが中央に入り、マルダとアシュリー・コール二枚のマークに苦労しない方策をとっても、エトーが左にいる影響から中央にパスコースが存在せず、右側にイニエスタが回ることよりも中央にいることもあり、右からの攻撃力を削ぐ結果になり、アンバランスさは効果的であるとは言えず、むしろ停滞を招いて、エトーの突破もマルデできず前半のある時間までを無駄にしてしまったと言えるかもしれません。</p>
<p>ただそれもあの事故のような失点さえなければ、いつかは実を結んでいたのかもしれません。不運なディフレクションによって、エッシェンのミドルシュートを生んだのは誰の責任でもなく、あれを止められなかったビクトル・バルデスにも責任はなく、エッシェンが上手くダイレクトで叩いただけ、彼が上手すぎただけで防ぎようのないものでした。ただ、これが全体に影響した効果は大きく、ファーストレグほどのマンマークではないにしろ、全体から引いて守られ、それを突き崩すために動き続けるバルサ、という第一戦同様の展開になってしまったのは非常に残念でした。</p>
<p>チェルシーの守り方で特徴のあった部分は、バラックがある程度シャビに対してマンマーク気味に突くことと、中央に多くの人材を置いて、ポストプレイに対して必ず誰かが密着したマークを行い、落としのパスや左右への展開すらろくにさせないようにしていたこと。それと入れ替わるように裏へ飛び出しをされないように、他の選手たちの意識は後ろにありディフェンスラインの位置は低く、ペナルティエリアに入ることもいとわない消極的な守り方でした。<br />
その守り方へ向かうようにして、エトーが左からドリブルを仕掛けたとしても、右はボシングワとアネルカの二枚のサイドバックによってスペースを埋められ全く効果的ではなく、中央でメッシがボールを受けたとしても裏へ抜けられるほどのスペースや、選手との距離感がなく、手詰まりの光景が多く見られていました。改善するために途中からエトーが中央へ戻りましたが、メッシが右に回っても、アシュリー・コールとマルダの二枚のサイドバックによって中央へ向かうドリブルが効果的に行えないのには変わりがなく、縦へのスピードで相手を抜き去ってクロスを上げることしか出来ず、右足で上げざるを得ないその形では得点の匂いを感じ取ることも出来ませんでしたし、同じように右サイドを上がるダニエウ・アウベスは、集中力を大きく欠いているかのようにクロスを終始上げ続けるだけで、まったくこちらも効果的ではなかった。</p>
<p>チェルシーの中央には四人のディフェンダーが居て、ディフェンスラインのテリーとアレックスの前に、エッシェンとバラック、もしくはランパードが入り、四人のボックスを作り出していました。その部分が大半のクロスを跳ね返し、ポストプレイを防ぎ、スペースを徹底して埋める役割を担っているようでしたが、あまりに引いて守るためにその前には多少のスペースがあることが多く、後半からはその部分を上がり気味に設定されたセルジ・ブスケツが利用したり、ケイタがフォワードの人数が足りない部分を補うために善戦で張ることによってそれらの注意を別に向けようとしていましたが、カウンターのリスクは明確に増えているだけで思ったような効果は上げられませんでした。<br />
ダニエウ・アウベスの精度のないクロスもその四人のボックスを避けるようにファーサイドを狙い続けてのものでしたし、狙いはあったにしろ、崩しきるためのアイデアが枯渇している印象は拭えませんでした。</p>
<p>繰り返し続けていくことで、中央のポストプレイに対するチェックは遅れてくるようになり、前を向くことは難しくとも、ボールを正確に落としたり、左右へ流すことが出来るようになってきたのは好材料でもありました。退場さえさせられなければ、前を向きながらの可能性を探りつつ、得点の機会を演出できるチャンスが訪れるかもしれない、と思えるだけにはなっていたんですが。</p>
<p>得点後のチェルシーの攻撃の大半はカウンターで、それ以上の表現は必要ないものでしたが、後半からはアネルカが中央に入ったり幾つかのパターンを増やしたことと、バルサが攻撃のために大きくリスクを冒し始めたこともあって、一時的にチェルシーが数的有利を作る場面もありましたし、得点を決められてもおかしくない場面がいくつもあった。ビクトル・バルデスが防いでくれなければ、勝てないところまで失点をしていた可能性は否定できませんでしたが、試合を大きく動かしていたのは残念なことに審判でした。<br />
バルサ側が助けられたのはこの試合だけで言えば、PK3?4つ分のファウルを見逃してもらえたことかもしれません。ファーストレグの審判の多くの不手際を考えれば、それらの一つぐらいは相殺できるのかもしれませんが、疑問符の付くジャッジが目立ち、アビダルが退場にさせられたプレイに関して言えば、まったく退場に値しないものだったとしか思えませんし、見えませんでした。<br />
自分にはファウルだとすら思えず、ピケとドログバの接触を取るならともかく、あれは妥当だとは一切思いません。が、その後の二つのハンドを見逃して、帳尻あわせはして欲しくない。どちらかといえば、最初のPKを見逃した帳尻あわせとして退場をさせてしまったが、あまりにも大き過ぎたためにその後の二つも見逃したと言ったところでしょうか。何にせよ、審判によって大きく勝敗を左右され、振り回された二試合でした。</p>
<p>同点のゴールは奇蹟の一発かもしれませんが、その瞬間のチェルシーの守備陣形の乱れを見る限りでは、奇蹟でも何でもなく、それまで四人のボックスがありその外側にサイドバックが配置されていて整然としていたものが、この瞬間は形をなしておらず、徹底して狙い続けたファーサイドに三人も入り込んでいました。最後の最後で狙った形になり、引いて守る悪い部分が出てしまい手前が空いてしまった。ただ、それだけなんですが、喜びすぎて泣きそうでした。</p>
<p>後味の悪い審判のミスもその後にあったり、チェルシーのファンがこれで納得をするとはまったく思えませんが、そのことに関して言及できる側にいないのです。恐らく今後問題になるんでしょう。バルサにだって幾つかの言い分はありますが――それはそれ。これはこれ。それはまたそのうち。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://errorcode.org/foot/2009/05/uefa_champions_league_semifina_1.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>Bundesliga 30. Spieltag バイエルン・ミュンヘン対ボルシア・メンヘングラッドバッハ</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2009/05/bundesliga_30_spieltag.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2009/05/bundesliga_30_spieltag.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 03 May 2009 13:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 08/09]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://errorcode.org/foot/2009/05/bundesliga_30_spieltag.html</guid>
		<description><![CDATA[
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■FC Bayern Munchen 2 &#8211; 1 Borussia Monchengladbach<br />
監督が替わったことで何が大きく変化をしたか、大きな変化はそれほどありませんでした。そもそもリベリが出場停止でこの試合に出られず正確な判断をすることが出来ないので「変わっていないようです」としか言えません。例えば、ここで対戦する相手が高い得点能力を持つ攻撃的なクラブであれば戦い方を変えていたのかもしれませんが、降格圏まっただ中のボルシア・メンヘングラッドバッハでしたから、クリンスマンがやっていた攻撃的に向かおうとするスタイルを守備の方向へベクトルを向け直して修正を図ることも必要が無く、やるべきではない方向でしたから仕方のないことですね。準備期間もなければ、これから先も短いわけですし。</p>
<p>システムは、リベリ不在からシュバインシュタイガーが左側に回り、アルティントップを右に置いているとするよりも、4-1-3-2のような形である程度の流動性を持たせつつ、右にゼ・ロベルト、中央にアルティントップと表記をした方が正しいのかもしれません。クリンスマンが指揮していたときには、ファン・ボメルが中盤で主導権を握り、それ以外の選手がバランスを取って上下を繰り返す節があり、その部分の連携を失敗したときにディフェンスに誰も入れない状況になっていたんですが、この試合の大部分はファン・ボメルを後方に押し留めておくために、ゼ・ロベルトの位置を上げ、前をアルティントップで蓋をしているような印象さえ受けました。<br />
こうしておくことで、フォワードの近くに人を置くことができ、孤立しがちだったフォワードとの間を取り持つことが出来るという計算も出来ますし、中央の高い位置でボールを扱え、最後尾からの構築を安定して行えるというのもあるのかもしれません。<br />
ただし、左利きのゼ・ロベルトが右側に進出することによって、縦への突破を期待できなくなりますが、視野の広さを活かしたキーパーへ向かっていくボールだとか、外から中へ配球して揺さぶるためのボール運びが出来るようにはなる。ランニングで追い越してもその後の展開に詰まるため、ゼ・ロベルトがフリーランから裏へ抜ける動きをすることはほとんど無く、縦への動きに関しては、もう一枚前のフォワードやサイドバックに任せっきり。</p>
<p>ボルシア・メンヘングラッドバッハがペナルティエリア内に入り込むことをいとわない守備を前半途中まではしていましたから、エリア内の人数では勝てない。裏へ出そうとしている回数も多かったんですが、いくら高い位置でボールを扱えるようにシステムが若干変化していたとしても、裏のスペースがほぼ存在しないため、パスを裏に出してそこで抜け出して勝負することは出来ない。ディフェンスラインの前で勝負せざるを得ずポストプレイを要求するパスをトニへ多く出しているようでした。ただ、時間をかければかけるほどスペースを失っていくことに嫌気がして、早い段階でフォワードへボールを収めようと長いパスが増えてしまい、単調な縦のボールを繰り返すばかりで全く効果的でもなければ、相手にねらい所を絞らせて守りやすくさせてしまい、ペナルティエリア内で何度も倒れるトニもPKになるはずのない倒れ方ばかりでした。<br />
中央の数的な問題から、サイドへトニが逃げてきてしまうこともあるんですが、トニが流れる代わりに、シュバインシュタイガーがサイドでドリブルを仕掛けて、縦への突破を見せてディフェンダーをサイドへ吊り出してしまうことが出来れば多少違うんだろうけど、以前のような思い切りの良さはなくなってしまっていて、バランサーとして小さくまとまってしまっている印象が強いですね。その分、ラームのドリブルが引っ張っていくしかないんですが、リベリがおらず高い位置からのドリブルは望めませんから、縦へのスピードのある展開が出来ない。パスで展開していかなければならないけれど、引いて守られているため、高い位置で回すことが出来ない。低い位置なら余裕を持って回すことが出来るから、そこから一気に長いボールでフォワードへ、と打開策が見いだせないまま同じ事の繰り返しばかり。この短期間で、エース抜きの状態のまま修正しろとはいいませんが……。</p>
<p>守備の問題は、前述の通り、明確ではないにしろファン・ボメルの前に三人を配する形を作っていたために、不用意なオーバーラップを避けることが出来、後方にファン・ボメルを起き続けることにより多少改善されたようにも見えました。が、攻撃に詰まったときに、最後尾から構築し直すために、ゼ・ロベルトやアルティントップがバランスを取るために下がってしまうと、やはり上がっていってしまうために空白地帯が出来てしまい、カウンターを受ければピンチになる場面が幾つか見られました。当然のようにファン・ボメルが全速力でリトリートするディフェンスラインの前のスペースを埋めようとすることはなく、全ての負担が後方にかかってしまうのは相変わらずですね。</p>
<p>クリンスマンからユップ・ハインケスになって多少改善された部分があるとすれば、ボールを持っていない選手の動きの幅が広がったように見えることと、ファン・ボメルを後方に押し留める時間が増えたことぐらいでしょうか。ボールを追い越す動きだとかその辺も増えたように見えなくもありませんが、ボールと人との距離感がまだ離れすぎていて、サポートが出来ない状態のまま攻撃をしていることも多い。ボールを追い越したら追い越したままになってしまって前方にたまっていくだけで変化がつけられないのもそのまま。<br />
バイエルンに華麗な攻撃を求めているわけではありませんが、チームの方針として攻撃重視でいくのであれば、もっと徹底していかないと、いくら暫定監督だったとしても何も残りません。初采配で初勝利も、それ以上のものはほとんど無く――。</p>
<p>メディアの評価を見たら、「攻撃的布陣」とか「猛攻」とか。難なく勝利したとも言えず、躓く要素はたっぷり含まれていたようにしか見えませんでしたけどね。他が不甲斐ないので恐らくチャンピオンズリーグ圏内は維持できるんでしょうが、それだけ。万が一優勝でもしようものなら、ライバルと共にリーグ自体にも失望するしかありません。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://errorcode.org/foot/2009/05/bundesliga_30_spieltag.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>Liga Espanola Jornadas 34. レアル・マドリー対バルセロナ / クラシコ</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_34.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_34.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 03 May 2009 02:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 08/09]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_34.html</guid>
		<description><![CDATA[
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■Real Madrid 2 &#8211; 6 FC Barcelona<br />
勝てば勝ち点差7になり、負ければ1に縮まる。引き分けは言わずもがなで、いずれの結果が訪れるにしろ、マドリーの自力優勝が存在しないことは変わらなかったんですが、今後どれに集中すべきなのかを決める試合にはなりそうでした。そしてどちらに大きなプレッシャーがかかりこれからかかっていくのかを推し量っていく試合だと、そう思っていました。</p>
<p>レアル・マドリーは出場が危ぶまれていたロッベンを先発させて、序盤のプレッシャー位置の高さと素早さを含め、最初から様子見の時間を作ることなく仕掛けてきていました。これまでの引いて守り、カウンターをして戦うスタイルを徐々に変化させてきたとはいえ、ここまで勝ち続けられたのはカウンターを中心とした戦い方をしたをしたことによるもので、失点をしないことから個人技で得点を奪い勝利してきた。それをこの試合になって豹変させたのは奇襲としては大きく役立ったとしても一試合通してするには無理がありました。特にディフェンスラインを高く保つことは、過去に何度か試してことごとく失敗しているように、この試合も怪しく、何度か裏を狙われているケースが目立ちました。オフサイドで辛うじて回避している場面もあれば、カシージャスの判断によって救われている場面もある。少なくとも言えるのはラインを整え裏への意識を持ちながらラインを押し上げているのではなく、中盤の守備へ連動性を持たせ、フォアチェックを機能させなければならないから押し上げているだけで、アンカーがスペースを埋めたり、後方に抜け出す選手にマークしたり、という後ろへのリスクマネージメントをしながらのものではないようです。カンナバーロにしろメッツェルダーにしろそれほどスペースがあるタイプではなく、カバーリングの上手い選手たちですが、それは低い位置で効果を発揮するものですから、非常にミスマッチだった。</p>
<p>中盤のチェックは、後方のラインよりはうまくいっていましたが、同じくフォアチェックを徹底しているバルサのものとは違い、コースを限定して後方の守備をやりやすくするものではなく、ボールを高い位置で奪い、そのままカウンターを狙ったものが多く、人数をかけてプレスをかけては居ますが、一つかわされてしまえばパスコースが存在し、一気に人数が減りそのしわ寄せがセンターバックに向かってしまうようなものでした。中盤でパスを構築する人材が相次いで怪我で離脱しているため、後方で奪い構築し得点を狙うよりも、ウインガーを配して高い位置でボールを奪ってカウンターで得点を取る方が望ましいのは理解できましたし、そうあるべきだとは思いますが、シャビやイニエスタのように殆ど苦にすることなくキープし続けられてしまえば、成り立っていないどころか傷口を広げているようでもありました。</p>
<p>序盤の奇襲の部分では、ロッベンには縦のスピードがあり、スピードに乗れる状態でボールを渡せる状態にあって、再三アビダルの所を脅かし、ロッベンではなかったにしろセルヒオ・ラモスのクロスからそのサイドを破った。ただそれもグァルディオラがプジョルに修正を指示した辺りからうまくいかなくなり、セオリー通り二枚以上でロッベンの進行方向を塞ぐことにより、スピードを落とさせ中へのパスを選択させるようになった。その徹底からラサナ・ディアラからしかパスが出てこなくなり試合から存在感を失い、バルサの攻撃が左に寄っていることも影響して守備にも戻らなければならずスタミナを消耗し、怪我明けの整わないコンディションもあって、途中からは全く使い物にならなくなってしまっていましたね。</p>
<p>バルサの攻撃が左に寄ったのはメッシが中央に入ってきたことによるもので、エトーが右に押し出される形になっていたことも多少ありましたが、多くの時間はエトーの下にメッシがつく形になり、イニエスタやシャビにかかるフォアチェックのその後を上手くメッシが利用して中央の収め所として機能し、左のアンリや中央のエトーと近い関係を保ちつつ、高いディフェンスラインを狙いやすく正確なパスが出せる距離を取っていました。それらは中盤の消耗を減らす意味でも役に立っていましたが、右側の攻撃力の低下は際だっていました。ダニエウ・アウベスが前半は消極的だったこともあり、さらにエインセとマルセロの二枚が守備に参加できる環境にあり、ガゴやラサナ・ディアラがサポートに来ればメッシとダニエウ・アウベスの二人であってもスペースを消されてしまって上手く動けなかった。メッシが中に入った後のエインセとマルセロの消え方を見る限りでは、そこを意図して使わないことで彼らのもっていたプランを崩壊させる事が出来ており、重要なことでした。</p>
<p>あとはラサナ・ディアラは守備の貢献が大きく、彼が多くボールを触り単純にさばくのはマドリーの攻撃にとっても守備にとっても非常に重要なことなんですが、いつもボールの近くに居る彼をリバプールがそしたように、バルサの守備のやり方ではラサナ・ディアラがボールを触る位置が既にプレッシャーのエリアにかかっており、ノンプレッシャーから前を振り向いてボールを配球することをさせてもらえない。テクニックが無いわけではないんですが、プレッシャーのある中でのボールの処理は上手くなく、ここを抑えておくことでバルサがボールを得る確率はどんどんと上がっていく。さらに彼がマークをしている相手がシャビやイニエスタですから、ボールを奪われた後にはすぐにプレッシャーに来られる。近くにグティやスナイデルのように預けられる選手がいれば、そちらにすぐ預けることによって回避できたんでしょうけどね。</p>
<p>バルサではエトーが目立たなかったことが非常に大きく、彼が得点を取るための動きに終始したのは試合の行方が決した後ぐらいなものでした。それ以外はメッシが中央によってマドリーの左サイドの守備を無意味なものにしてしまった後のケアをエトーが行い、中央に絞ってこさせないようにしたり、サイドの守備に奔走したり、ゴールを得なくとも、チームの勝利を最優先にしたプレイをしていたように見えました。自分が得点を取れなくとも納得をしているような表情とプレイをしていて、目立たなかったからこその貢献があったんじゃないかと思っています。</p>
<p>あとは、レアル・マドリーの得点がバルサの本気を呼んでしまい、付け焼き刃のような高く保たれたディフェンスラインがバルサに有利な形をいくつも作ってしまい、がむしゃらなチェックが傷口を広げた。そんな印象でした。</p>
<p>ただ、次のチェルシー戦に向けては大きな弱点を露呈してしまい、先制点を与えたクロスは、トゥーレ・ヤヤとロッベンがぶつかって倒れたことに意識がいっていたのかもしれないけれど、プジョルのポジショニングが非常に悪く、二失点目のセットプレイの守備もニアサイドだけのケアしかできておらず、左利きのキッカーが蹴るボールに対する守備陣形の整え方とは思えないほどお粗末なものでした。セットプレイと高さに関してはチェルシーの方が得意なのは第一戦でも明らかだったように、徹底したクロスを上げられてしまえば、このギャップを利用されてしまうのではないかと思えるほどお粗末な守備でした。どちらの失点も勝負が決する以前の重要な部分ですから、気を抜いていたわけでも手を抜いていたわけでもない。ならなおさら危険だとしか思えませんね。</p>
<p>この試合に関しては、あえて口の悪い言い方するなら――というのは削除しておきます。浮かれすぎていたとはいえ、よくなかったので。</p>
<p>とりあえずヽ( ﾟ∀ﾟ)/な状態で浮かれすぎで、何を書いているのか解らない。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://errorcode.org/foot/2009/05/liga_espanola_jornadas_34.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>UEFA Champions League Semi-Finals 1stLeg バルセロナ対チェルシー</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2009/04/uefa_champions_league_semifina.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2009/04/uefa_champions_league_semifina.html#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 29 Apr 2009 05:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 08/09]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://errorcode.org/foot/2009/04/uefa_champions_league_semifina.html</guid>
		<description><![CDATA[
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■FC Barcelona 0 &#8211; 0 Chelsea<br />
試合序盤は、マルダを徹底的にダニエウ・アウベスと競り合わせて、ボールを積極的にそこに入れて主導権争いをさせてみたり、シャビにオビ・ミケルをマンマークで尽かせ、前を振り向けないように様々な策を練っている様子がうかがえました。前者はバルサの右サイドの攻撃力を削ぐための方策で、メッシ一人であれば他とのサポートで抑えきる方法もあるが、そこにダニエウ・アウベスが入り込んでくることで選択肢が増え対応が難しくなることを警戒してのものでしょうし、後者は、言わずとしれたバルサの鍵ですから、シャビからのボールの配球をストップしてしまえば攻撃のスムーズさが落ち、裏側を狙われる危険性を減らすことが出来る。そういったところだったんでしょう。</p>
<p>他にもマンマークを中心とした守備の構築が見られ、トゥーレ・ヤヤにはドログバやランパード、イニエスタにはエッシェンやバラックなど、シャビほどの明確化はされていないにしろ、近代的な守備組織の作り方ではないようで、その影響から一時は変則的に4-3-1-2のスリーセンター気味に見えることもありました。それに加えて、センターバックが持ち上がったときに、マンマークからゾーンへの変化がうまくいかず、不自然なほどぽっかりとスペースを与え、誰もチェックに行かない瞬間も出来ましたし、一部では成功も、全体ではそうも言えないようでした。</p>
<p>次第にシャビは上下動を頻繁に行うことでマンマークのやり方を把握し、ポジションチェンジからオビ・ミケルを吊り出してスペースを作り出すことにも成功しましたし、大きく下がってマークを受けずに前を向くようにもなり、前半の終了前にはもうすでにマンマークを取りやめ、ゾーンでの守り方へと全体が変化をし、シャビのみを抑えることに固執していなくなっていました。それ以外の部分でも、マンマークでこちらも同じようにメッシをおさえておくはずのボシングワも、メッシの度重なる中へのポジションチェンジとダニエウ・アウベスが早々にマルダとの主導権争いに勝利してしまったことから、密着したマークを行うことが出来ずに二人を見なければならず、得意とするセンターバックとのワンツーからのシュートをフリーの状態で許してしまったり、中へのドリブルを簡単に許してしまっていました。メッシがそれに固執しなければ、もっと多くの選択肢を得られたのかもしれませんが、選択肢を与えないように中のドリブルを許しつつ裏と中へのパスコースを消す渋滞を作り出したチェルシーの守備が、その部分では勝っていたと言えるでしょう。</p>
<p>中央に渋滞が出来た要因の一つとしては、メッシが中に入ってくることがそうですが、エトーがポストプレイを中心とした組み立てを選択したこともその影響でしょう。シャビが序盤は高い位置で前を向けなかった影響から、高い位置からボールを出せないために裏を直接狙うことが出来ず、チェルシーのライン設定が低いこともあって、まず高い位置でボールを収める必要があった。だから中央でボールを収めていたんでしょうが、それが攻撃のリズムを一つ落とす結果になり、停滞は人数の増加を招き、渋滞が発生した。もちろん、それによってシャビが下がっていくことも出来たため、オビ・ミケルのマンマークをすり抜けるためにはこれが必要だったわけですが。</p>
<p>チェルシー側のことを書くことはとても難しく、最初から最後まで守り抜くことを貫いているようにしか見えませんでした。殆どの場合は、ロングボールを一本蹴り、それをドログバがポストプレイで後方の選手に落とすだけ、あるいは自分自身で前を狙う、ただそれだけの単調なものでした。センターバックの心理的な負担にはなっても、特に単調な攻撃はいい攻撃にもならずディフェンスラインを押し上げる力もなく、試合が荒れて冷静さを失い両チームが攻守両面の異常なスピードアップをした前半の終盤ぐらいなものでしょう、まともに攻撃をしたのは。</p>
<p>本来攻撃の選手をそこまで守備に徹底させてしまうのだから、ランパードが目立つわけもなく、右サイドに追いやられていたエッシェンも不思議なほどに目立たず、持ち味のプレイを監督に許されなかったバラックは、下手をすれば退場にされてもおかしくないプレイを連発していました。運がよかったのはチェルシーが審判に愛されていたというぐらい。<br />
あと書くとすれば、マルケスの不用意なバックパスから失点しかけたけれど、ビクトル・バルデスが神懸かりで防いでくれただけ。</p>
<p>後半開始直後にまたマルダとダニエウ・アウベスの攻防が始まり、マルダの逆襲から全体が攻勢に出るのかと思いきや、それもまた一瞬で勝負が決してしまってチェルシーが攻撃に出てくることはありませんでしたが、守備のやり方は前半開始の時とは違い、最初からゾーンマークを中心としたものに変わり、中盤にスペースが出来るようになっていました。ディフェンダーとセントラルミッドフィールダーとの間にイニエスタ、メッシ、シャビが入り込めるだけの余裕があったのも事実ですが、中央に寄りすぎて活用できず、中央の渋滞に引っかかる結果を生んだのもまた事実。<br />
サイドから中央を利用したり、中央からサイドに展開してバランスよくワイドに攻めることが出来れば、もっと多くのチャンスを得られたのかもしれませんが、チェルシーほどのクラブに最初から最後まで引き分けるという決意をされてしまえば、崩すのは非常に難しい。</p>
<p>それにしても、バルサにとってこの審判の判断は納得のいくものではなく、プジョルにはあっさりとイエローカードを出しておきながら、バルサの面々がドリブルで何度倒されようが笛は吹かれず続行されるだけ、その中にあったいくつもの危険なプレイにもイエローカード所かファウルの笛すら吹かれず、反対にチェルシーの選手が倒れればすぐにファウルの笛が吹かれる。ここ最近はよく審判が敵に見えるくらいに色々とありますから、もう慣れては居ますが、セカンドレグにはプジョルも怪我のマルケスも出ることが出来なくなり、クラシコを挟み、非常によくない状態になりつつありますね。</p>
<p>パスの回数も成功率も大きく違い、スタイルの違いというよりも意識の違いからまるで話にならない数値に留まったチェルシーには失望しかなく、コーナーにも人が上がってこないなんて、得点を取る意志がないとしか思えない。アウェーだからとしてもあまりに酷い姿勢ですよ。審判の笛次第では試合を壊しにかかっていたとも受け取れる結果になっていたかもしれず、好きじゃない。パーフェクトではなかったにしろ、いい守備だったのは間違いありませんが。</p>
<p>シュート数:18-3、支配率:65-35、コーナーキック:10-2、ファウル:7-20。<br />
点を取れるチャンスはいくつもあった。でも取れなかった。致命的だなぁ、これ。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://errorcode.org/foot/2009/04/uefa_champions_league_semifina.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>Liga Espanola Jornadas 33. セビリア対レアル・マドリー</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2009/04/liga_espanola_jornadas_33_1.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2009/04/liga_espanola_jornadas_33_1.html#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 27 Apr 2009 02:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 08/09]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://errorcode.org/foot/2009/04/liga_espanola_jornadas_33_1.html</guid>
		<description><![CDATA[
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■Sevilla 2  &#8211;  4 Real Madrid<br />
クラシコ前だからというのがあって、マドリーの試合を見たんですが、それ以上に大きな要素を占めていたのは、バルサが前日に引き分けて、マドリーとしては差を縮めるためには何としても勝たなければならない、という部分。個人的には、セビリアに勝って欲しく、その願望に満ちあふれた見方をしているのを（いつものこととはいえ）予め白状しておきます。そしてそのことをご了承ください。</p>
<p>両者共に出足は、ボールを収めるところを潰す意識を出していて、特に中盤のつぶし合いから前へ展開する、というよりも、まず潰すだけというようでした。セビリア側は多少攻撃のことを意識こそしていましたが、守備自体のスタイルは前で如何に相手にプレスをしボールを前に出させないかに終始して、ポストプレイこそ封じていましたが裏へ抜けられることに関しては全く注意を払っていないと思えるほどに薄いものでした。オフサイドになったものの、最初にイグアインに抜けられたところで意識の変化をして修正をしていくかと思いきや、その後も姿勢としては変わりませんでした。ただ、マドリー側が高い位置でボールを収められず、近い距離からディフェンスラインの裏側へスルーパスを出せないでいたのも変わりませんでしたから大きな問題にはならないようでした。主に攻撃はセルヒオ・ラモスの右サイドのオーバーラップから縦へ向かおうとするもの（それもうまくいっているとは思えず中途半端なポジショニングで終わっていた）や、後方からのクリアをロングフィードにして一発で相手の裏を狙う、リスクを大幅に軽減した攻め方だけで、繋ぐことをせずに収めることも出来ず、攻撃のスタイルとしては単調で、裏のケアが出来ていないセビリアであっても、それだけの滞空時間のあるものであれば対応は問題なく、得点の匂いは全くしなかった。</p>
<p>セビリアの攻撃は、レナトとカヌーテが左右に動きつつもボールを中央で収めるもので、中盤のつぶし合いの一歩先にボールを収めることで、ある程度スペースのあるところでボールを受けられる状況になることが多く、前がかりになっている中盤の守備と後方で待ちかまえなければならないディフェンスラインとのギャップから、受けられるだけのスペースが出来ていたのも事実でした。オーバーラップするセルヒオ・ラモスの裏側や、スピードで圧倒されているミゲル・トーレスの裏側をカバーするためにもセンターバックは裏の意識を持っていなければならなかったために、ポストプレイに対して強く当たることが出来ず、それらが左右に展開される要素にもなっていて、ラサナ・ディアラが動き回ってサイドのケアまで走り回って対応していましたが、それらも中央から引きずり出されて居る側面の方が強く出ており、上手く立ち回っているとは言いがたいものでした。それに両センターバックの特徴が、対人能力よりもカバーリングの人たちでしたからスピードに難があることもあって、そう守る姿勢になるだろうというのは見えていました。ですから、セビリアの攻撃のやり方は非常によかった。先制点の場面を含めてよかった。ただもう少し何かしらの要素があれば、追加点を奪えて流れを決めるだけの要素になれたのかもしれませんね。</p>
<p>マドリーの攻撃は、本当に裏を狙うスルーパスが中心になったもので、どの位置からでもスルーパスを狙い続ける、ともすれば単調で退屈なサッカーだったんですが、セビリアの守備も攻撃も前への意識を強くしているために、セビリアのボールを高い位置で奪ったときや、妙なエアポケットが出来てしまった瞬間などは裏一本であっても十分に得点できるだけのチャンスを演出できていましたし、実際に得点を得るだけの場面を作り出していた。どれもセビリアの不注意によるものでしたが、マドリーの選手たちがする同一の動きは、得点に焦りすぎているからのもので、個々に多様性がないためにパスコースが限定されていたり、裏へ抜けた後の展開にもバリエーションを付けられませんでした。それ以上に得点を取らなければならない焦りが、いくつも正確性のないプレイを生んでしまい、なかなか得点には結びつきませんでしたね。セビリアのように味方を信じて動き続けていれば、もう少し違ったバリエーションがあったのかもしれませんが、同点のゴール自体は、常に裏を狙い続けたからこそ生まれたもので、状況の修正から打開していくものではなかったのでがっかり。</p>
<p>そしてセビリアも守備の修正をしなければならないのを無視続けた結果の失点で、ある種ミスといえる失点で、その後の失点も、状況が決していた4点目以外は、ほぼ全てミスによるもので、セビリアのここ最近の不調をうかがい知ることが出来るような自滅っぷり。<br />
マドリーは得点前後にはしっかりと中盤の高い位置でボールを受けられるようになっていましたし、近い距離のパスも出せるようになり、こぼれ球のサポートも得られるようになっていた。単調な中に改善があったのも事実で、マドリーの勝利は試合の推移を見れば妥当なもの。</p>
<p>クラシコの持つ意味合いが大きくなったことを考えると、リーガ全体としてはいいことであっても、バルサを応援する身からすると冷や汗もの。日程の厳しさが同じなら大きくアドバンテージがありそうな内容でも、そうではないので地獄ですよ。本当に。</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://errorcode.org/foot/2009/04/liga_espanola_jornadas_33_1.html/feed</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
	</channel>
</rss>

