エレクトロニック・アーツから発売されるFIFA 10の体験版がUK(欧州)ストアにて配布され始めたので、その簡易レビューを箇条書きで書いてみようと思います。その他の地域でデモがいつから配布になるかは各自でどうぞ。
サッカーゲームのライバル、KONAMIから発売されているWinning Eleven 2010が以前までの続編の作りから多少は改心したようで、大きな変更が加えられるというような発表もありましたね。全方向移動であるとか新たな特殊能力や戦術設定など、欧州市場から大きなフィードバックを得ながら制作されたようです。ただし、それ以降の追加情報は過去の作品の例に漏れず、発売日が迫ってきても情報が目に見える形で殆ど出てこない。海外向けのプロモーションビデオなどでは新要素は確認できますが、公式サイト、パッケージすらないのはどういうことなのやら。こちらもデモ版が配布され次第プレイしていこうとは思っていますが、期待はしていません。
まずは体験版をダウンロード後初めてプレイした動画をどうぞ。元々FIFA09の頃から可能な動きの全てを利用できていたわけでもなく、実力もいまいちなのは過去の動画でも明らかなのでその辺には期待をしないでください。画面が暗く解りづらいのは、明るさを設定し忘れたためです。
FIFA10のプレイした感想は以下の通り。時間の都合上箇条書き風です。
・収録クラブは、Barcelona, Juventus, Chelsea, Bayern Munchen, Chicago Fire, Marseilleと、前作に比べると豊富で豪華。
・体験版なのに実況付き。難易度、スピード、アシスト、画面の明るさなど、必要なオプションは全て変更可能。
・体験版では移籍は完全ではない。FIFA09の時もそうだったので、製品版では移籍が反映されているか、あるいは最初のアップデートで対応するんでしょう。
・体験版はHDDにインストールするため非常にロードが早く快適。ただしFIFA09の時も快適だったものの製品版はインストールできなかったため、ここはあてにしてはいけない。EAだからインストールには対応しないものと思っている。ただし09の体験版よりもロードは早いので、もしかすると最適化されているのかもしれない。スタジアムも一つしかないし、その辺の影響かもしれないからなんとも言えない。
・全体的に動きが速くクイックに感じられる。切り返しなどが特に顕著に感じられる。スキルムーブのスピードも速くなったのかもしれない。選手によってスキルムーブのクイックさが違うようで、恐らくパラメータに何らかの設定があるんでしょう。イブラヒモビッチはかなりクイック。
・ドリブルはなめらかで、360度自由にドリブルが出来ると謳われていたため、どれぐらいのものかと思ったら、表面上はFIFA09と差はありません。それがより細かく動けるようになり、ほんの少しのずらし方であるとか、コントロールの方向が変えられたりするぐらいでしょうか。アナログに忠実に動きすぎて選手がふわふわしている、滑っているような感覚はありません。動ける範囲できっちりと360度動いてくれる感覚で09と表面上は差がないと書いたものの、これができるのがプレイしてみると凄く違う。無理矢理という感じはしません。メッシのディフェンスラインの前を横切っていくドリブルが再現可能。何度かやれば自分でも出来た。
・ドリブル時にボールが足下に引っ付いている感覚が薄くなった。ディフェンス時に少しやりやすいかもしれない。スライディングはそういえば試していないが、事前情報ではきっちりとボールに向かうようになっていると聞いた。
・ドリブルのコースとディフェンダーの寄せ方で大きくボールのキープ力が変わる。下手な方法ならイブラヒモビッチでも誰でも簡単に弾き飛ばされるが、相手の寄せきれない位置に動かすと体の弱い選手のでもある程度キープできるようだ。メッシなら特にそれをしなければならないかもしれない。利き足の方にディフェンダーを向かえるのは得策ではない。守備の時は、寄せてさえいれば何とか精度も落とせて奪えることも多くあるので、駆け引きが重要。
・トラップがより自然になった。バウンドするボールの処理をもたつき、跳ねさせてしまったり、足下に収められなかったり、次のプレイに移行する時間が大きくかかっていたのが改善され、テクニックのある選手なら自然にとラップで足下にピタリと収まるようになっている様子。スローインでよく解る。
・クイックリスタート搭載。ウイニングイレブンでは先に搭載していましたが、FIFA10から採用されたようで、相手が使ってきました。自分からどうやってクイックリスタートを使うのかは知りませんが、非常になめらかで自然なものです。
・審判の流し方、ジャッジがより自然になった。これまではファウルを受けた後に流すことはあっても、その流した後いつ笛を吹くのかの判断が非常に悪く、攻撃の形を作れそうな最中に笛を吹かれてやり直し、というのがよくあったんですが、今のところそういう形にはなっておらず、改善されたようです。さらにスライディングで相手を倒さなくとも、抜かれそうになった相手に足を出して止めた場合にもイエローカードが出ました。
・ディフェンスが細かい部分で足を出すようになった。これまでクロスやシュートに対してディフェンダーが体を張って止めることが無く、クロスを上げられるときは蹴る前に奪わなければほぼ確実に上げられてしまうように感じていたのが、しっかり近くにポジションを取り、コースを切っていれば足を出して止めてくれるようになった。このお陰で「待ち」のディフェンスがやりやすくなり、無理に飛び込まずにコースを切ることで防ぐことも可能になりました。非常に優秀な足の出し方です。前の方の守備でフィードをブロックする際にも同じような動きをしてくれます。これまでのように「シュートコースにスライディングでコースを塞ごうとしても効果無し」というのが改善されるかもしれない。
・L2ディフェンスが軽くやりやすくなった反面、相手のスキルムーブにセミオートで対応できていたものが、ある程度自分で駆け引きしなければならなくなった。
・パスで崩していく動きが非常に楽になった気がする。相手のマークを外してフリーになる動きをしてくれているような感じで、戻すパスや横パスが出しやすくなっているような印象を受ける。ただし、相手の守備の対応力も上がったような気がするため、どうにもやりづらい。ただ単に自分が下手で、やり込み不足で対AI慣れしていないだけの可能性が非常に高いだけでしょう。
・キーパーのパンチングやキャッチなどの判断がよくなっているかもしれない。シュートの機会をあまり作れなかったので詳細は不明。
・ロングパスの弾道が低くなり、サイドチェンジがやりやすくなったものの、アシスト機能を入れていると、逆サイドまで届かないこともしばしば。選手の能力やアシスト設定、そして操作をしている人間の腕の問題が一番大きいだろうからこれもあてにならない。フィードはバルサしか使っていないのであまりやっていないけど、上手くやればピケorマルケスからアンリへというパターンも再現できそうだ。
・コーナーキックが曲がりすぎて目的のポイントに落とすのに苦労しそう。
・試合中のフリーキックの場面でR2を押すことでキッカーを選べるようになった。
・フリーキックでL1を押しながらで弾丸のシュートが蹴れるようになった。パワーを調節すれば壁の下も狙えるけど、動画ではL1で弾丸だというのを知らずに使ったため壁にぶち当ててます。
・キックオフがホーム側固定ではなくなった。アウェー側からもスタートする。
・選手の顔がFIFA09よりも似ているようになった。あまりにも似ていないと思える顔グラフィックが09は多かったんですがFIFA10になってから各選手の顔が似ているように見えます。ただ、似てない選手は相変わらず駄目で、ファン・ボメルだとかピケとかその辺は雰囲気すら出ていない気もしますが、改善された選手も多い。
・レーダーが見づらい
・メニューなどのインターフェイスの改善はあまりないようだ。
・ゴール後の雰囲気は変わらず。
・ハイライトに選ばれる場面は相変わらず首をかしげたくなるものが多い。
・インスタントリプレイで何故か審判をターゲットに出来る(わら
あまり数をプレイできていないのでこれぐらい。