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	<title>No Football, No Life. Foot-Lab</title>
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	<description>欧州サッカー観戦記</description>
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		<title>UEFA Champions League First knockout round 2ndLeg レアル・マドリー対リヨン</title>
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		<pubDate>Thu, 11 Mar 2010 11:00:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 09/10]]></category>

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		<description><![CDATA[■Real Madrid 1 &#8211; 1 Lyon
第一戦で先勝したリヨンが優位な環境で試合がスタートしたんですが、開始早々のカカのシュートに代表されるように、マドリーが先のセビリア戦の勢いそのままに挑んできたことが大きく試合を動かしていました。
奇襲のような部分こそシュートにまで持っていけましたが、それ以外ではマドリーは低い位置で横に動かすことが多くありました。クリスチアーノ・ロナウドも下がって受けて横に動く。ですが、それはある程度リヨンの思っている守り方であって、低く陣形を整えて待ち構えるブロック形勢をしてしまえば、そう簡単には左右に揺さぶられない。クリスチアーノ・ロナウドが下がって受けるように高い位置に起点が無く、相手の前で受けるばかりで、リヨンのブロック形勢によって殆どの選手が動かずに掴まえられている。サイドの高い位置に起点が作れていないから左右へ寄せる効果が薄く中央に集まっているわけで、リヨンが人数をかけて守れる位置に入っていき、ファウルで止められても怖くない位置で受けている状態が続くかと思っていました。
先制点はそういった部分を払拭するプレイで、それまで手前で受けていたものから一転して相手のサイドバックの裏側へ出てボールを受けることで、守備ブロックの外に出てしまった。先手を取られた上で競争になってしまえば、明確に体を寄せることすら難しくこの得点はグティとクリスチアーノ・ロナウド二人の素晴らしいプレイによるものでした。
このイメージがしばらくリヨンに残っていたようで、それまでサイドに起点を見いだせなかったマドリーはクリスチアーノ・ロナウドを多く流れさせるようにしたことで、先制点のイメージから相手をサイドへと引っ張り出しておけるようになっていました。タッチライン際を深くえぐるドリブルに飛び込んで奪う素振りも見せられず、併走するばかりでスピードも落とせず中のコースを切るので精一杯。そうやって深く入られていくうちにラインを下げさせられて、ブロック構築を意味のないものにされていました。
中盤のプレスの部分でも、グティが球離れを早くして寄せられるよりも早くパスを出してしまう。加えてポジションの修正を頻繁にして、いつでも受けられる位置に存在して安定して預けられる存在になる。近い距離のパスであってもそうやってマークを外す動きを連続することで相手の徹底したプレッシング意識を削っていき、前を向けるようにしていました。
そうやっていくつかの修正が積み重なっていくことで、サイドから逆サイドへボールを動かせるほどになり、ワイドに使うことで相手のラインを押し下げていけるようになり、深くに相手を押し込めるようになってきていました。支配率を高めていくことは出来ていたんですが、それがマドリーの形だとはいえず、ある程度の起点を作れてはいたんですが、サイドからサイドへのものであって、相手のマークをずらしたりプレッシングの意識を削ぐ役に立つかもしれないんですが、中央を縦に利用することは殆どありません。ひやりとさせるようなプレイをゴールの近い位置ですることが難しく、崩しきる形を用意できていませんでした。
ただそれでもリヨンが戻らなければならない距離を大きくする分には役立っているわけで、カウンターの距離を長くしてリサンドロ・ロペスを孤立させることには成功していた。縦の運動量を増加させておくことでダイアゴナルな動きをしづらくさせていましたし、カウンターに人数をかけられず、まずリサンドロ・ロペスへと預けてからの展開をしなければならず、マドリーは抑える一点を見つけるのは容易い。
マドリーの守備もきちんと戦う姿勢を見せていて、相手の人数が少なく、動きも直線的。それを利用してきっちり掴まえておけていましたし、激しく当たってコントロールさせず、カウンターに上がってくるのを躊躇させてもいました。
前半は完全にマドリーペースになっていたんですが、徐々に使えていなかった縦を利用できるようになってきことで、リヨンのセンターバックに窮屈なプレイを強いることも出来るようになっていましたが、サイドに起点が作れていたことから相手を押し込めていたのに、縦が利用できるようになってからフォワード二人が中央に集まってしまうことが多く、フォワード二人が固まらなくてもそれ以外の選手が中央に集まってしまい、人数が増えた。中央を利用する回数が増えすぎてワイドに展開しなくなり、相手をペナルティエリア内に閉じ込めておくことが出来ず、一定のラインを保つところまで持ち直す要因になっていました。いってのラインまで押し上げられてしまうと今度は効率のいい裏へ飛び出す動きばかりを選択しがちで、繋いで崩そうとしていない。深くまで入らずアーリークロスも増えてしまいましたし、陣形を整えさせる手助けをしているようにしか見えなくなってきていました。
後半の修正はリヨンの方が大きく、マドリーは若干スローダウンした印象でした。
前半はリサンドロ・ロペスへ預けることでしか展開できないほど前後が分離してしまっていたリヨンですが、ラインの高さを保つようにしたことと中盤を下がりすぎないように留めておくようになったことで、彼を裏へ飛び出させてそこへボールを出すことが出来るようになっていた。長い距離のパスで裏を狙うのではなく比較的高い位置から出せていたのは、修正が出来ていた証拠でしょう。
ラインをある程度高く保つためにも、クリスチアーノ・ロナウドがサイドに流れたところで自由にさせていた部分が前半はあったんですが、それをフリーにしておかず掴まえておくようになっていました。なるべく前を向きながら受けることをさせず、ディフェンダーの前で受けさせて、それからアクションを起こさせるようにしている。
他にも低い位置でボールを持たれているときにプレスがかかっていなかったのを、中盤が高く保てるようになったためにプレスが出来るようになり、マドリーのセンターバック、ガライとアルビオルが時間をたっぷり使って狙いを絞ってから出せる環境を減らした。それによってフィードの精度を落とさせ、ディフェンスラインで処理できるようにした。
それらによってカウンターに距離を必要としなくなり攻撃に厚みは出たものの、その分守備の厚みが無くなり対応に難しさができていましたが、要所を押さえておくことで何とか処理できる範囲で収めていました。
マドリーは攻撃を受けることでずるずると下がり、バイタルエリアが出来てそこを利用され始めていました。カウンターを警戒することからラインが下がったのもありますし、間延びし始めた。中盤の後方がボールを持つと、パスでこれまでは展開できていたものが、距離が長くスペースが空いているようになってしまったために、パスをカットされる可能性やコースを消されているためにドリブルで前へ持ち上がることが増えた。その分時間的な余裕を相手に与え、展開の幅を作れないでいる。
支配率こそマドリーが大きく上回っていたかもしれませんが、ペースはリヨンの方に傾いていました。それを取り戻すためか、グラネロに代えてファン・デル・ファールトを投入してより攻撃的な姿勢を見せようとしていました。ただ状況はセビリア戦のように一方的に押し続けられるような要素が無く、相手にはスピードがあり、カウンターの脅威があり、人数をかけられ、中盤の底に展開する力もあった。
一時的にリヨンを押し込む効果は得られたましたが、得点の可能性は高くともまた戦う姿勢があるようには見えない、ショートパスによるクロスを選択するようになった。
得点を取りたい焦りからか、フィジカルコンタクトから逃げてはいないものの、体をぶつけられることに苛立っている場面が目立ったり、上手く相手にやられている場面が目立つようになっていました。ファウルを要求する倒れ方を連続してするようになり、スタジアムもそれに乗っかって騒ぐ。どこか冷静さを欠いているような部分があり、その時間帯は選手の距離が近すぎて前を向けるスペースを自分たちで潰していました。
そして得点はリヨンへ。
マドリーが攻勢に出ても、リヨンは前半のように下がり、後方に守備ブロックを形成しようとはしませんでした。バイタルエリアを空けてしまう危険を冒しながらも人数を高く置いておく。フィードを裏へ出してそれを競らせ、こぼれ球に対応できる人数を十分に揃えていた。マドリーにも十分に人数はいたんですが、この試合にはシャビ・アロンソのようにディフェンスラインの前を埋める仕事する選手がおらず、グラネロを下げたことで、ラサナ・ディアラ一枚が担当しているようなものでした。ファン・デル・ファールトは一応戻ってはいましたが、それでもラサナ・ディアラがボールサイドへ流れてしまったために中央へスペースを作る要因になっていた。あとはリサンドロ・ロペスの非常に上手いプレイと、ピアニッチの素晴らしいゴールですね。
二試合通じてのリードを得たことで引いて守るようになったリヨン相手にキープすることは容易くなっていました。中盤の手前で横に動かして陣形を崩そうとしても、チャレンジするポイントがなく崩れていかない。パスを縦に出しても、受けに戻ってくる選手へ出しているだけで、裏へ出すパスもなければ、裏へ動き出す選手もいない。足が止まってボールが来るのを待つか、ゴールから遠ざかりながら受ける動きをするだけで、相手へ窮屈な対応をさせていたのはラウールぐらい。
そんな状況になってアルベロアに代えてマアマドゥ・ディアラを投入したとしても効果が得られるはずがなく、もしかすると順序が逆だったかもしれない。彼のようにきちんとディフェンスラインの手前を抑えられる選手を用意してからであれば、セビリアと戦ったときのように攻撃偏重の交代をしてもきっちりと縦の厚みを用意して守れていたかもしれない。
焦るマドリーはフォワードの位置に四枚が並んでしまって攻撃にも厚みを失ってしまって、パワープレイのようにアーリークロスを連続して入れるばかり。あるいはこれだけの人数を入れながら、味方に渡る可能性が高いショートパスを利用して得点を取ろうとする。人数を入れているのだから、守備も人数が多く入り渋滞をしているのに確率を考えて安全なものを選択していては可能性は高くなっていきません。セビリア戦で逆転できたのは安全なものを選ばず戦うプレイを選択したからこそ、でしたから。
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			<content:encoded><![CDATA[<p>■Real Madrid 1 &#8211; 1 Lyon<br />
第一戦で先勝したリヨンが優位な環境で試合がスタートしたんですが、開始早々のカカのシュートに代表されるように、マドリーが先のセビリア戦の勢いそのままに挑んできたことが大きく試合を動かしていました。</p>
<p>奇襲のような部分こそシュートにまで持っていけましたが、それ以外ではマドリーは低い位置で横に動かすことが多くありました。クリスチアーノ・ロナウドも下がって受けて横に動く。ですが、それはある程度リヨンの思っている守り方であって、低く陣形を整えて待ち構えるブロック形勢をしてしまえば、そう簡単には左右に揺さぶられない。クリスチアーノ・ロナウドが下がって受けるように高い位置に起点が無く、相手の前で受けるばかりで、リヨンのブロック形勢によって殆どの選手が動かずに掴まえられている。サイドの高い位置に起点が作れていないから左右へ寄せる効果が薄く中央に集まっているわけで、リヨンが人数をかけて守れる位置に入っていき、ファウルで止められても怖くない位置で受けている状態が続くかと思っていました。</p>
<p>先制点はそういった部分を払拭するプレイで、それまで手前で受けていたものから一転して相手のサイドバックの裏側へ出てボールを受けることで、守備ブロックの外に出てしまった。先手を取られた上で競争になってしまえば、明確に体を寄せることすら難しくこの得点はグティとクリスチアーノ・ロナウド二人の素晴らしいプレイによるものでした。</p>
<p>このイメージがしばらくリヨンに残っていたようで、それまでサイドに起点を見いだせなかったマドリーはクリスチアーノ・ロナウドを多く流れさせるようにしたことで、先制点のイメージから相手をサイドへと引っ張り出しておけるようになっていました。タッチライン際を深くえぐるドリブルに飛び込んで奪う素振りも見せられず、併走するばかりでスピードも落とせず中のコースを切るので精一杯。そうやって深く入られていくうちにラインを下げさせられて、ブロック構築を意味のないものにされていました。</p>
<p>中盤のプレスの部分でも、グティが球離れを早くして寄せられるよりも早くパスを出してしまう。加えてポジションの修正を頻繁にして、いつでも受けられる位置に存在して安定して預けられる存在になる。近い距離のパスであってもそうやってマークを外す動きを連続することで相手の徹底したプレッシング意識を削っていき、前を向けるようにしていました。</p>
<p>そうやっていくつかの修正が積み重なっていくことで、サイドから逆サイドへボールを動かせるほどになり、ワイドに使うことで相手のラインを押し下げていけるようになり、深くに相手を押し込めるようになってきていました。支配率を高めていくことは出来ていたんですが、それがマドリーの形だとはいえず、ある程度の起点を作れてはいたんですが、サイドからサイドへのものであって、相手のマークをずらしたりプレッシングの意識を削ぐ役に立つかもしれないんですが、中央を縦に利用することは殆どありません。ひやりとさせるようなプレイをゴールの近い位置ですることが難しく、崩しきる形を用意できていませんでした。</p>
<p>ただそれでもリヨンが戻らなければならない距離を大きくする分には役立っているわけで、カウンターの距離を長くしてリサンドロ・ロペスを孤立させることには成功していた。縦の運動量を増加させておくことでダイアゴナルな動きをしづらくさせていましたし、カウンターに人数をかけられず、まずリサンドロ・ロペスへと預けてからの展開をしなければならず、マドリーは抑える一点を見つけるのは容易い。<br />
マドリーの守備もきちんと戦う姿勢を見せていて、相手の人数が少なく、動きも直線的。それを利用してきっちり掴まえておけていましたし、激しく当たってコントロールさせず、カウンターに上がってくるのを躊躇させてもいました。</p>
<p>前半は完全にマドリーペースになっていたんですが、徐々に使えていなかった縦を利用できるようになってきことで、リヨンのセンターバックに窮屈なプレイを強いることも出来るようになっていましたが、サイドに起点が作れていたことから相手を押し込めていたのに、縦が利用できるようになってからフォワード二人が中央に集まってしまうことが多く、フォワード二人が固まらなくてもそれ以外の選手が中央に集まってしまい、人数が増えた。中央を利用する回数が増えすぎてワイドに展開しなくなり、相手をペナルティエリア内に閉じ込めておくことが出来ず、一定のラインを保つところまで持ち直す要因になっていました。いってのラインまで押し上げられてしまうと今度は効率のいい裏へ飛び出す動きばかりを選択しがちで、繋いで崩そうとしていない。深くまで入らずアーリークロスも増えてしまいましたし、陣形を整えさせる手助けをしているようにしか見えなくなってきていました。</p>
<p>後半の修正はリヨンの方が大きく、マドリーは若干スローダウンした印象でした。<br />
前半はリサンドロ・ロペスへ預けることでしか展開できないほど前後が分離してしまっていたリヨンですが、ラインの高さを保つようにしたことと中盤を下がりすぎないように留めておくようになったことで、彼を裏へ飛び出させてそこへボールを出すことが出来るようになっていた。長い距離のパスで裏を狙うのではなく比較的高い位置から出せていたのは、修正が出来ていた証拠でしょう。</p>
<p>ラインをある程度高く保つためにも、クリスチアーノ・ロナウドがサイドに流れたところで自由にさせていた部分が前半はあったんですが、それをフリーにしておかず掴まえておくようになっていました。なるべく前を向きながら受けることをさせず、ディフェンダーの前で受けさせて、それからアクションを起こさせるようにしている。<br />
他にも低い位置でボールを持たれているときにプレスがかかっていなかったのを、中盤が高く保てるようになったためにプレスが出来るようになり、マドリーのセンターバック、ガライとアルビオルが時間をたっぷり使って狙いを絞ってから出せる環境を減らした。それによってフィードの精度を落とさせ、ディフェンスラインで処理できるようにした。<br />
それらによってカウンターに距離を必要としなくなり攻撃に厚みは出たものの、その分守備の厚みが無くなり対応に難しさができていましたが、要所を押さえておくことで何とか処理できる範囲で収めていました。</p>
<p>マドリーは攻撃を受けることでずるずると下がり、バイタルエリアが出来てそこを利用され始めていました。カウンターを警戒することからラインが下がったのもありますし、間延びし始めた。中盤の後方がボールを持つと、パスでこれまでは展開できていたものが、距離が長くスペースが空いているようになってしまったために、パスをカットされる可能性やコースを消されているためにドリブルで前へ持ち上がることが増えた。その分時間的な余裕を相手に与え、展開の幅を作れないでいる。</p>
<p>支配率こそマドリーが大きく上回っていたかもしれませんが、ペースはリヨンの方に傾いていました。それを取り戻すためか、グラネロに代えてファン・デル・ファールトを投入してより攻撃的な姿勢を見せようとしていました。ただ状況はセビリア戦のように一方的に押し続けられるような要素が無く、相手にはスピードがあり、カウンターの脅威があり、人数をかけられ、中盤の底に展開する力もあった。<br />
一時的にリヨンを押し込む効果は得られたましたが、得点の可能性は高くともまた戦う姿勢があるようには見えない、ショートパスによるクロスを選択するようになった。</p>
<p>得点を取りたい焦りからか、フィジカルコンタクトから逃げてはいないものの、体をぶつけられることに苛立っている場面が目立ったり、上手く相手にやられている場面が目立つようになっていました。ファウルを要求する倒れ方を連続してするようになり、スタジアムもそれに乗っかって騒ぐ。どこか冷静さを欠いているような部分があり、その時間帯は選手の距離が近すぎて前を向けるスペースを自分たちで潰していました。</p>
<p>そして得点はリヨンへ。<br />
マドリーが攻勢に出ても、リヨンは前半のように下がり、後方に守備ブロックを形成しようとはしませんでした。バイタルエリアを空けてしまう危険を冒しながらも人数を高く置いておく。フィードを裏へ出してそれを競らせ、こぼれ球に対応できる人数を十分に揃えていた。マドリーにも十分に人数はいたんですが、この試合にはシャビ・アロンソのようにディフェンスラインの前を埋める仕事する選手がおらず、グラネロを下げたことで、ラサナ・ディアラ一枚が担当しているようなものでした。ファン・デル・ファールトは一応戻ってはいましたが、それでもラサナ・ディアラがボールサイドへ流れてしまったために中央へスペースを作る要因になっていた。あとはリサンドロ・ロペスの非常に上手いプレイと、ピアニッチの素晴らしいゴールですね。</p>
<p>二試合通じてのリードを得たことで引いて守るようになったリヨン相手にキープすることは容易くなっていました。中盤の手前で横に動かして陣形を崩そうとしても、チャレンジするポイントがなく崩れていかない。パスを縦に出しても、受けに戻ってくる選手へ出しているだけで、裏へ出すパスもなければ、裏へ動き出す選手もいない。足が止まってボールが来るのを待つか、ゴールから遠ざかりながら受ける動きをするだけで、相手へ窮屈な対応をさせていたのはラウールぐらい。</p>
<p>そんな状況になってアルベロアに代えてマアマドゥ・ディアラを投入したとしても効果が得られるはずがなく、もしかすると順序が逆だったかもしれない。彼のようにきちんとディフェンスラインの手前を抑えられる選手を用意してからであれば、セビリアと戦ったときのように攻撃偏重の交代をしてもきっちりと縦の厚みを用意して守れていたかもしれない。<br />
焦るマドリーはフォワードの位置に四枚が並んでしまって攻撃にも厚みを失ってしまって、パワープレイのようにアーリークロスを連続して入れるばかり。あるいはこれだけの人数を入れながら、味方に渡る可能性が高いショートパスを利用して得点を取ろうとする。人数を入れているのだから、守備も人数が多く入り渋滞をしているのに確率を考えて安全なものを選択していては可能性は高くなっていきません。セビリア戦で逆転できたのは安全なものを選ばず戦うプレイを選択したからこそ、でしたから。</p>
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		<title>UEFA Champions League First knockout round 2ndLeg フィオレンティーナ対バイエルン</title>
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		<pubDate>Wed, 10 Mar 2010 11:00:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
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		<description><![CDATA[■ACF Fiorentina 3 &#8211; 2 FC Bayern Munchen
先日のブンデスリーガで出場したアラバがサイドバックに入った状態でバイエルンはスタートをしていました。それ以外の部分ではロッベンとリベリーも先発に復帰し、フォワードにはミュラーが起用されてマリオ・ゴメスとコンビを組んでいるぐらいでしょうか。
序盤は経験の浅いアラバの裏に何度もボールを出されて、ファーストレグでコンテントが不安定な動きをして狙われたようにこの試合でも左サイドバックの裏側を狙われていたんですが、強風が吹き浮き球の制度が整わない環境でピッチも滑りやすく球が止まらなかったこともあって助かっていました。ゴールラインを割って実際に利用される場面こそありませんでしたが、中へ絞り気味で外側にスペースがある、守備の出足が一歩遅い、チェックに意識がいってカバーは得意ではないかもしれない、と何度も利用されそうな気配はあったものの、あからさまには狙ってこなかったお陰で助かっているようでした。
アラバは確か本来は中盤の選手だったはずですから、守備面に難があってもタッチが非常に柔らかくボールコントロールに優れている。視野も広く落ち着いていましたから、攻撃面での貢献は期待できそうでした。
試合全体の流れでいえば、フィオレンティーナはオーバーペースであるかのように非常に早いプレッシングで主導権を握っていました。特にブンデスリーガであれば、リベリやロッベンの存在からフリーで利用させてもらえることが多いサイドバックへのマークも行われていて、ロッベンが下がってきたところへラームが上がっていこうとしても、すぐに寄せられて縦のコースを使えていませんでした。
バックパスやサイドチェンジは繋げているんですが、ウイングの二人には密着されていて、受けに戻っても背中から強烈に圧力を受けて前を振り向くどころではない。それ以外のところでもマークはポジションの変化が少ないこともあって密着した状態で掴まえられていて、前方向にショートパスで繋いで構築していくのが難しく、ロングボールを出すことが精一杯でした。それに競り合わせてなんとか前を向いてボールを得ようとしている部分がありましたが、風でフィードが押し流されていて、裏で受けたり、選手の受けやすい位置に狙えていないのもありました。きちんと体を寄せられていることからボールを落とす位置も正確ではありませんでしたし、ファウルになる回数も増えて、プレイが止まりがち。
どちらもが密着したマークをしていて相手を掴まえておける環境になっていました。攻撃しているサイドに守備側も攻撃側も人数を集めていましたから、片側で試合が進められていた。両者共にフィジカルコンタクトを避けていませんでしたから、繋ぎの正確さが出てこず、両者共にパスカットやパスミスも多かった。天候などの条件の難しさもあるんですが、フィードもショートパスも通りませんでした。
バイエルンはプレッシャーを多く受ける高い位置で組み立てられないので、セントラル・ミッドフィールダーの位置で組み立てられなかったんですが、そこでも時間をかけてボールを持たせてもらえていませんでした。縦へ入れてフォワードへ預けることも、ウイングの二人にボールを出してキープをして押し上げることも出来ず、むしろ狙い目とされているようでもありました。そのため自分たちが持つリズムよりも速いテンポでボールを離さなければならないことが多く、ミスが増える原因にもなっていましたし、マークに付かれている選手が多いことから足下で受けないように裏側へ出そうとしているんですが、受け手は足下で受けたがっているため、ギャップからミスになってしまうことが多かったですね。
バイエルンはアラバが集中的に狙われなかったとしても、サイドを中心に使われていることに変わりがなく、それを最後尾で抑えようとはせずに中盤で抑えようとしていた。選択はいいんですが、アラバが不用意に相手のサイドアタッカーにマークに出てしまって裏を取られていましたし、最初から裏を取られることを考慮してバドシュトゥバーが左に流れてケアする形を取っていました。これは中央の人数を犠牲にしているわけで、一枚がサイドに流れるとニアサイドへ大きなスペースが出来てしまうため、残ったヴァン・ブイテンが左のセンターバックの位置にまで来てラームが中へ絞っている。中盤の誰かがラインに吸収される形を取れれば高さのないラームを中に入れる危険な選択をしなくても済むんですが、シュバインシュタイガーとファン・ボメルには期待が出来ない。
先制点を奪われた時はラームが右サイドで行き交うボールの処理をするために前へ出ていたこともあって、ケアのためにセンターバックが右へスライドしていた。両チーム共に片側に全体が寄っていたので問題ない部分はありましたが、中盤の二枚共が右へいってしまっていた。センターバックも中盤もがラームの上がったスペースのケアのために寄ってしまっていて肝心の中央に人数がおらず、ミドルシュートを打たせるだけのスペースを大きく与えてしまっていた。そしてこぼれ球を鈍足のヴァン・ブイテンとバルガスの競争にさせてしまい、コースを消すところにも持っていけなかった。ゴールを決めたバルガスが素晴らしかったし、ブットが弾いた方向も不味かった。
アウェーゴールの差から得点が必須になってしまったバイエルンは何が何でも攻勢に出なければならなかったんですが、狭い地域でのパス回しをさせられていて、相手に追いかけ回されて急かされている状況は変わらず、自分たちのタイミングよりも早く回されポジションの修正やマークを外す動きが間に合っていない。相手を外せているのはリベリーやロッベンの横のドリブルやキープしてマイナス気味に横へ出すときぐらいで縦のコースは第一戦と同じく切られていました。特にペナルティエリアの横を使う機会を与えないようにされているようで、利用させてもらえるのは浅い位置ばかりでサイドの深い位置に進出することは非常に希でした。前半にペナルティエリア横を使えた、という印象を与えられたのはロスタイムの一回ぐらいでしょうか。
後半になると全体のバランスに多少の変化が現れてきていました。バイエルンは少しだけワイドに、相手サイドバックの裏を利用しようとする動きを見せ始めていましたし、フィオレンティーナの高いラインとセットになった中盤のプレッシング、相手を掴まえておくものが少し修正速度が遅くなりフリーの状況が作れたり、前を向けるようになってきていた。例えばロッベンが中央に流れてきて受けた場面では、誰もマークしておらずフリーの状態を作っていた。ラインを前に出して奪いに行くには一枚だけで厚みが無く、裏を取られかねない危険から下がり、綺麗に整っていたラインにはギャップが出来ていました。状況に応じて前後の位置で圧縮できていたバイタルエリアが開き始めた瞬間でした。
ただそこを突いて同点にするよりも先に二点目を決められてしまいました。サイドバックの外を一度利用されて、そこから中へグラウンダーの早いクロス。ジラルディーノはオフサイドのポジションのようでしたが、ヴァン・ブイテンの二つのハンドを（フィオレンティーナがアピールしていたけど）見逃してもらいPKを取られなかったのだから、これが見逃されても不満は言えませんね。問題は中央に厚みのない守備でファン・ボメルは何故全力で戻らずスペースを埋めようとしていないのか。自分が掴まえておくべき相手がいないように思っていたのかもしれませんが、ニアサイドのケアにバドシュトゥバーが引き出されているのは前半通り。そしてヴァン・ブイテンがジラルディーノについてニアへ動く。そうするとラームしかいなくなり、ヨヴェティッチをマークしておく選手がいない。もう一人バルガスまでフリーだったのだから、またキーパーが弾いて――ということすら考えられるのだから。
ただフィオレンティーナがラインを保ったり人を掴まえておく部分が少し緩くなったのは確かで、クローゼがセンターバックとサイドバックの間に入り込んで飛び出す動きをしても、動き始める以前から見ておらず、掴まえていませんでしたし、前半のオーバーペースによる疲労なのかは解りませんが、縦を利用できるようになっていました。
リベリーやロッベンにも前向きでドリブルさせてくれるようになり、深くまで進入させてもらえるようになっていました。リベリーが前向きでスピードに乗り、ペナルティエリア横にまで入り込めたことで、相手を引きつけてラインも下げさせ、中央にスペースを作った。ペナルティエリア横付近、サイドの深い位置を利用したからこそファン・ボメルが上がる位置にスペースが出来たわけですね。シュートも見事でした。
二試合合計で同点に追いついたことで精神的な余裕が出たのか、フィオレンティーナのプレスはまだ素早かったんですが、それでもバイエルンは自分たちのタイミングでパスを回せるようになっていました。サイドを縦に使える要素が出てきたお陰で中盤で密集地帯を作られにくくなったのもありますし、片側に寄ったあと逆サイドを利用できるようになっていた。
これならもう一点取って逆転することも可能だろうと思っていたんですが、カウンターで失点したのは非常に痛かった。これは相手が上手かったとしかいいようがなく、どこかで致命的なミスをしていたとは言い難く、ヨヴェティッチをシュバインシュタイガーとヴァン・ブイテンで挟み込んでいましたし、奪えていてもおかしくなかった。
勢いを削がれる一点になるかと思っていたんですが、直後にロッベンが素晴らしいゴールを決めて今度は二試合合計でリードを奪えたわけで、この時間帯の二得点はどちらのミスでもなく、ただただいいゴールだっただけ。
こうやってリード奪ってしまえば、今季のバイエルンは優位に試合を進めることが出来る。縦へ急がなくてもいいお陰で多く利用していたバックパスをそのまま利用できますし、フィジカルコンタクトを利用してファウルを貰うこともできる。守備に回ればクローゼも戻ってプレッシングをしてロッベンとリベリーの二枚を近い関係で残しておく。この二人のスピードとテクニックが相手に与える脅威は大きく、一方的に押し込み続ける試合展開にはさせませんし、キープ力もあるため高い位置にまで運んでくれて攻撃までできる。
理想的な展開を作りつつ、さらにバイエルンのプレッシングスピードが上がっていたかもしれません。時間を与えない片側に密集した守備や中盤とディフェンスラインの距離を縮めてバイタルエリアを利用させないものは、前半にフィオレンティーナがしていたものの裏返しのように機能していましたし、サイドからクロスを上げられる場面でも、センターバックがサイドのケアのために出て行っておらず、中央に十分な人数をおいて処理でき、安定して守れるようになっていました。
最後の集中力は流石としかいいようがありませんでしたが、バイエルンがペナルティエリア内にまで入ってシュートを打った場面はそれほどなく、そこまで崩しきったという印象を受ける場面も殆どありませんでした。
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			<content:encoded><![CDATA[<p>■ACF Fiorentina 3 &#8211; 2 FC Bayern Munchen<br />
先日のブンデスリーガで出場したアラバがサイドバックに入った状態でバイエルンはスタートをしていました。それ以外の部分ではロッベンとリベリーも先発に復帰し、フォワードにはミュラーが起用されてマリオ・ゴメスとコンビを組んでいるぐらいでしょうか。</p>
<p>序盤は経験の浅いアラバの裏に何度もボールを出されて、ファーストレグでコンテントが不安定な動きをして狙われたようにこの試合でも左サイドバックの裏側を狙われていたんですが、強風が吹き浮き球の制度が整わない環境でピッチも滑りやすく球が止まらなかったこともあって助かっていました。ゴールラインを割って実際に利用される場面こそありませんでしたが、中へ絞り気味で外側にスペースがある、守備の出足が一歩遅い、チェックに意識がいってカバーは得意ではないかもしれない、と何度も利用されそうな気配はあったものの、あからさまには狙ってこなかったお陰で助かっているようでした。<br />
アラバは確か本来は中盤の選手だったはずですから、守備面に難があってもタッチが非常に柔らかくボールコントロールに優れている。視野も広く落ち着いていましたから、攻撃面での貢献は期待できそうでした。</p>
<p>試合全体の流れでいえば、フィオレンティーナはオーバーペースであるかのように非常に早いプレッシングで主導権を握っていました。特にブンデスリーガであれば、リベリやロッベンの存在からフリーで利用させてもらえることが多いサイドバックへのマークも行われていて、ロッベンが下がってきたところへラームが上がっていこうとしても、すぐに寄せられて縦のコースを使えていませんでした。<br />
バックパスやサイドチェンジは繋げているんですが、ウイングの二人には密着されていて、受けに戻っても背中から強烈に圧力を受けて前を振り向くどころではない。それ以外のところでもマークはポジションの変化が少ないこともあって密着した状態で掴まえられていて、前方向にショートパスで繋いで構築していくのが難しく、ロングボールを出すことが精一杯でした。それに競り合わせてなんとか前を向いてボールを得ようとしている部分がありましたが、風でフィードが押し流されていて、裏で受けたり、選手の受けやすい位置に狙えていないのもありました。きちんと体を寄せられていることからボールを落とす位置も正確ではありませんでしたし、ファウルになる回数も増えて、プレイが止まりがち。</p>
<p>どちらもが密着したマークをしていて相手を掴まえておける環境になっていました。攻撃しているサイドに守備側も攻撃側も人数を集めていましたから、片側で試合が進められていた。両者共にフィジカルコンタクトを避けていませんでしたから、繋ぎの正確さが出てこず、両者共にパスカットやパスミスも多かった。天候などの条件の難しさもあるんですが、フィードもショートパスも通りませんでした。</p>
<p>バイエルンはプレッシャーを多く受ける高い位置で組み立てられないので、セントラル・ミッドフィールダーの位置で組み立てられなかったんですが、そこでも時間をかけてボールを持たせてもらえていませんでした。縦へ入れてフォワードへ預けることも、ウイングの二人にボールを出してキープをして押し上げることも出来ず、むしろ狙い目とされているようでもありました。そのため自分たちが持つリズムよりも速いテンポでボールを離さなければならないことが多く、ミスが増える原因にもなっていましたし、マークに付かれている選手が多いことから足下で受けないように裏側へ出そうとしているんですが、受け手は足下で受けたがっているため、ギャップからミスになってしまうことが多かったですね。</p>
<p>バイエルンはアラバが集中的に狙われなかったとしても、サイドを中心に使われていることに変わりがなく、それを最後尾で抑えようとはせずに中盤で抑えようとしていた。選択はいいんですが、アラバが不用意に相手のサイドアタッカーにマークに出てしまって裏を取られていましたし、最初から裏を取られることを考慮してバドシュトゥバーが左に流れてケアする形を取っていました。これは中央の人数を犠牲にしているわけで、一枚がサイドに流れるとニアサイドへ大きなスペースが出来てしまうため、残ったヴァン・ブイテンが左のセンターバックの位置にまで来てラームが中へ絞っている。中盤の誰かがラインに吸収される形を取れれば高さのないラームを中に入れる危険な選択をしなくても済むんですが、シュバインシュタイガーとファン・ボメルには期待が出来ない。</p>
<p>先制点を奪われた時はラームが右サイドで行き交うボールの処理をするために前へ出ていたこともあって、ケアのためにセンターバックが右へスライドしていた。両チーム共に片側に全体が寄っていたので問題ない部分はありましたが、中盤の二枚共が右へいってしまっていた。センターバックも中盤もがラームの上がったスペースのケアのために寄ってしまっていて肝心の中央に人数がおらず、ミドルシュートを打たせるだけのスペースを大きく与えてしまっていた。そしてこぼれ球を鈍足のヴァン・ブイテンとバルガスの競争にさせてしまい、コースを消すところにも持っていけなかった。ゴールを決めたバルガスが素晴らしかったし、ブットが弾いた方向も不味かった。</p>
<p>アウェーゴールの差から得点が必須になってしまったバイエルンは何が何でも攻勢に出なければならなかったんですが、狭い地域でのパス回しをさせられていて、相手に追いかけ回されて急かされている状況は変わらず、自分たちのタイミングよりも早く回されポジションの修正やマークを外す動きが間に合っていない。相手を外せているのはリベリーやロッベンの横のドリブルやキープしてマイナス気味に横へ出すときぐらいで縦のコースは第一戦と同じく切られていました。特にペナルティエリアの横を使う機会を与えないようにされているようで、利用させてもらえるのは浅い位置ばかりでサイドの深い位置に進出することは非常に希でした。前半にペナルティエリア横を使えた、という印象を与えられたのはロスタイムの一回ぐらいでしょうか。</p>
<p>後半になると全体のバランスに多少の変化が現れてきていました。バイエルンは少しだけワイドに、相手サイドバックの裏を利用しようとする動きを見せ始めていましたし、フィオレンティーナの高いラインとセットになった中盤のプレッシング、相手を掴まえておくものが少し修正速度が遅くなりフリーの状況が作れたり、前を向けるようになってきていた。例えばロッベンが中央に流れてきて受けた場面では、誰もマークしておらずフリーの状態を作っていた。ラインを前に出して奪いに行くには一枚だけで厚みが無く、裏を取られかねない危険から下がり、綺麗に整っていたラインにはギャップが出来ていました。状況に応じて前後の位置で圧縮できていたバイタルエリアが開き始めた瞬間でした。</p>
<p>ただそこを突いて同点にするよりも先に二点目を決められてしまいました。サイドバックの外を一度利用されて、そこから中へグラウンダーの早いクロス。ジラルディーノはオフサイドのポジションのようでしたが、ヴァン・ブイテンの二つのハンドを（フィオレンティーナがアピールしていたけど）見逃してもらいPKを取られなかったのだから、これが見逃されても不満は言えませんね。問題は中央に厚みのない守備でファン・ボメルは何故全力で戻らずスペースを埋めようとしていないのか。自分が掴まえておくべき相手がいないように思っていたのかもしれませんが、ニアサイドのケアにバドシュトゥバーが引き出されているのは前半通り。そしてヴァン・ブイテンがジラルディーノについてニアへ動く。そうするとラームしかいなくなり、ヨヴェティッチをマークしておく選手がいない。もう一人バルガスまでフリーだったのだから、またキーパーが弾いて――ということすら考えられるのだから。</p>
<p>ただフィオレンティーナがラインを保ったり人を掴まえておく部分が少し緩くなったのは確かで、クローゼがセンターバックとサイドバックの間に入り込んで飛び出す動きをしても、動き始める以前から見ておらず、掴まえていませんでしたし、前半のオーバーペースによる疲労なのかは解りませんが、縦を利用できるようになっていました。<br />
リベリーやロッベンにも前向きでドリブルさせてくれるようになり、深くまで進入させてもらえるようになっていました。リベリーが前向きでスピードに乗り、ペナルティエリア横にまで入り込めたことで、相手を引きつけてラインも下げさせ、中央にスペースを作った。ペナルティエリア横付近、サイドの深い位置を利用したからこそファン・ボメルが上がる位置にスペースが出来たわけですね。シュートも見事でした。</p>
<p>二試合合計で同点に追いついたことで精神的な余裕が出たのか、フィオレンティーナのプレスはまだ素早かったんですが、それでもバイエルンは自分たちのタイミングでパスを回せるようになっていました。サイドを縦に使える要素が出てきたお陰で中盤で密集地帯を作られにくくなったのもありますし、片側に寄ったあと逆サイドを利用できるようになっていた。</p>
<p>これならもう一点取って逆転することも可能だろうと思っていたんですが、カウンターで失点したのは非常に痛かった。これは相手が上手かったとしかいいようがなく、どこかで致命的なミスをしていたとは言い難く、ヨヴェティッチをシュバインシュタイガーとヴァン・ブイテンで挟み込んでいましたし、奪えていてもおかしくなかった。<br />
勢いを削がれる一点になるかと思っていたんですが、直後にロッベンが素晴らしいゴールを決めて今度は二試合合計でリードを奪えたわけで、この時間帯の二得点はどちらのミスでもなく、ただただいいゴールだっただけ。</p>
<p>こうやってリード奪ってしまえば、今季のバイエルンは優位に試合を進めることが出来る。縦へ急がなくてもいいお陰で多く利用していたバックパスをそのまま利用できますし、フィジカルコンタクトを利用してファウルを貰うこともできる。守備に回ればクローゼも戻ってプレッシングをしてロッベンとリベリーの二枚を近い関係で残しておく。この二人のスピードとテクニックが相手に与える脅威は大きく、一方的に押し込み続ける試合展開にはさせませんし、キープ力もあるため高い位置にまで運んでくれて攻撃までできる。<br />
理想的な展開を作りつつ、さらにバイエルンのプレッシングスピードが上がっていたかもしれません。時間を与えない片側に密集した守備や中盤とディフェンスラインの距離を縮めてバイタルエリアを利用させないものは、前半にフィオレンティーナがしていたものの裏返しのように機能していましたし、サイドからクロスを上げられる場面でも、センターバックがサイドのケアのために出て行っておらず、中央に十分な人数をおいて処理でき、安定して守れるようになっていました。</p>
<p>最後の集中力は流石としかいいようがありませんでしたが、バイエルンがペナルティエリア内にまで入ってシュートを打った場面はそれほどなく、そこまで崩しきったという印象を受ける場面も殆どありませんでした。</p>
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		<item>
		<title>Bundesliga 25. Spieltag ケルン対バイエルン・ミュンヘン</title>
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		<pubDate>Mon, 08 Mar 2010 02:00:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 09/10]]></category>

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		<description><![CDATA[■1.FC Koln 1 &#8211; 1 FC Bayern Munchen
バイエルンはデミケリスが国際親善試合で負傷してしまったことから、ここまで固定されていたディフェンスラインを維持することが出来なくなり、バドシュトゥバーを本来のポジションであるセンターバックへと移し、左サイドバックには経験の浅いコンテントを起用することになっていました。本来先発で使われていたリベリはこの日はベンチから、ロッベンは風邪の影響からベンチ入りもしていませんでした。
ウイングの二人がいない試合となると、今季はオリッチがサイドバックの裏へと早めに飛び出してボールを引き出してカウンター気味に試合を展開する姿が多く見られていたんですが、この試合ではその場面はあまり見られませんでした。序盤は特にマリオ・ゴメスがボールを引き出すためにサイドに流れる回数が多く、左側ではミュラーがタッチライン際にポジションを取って受け、ワイドに開かせる役割を二人が担っているようでした。ただ、二人ともボールを受けて縦へとスピードアップする選手ではないことから、ボールを受けたら中へと動き、オリッチらと連動を目指していましたが、ボランチの二人とフォワードの一枚、あるいは逆サイドの一枚程度しか連動する相手がおらず、中央にぽっかりと空いたスペースにパスを出せるはずもなく、ケルンの網に捕まる回数が非常に多くありました。
バイエルンの前後の分断はケルンの低いライン設定に寄る部分が強くありました。ケルンのフォワード二人はバイエルンのセンターバックへのチェックをすることもありますし、前へ簡単に出させない工夫はしているものの、最後尾はフォワードを前に捉えておこうという意識があって下がっていきやすく、踏みとどまらない。サイドからバイエルンが多くの展開を目指していることもあって、中央から攻め手もらえれば踏みとどまれるだけのブロックの形勢が出来ていたんですが、サイドバックの外側を多く空けている守り方になっていたので、多くの回数そこへ入り込まれ、ラインを下げざるを得ない要素がありました。
ただそれはケルンにとっては好材料と呼べる部分が多くありました。
バイエルンはパスの距離が長く、止まっている時間が長くなってしまうため、パスカットされやすい環境になっていました。ケルンがラインの設定を低くしているだけではなく、フォワードの二人が、そのラインを押し下げる動きこそしてもボールを引き出すために下がる動きを繰り返してくれない。ミュラーとアルティントップがバランスを取ってボランチとの間に入ってくれればいいんですが、それをしていない。ワイドに開いてボールを受け、それから中へドリブルで切れ込むことはしても、ボールのない状態で中に入って起点となる動きはしていない。ミュラーは何度か中へポジションを移していましたが、それもフォワードと同列になる動きをしているだけで、中央で縦の関係を作る動きではなく横に広がって選択肢を広げるだけでした。
時間が経つにつれてバイエルンの攻撃パターンが硬化して決まってしまい、サイドへ渡してから中へを繰り返すばかりになっていました。ミュラーのその動きは読まれつつあり、その広報から上がってきて、比較的フリーで受けられるコンテントにしても、中へ入ってしまう。ペナルティエリア横のスペースを使うときだけ、そこからのクロスの可能性が強く印象づけられているものの、それより手前であればドリブルで中へ入ってくるというイメージしか無く、中央との距離感が悪いため、サポートを得られず、変化をつけられる恐れがないため、安心してケルンは対応をしている。右のアルティントップもそれほど変わらず、より横の動きが少ないために予め近いポジションを取られて縦のコースを切られたり、囲い込まれて縦や中の選択肢を奪われている場面もありました。
ラインが低いことでそこからでも裏へ出されて走らされる場面はありましたが、それほどの精度がないために脅威となるのは難しく、ケルンとしてはもう少し踏みとどまり高い位置を保つ勇気が欲しいところでしたが、バイエルンが縦を切られたことで中へ入っていってくれる、空いたスペースをサイドバックのラームやコンテントが使いに来ても、その活用が上手くないおかげで、追い越していくスピードを維持したままボールを受けられず、止まって受けてバックパス。手詰まりになるのが見えている中へパスをするばかり。
ケルンも引いて守る弊害から前に人がおらずカンターがままならなくなっていっていましたが、ポドルスキのゴールによって先制しているため、守りきれるその選択でよく、徐々に意思統一から守りは堅くなっていっていました。
後半になると前半は少なかったオリッチのサイドへ流れてボールを受ける動きが少し見られるようになりましたし、マリオ・ゴメスもボールを受けに下がる場面が少し見られるようになってきていましたが、どちらも中央の手薄さの改善には繋がらない精度で、サイドに位置する二人のアタッカーも前半同様に早めに前のコースを切られていて、縦へのチャレンジして突破することも選択しなくなって、ある程度フリーであっても中央や逆サイドへボールを預けてしまおうとする消極的な姿勢が増えていました。
そういった中でリベリとクローゼの投入はいい選択に見えました。クローゼはボールを引き出す動きの上手い選手ですから、縦の厚みを作る役割を果たしてくれますし、高い位置でのキープも期待できる。リベリーは消極的な選択をしがちなサイドにあって縦への仕掛けが期待できる。
それらの変化が実際に現れるよりも早く、シュバインシュタイガーの得点によって追いつけたため、実際にどうだったかという部分に関してはわかりませんが、内容自体は得点以後は劇的に改善されていました。距離があまりにも離れていてパスの展開をすることが難しかったファン・ボメルの位置を一列前と表現していいほど高くしたことで中盤中央にボールを収めるところが出来るようになり、フォワードとの距離も縮まり、安定した供給が出来るようになった。
ミュラーやラームも安易に中や戻したりしなくなり、チャレンジすしてクロスまで狙うようになった。クローゼが少し下がった位置でボールを触り、そこから前へ出て行くために、中央が平らに並んでいるだけだったのが、きちんと厚みのある状態が作れるようになった。クローゼのランニングはマリオ・ゴメスとミュラーらのサイドに位置する選手との隙間に入っていく。相手のサイドバックとセンターバックの間ですね。そのマークに付かれにくく、裏のスペースを利用しやすい場所へスムーズに出て行く。全体の流れを作っていたかもしれません。
気がかりな部分はコンテントが怪我をした部分でしょうか。この日のパフォーマンスは不安定なものではなく、計算のできるものだった。欠けた部分を彼が埋めてチャンピオンズリーグに臨めるかもしれないと思っていたんですが、デミケリスが不在となって人がいる場所がまた欠けてしまう。流れを持ち、逆転を狙う展開でしたからプラニッチを出場させるのかと思っていたんですが、余程信頼を失っているようでこれでも出場させてもらえませんでしたね。代わりに出たのは若手のデヴィッド・アラバ。恐らくデビュー戦のはずで、不慣れなポジショニングをしてあまりボールにからめず、次やその次を考えると少し不安になりますね。
この試合のスコアはどちらもが得点のチャンスを得ながらこれ以上動かずに引き分け。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■1.FC Koln 1 &#8211; 1 FC Bayern Munchen<br />
バイエルンはデミケリスが国際親善試合で負傷してしまったことから、ここまで固定されていたディフェンスラインを維持することが出来なくなり、バドシュトゥバーを本来のポジションであるセンターバックへと移し、左サイドバックには経験の浅いコンテントを起用することになっていました。本来先発で使われていたリベリはこの日はベンチから、ロッベンは風邪の影響からベンチ入りもしていませんでした。</p>
<p>ウイングの二人がいない試合となると、今季はオリッチがサイドバックの裏へと早めに飛び出してボールを引き出してカウンター気味に試合を展開する姿が多く見られていたんですが、この試合ではその場面はあまり見られませんでした。序盤は特にマリオ・ゴメスがボールを引き出すためにサイドに流れる回数が多く、左側ではミュラーがタッチライン際にポジションを取って受け、ワイドに開かせる役割を二人が担っているようでした。ただ、二人ともボールを受けて縦へとスピードアップする選手ではないことから、ボールを受けたら中へと動き、オリッチらと連動を目指していましたが、ボランチの二人とフォワードの一枚、あるいは逆サイドの一枚程度しか連動する相手がおらず、中央にぽっかりと空いたスペースにパスを出せるはずもなく、ケルンの網に捕まる回数が非常に多くありました。</p>
<p>バイエルンの前後の分断はケルンの低いライン設定に寄る部分が強くありました。ケルンのフォワード二人はバイエルンのセンターバックへのチェックをすることもありますし、前へ簡単に出させない工夫はしているものの、最後尾はフォワードを前に捉えておこうという意識があって下がっていきやすく、踏みとどまらない。サイドからバイエルンが多くの展開を目指していることもあって、中央から攻め手もらえれば踏みとどまれるだけのブロックの形勢が出来ていたんですが、サイドバックの外側を多く空けている守り方になっていたので、多くの回数そこへ入り込まれ、ラインを下げざるを得ない要素がありました。</p>
<p>ただそれはケルンにとっては好材料と呼べる部分が多くありました。<br />
バイエルンはパスの距離が長く、止まっている時間が長くなってしまうため、パスカットされやすい環境になっていました。ケルンがラインの設定を低くしているだけではなく、フォワードの二人が、そのラインを押し下げる動きこそしてもボールを引き出すために下がる動きを繰り返してくれない。ミュラーとアルティントップがバランスを取ってボランチとの間に入ってくれればいいんですが、それをしていない。ワイドに開いてボールを受け、それから中へドリブルで切れ込むことはしても、ボールのない状態で中に入って起点となる動きはしていない。ミュラーは何度か中へポジションを移していましたが、それもフォワードと同列になる動きをしているだけで、中央で縦の関係を作る動きではなく横に広がって選択肢を広げるだけでした。</p>
<p>時間が経つにつれてバイエルンの攻撃パターンが硬化して決まってしまい、サイドへ渡してから中へを繰り返すばかりになっていました。ミュラーのその動きは読まれつつあり、その広報から上がってきて、比較的フリーで受けられるコンテントにしても、中へ入ってしまう。ペナルティエリア横のスペースを使うときだけ、そこからのクロスの可能性が強く印象づけられているものの、それより手前であればドリブルで中へ入ってくるというイメージしか無く、中央との距離感が悪いため、サポートを得られず、変化をつけられる恐れがないため、安心してケルンは対応をしている。右のアルティントップもそれほど変わらず、より横の動きが少ないために予め近いポジションを取られて縦のコースを切られたり、囲い込まれて縦や中の選択肢を奪われている場面もありました。<br />
ラインが低いことでそこからでも裏へ出されて走らされる場面はありましたが、それほどの精度がないために脅威となるのは難しく、ケルンとしてはもう少し踏みとどまり高い位置を保つ勇気が欲しいところでしたが、バイエルンが縦を切られたことで中へ入っていってくれる、空いたスペースをサイドバックのラームやコンテントが使いに来ても、その活用が上手くないおかげで、追い越していくスピードを維持したままボールを受けられず、止まって受けてバックパス。手詰まりになるのが見えている中へパスをするばかり。</p>
<p>ケルンも引いて守る弊害から前に人がおらずカンターがままならなくなっていっていましたが、ポドルスキのゴールによって先制しているため、守りきれるその選択でよく、徐々に意思統一から守りは堅くなっていっていました。</p>
<p>後半になると前半は少なかったオリッチのサイドへ流れてボールを受ける動きが少し見られるようになりましたし、マリオ・ゴメスもボールを受けに下がる場面が少し見られるようになってきていましたが、どちらも中央の手薄さの改善には繋がらない精度で、サイドに位置する二人のアタッカーも前半同様に早めに前のコースを切られていて、縦へのチャレンジして突破することも選択しなくなって、ある程度フリーであっても中央や逆サイドへボールを預けてしまおうとする消極的な姿勢が増えていました。</p>
<p>そういった中でリベリとクローゼの投入はいい選択に見えました。クローゼはボールを引き出す動きの上手い選手ですから、縦の厚みを作る役割を果たしてくれますし、高い位置でのキープも期待できる。リベリーは消極的な選択をしがちなサイドにあって縦への仕掛けが期待できる。</p>
<p>それらの変化が実際に現れるよりも早く、シュバインシュタイガーの得点によって追いつけたため、実際にどうだったかという部分に関してはわかりませんが、内容自体は得点以後は劇的に改善されていました。距離があまりにも離れていてパスの展開をすることが難しかったファン・ボメルの位置を一列前と表現していいほど高くしたことで中盤中央にボールを収めるところが出来るようになり、フォワードとの距離も縮まり、安定した供給が出来るようになった。<br />
ミュラーやラームも安易に中や戻したりしなくなり、チャレンジすしてクロスまで狙うようになった。クローゼが少し下がった位置でボールを触り、そこから前へ出て行くために、中央が平らに並んでいるだけだったのが、きちんと厚みのある状態が作れるようになった。クローゼのランニングはマリオ・ゴメスとミュラーらのサイドに位置する選手との隙間に入っていく。相手のサイドバックとセンターバックの間ですね。そのマークに付かれにくく、裏のスペースを利用しやすい場所へスムーズに出て行く。全体の流れを作っていたかもしれません。</p>
<p>気がかりな部分はコンテントが怪我をした部分でしょうか。この日のパフォーマンスは不安定なものではなく、計算のできるものだった。欠けた部分を彼が埋めてチャンピオンズリーグに臨めるかもしれないと思っていたんですが、デミケリスが不在となって人がいる場所がまた欠けてしまう。流れを持ち、逆転を狙う展開でしたからプラニッチを出場させるのかと思っていたんですが、余程信頼を失っているようでこれでも出場させてもらえませんでしたね。代わりに出たのは若手のデヴィッド・アラバ。恐らくデビュー戦のはずで、不慣れなポジショニングをしてあまりボールにからめず、次やその次を考えると少し不安になりますね。</p>
<p>この試合のスコアはどちらもが得点のチャンスを得ながらこれ以上動かずに引き分け。</p>
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		<title>Liga Espanola Jornadas 25. レアル・マドリー対セビリア</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2010/03/liga-espanola-jornadas-25-2.html</link>
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		<pubDate>Sun, 07 Mar 2010 06:00:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 09/10]]></category>

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		<description><![CDATA[■Real Madrid 3 &#8211; 2 Sevilla
直前の試合でバルセロナがアルメリア相手に引き分けたため、最終的には直接対決の結果が優先されるとはいえ勝てば同率で首位に立つわけで、開始当初からスタジアムが異様な雰囲気に包まれて、特にマドリーの選手たちは入れ込んでいるかのように雰囲気に飲まれているような印象がありました。
先手を取ったのはセビリアで、よくポジション修正を繰り返しながらバイタルエリアにヘスス・ナバスが多く入り込んでいました。左に多き開いて仕事をするディエゴ・カペルが出場していることもあって、ワイドに使う分にはいいんですが、絞った攻撃をするときにはそこが孤立してしまいかねない。この日はレナトもいませんでしたから余計にそのケアを考えてかヘスス・ナバスのポジションがよく動いていました。
ディエゴ・カペルは序盤は特に縦のコースを切られてしまい、左足でプレイするスペースを与えてもらえないことから縦の突破があまり見られませんでした。それだけはなく、中央や右サイドでもボールをよく動かして主導権を握っているように見えたセビリアですが、主に動かされる横パスは相手を効果的に動かしていましたが、縦のコースを切られていて、縦への仕掛けやそれを選択するパスも出来ていなかった。得意なサイドバックとサイドアタッカーの連携も縦の勢いを持ったまま出来ておらず、一度アルベロアやセルヒオ・ラモスに抑えられて勢いが止まってから、サイドバックが上がってきて連携をしようとしてしまっているため、単純に裏側へ進出することが出来ず、ワンツーやパスの交換をしつつサイドを変えるぐらいしかできませんでした。
ただ、先制点は手詰まりになっているかに思えていたそのサイドの部分からで、サイドアタッカーに先にボールを渡してそれをサイドバックが追い越していく形の連携ではなく、ボールを持ったコンコからアルベロアの裏側へヘスス・ナバスが出る動きに合わせたものでした。最終的にはクロスが逆サイドに流れて折り返したボールがオウンゴールになったものでしたが、得意としているサイドからの攻撃で得点を取れたのは大きかった。
失点をしたマドリーでしたが、あのディフェンスラインの中にきっちりとシャビ・アロンソが戻っていたことはこれまでの守備のバランスを考えればとてもいいことで、以前はディフェンスラインの前を埋められなかったり、クロスの際に中へ入れずワイドに使われた際に中央を引き出されて手薄になっていたんですが、そこを埋められていた。結果こそオウンゴールでしたが、その後もクロスの処理などできっちりとディフェンスラインの中にあるスペースへと入って処理をしていましたし、もう少し前で活きるタイプだとしても、そこをケアしなければならない布陣ですから彼のやっていたことは正しいのではないでしょうか。
失点をして以後のマドリーの攻撃には鋭さが無く、ボールを引き出す動きも足りていませんでした。センターバックからボールを出す場所が遠く、サイドバックやピボーテへとボールを展開してからフォワードへとボールが渡る。カカやマルセロらに早い段階でボールを渡せれば、ドリブルで対面する相手を引きつけつつその裏側にイグアインやクリスチアーノ・ロナウドを出させて引き出せることが出来ますが、その形かカウンター時に流れたフォワードが一枚がボールを引き出すだけで、クロスも可能性の高いマイナスのボールを出すぐらいで中央に人数が足りずニアサイドで潰れる役割をする選手もおらず、ディフェンダーから逃げた位置で触ろうとする意識が強く出ていました。
カウンターも鋭さが無く、ボールを前に出した後にゆとりを持ってしまって、カウンターを仕掛ける場面でカウンターを選択せず、ポゼッションをしようとするかのように時間をかけてしまう。セビリアは陣形を整える時間をもらえ、サイドからのクロスに対しても戻りながらの守備をする場面は非常に少なかった。
一時的に素早い展開はあったものの、概して体をぶつけられる守備を嫌がっているようで、ファウルをもらうためのプレイが増えて倒れたり、それよりも先にボールを離して逃げの印象が強いプレイも選択していた。受ける動きをすれば当たられるために、裏を狙う動きが一時的に増えたり、マークをずらす動きが足りない中で効果的ではない直線的な動きでした。
素早い展開が一段落をしてくると、マドリーの運動量少ないこともあってセビリアがそれぞれをきっちり掴まえているようになりました。フォワードから中盤のアタッカーの所までマークできていて、抑えられていないのは一箇所ぐらいでしょうか。そこからチャンスを作ることがマドリーには出来ていましたが、ボールを動かす先が足下であってスペースへと出せていないことが多く、特にバイタルエリアに入るとその傾向が強くなってしまう。セビリアはバイタルエリアを空けていることが多く狙い目であるように思えていたんですが、利用しようと足下へ出すボールを明確に狙っていて、収まった後を抑えに出るのではなく、収まる前にセンターバックが狙いすましたカットをして奪う。裏へ抜ける動きをセットで行ったとしても動く以前のポジションを掴まえられているため、きっちりとマークに付かれているため利用することも難しく、またパロップが止め続けていたこともマドリーが確実さを求める要因にもなっていたのかもしれません。
後半になって変化が見られたのは、セビリアがディエゴ・カペルからカヌーテへと交代したことが大きな要素でした。前線からのある程度のチェイスが効果的だったんですが、守備に力を発揮するとはいえないネグレドとカヌーテでは機動力が減って出所にプレッシャーをかけることが難しくなっていました。広報がそれに合わせて下がってしまい、コンパクトに保つのが困難になり、中盤のプレッシングを減少させる結果になっていたようにも見えました。
攻撃面ではセビリアは戦える選手が前に増えたことで、ロングボールの対応や狙いが簡単になり、マドリーは何故かマークを離してしまっていてヘディングで容易に落とさせてしまったり、何でもない場所でクリアが不正確になっていたり、と依然として飲まれているように見え、ドラグティノビッチのフリーキックが直接入ってしまった部分にしても、いったい誰の責任なのか明確に出来ていませんでしたし、その時点まではボロボロでした。
動きが止まったマドリーは、相手に捕まれて体を寄せられて、それを嫌がってボールを受けたがっていない様にも見えましたし、パスで動かして相手の陣形を崩していけておらず近い関係も保てていない。
選手交代をしてそれらパスの得意な二人を入れましたが、それでもパスを連続して入れられず、一つパスが前に入ると後はドリブルのような個人での打開が必要になっていました。セビリアの疲労から緩くなったマークによって、高い位置で前を向ける状態であったり、フリーであってもドリブルで前へ仕掛けていく様子が無く、パスで解消しようとしたり、横のパスを選択して縦のチャレンジが少ない。
せっかくの交代が活きていなかったんですが、相手の足に当たってクリスチアーノ・ロナウドまで届いたボール、それで一点返したおかげで、それまでの何もかもが上手くいっていない部分を突き抜けたようでしたね。
マドリーは前後の分離が激しく、長い距離のパスを選択しなければならずカットできるチャンスをセビリアは多く得られていたにもかかわらず、相手に体をぶつけていたり、掴まえたり戦えていたセビリアの中盤とディフェンスラインが上手く相手を掴まえられなくなってしまっていました。ファウルによってディフェンスラインの多くがカードを持っていたことも激しさを失ってしまった要因なのかもしれませんが、ずるずると下がってしまってカットしに前へ出られなくなった。バイタルエリアで受けようとする選手へのカットを狙った出足のいい守備も消え、防戦一方になってしまっていた。一点を入れられた同様があったのかもしれませんし、スタジアムの雰囲気も手伝ったのかもしれませんが、そういった修正をする前にコーナーキックから失点してしまったのが全てを決めてしまいましたね。
勢いを得たマドリーはクロスを多く放り込むようになり、選択されるクロスの種類もマイナスに出されるものや確実さを狙った短いものではなくなり、ある程度の長さであったりディフェンダーと体をぶつけながら狙うような戦う姿勢を出したものを多く選択するようになった。
カカがサイドに流れる回数を増やした事もあって、中央に二枚いるフォワードの二人がきちんとペナルティエリアに残っていることもそれをさせている要因にもなっていますし、そういったクロスで相手に脅威を与えられるようになったことで、ディフェンダーの意識をサイドに向けて追ういて中央へとスルーパスで利用していけるようになる。さらにラウールが投入されたことで、イグアインやクリスチアーノ・ロナウドのどちらかがサイドに流れられる環境も増え、より相手に多くの可能性を考えさせることが出来ていましたね。
普段であれば考えられないような後方の人数を削った交代でしたが、セビリアにその時点でもう攻め手が無くなっていたことも、そういった交代をさせやすくした要因でしょうね。カヌーテはクロスやフィードを収めてよくキープしていましたが、時間稼ぎ以上のプレイは出来ず、単独での突破も難しくタッチライン際でスローインを得る程度。キープしている間に追い抜いていくリスクの高いプレイはなく、ペロッティとヘスス・ナバスの二人がドリブルで仕掛けていくか、彼ら三人が頑張ってキープをして、他は徹底して守りきる姿勢をするばかり。相手に攻撃へ全力を出させないだけのカウンターが出来ていませんでした。
もう少しマドリーは横の選択ではなく、縦の選択を選ぶことが出来ていればよかったんですが、人数が大量に入り込んでいるが故にコースを作る動きができなくなって待っているだけの場面も多くありましたし、引いて守られているために裏を利用しづらい環境でしたから仕方ないのかもしれませんが、結果的にその中でもクロスに戦って逆転ゴールできたのだから褒めるべきなんでしょうか。バルサを応援している身としては辛い一点でした。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■Real Madrid 3 &#8211; 2 Sevilla<br />
直前の試合でバルセロナがアルメリア相手に引き分けたため、最終的には直接対決の結果が優先されるとはいえ勝てば同率で首位に立つわけで、開始当初からスタジアムが異様な雰囲気に包まれて、特にマドリーの選手たちは入れ込んでいるかのように雰囲気に飲まれているような印象がありました。</p>
<p>先手を取ったのはセビリアで、よくポジション修正を繰り返しながらバイタルエリアにヘスス・ナバスが多く入り込んでいました。左に多き開いて仕事をするディエゴ・カペルが出場していることもあって、ワイドに使う分にはいいんですが、絞った攻撃をするときにはそこが孤立してしまいかねない。この日はレナトもいませんでしたから余計にそのケアを考えてかヘスス・ナバスのポジションがよく動いていました。<br />
ディエゴ・カペルは序盤は特に縦のコースを切られてしまい、左足でプレイするスペースを与えてもらえないことから縦の突破があまり見られませんでした。それだけはなく、中央や右サイドでもボールをよく動かして主導権を握っているように見えたセビリアですが、主に動かされる横パスは相手を効果的に動かしていましたが、縦のコースを切られていて、縦への仕掛けやそれを選択するパスも出来ていなかった。得意なサイドバックとサイドアタッカーの連携も縦の勢いを持ったまま出来ておらず、一度アルベロアやセルヒオ・ラモスに抑えられて勢いが止まってから、サイドバックが上がってきて連携をしようとしてしまっているため、単純に裏側へ進出することが出来ず、ワンツーやパスの交換をしつつサイドを変えるぐらいしかできませんでした。</p>
<p>ただ、先制点は手詰まりになっているかに思えていたそのサイドの部分からで、サイドアタッカーに先にボールを渡してそれをサイドバックが追い越していく形の連携ではなく、ボールを持ったコンコからアルベロアの裏側へヘスス・ナバスが出る動きに合わせたものでした。最終的にはクロスが逆サイドに流れて折り返したボールがオウンゴールになったものでしたが、得意としているサイドからの攻撃で得点を取れたのは大きかった。</p>
<p>失点をしたマドリーでしたが、あのディフェンスラインの中にきっちりとシャビ・アロンソが戻っていたことはこれまでの守備のバランスを考えればとてもいいことで、以前はディフェンスラインの前を埋められなかったり、クロスの際に中へ入れずワイドに使われた際に中央を引き出されて手薄になっていたんですが、そこを埋められていた。結果こそオウンゴールでしたが、その後もクロスの処理などできっちりとディフェンスラインの中にあるスペースへと入って処理をしていましたし、もう少し前で活きるタイプだとしても、そこをケアしなければならない布陣ですから彼のやっていたことは正しいのではないでしょうか。</p>
<p>失点をして以後のマドリーの攻撃には鋭さが無く、ボールを引き出す動きも足りていませんでした。センターバックからボールを出す場所が遠く、サイドバックやピボーテへとボールを展開してからフォワードへとボールが渡る。カカやマルセロらに早い段階でボールを渡せれば、ドリブルで対面する相手を引きつけつつその裏側にイグアインやクリスチアーノ・ロナウドを出させて引き出せることが出来ますが、その形かカウンター時に流れたフォワードが一枚がボールを引き出すだけで、クロスも可能性の高いマイナスのボールを出すぐらいで中央に人数が足りずニアサイドで潰れる役割をする選手もおらず、ディフェンダーから逃げた位置で触ろうとする意識が強く出ていました。<br />
カウンターも鋭さが無く、ボールを前に出した後にゆとりを持ってしまって、カウンターを仕掛ける場面でカウンターを選択せず、ポゼッションをしようとするかのように時間をかけてしまう。セビリアは陣形を整える時間をもらえ、サイドからのクロスに対しても戻りながらの守備をする場面は非常に少なかった。</p>
<p>一時的に素早い展開はあったものの、概して体をぶつけられる守備を嫌がっているようで、ファウルをもらうためのプレイが増えて倒れたり、それよりも先にボールを離して逃げの印象が強いプレイも選択していた。受ける動きをすれば当たられるために、裏を狙う動きが一時的に増えたり、マークをずらす動きが足りない中で効果的ではない直線的な動きでした。<br />
素早い展開が一段落をしてくると、マドリーの運動量少ないこともあってセビリアがそれぞれをきっちり掴まえているようになりました。フォワードから中盤のアタッカーの所までマークできていて、抑えられていないのは一箇所ぐらいでしょうか。そこからチャンスを作ることがマドリーには出来ていましたが、ボールを動かす先が足下であってスペースへと出せていないことが多く、特にバイタルエリアに入るとその傾向が強くなってしまう。セビリアはバイタルエリアを空けていることが多く狙い目であるように思えていたんですが、利用しようと足下へ出すボールを明確に狙っていて、収まった後を抑えに出るのではなく、収まる前にセンターバックが狙いすましたカットをして奪う。裏へ抜ける動きをセットで行ったとしても動く以前のポジションを掴まえられているため、きっちりとマークに付かれているため利用することも難しく、またパロップが止め続けていたこともマドリーが確実さを求める要因にもなっていたのかもしれません。</p>
<p>後半になって変化が見られたのは、セビリアがディエゴ・カペルからカヌーテへと交代したことが大きな要素でした。前線からのある程度のチェイスが効果的だったんですが、守備に力を発揮するとはいえないネグレドとカヌーテでは機動力が減って出所にプレッシャーをかけることが難しくなっていました。広報がそれに合わせて下がってしまい、コンパクトに保つのが困難になり、中盤のプレッシングを減少させる結果になっていたようにも見えました。<br />
攻撃面ではセビリアは戦える選手が前に増えたことで、ロングボールの対応や狙いが簡単になり、マドリーは何故かマークを離してしまっていてヘディングで容易に落とさせてしまったり、何でもない場所でクリアが不正確になっていたり、と依然として飲まれているように見え、ドラグティノビッチのフリーキックが直接入ってしまった部分にしても、いったい誰の責任なのか明確に出来ていませんでしたし、その時点まではボロボロでした。<br />
動きが止まったマドリーは、相手に捕まれて体を寄せられて、それを嫌がってボールを受けたがっていない様にも見えましたし、パスで動かして相手の陣形を崩していけておらず近い関係も保てていない。<br />
選手交代をしてそれらパスの得意な二人を入れましたが、それでもパスを連続して入れられず、一つパスが前に入ると後はドリブルのような個人での打開が必要になっていました。セビリアの疲労から緩くなったマークによって、高い位置で前を向ける状態であったり、フリーであってもドリブルで前へ仕掛けていく様子が無く、パスで解消しようとしたり、横のパスを選択して縦のチャレンジが少ない。<br />
せっかくの交代が活きていなかったんですが、相手の足に当たってクリスチアーノ・ロナウドまで届いたボール、それで一点返したおかげで、それまでの何もかもが上手くいっていない部分を突き抜けたようでしたね。</p>
<p>マドリーは前後の分離が激しく、長い距離のパスを選択しなければならずカットできるチャンスをセビリアは多く得られていたにもかかわらず、相手に体をぶつけていたり、掴まえたり戦えていたセビリアの中盤とディフェンスラインが上手く相手を掴まえられなくなってしまっていました。ファウルによってディフェンスラインの多くがカードを持っていたことも激しさを失ってしまった要因なのかもしれませんが、ずるずると下がってしまってカットしに前へ出られなくなった。バイタルエリアで受けようとする選手へのカットを狙った出足のいい守備も消え、防戦一方になってしまっていた。一点を入れられた同様があったのかもしれませんし、スタジアムの雰囲気も手伝ったのかもしれませんが、そういった修正をする前にコーナーキックから失点してしまったのが全てを決めてしまいましたね。</p>
<p>勢いを得たマドリーはクロスを多く放り込むようになり、選択されるクロスの種類もマイナスに出されるものや確実さを狙った短いものではなくなり、ある程度の長さであったりディフェンダーと体をぶつけながら狙うような戦う姿勢を出したものを多く選択するようになった。<br />
カカがサイドに流れる回数を増やした事もあって、中央に二枚いるフォワードの二人がきちんとペナルティエリアに残っていることもそれをさせている要因にもなっていますし、そういったクロスで相手に脅威を与えられるようになったことで、ディフェンダーの意識をサイドに向けて追ういて中央へとスルーパスで利用していけるようになる。さらにラウールが投入されたことで、イグアインやクリスチアーノ・ロナウドのどちらかがサイドに流れられる環境も増え、より相手に多くの可能性を考えさせることが出来ていましたね。</p>
<p>普段であれば考えられないような後方の人数を削った交代でしたが、セビリアにその時点でもう攻め手が無くなっていたことも、そういった交代をさせやすくした要因でしょうね。カヌーテはクロスやフィードを収めてよくキープしていましたが、時間稼ぎ以上のプレイは出来ず、単独での突破も難しくタッチライン際でスローインを得る程度。キープしている間に追い抜いていくリスクの高いプレイはなく、ペロッティとヘスス・ナバスの二人がドリブルで仕掛けていくか、彼ら三人が頑張ってキープをして、他は徹底して守りきる姿勢をするばかり。相手に攻撃へ全力を出させないだけのカウンターが出来ていませんでした。</p>
<p>もう少しマドリーは横の選択ではなく、縦の選択を選ぶことが出来ていればよかったんですが、人数が大量に入り込んでいるが故にコースを作る動きができなくなって待っているだけの場面も多くありましたし、引いて守られているために裏を利用しづらい環境でしたから仕方ないのかもしれませんが、結果的にその中でもクロスに戦って逆転ゴールできたのだから褒めるべきなんでしょうか。バルサを応援している身としては辛い一点でした。</p>
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		<title>Liga Espanola Jornadas 25. アルメリア対バルセロナ</title>
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		<pubDate>Sun, 07 Mar 2010 02:00:17 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 09/10]]></category>

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		<description><![CDATA[■UD Almeria 2 &#8211; 2 FC Barcelona
バルサのシステムは、この試合も前節でも見られた4-2-3-1の傾向が強く出たものでした。イニエスタが左に張り出し、ペドロが右に入り、メッシが中央にポジションを取る。これまでの試合の中であっても流動的にこの形になることはあっても基本ポジションとしてこれを取るようになったのは前節からといってもいいんじゃないでしょうか。
ただこの形を取り、メッシを中央におくからといって、前線で起点となるために孤立しがちなイブラヒモビッチの近くにポジションを取らせ、近い関係を保ち衛星のように動かすのではないようです。少し下がった位置に入り、以前の形であればシャビやイニエスタがいた位置ぐらいまで下がっている印象ですね。
前節はセルヒオ・ブスケツと近い関係を保ってしまっていたシャビの位置は少し高くなり、場合によってはメッシと同列にまで上がることもあり、そこは改善されているようでもありました。また、メッシもウイングに入るペドロらと中央にいるイブラヒモビッチの間に出来るスペースへと向かう動きをするようになっていましたから、そこも改善されているようで、加えてダニエウ・アウベスも同じスペースへと入る動きをしている。アルメリアはセンターバックやピボーテの位置に対して積極的なプレッシングで構築させなくしている反面、一度前方でキープされてしまうとペナルティエリアに入ることもいとわないほどのリトリートをしてくる。人に向かう守備をしているために厳しさはあるものの、ウイングとフォワードの間にあるスペースへ飛び込むには最適な守り方をしてくれているため、前節の停滞感は少し軽減されているようでした。
ただ、先制点を取られてしまったことで流れを保持し続けて突き崩すことが出来ませんでした。アルメリアの引いて守る守備によってバルサは全体を押し上げていく。サイドバックを含めて飛び込んでいくからこそ形が作れるようになっているため、本来そこにいるべき選手がいないためカウンターを受ければスペースが相手にはある。センターバックも押し上げて圧縮しているからこそ、トゥーレ・ヤヤがきっちりとカウンターの一歩目を押さえて遅らせてしまえていたのだから、全体としては問題はありませんでした。ただそれ以上に相手にスピードがあっただけですね。バルサはカウンターを受ければ相手のスピードを活かした攻撃が裏に出されることから戻りながらの守備を強いられるようになり、奪った後も繋ぐための距離が遠く安定して繋げず、クリアを選択しなければならないほど後ろ向きの処理を強いられてしまった。結局失点の原因となったのはそういった戻りながらの処理から与えたコーナーキックでした。
その後もディフェンスラインの裏へとボールを出されてしまい、ビクトル・バルデスが飛び出してクリアを狙わなければならない場面も多くあり、バルサの弱点を上手く突かれている印象でした。
失点以後に顕著だったのはペドロが抑えられている部分でした。右に張りだしているペドロは前を向いて受けられず受けた後も振り向くことが出来ずに戻すばかり。シャビも前を向くチャンスをなかなか得られず戻したり左右へ動かす部分が目立っていました。マンマークではないもののきっちりと掴まえられていて苦しさが見えました。
ただ修正はそれなりに出来ていて、抑えられていたペドロを左に移すことで前を向いて受けられる環境を与え、難しい対応を強いられるイニエスタを右にしてキープをしてもらう。両サイドをきっちりと前向きに受けられるようにできるようになってからはマークや視線をそれらに分散できることからメッシが密集しているとはいえドリブルで仕掛けられる場面も増えていきました。
監督の退席処分もそれほどチームに大きな影響を与えなかったようで、左に戻ったイニエスタとマクスウェルは連動して縦の連携からサイドを支配し始めていましたし、アルメリアが中央を硬めに入ったことからそういったスペースの利用は簡単になってきていた。クロスも右のダニエウ・アウベスから多く入れることも出来ていましたし、左右どちらからでも放り込むことは出来ていた。ただ中央でそれに対応できるのはイブラヒモビッチただ一人で、メッシがクロスに対して入っても高さがありませんし、対応も上手ではない。シャビが一枚前でプレイしているときであれば後方から彼が飛び込んでくることがあったんですが、一列というほど後ろではないにしろ普段よりも少し後ろにポジションを取っているためにそこに飛び込むタイミングは得られない。サイドに位置するイニエスタやペドロも中へ絞って対応するのは上手くなく、こういうときにそのバランスに優れたアンリがいればピンポイントでイブラヒモビッチ一枚にクロスを合わせなければならない苦しさは軽減されるのでは、と思ってしまいます。
運良く得られたファウルからフリーキックによって同点に追いつき、後半に臨めたのは好材料でしたが、バランスの改善が出来ていたとしても以前の形の方がまだスムーズさを与えて、中央の人数を増加させることの役に立っていたのでは、と思わせる内容でした。
後半になるとアルメリアの守備には少しの変化があり、それまで積極的に抑えにかかっていたセンターバックやピボーテへの圧力が減り、後方が連動せず、最初から引いて守る陣形を取り始めていた。サイドのケアを殆どしなくなり、バルサのサイドバックの上がりを簡単に利用させてもらえる状況になっていた。それだけではなく、中央のスペースを埋める動きをアルメリアは中心とし始めていて、人へ向かって抑える動きが減ってきていた。振り向かせないように厳しく体をぶつけておくこともなくなり、ある程度高い位置であってもメッシやシャビが前を向いてボールを扱えるようになっていましたし、イブラヒモビッチも体を預けられて入れ替わるようにしなければならなかったものから、少し距離を置いたまま触ることが出来ていた。
相手がスペースを与えてくれて時間の余裕をくれたことからバルサが自由にボールを回してポジションを変えつつプレイし初めていました。イニエスタが中央に入りつつ、右サイドを利用したり、メッシとのポジションを変えつつ、4-2-3-1と通常の4-3-3の間を行ったりきたりしているようになり、相手をポジションチェンジで揺さぶりつつあり、得点できるかもしれないという期待を持たせるには十分でした。
ただ、そこでもまた失点をしてしまった。カウンターからだったとはいえ、ディフェンスラインの裏を取られまいと下げてしまったことからトゥーレ・ヤヤが出所を抑え切れておらず、ダニエウ・アウベスもギジェルメを掴まえ切れておらず、ずるずると戻りながらの守備をしてしまった。どこかで相手のスピードを殺すことが出来ていれば対応が変わっていたのかもしれませんが、どこの部分でも相手の前へ向かう勢いを削げなかった。
あのクロスをプジョルが触らなかったとしてもピアッティにガブリエル・ミリートの前に入られていることからオウンゴールから通常のゴールになっていただけでしょう。ビクトル・バルデスが間に合っていたかどうかは別として。
そしてまた追いかけなければならなくなったところで、イブラヒモビッチが退場。ここまでの間に散々競り合ってきた部分がありましたが、ボールのないところでの問題から一発レッドカード。その部分の詳細な映像がなかったので解りませんが、これでバルサが辛くなったのは確かでした。
必死に抑えにかかるアルメリアは中央を固めてほぼ全員が引いて守る。それを人数が少なくなったバルサはそれでも揺さぶろうとしている。イニエスタも中央に入りましたし、メッシとシャビでボールを動かして早いリズムでボールを動かしていく。人に当たられて動きを止められてしまわないように動かしていたんですが、カウンターをケアしなければならないから後方の人数は削れず、前の人数が足りないために崩し切れそうにはなかった。アルメリアもリードを再び得たことで人に向かえていなかった部分が、人に向かえるように戻り、集中してスペースを与えないようになっていた。
バルサが追いつけたのは運でしょう。ペドロの突破があってこそですが、相手がクリアをせずに中へヘディングで折り返してくれた。からこそのゴールでしたから。
そこからアルメリアはゴイトムとカルー・ウチェの二人を投入して前線の活性化を図り、次の得点を狙うと同時にカウンターを継続してバルサの交代を容易にさせないようにしてきていました。バルサはその対応がなければ後方の枚数を削っても問題なかったのかもしれませんが、交代をしたのはトゥーレ・ヤヤとセルヒオ・ブスケツという後方同士。途中から消えていて効果的な働きを攻撃面で出来ていなかったペドロを交代させて中央に人数を入れる選択も取らず、アンカーを削ってしまうことも、あるいはガブリエル・ミリートを外してトゥーレ・ヤヤを後方に下げてしまう選択肢もあったんですが、対応が消極的でしたし遅かった。監督がベンチにいなかったとはいえ、もうちょっと変化をつけられる交代を選ぶべきだったのでは、と思ってしまいますね。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■UD Almeria 2 &#8211; 2 FC Barcelona<br />
バルサのシステムは、この試合も前節でも見られた4-2-3-1の傾向が強く出たものでした。イニエスタが左に張り出し、ペドロが右に入り、メッシが中央にポジションを取る。これまでの試合の中であっても流動的にこの形になることはあっても基本ポジションとしてこれを取るようになったのは前節からといってもいいんじゃないでしょうか。</p>
<p>ただこの形を取り、メッシを中央におくからといって、前線で起点となるために孤立しがちなイブラヒモビッチの近くにポジションを取らせ、近い関係を保ち衛星のように動かすのではないようです。少し下がった位置に入り、以前の形であればシャビやイニエスタがいた位置ぐらいまで下がっている印象ですね。<br />
前節はセルヒオ・ブスケツと近い関係を保ってしまっていたシャビの位置は少し高くなり、場合によってはメッシと同列にまで上がることもあり、そこは改善されているようでもありました。また、メッシもウイングに入るペドロらと中央にいるイブラヒモビッチの間に出来るスペースへと向かう動きをするようになっていましたから、そこも改善されているようで、加えてダニエウ・アウベスも同じスペースへと入る動きをしている。アルメリアはセンターバックやピボーテの位置に対して積極的なプレッシングで構築させなくしている反面、一度前方でキープされてしまうとペナルティエリアに入ることもいとわないほどのリトリートをしてくる。人に向かう守備をしているために厳しさはあるものの、ウイングとフォワードの間にあるスペースへ飛び込むには最適な守り方をしてくれているため、前節の停滞感は少し軽減されているようでした。</p>
<p>ただ、先制点を取られてしまったことで流れを保持し続けて突き崩すことが出来ませんでした。アルメリアの引いて守る守備によってバルサは全体を押し上げていく。サイドバックを含めて飛び込んでいくからこそ形が作れるようになっているため、本来そこにいるべき選手がいないためカウンターを受ければスペースが相手にはある。センターバックも押し上げて圧縮しているからこそ、トゥーレ・ヤヤがきっちりとカウンターの一歩目を押さえて遅らせてしまえていたのだから、全体としては問題はありませんでした。ただそれ以上に相手にスピードがあっただけですね。バルサはカウンターを受ければ相手のスピードを活かした攻撃が裏に出されることから戻りながらの守備を強いられるようになり、奪った後も繋ぐための距離が遠く安定して繋げず、クリアを選択しなければならないほど後ろ向きの処理を強いられてしまった。結局失点の原因となったのはそういった戻りながらの処理から与えたコーナーキックでした。<br />
その後もディフェンスラインの裏へとボールを出されてしまい、ビクトル・バルデスが飛び出してクリアを狙わなければならない場面も多くあり、バルサの弱点を上手く突かれている印象でした。</p>
<p>失点以後に顕著だったのはペドロが抑えられている部分でした。右に張りだしているペドロは前を向いて受けられず受けた後も振り向くことが出来ずに戻すばかり。シャビも前を向くチャンスをなかなか得られず戻したり左右へ動かす部分が目立っていました。マンマークではないもののきっちりと掴まえられていて苦しさが見えました。<br />
ただ修正はそれなりに出来ていて、抑えられていたペドロを左に移すことで前を向いて受けられる環境を与え、難しい対応を強いられるイニエスタを右にしてキープをしてもらう。両サイドをきっちりと前向きに受けられるようにできるようになってからはマークや視線をそれらに分散できることからメッシが密集しているとはいえドリブルで仕掛けられる場面も増えていきました。</p>
<p>監督の退席処分もそれほどチームに大きな影響を与えなかったようで、左に戻ったイニエスタとマクスウェルは連動して縦の連携からサイドを支配し始めていましたし、アルメリアが中央を硬めに入ったことからそういったスペースの利用は簡単になってきていた。クロスも右のダニエウ・アウベスから多く入れることも出来ていましたし、左右どちらからでも放り込むことは出来ていた。ただ中央でそれに対応できるのはイブラヒモビッチただ一人で、メッシがクロスに対して入っても高さがありませんし、対応も上手ではない。シャビが一枚前でプレイしているときであれば後方から彼が飛び込んでくることがあったんですが、一列というほど後ろではないにしろ普段よりも少し後ろにポジションを取っているためにそこに飛び込むタイミングは得られない。サイドに位置するイニエスタやペドロも中へ絞って対応するのは上手くなく、こういうときにそのバランスに優れたアンリがいればピンポイントでイブラヒモビッチ一枚にクロスを合わせなければならない苦しさは軽減されるのでは、と思ってしまいます。</p>
<p>運良く得られたファウルからフリーキックによって同点に追いつき、後半に臨めたのは好材料でしたが、バランスの改善が出来ていたとしても以前の形の方がまだスムーズさを与えて、中央の人数を増加させることの役に立っていたのでは、と思わせる内容でした。</p>
<p>後半になるとアルメリアの守備には少しの変化があり、それまで積極的に抑えにかかっていたセンターバックやピボーテへの圧力が減り、後方が連動せず、最初から引いて守る陣形を取り始めていた。サイドのケアを殆どしなくなり、バルサのサイドバックの上がりを簡単に利用させてもらえる状況になっていた。それだけではなく、中央のスペースを埋める動きをアルメリアは中心とし始めていて、人へ向かって抑える動きが減ってきていた。振り向かせないように厳しく体をぶつけておくこともなくなり、ある程度高い位置であってもメッシやシャビが前を向いてボールを扱えるようになっていましたし、イブラヒモビッチも体を預けられて入れ替わるようにしなければならなかったものから、少し距離を置いたまま触ることが出来ていた。<br />
相手がスペースを与えてくれて時間の余裕をくれたことからバルサが自由にボールを回してポジションを変えつつプレイし初めていました。イニエスタが中央に入りつつ、右サイドを利用したり、メッシとのポジションを変えつつ、4-2-3-1と通常の4-3-3の間を行ったりきたりしているようになり、相手をポジションチェンジで揺さぶりつつあり、得点できるかもしれないという期待を持たせるには十分でした。</p>
<p>ただ、そこでもまた失点をしてしまった。カウンターからだったとはいえ、ディフェンスラインの裏を取られまいと下げてしまったことからトゥーレ・ヤヤが出所を抑え切れておらず、ダニエウ・アウベスもギジェルメを掴まえ切れておらず、ずるずると戻りながらの守備をしてしまった。どこかで相手のスピードを殺すことが出来ていれば対応が変わっていたのかもしれませんが、どこの部分でも相手の前へ向かう勢いを削げなかった。<br />
あのクロスをプジョルが触らなかったとしてもピアッティにガブリエル・ミリートの前に入られていることからオウンゴールから通常のゴールになっていただけでしょう。ビクトル・バルデスが間に合っていたかどうかは別として。</p>
<p>そしてまた追いかけなければならなくなったところで、イブラヒモビッチが退場。ここまでの間に散々競り合ってきた部分がありましたが、ボールのないところでの問題から一発レッドカード。その部分の詳細な映像がなかったので解りませんが、これでバルサが辛くなったのは確かでした。</p>
<p>必死に抑えにかかるアルメリアは中央を固めてほぼ全員が引いて守る。それを人数が少なくなったバルサはそれでも揺さぶろうとしている。イニエスタも中央に入りましたし、メッシとシャビでボールを動かして早いリズムでボールを動かしていく。人に当たられて動きを止められてしまわないように動かしていたんですが、カウンターをケアしなければならないから後方の人数は削れず、前の人数が足りないために崩し切れそうにはなかった。アルメリアもリードを再び得たことで人に向かえていなかった部分が、人に向かえるように戻り、集中してスペースを与えないようになっていた。<br />
バルサが追いつけたのは運でしょう。ペドロの突破があってこそですが、相手がクリアをせずに中へヘディングで折り返してくれた。からこそのゴールでしたから。</p>
<p>そこからアルメリアはゴイトムとカルー・ウチェの二人を投入して前線の活性化を図り、次の得点を狙うと同時にカウンターを継続してバルサの交代を容易にさせないようにしてきていました。バルサはその対応がなければ後方の枚数を削っても問題なかったのかもしれませんが、交代をしたのはトゥーレ・ヤヤとセルヒオ・ブスケツという後方同士。途中から消えていて効果的な働きを攻撃面で出来ていなかったペドロを交代させて中央に人数を入れる選択も取らず、アンカーを削ってしまうことも、あるいはガブリエル・ミリートを外してトゥーレ・ヤヤを後方に下げてしまう選択肢もあったんですが、対応が消極的でしたし遅かった。監督がベンチにいなかったとはいえ、もうちょっと変化をつけられる交代を選ぶべきだったのでは、と思ってしまいますね。</p>
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		<title>Liga Espanola Jornadas 24. バルセロナ対マラガ</title>
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		<pubDate>Sun, 28 Feb 2010 02:00:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 09/10]]></category>

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		<description><![CDATA[■FC Barcelona 2 &#8211; 1 Malaga CF
懸念していたサイドバックの部分はダニエウ・アウベスが復帰をして多少解決されたように見えますが、そこに関連するもう一つの懸念材料のウイングはアンリが起用されず、この日はペドロが起用されていました。
メンバー構成からするとペドロとメッシがウイングとなるべき所でしたが、試合当初からメッシが中へポジションを移してイブラヒモビッチと縦の関係に近い形を取っていました。ペドロが右へと回り、大きくポジションを空けてしまうのかと思った左側にはイニエスタがウイングのように張り出していました。メッシが低くポジションを取る関係からシャビが本来上がっていくはずのバイタルエリアに相手が集まってしまうためスペースが無く、シャビはセルヒオ・ブスケツと近い位置を保っていて、見方によっては4-2-3-1であるかのようでもありました。
マラガはここの所対戦した相手とは少し違い、厳しいプレッシングを中心としてアンカーやその一つ前で安定してボールをキープさせないようにしたり、センターバックにまでプレッシングをしてフィードを蹴らせてしまおうとするものではありませんでした。だからといってリトリートして中央を固めるのでもなく、ワイドに開いて守る部分がある。特にウイングに密着したマークを用意して安定して受けさせず、前を向かせないことを目的としているようでした。左に開いたイニエスタと右に位置取りをするペドロには明確にマークが付き、中央へポジションを移しているメッシにもその傾向が少しありました。
本来であれば、相手がウイングの対処のためにワイドに開いて守ろうと方針を定めてくれると、サイドバックとセンターバックとの間にスペースが出来、ウイングとサイドバックの連携、あるいはシャビや本来の場所にいればイニエスタがその隙間に入り込んで仕事をするんですが、左はイニエスタはウイングで相手を開かせる役割になっていて隙間に入ってくる選手がおらず、右はメッシが蓋をしていることからシャビが上がれず、ダニエウ・アウベスもペドロのキープ力とポジション的な問題からオーバーラップして利用するタイミングを上手く作れていませんでした。
徐々にダニエウ・アウベスとペドロの縦の関係は改善されていき、高い位置まで進出してクロスを何度も入れることが出来るようになりましたし、その際の中の人数は三人以上入り込み、揃ってはいましたが引いて守られているためにペナルティエリア内の相手の数も多く、ピンポイントをで上げなければ得点は難しく、そこから得点を取る気配は薄いものでした。
イニエスタはマークに付かれてワイドに開かせているのは出来ているんですが、中盤に別の選手、例えばケイタが怪我から復帰して起用されているのならサポートを得られてチャンスを数多く作れていたのかもしれませんが、機能的には死んでいる状態でした。カウンター時のようにマークが少し離れているときにしか利用できておらず、ボールを持ってもドリブルなどで相手を押し下げていく効果も薄いものでしたし、パスの選択肢が近くにないために戻す回数も多かった。ポジションが固定されているために相手を引き剥がすことも出来ず、バイタルエリアを利用するのは難しかった。ただ、中央でキープをして対面するサイドバックをセルヒオ・ブスケツやシャビ、マクスウェルらが引きつけてくれていれば裏を狙うことも出来ましたが、限定的な条件でした。が、時間の経過と共に中へ徐々にポジションを移すようになり、メッシとイニエスタの二人で多少は中央のスペースを利用するようになり、キープも期待できるようになってサイドバックの上がりを促せるようになった。シャビとイニエスタが近い関係を保てていればもっと早い段階でそれをすることが出来たのかもしれません。あるいはシャビとセルヒオ・ブスケツが縦の近い位置で被ってしまって適切な距離が取れていなかった。その部分の解消が早ければこれを待たなくてもよかったのかもしれません。
そこでキープが出来るようになったことから、両サイドバックを高く上げておくことが出来るようになり展開の幅が広がった。サイドバックのクロスの頻度が増えれば精度やタイミングが徐々に合わせられるようになっていくため、マラガとしては放置しておく訳にはいかず、たまらずサイドバックマークに付くようになりました。
サイドバックの位置が高くなり、それに注意を払わなければならなくなるとウイングが高い位置についても前を向けないようなマンマークをすることが難しくなり、全体を引かせて人数を揃えなければ抑えられなくなっていく。それでも人についていれば動かされるためスペースを埋める動きを中心とするようになり、個人で個人を抑えていたものから人数をかけてスペースを埋めるようになったために、サイドに人を寄せてスペースを埋めようとすると中央にスペースが出来てしまい、バルサはそこから中へボールを動かして裏を突ける回数も少しずつ増えてきた。もっとサイドを動かしていけばよかったんですが、バルサの攻撃がサイドからサイド、あるいは中央から中央に固まっている部分があり、相手を左右に揺さぶる要素が薄いためにバイタルエリアを埋めるだけの時間を与えて引いて守らせるようになってしまった。中盤にはスペースが要されていて、前を向いて常にプレイする余裕をもらえていたんですが、崩すことに集中しすぎたために脅威を与えるようなシュートがなく集中を持続させてしまっているようでした。
後半に入るとマラガは前半の守備一辺倒の状況から少し変化させパスで繋ぐようになった。安定したボールコントロールをさせないためにマラガのライン設定が上がり、中盤がプレスに行こうとしているようでしたが、それがバルサのボール回しの位置に大きく影響されていて一定の位置にまで下げると足が止まり、キーパーへ戻した後センターバックへ戻させないための修正をすることもしなかったので、非常に中途半端でした。ディフェンスラインをある程度上げられたとしても、その中途半端に出てくる裏、バイタルエリアのスペースが大きく空いてしまうので、そこへ入り込むことが出来るようになった。最後尾も上げているため、なんとか防げていましたが、本来であれば縦に伸びるきっかけになるんですが、この日のバルサはそれを利用できませんでした。
バルサは相手のスペースを見つけて入り込む動きが少なく、利用できておらず、崩す場所を探し続けていようでした。クロス、バイタルエリア、ウイングと中の関係は前半と変わらず、相手に後ろ向きの守備をさせる要素といえば、メッシのドリブルぐらい。ただそれも人数の揃っている場所に突っ込んで行ってしまうので、ワイドに開くサポートを同時に用意しておくか、あるいは近い位置に何人か引き連れてマークを分散させなければならなかったんですが、それも出来ていなかった。
本来ならこういった流れを見ていれば得点を取れる気がしないんですが、ペドロのミドルシュートによって先制点を取れたことで多少マシになりました。マラガのスペースを埋め得るためにリトリート、それを崩すことに集中しているため、これまでは相手を押し下げることが出来ていてもミドルシュートは仕方なく打つ形が多く、振り抜いたものは少なかった。前半であれば人につくマークをしていたマラガだったんですが、前半途中から、そして後半からは特に顕著に相手に向かわずスペースを埋める守備をするようになっていた。となれば前を向く余裕を与えてもらえるわけで、ようやくそれを利用する形での攻撃を出来た、その結果ですね。その得点を呼び込んだのはイブラヒモビッチがいったん納めて相手の意識を後ろ向きにさせたことでしょうね。
得点前後からメッシが右にポジションを取るようになり、イニエスタが中の本来のポジションにいるようになった。左右のバランスが整うようになっていたのもありますし、そこから後の修正や二点目は非常に良い状態ででした。数人で囲い込んでおきながら裏へ出されてしまった失点の形は別として。
最後のイブラヒモビッチのゴールをが認められなかったのは非常に残念ですし、審判との相性の悪さを感じさせてくれますが、それ以上にバルサの内容がよくなかった。もっとシュートチャンスを作れるはずのマラガの守り方でしたし、スペースを利用できる状態にあったはず。相手を崩せず混乱させられず、得点を取れなかったからこそここまで苦しんだわけですから、審判の問題はおまけのようなものですね。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■FC Barcelona 2 &#8211; 1 Malaga CF<br />
懸念していたサイドバックの部分はダニエウ・アウベスが復帰をして多少解決されたように見えますが、そこに関連するもう一つの懸念材料のウイングはアンリが起用されず、この日はペドロが起用されていました。<br />
メンバー構成からするとペドロとメッシがウイングとなるべき所でしたが、試合当初からメッシが中へポジションを移してイブラヒモビッチと縦の関係に近い形を取っていました。ペドロが右へと回り、大きくポジションを空けてしまうのかと思った左側にはイニエスタがウイングのように張り出していました。メッシが低くポジションを取る関係からシャビが本来上がっていくはずのバイタルエリアに相手が集まってしまうためスペースが無く、シャビはセルヒオ・ブスケツと近い位置を保っていて、見方によっては4-2-3-1であるかのようでもありました。</p>
<p>マラガはここの所対戦した相手とは少し違い、厳しいプレッシングを中心としてアンカーやその一つ前で安定してボールをキープさせないようにしたり、センターバックにまでプレッシングをしてフィードを蹴らせてしまおうとするものではありませんでした。だからといってリトリートして中央を固めるのでもなく、ワイドに開いて守る部分がある。特にウイングに密着したマークを用意して安定して受けさせず、前を向かせないことを目的としているようでした。左に開いたイニエスタと右に位置取りをするペドロには明確にマークが付き、中央へポジションを移しているメッシにもその傾向が少しありました。</p>
<p>本来であれば、相手がウイングの対処のためにワイドに開いて守ろうと方針を定めてくれると、サイドバックとセンターバックとの間にスペースが出来、ウイングとサイドバックの連携、あるいはシャビや本来の場所にいればイニエスタがその隙間に入り込んで仕事をするんですが、左はイニエスタはウイングで相手を開かせる役割になっていて隙間に入ってくる選手がおらず、右はメッシが蓋をしていることからシャビが上がれず、ダニエウ・アウベスもペドロのキープ力とポジション的な問題からオーバーラップして利用するタイミングを上手く作れていませんでした。<br />
徐々にダニエウ・アウベスとペドロの縦の関係は改善されていき、高い位置まで進出してクロスを何度も入れることが出来るようになりましたし、その際の中の人数は三人以上入り込み、揃ってはいましたが引いて守られているためにペナルティエリア内の相手の数も多く、ピンポイントをで上げなければ得点は難しく、そこから得点を取る気配は薄いものでした。</p>
<p>イニエスタはマークに付かれてワイドに開かせているのは出来ているんですが、中盤に別の選手、例えばケイタが怪我から復帰して起用されているのならサポートを得られてチャンスを数多く作れていたのかもしれませんが、機能的には死んでいる状態でした。カウンター時のようにマークが少し離れているときにしか利用できておらず、ボールを持ってもドリブルなどで相手を押し下げていく効果も薄いものでしたし、パスの選択肢が近くにないために戻す回数も多かった。ポジションが固定されているために相手を引き剥がすことも出来ず、バイタルエリアを利用するのは難しかった。ただ、中央でキープをして対面するサイドバックをセルヒオ・ブスケツやシャビ、マクスウェルらが引きつけてくれていれば裏を狙うことも出来ましたが、限定的な条件でした。が、時間の経過と共に中へ徐々にポジションを移すようになり、メッシとイニエスタの二人で多少は中央のスペースを利用するようになり、キープも期待できるようになってサイドバックの上がりを促せるようになった。シャビとイニエスタが近い関係を保てていればもっと早い段階でそれをすることが出来たのかもしれません。あるいはシャビとセルヒオ・ブスケツが縦の近い位置で被ってしまって適切な距離が取れていなかった。その部分の解消が早ければこれを待たなくてもよかったのかもしれません。<br />
そこでキープが出来るようになったことから、両サイドバックを高く上げておくことが出来るようになり展開の幅が広がった。サイドバックのクロスの頻度が増えれば精度やタイミングが徐々に合わせられるようになっていくため、マラガとしては放置しておく訳にはいかず、たまらずサイドバックマークに付くようになりました。</p>
<p>サイドバックの位置が高くなり、それに注意を払わなければならなくなるとウイングが高い位置についても前を向けないようなマンマークをすることが難しくなり、全体を引かせて人数を揃えなければ抑えられなくなっていく。それでも人についていれば動かされるためスペースを埋める動きを中心とするようになり、個人で個人を抑えていたものから人数をかけてスペースを埋めるようになったために、サイドに人を寄せてスペースを埋めようとすると中央にスペースが出来てしまい、バルサはそこから中へボールを動かして裏を突ける回数も少しずつ増えてきた。もっとサイドを動かしていけばよかったんですが、バルサの攻撃がサイドからサイド、あるいは中央から中央に固まっている部分があり、相手を左右に揺さぶる要素が薄いためにバイタルエリアを埋めるだけの時間を与えて引いて守らせるようになってしまった。中盤にはスペースが要されていて、前を向いて常にプレイする余裕をもらえていたんですが、崩すことに集中しすぎたために脅威を与えるようなシュートがなく集中を持続させてしまっているようでした。</p>
<p>後半に入るとマラガは前半の守備一辺倒の状況から少し変化させパスで繋ぐようになった。安定したボールコントロールをさせないためにマラガのライン設定が上がり、中盤がプレスに行こうとしているようでしたが、それがバルサのボール回しの位置に大きく影響されていて一定の位置にまで下げると足が止まり、キーパーへ戻した後センターバックへ戻させないための修正をすることもしなかったので、非常に中途半端でした。ディフェンスラインをある程度上げられたとしても、その中途半端に出てくる裏、バイタルエリアのスペースが大きく空いてしまうので、そこへ入り込むことが出来るようになった。最後尾も上げているため、なんとか防げていましたが、本来であれば縦に伸びるきっかけになるんですが、この日のバルサはそれを利用できませんでした。</p>
<p>バルサは相手のスペースを見つけて入り込む動きが少なく、利用できておらず、崩す場所を探し続けていようでした。クロス、バイタルエリア、ウイングと中の関係は前半と変わらず、相手に後ろ向きの守備をさせる要素といえば、メッシのドリブルぐらい。ただそれも人数の揃っている場所に突っ込んで行ってしまうので、ワイドに開くサポートを同時に用意しておくか、あるいは近い位置に何人か引き連れてマークを分散させなければならなかったんですが、それも出来ていなかった。<br />
本来ならこういった流れを見ていれば得点を取れる気がしないんですが、ペドロのミドルシュートによって先制点を取れたことで多少マシになりました。マラガのスペースを埋め得るためにリトリート、それを崩すことに集中しているため、これまでは相手を押し下げることが出来ていてもミドルシュートは仕方なく打つ形が多く、振り抜いたものは少なかった。前半であれば人につくマークをしていたマラガだったんですが、前半途中から、そして後半からは特に顕著に相手に向かわずスペースを埋める守備をするようになっていた。となれば前を向く余裕を与えてもらえるわけで、ようやくそれを利用する形での攻撃を出来た、その結果ですね。その得点を呼び込んだのはイブラヒモビッチがいったん納めて相手の意識を後ろ向きにさせたことでしょうね。</p>
<p>得点前後からメッシが右にポジションを取るようになり、イニエスタが中の本来のポジションにいるようになった。左右のバランスが整うようになっていたのもありますし、そこから後の修正や二点目は非常に良い状態ででした。数人で囲い込んでおきながら裏へ出されてしまった失点の形は別として。</p>
<p>最後のイブラヒモビッチのゴールをが認められなかったのは非常に残念ですし、審判との相性の悪さを感じさせてくれますが、それ以上にバルサの内容がよくなかった。もっとシュートチャンスを作れるはずのマラガの守り方でしたし、スペースを利用できる状態にあったはず。相手を崩せず混乱させられず、得点を取れなかったからこそここまで苦しんだわけですから、審判の問題はおまけのようなものですね。</p>
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		<title>UEFA Champions League First knockout round 1stLeg シュツットガルト対バルセロナ</title>
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		<pubDate>Wed, 24 Feb 2010 02:00:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 09/10]]></category>

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		<description><![CDATA[■VfB Stuttgart 1 &#8211; 1 FC Barcelona
バルサは最初から最後までフォワードへなかなかボールを収めることが出来ていませんでしたが、序盤は特にセンターバック間のパス交換が多く苦しんでいる様子がうかがえました。それでもラシン戦のようにフィードを利用してボールを送り込もうとはせず、ショートパスで繋ぐ姿勢が強く出ていました。さすがにイブラヒモビッチと一列前にセルヒオ・ブスケツが出場していると入ってもブンデスリーガの屈強な選手たちを相手に競り勝つのは困難でしたから当然の展開でしたが、シュツットガルトもそれは理解しているようで、センターバックへのチェックを強くして不安定なロングボールを蹴らせるのではなく、そこはフリーでボールを持たせたとしても、その一つ前、中盤で安定してボールを持たせないようにしていました。
シャビとセルヒオ・ブスケツには近く位置取りをして受けに戻ればマークに付いたまま戻る。特にシャビに関しては二枚でシャビを見る姿勢を取っており、常に厳しく引っ付いているわけではなく、緩く挟むような形で見ておく。上手くそれを囮に使えれば、受けに戻る時にバイタルエリアが空くんですが、メッシが入ればマークを引き連れてしまいスペースが潰れ、イニエスタは逆サイド、イブラヒモビッチにもセンターバック二枚が付き、ラインを上げさせないようにする程度しかできておらず、序盤はまるで形が作れていませんでした。
シャビが前を向けて受けられないマークを嫌がり、アンカーよりも低い位置で受けようとすればマークを外してもらえるものの、その形になればセルヒオ・ブスケツとトゥーレ・ヤヤに密着したマークが付いてパスを出す場所を失って、それ以上前に運びづらい環境を作られる。イニエスタはウイングの位置に入っているために受けに戻りすぎてしまえば、ただでさえ孤立気味のイブラヒモビッチをさらに孤立させてしまったり、全体のバランスを崩してしまうためにそれほど受けられず、セルヒオ・ブスケツは動き直しの頻度も高くない。全体にパスコースが少なく、積極的な守備と相まってパスミスとカットされる回数が多くなっていました。
シュツットガルトは奪ってからへ向かうのが早く、それもきっちりと前へボールを奪う守備をしているからこそでもあり、選手を抑えているからこそできるカウンターでした。バルサのセンターバック二枚が足の遅いために素直に裏側を突いてくるボールを出し、競争の形を取る。ピケはなんとか抑えていたんですが、裏へ出るパスに対応するのではなく、パスカットを狙って足を出して裏へ抜ける選手を放置しなければならないなどギャンブルの要素も強くありました。シュツットガルトにとってはそれでいいわけで、後方の広大なスペースを利用できればそれで一点。それを嫌がってバルサがラインを下げてしまえば中盤へのプレッシングをもっと強くできるわけですから。
その上、カウンターで裏を狙う単調な動きをするだけではなく、タッチライン際をきっちりと使われることもあり、メッシが中へ入った後のスペースを利用すべくプジョルが高い位置を利用し始めていたこともあって、その裏を利用されがちでした。そうなるとセンターバックからマルケスがカバーにサイドにまで引っ張り出されてしまう回数も増えるわけで、そのタイミングで中央を利用されてしまえば人数が足りずにペナルティエリアで受けられる可能性が出てくる。あるいは、サイドや裏を意識づけられた上でセンターバックの前で受けられ、そこからオーバーラップしてくる選手へと展開されてサイドの裏を改めて使われるなど、対応を研究されているようでもありましたね。
失点した部分はスローインからでしたが、中央に人数を集められて、フレブに対してマルケス、トゥーレ・ヤヤ、セルヒオ・ブスケツの三人が同じ対応をしてしまって裏やサイドのケアに人数を避けない環境を作ってしまった。十分に人数を引きつけたところでサイドへボールを出され、チェックに行く選手もいないままクロスを上げられて中でディフェンダーとキーパーの間に入れられて失点。フォワードの所こそ三人でクロスに対応できていましたが、それ以外の部分はすかすか。カカウに自由に動かれるだけのスペースがあり、人が中にいてもあれでは十分ではありません。
バルサは全くワイドに使えていませんでした。
メッシが外に出たとしても反対側のイニエスタが絞る場面が多く、逆の動きをしてもタッチライン際をイニエスタが利用できていなかった。セルヒオ・ブスケツは高い位置をとっても中で仕事をする選手ですし、シャビやトゥーレ・ヤヤはプレッシャーを受けているためそこまで高い位置を取ることが出来ない。
サイドバックの攻撃力という面ではダニエウ・アウベスがいないことで右の縦の動きは弱いし、マクスウェルとイニエスタの連動はいまいち出来ていない。ワイドに使えていないから中に絞る守備をさせることになっているし、バイタルエリアも閉じられてしまっている。人数がいる中ではさすがのシャビも動きが悪く、受けたとしてもキープしきれず、縦へ急ぐパスを選択してしまうことが多く、ウイングのポジションと相まって相手を横へ動かす作用は殆どありませんでした。イニエスタにしても、ボールを持ってから仕掛ける姿勢が無く、安易にイブラヒモビッチへ預けるパスを選択しがちで、彼が動き直すような時間を得られず、センターバック二枚でケアされているためカットされてカウンターを受けるばかり。イブラヒモビッチもディフェンスラインと戦いすぎていて、それ以外ではボールから遠ざかる動きで一点を狙うばかり。
失点をしてからは特に焦っている様子で、前へ急ぎすぎて横で相手を揺さぶって、守備の勢いを削いでしまう、という作戦すら取れなかった。
前半にあったチャンスといえば、メッシがいくつかしたドリブルからのシュートぐらいでしょうか。それも全てがディフェンダーの前から打っているものでドリブルで抜くことも出来ず、不用意に飛び込んでくれないおかげで、限定されたコースからシュートするばかりで相手に恐怖心を抱かせるものではありませんでした。後半に入ってからはその形からパスを選択する回数を多くしたため、シュートを警戒するあまりパスが通る回数は増え、相手を中央に集めることは出来ていましたが、そのもう一枚外側に選手がいないために崩しきる要素にはなれませんでした。
そんな非常に悪い中で同点に追いつけたのは心理的に大きかったのかもしれません。ゴール自体は縦への強引なフィードと相手の処理ミスによるものでした。全くいい形ではなく、ピケは最初のフィードの段階からオフサイドの可能性があったわけですが、それも取られなかったからこそのゴールでした。
得点の直後からトゥーレ・ヤヤに代えてアンリを投入してイニエスタを一つ下げたことも、多少内容をよくした要素だったのかもしれません。
徐々に少ないタッチでボールが回るようになりましたし、前へ急ぎすぎる回数も減り、バックパスや横パスの選択肢を用意しておくことができるようになってきた。シャビと同列にイニエスタがいることでマークを外す動きを連続して行い、アンリが相手を開かせておくことで中央に少しスペースが出来てくる。さらにそうやって横に動かすことで相手のマークを動かせるようになったのも受けやすくした要素かもしれません。前半のように厳しいチェックに来ようとしても、当たるよりも早く横パスやバックパスで逃げられてしまう。それを連続して追いかけ回せば消耗するだけで、バルサとしては何度もそういったパスを繰り返すことで相手のプレッシャーに来る気持ちを萎えさせることができる。
ある程度パスで左右へ動かせることになったことからマークの距離が遠くなり、ダイレクトでボールを捌ける場所も増え、キープも出来るようになった。そうなればイブラヒモビッチが動き直してボールを触ることもできるようになって、ポストプレイをするために戻る回数も増やせるようになる。
でも、修正できたのはそこまででフォワードへ多くボールを入れてしまうことだとか、バイタルエリアを積極的に利用して相手の裏側へ得点に直結するパスを出してしまうとか、ドリブルでチャレンジしていく回数もなかった。シュートの本数も多いとは言えず、オーバーペース気味だったシュツットガルトの運動量が徐々に落ちてきたのも大きな要素かもしれませんね。
バルサにとってはハンドやマルケスのプレイからPKを取られて二点目を入れられていれば一点を返すことも出来ていなかったかもしれないと思えるような酷い内容で、引き分けられたのが偶然に支えられているとしか思えませんでした。あとは審判の判断でしょうか。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■VfB Stuttgart 1 &#8211; 1 FC Barcelona<br />
バルサは最初から最後までフォワードへなかなかボールを収めることが出来ていませんでしたが、序盤は特にセンターバック間のパス交換が多く苦しんでいる様子がうかがえました。それでもラシン戦のようにフィードを利用してボールを送り込もうとはせず、ショートパスで繋ぐ姿勢が強く出ていました。さすがにイブラヒモビッチと一列前にセルヒオ・ブスケツが出場していると入ってもブンデスリーガの屈強な選手たちを相手に競り勝つのは困難でしたから当然の展開でしたが、シュツットガルトもそれは理解しているようで、センターバックへのチェックを強くして不安定なロングボールを蹴らせるのではなく、そこはフリーでボールを持たせたとしても、その一つ前、中盤で安定してボールを持たせないようにしていました。<br />
シャビとセルヒオ・ブスケツには近く位置取りをして受けに戻ればマークに付いたまま戻る。特にシャビに関しては二枚でシャビを見る姿勢を取っており、常に厳しく引っ付いているわけではなく、緩く挟むような形で見ておく。上手くそれを囮に使えれば、受けに戻る時にバイタルエリアが空くんですが、メッシが入ればマークを引き連れてしまいスペースが潰れ、イニエスタは逆サイド、イブラヒモビッチにもセンターバック二枚が付き、ラインを上げさせないようにする程度しかできておらず、序盤はまるで形が作れていませんでした。</p>
<p>シャビが前を向けて受けられないマークを嫌がり、アンカーよりも低い位置で受けようとすればマークを外してもらえるものの、その形になればセルヒオ・ブスケツとトゥーレ・ヤヤに密着したマークが付いてパスを出す場所を失って、それ以上前に運びづらい環境を作られる。イニエスタはウイングの位置に入っているために受けに戻りすぎてしまえば、ただでさえ孤立気味のイブラヒモビッチをさらに孤立させてしまったり、全体のバランスを崩してしまうためにそれほど受けられず、セルヒオ・ブスケツは動き直しの頻度も高くない。全体にパスコースが少なく、積極的な守備と相まってパスミスとカットされる回数が多くなっていました。</p>
<p>シュツットガルトは奪ってからへ向かうのが早く、それもきっちりと前へボールを奪う守備をしているからこそでもあり、選手を抑えているからこそできるカウンターでした。バルサのセンターバック二枚が足の遅いために素直に裏側を突いてくるボールを出し、競争の形を取る。ピケはなんとか抑えていたんですが、裏へ出るパスに対応するのではなく、パスカットを狙って足を出して裏へ抜ける選手を放置しなければならないなどギャンブルの要素も強くありました。シュツットガルトにとってはそれでいいわけで、後方の広大なスペースを利用できればそれで一点。それを嫌がってバルサがラインを下げてしまえば中盤へのプレッシングをもっと強くできるわけですから。<br />
その上、カウンターで裏を狙う単調な動きをするだけではなく、タッチライン際をきっちりと使われることもあり、メッシが中へ入った後のスペースを利用すべくプジョルが高い位置を利用し始めていたこともあって、その裏を利用されがちでした。そうなるとセンターバックからマルケスがカバーにサイドにまで引っ張り出されてしまう回数も増えるわけで、そのタイミングで中央を利用されてしまえば人数が足りずにペナルティエリアで受けられる可能性が出てくる。あるいは、サイドや裏を意識づけられた上でセンターバックの前で受けられ、そこからオーバーラップしてくる選手へと展開されてサイドの裏を改めて使われるなど、対応を研究されているようでもありましたね。</p>
<p>失点した部分はスローインからでしたが、中央に人数を集められて、フレブに対してマルケス、トゥーレ・ヤヤ、セルヒオ・ブスケツの三人が同じ対応をしてしまって裏やサイドのケアに人数を避けない環境を作ってしまった。十分に人数を引きつけたところでサイドへボールを出され、チェックに行く選手もいないままクロスを上げられて中でディフェンダーとキーパーの間に入れられて失点。フォワードの所こそ三人でクロスに対応できていましたが、それ以外の部分はすかすか。カカウに自由に動かれるだけのスペースがあり、人が中にいてもあれでは十分ではありません。</p>
<p>バルサは全くワイドに使えていませんでした。<br />
メッシが外に出たとしても反対側のイニエスタが絞る場面が多く、逆の動きをしてもタッチライン際をイニエスタが利用できていなかった。セルヒオ・ブスケツは高い位置をとっても中で仕事をする選手ですし、シャビやトゥーレ・ヤヤはプレッシャーを受けているためそこまで高い位置を取ることが出来ない。<br />
サイドバックの攻撃力という面ではダニエウ・アウベスがいないことで右の縦の動きは弱いし、マクスウェルとイニエスタの連動はいまいち出来ていない。ワイドに使えていないから中に絞る守備をさせることになっているし、バイタルエリアも閉じられてしまっている。人数がいる中ではさすがのシャビも動きが悪く、受けたとしてもキープしきれず、縦へ急ぐパスを選択してしまうことが多く、ウイングのポジションと相まって相手を横へ動かす作用は殆どありませんでした。イニエスタにしても、ボールを持ってから仕掛ける姿勢が無く、安易にイブラヒモビッチへ預けるパスを選択しがちで、彼が動き直すような時間を得られず、センターバック二枚でケアされているためカットされてカウンターを受けるばかり。イブラヒモビッチもディフェンスラインと戦いすぎていて、それ以外ではボールから遠ざかる動きで一点を狙うばかり。<br />
失点をしてからは特に焦っている様子で、前へ急ぎすぎて横で相手を揺さぶって、守備の勢いを削いでしまう、という作戦すら取れなかった。</p>
<p>前半にあったチャンスといえば、メッシがいくつかしたドリブルからのシュートぐらいでしょうか。それも全てがディフェンダーの前から打っているものでドリブルで抜くことも出来ず、不用意に飛び込んでくれないおかげで、限定されたコースからシュートするばかりで相手に恐怖心を抱かせるものではありませんでした。後半に入ってからはその形からパスを選択する回数を多くしたため、シュートを警戒するあまりパスが通る回数は増え、相手を中央に集めることは出来ていましたが、そのもう一枚外側に選手がいないために崩しきる要素にはなれませんでした。</p>
<p>そんな非常に悪い中で同点に追いつけたのは心理的に大きかったのかもしれません。ゴール自体は縦への強引なフィードと相手の処理ミスによるものでした。全くいい形ではなく、ピケは最初のフィードの段階からオフサイドの可能性があったわけですが、それも取られなかったからこそのゴールでした。</p>
<p>得点の直後からトゥーレ・ヤヤに代えてアンリを投入してイニエスタを一つ下げたことも、多少内容をよくした要素だったのかもしれません。<br />
徐々に少ないタッチでボールが回るようになりましたし、前へ急ぎすぎる回数も減り、バックパスや横パスの選択肢を用意しておくことができるようになってきた。シャビと同列にイニエスタがいることでマークを外す動きを連続して行い、アンリが相手を開かせておくことで中央に少しスペースが出来てくる。さらにそうやって横に動かすことで相手のマークを動かせるようになったのも受けやすくした要素かもしれません。前半のように厳しいチェックに来ようとしても、当たるよりも早く横パスやバックパスで逃げられてしまう。それを連続して追いかけ回せば消耗するだけで、バルサとしては何度もそういったパスを繰り返すことで相手のプレッシャーに来る気持ちを萎えさせることができる。<br />
ある程度パスで左右へ動かせることになったことからマークの距離が遠くなり、ダイレクトでボールを捌ける場所も増え、キープも出来るようになった。そうなればイブラヒモビッチが動き直してボールを触ることもできるようになって、ポストプレイをするために戻る回数も増やせるようになる。</p>
<p>でも、修正できたのはそこまででフォワードへ多くボールを入れてしまうことだとか、バイタルエリアを積極的に利用して相手の裏側へ得点に直結するパスを出してしまうとか、ドリブルでチャレンジしていく回数もなかった。シュートの本数も多いとは言えず、オーバーペース気味だったシュツットガルトの運動量が徐々に落ちてきたのも大きな要素かもしれませんね。</p>
<p>バルサにとってはハンドやマルケスのプレイからPKを取られて二点目を入れられていれば一点を返すことも出来ていなかったかもしれないと思えるような酷い内容で、引き分けられたのが偶然に支えられているとしか思えませんでした。あとは審判の判断でしょうか。</p>
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		<title>日本代表 &#8211; 東アジア選手権 Twitter実況メモ分</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2010/02/twitter.html</link>
		<comments>http://errorcode.org/foot/2010/02/twitter.html#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 23 Feb 2010 02:00:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 09/10]]></category>

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		<description><![CDATA[■東アジア選手権 &#8211; 日本対韓国
2008年の3月にブログに書いたエントリから変化はあったけどそれが進歩だとは思っていない。改めて書いておくけど岡田監督の解任というか更迭というか、そういったものを希望しておく。
posted at 21:15:34
フォワードの共通理解と共通行動が多すぎる問題の修正と、サイドに流れて起点となる部分と中央へ残って得点へ直結をしなければならない部分、サイドバックとの縦の連動も重要な要素だし、ディフェンスラインと中盤のスペースを埋める動き、その他は挙げればきりがない
posted at 21:10:04
試合終了。日本1-3韓国
posted at 21:08:07
佐藤の引っ張ったあとのスペースへ誰も入り込んでいない。オフサイドは問題じゃない
posted at 21:05:59
長友も高い位置を保っているのはいいんですが、もっとワイドに、相手に付かれないぐらい外側でもいい。左右に振って相手の目線を動かしていくのが仕事で、その身長で高さ勝負は期待できないのだから。それに相手が付いてくれば間隔を広げられるのだから
posted at 20:59:28
二点を追いかける環境で、フォワードを追加せずフォワード同士の交代。玉田の動きが悪いとしても、得点を取って追いつく。何が何でも、という意識を選手に示すには無理があるんじゃないか。
posted at 20:57:44
選手の距離が近すぎて自分たちで渋滞を作り出してます。上がるスペースも潰してカットインするスペースも潰している。後方から持ち上がるとそんな状況だから、スローダウンもしてしまうし奪われてしまう
posted at 20:49:12
韓国の三点目。あんな風にできるのはリードしているからなんだけど、サイドでボールを動かして相手を寄せている間に逆サイドに人をしっかり置いておく。近い所にボールを預けて、もう一つ外をそのあとで利用する。横の厚みがありますね。
posted at 20:46:27
サイドの深い位置に進出したのに、何故あれだけニアサイドに人数を入れてしまうんだろう。あそこまで近づいてしまえばパスをもらうスペースもなくなってしまうし、もらってもゴール方向を向く事なんて出来ない。前後の厚みだって必要なのに、横の厚みもなくなってしまっては。
posted at 20:43:07
サイドバックが高い位置を保てるようになると今度はフォワードがサイドに流れて引き出す動きをあまりしようとしなくなるため、サイドを二枚で攻めて連動した動きならないんです。流れたら蓋をされたと思うのかサイドバックが上がりを自重してしまうし近い距離も保たなくなってしまう
posted at 20:41:12
これだけ相手サイドバックの外側とか裏側を利用するのなら、リスクを承知で日本はサイドバックを高く保って、逆三角形のような形にしてしまってもいいんじゃないかと思う。
posted at 20:33:19
フォワードとかがサイドに進出してボールを受けて起点になっても、中を向くためのコントロールを最初にしていないし、後で中を向いたとしてもサイドバックの上がってくるタイミングが遅いために縦の勢いが死んでしまっている。
posted at 20:32:35
遠藤がサイドに進出するようになって深い位置からのクロスの選択肢ができたし、縦の突破はなくともサイドバックの連携からフリーになることができている。あとは中央の選手たちが全員同じ動きをしていることの解消。
posted at 20:28:43
韓国も退場者がでましたか。
posted at 20:26:44
人数が減って仕方のない面もあるけど、攻守にわたって片側に寄せてしまっているのはどうなのか。もっと逆サイドを意識したプレイをしなければいけない。韓国が逆サイドのスペースを突いてこないから助かっている。
posted at 20:26:28
日本はまだ前後の分離が止まらない。韓国がロングボールを多く入れてきた影響に加えて、後半開始直後に裏を取られたことが影響して、ディフェンスラインが全然前にいけていない。高く保てなければプレッシングは機能しないし攻撃も人数を入れられない
posted at 20:24:15
香川を下げて岩政を入れたのか。
posted at 20:21:00
後半開始
posted at 20:20:02
サイドの高い位置で縦に突破していける選手を置くとか、もしくは遠藤をその位置に押し上げてしまってもいい。中盤で囲い込まれているのは受けに戻る動きが多いからでもあるし、センターバックの位置が低いから相手が前に来る余裕を持っているのもある。パススピードも問題。
posted at 20:18:01
問題は攻撃に可能性が全く見えてこないこと。サイドの高い位置に起点が無く、フォワードが流れてもその後の選択肢がないから相手に脅威を与え切れていない。それでも韓国がファウルを多くしてくれているお陰でセットプレイのチャンスはあるけど高さが一枚無くなったし
posted at 20:13:16
後半の布陣はどうなるんでしょうか。一人交代している上に一点を追いかけている状態。ディフェンダーを追加するような守備的な交代で現状を打破できるようには見えない。稲本がある程度弱点をカバーできているから、そのままいってもいいかもしれない。
posted at 20:12:04
ハーフタイム中。
posted at 20:06:05
稲本が中央に入ってからチェックよりもカバーの意識が強く働いているため、いい形でのセンターバックのエリアが形成されているように見える。前へ出てしまうとかサイドへ大きく出てしまうとか、そういうのがあまりなくて、センターバックを置くよりも安定しているとしたら皮肉ですね
posted at 20:04:52
闘莉王にレッドカードですか。報復行為かな。倒れた後に蹴ったとかそういう感じに見えた気がする。
posted at 19:58:33
バイタルエリアが大きく空いてセンターバック二枚がきっちりとポジションを後ろで保てていないから、チェックとカバーの関係が出来ずに二人が待ちと戻りの関係になってシュートを打たせてしまったわけですね
posted at 19:56:33
韓国がようやく調子を取り戻したのか中盤で囲い込むように近いポジションを保つようになって追いかけ回してきてますが、日本が片側だけで攻めているからそれが起こっているだけ。もっとパススピードを上げて左右に振らなければ。
posted at 19:54:47
一度pkがでたのだから二回目の笛が吹かれても不思議じゃないですね。妥当なジャッジだと思ってます。
posted [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><strong>■東アジア選手権 &#8211; 日本対韓国</strong></p>
<p class="tl-tweet">2008年の3月にブログに書いたエントリから変化はあったけどそれが進歩だとは思っていない。改めて書いておくけど岡田監督の解任というか更迭というか、そういったものを希望しておく。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9096036262">posted at 21:15:34</a></p>
<p class="tl-tweet">フォワードの共通理解と共通行動が多すぎる問題の修正と、サイドに流れて起点となる部分と中央へ残って得点へ直結をしなければならない部分、サイドバックとの縦の連動も重要な要素だし、ディフェンスラインと中盤のスペースを埋める動き、その他は挙げればきりがない<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9095906283">posted at 21:10:04</a></p>
<p class="tl-tweet">試合終了。日本1-3韓国<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9095860483">posted at 21:08:07</a></p>
<p class="tl-tweet">佐藤の引っ張ったあとのスペースへ誰も入り込んでいない。オフサイドは問題じゃない<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9095812250">posted at 21:05:59</a></p>
<p class="tl-tweet">長友も高い位置を保っているのはいいんですが、もっとワイドに、相手に付かれないぐらい外側でもいい。左右に振って相手の目線を動かしていくのが仕事で、その身長で高さ勝負は期待できないのだから。それに相手が付いてくれば間隔を広げられるのだから<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9095656792">posted at 20:59:28</a></p>
<p class="tl-tweet">二点を追いかける環境で、フォワードを追加せずフォワード同士の交代。玉田の動きが悪いとしても、得点を取って追いつく。何が何でも、という意識を選手に示すには無理があるんじゃないか。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9095619134">posted at 20:57:44</a></p>
<p class="tl-tweet">選手の距離が近すぎて自分たちで渋滞を作り出してます。上がるスペースも潰してカットインするスペースも潰している。後方から持ち上がるとそんな状況だから、スローダウンもしてしまうし奪われてしまう<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9095432467">posted at 20:49:12</a></p>
<p class="tl-tweet">韓国の三点目。あんな風にできるのはリードしているからなんだけど、サイドでボールを動かして相手を寄せている間に逆サイドに人をしっかり置いておく。近い所にボールを預けて、もう一つ外をそのあとで利用する。横の厚みがありますね。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9095372429">posted at 20:46:27</a></p>
<p class="tl-tweet">サイドの深い位置に進出したのに、何故あれだけニアサイドに人数を入れてしまうんだろう。あそこまで近づいてしまえばパスをもらうスペースもなくなってしまうし、もらってもゴール方向を向く事なんて出来ない。前後の厚みだって必要なのに、横の厚みもなくなってしまっては。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9095297787">posted at 20:43:07</a></p>
<p class="tl-tweet">サイドバックが高い位置を保てるようになると今度はフォワードがサイドに流れて引き出す動きをあまりしようとしなくなるため、サイドを二枚で攻めて連動した動きならないんです。流れたら蓋をされたと思うのかサイドバックが上がりを自重してしまうし近い距離も保たなくなってしまう<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9095257851">posted at 20:41:12</a></p>
<p class="tl-tweet">これだけ相手サイドバックの外側とか裏側を利用するのなら、リスクを承知で日本はサイドバックを高く保って、逆三角形のような形にしてしまってもいいんじゃないかと思う。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9095091719">posted at 20:33:19</a></p>
<p class="tl-tweet">フォワードとかがサイドに進出してボールを受けて起点になっても、中を向くためのコントロールを最初にしていないし、後で中を向いたとしてもサイドバックの上がってくるタイミングが遅いために縦の勢いが死んでしまっている。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9095075807">posted at 20:32:35</a></p>
<p class="tl-tweet">遠藤がサイドに進出するようになって深い位置からのクロスの選択肢ができたし、縦の突破はなくともサイドバックの連携からフリーになることができている。あとは中央の選手たちが全員同じ動きをしていることの解消。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094990728">posted at 20:28:43</a></p>
<p class="tl-tweet">韓国も退場者がでましたか。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094949817">posted at 20:26:44</a></p>
<p class="tl-tweet">人数が減って仕方のない面もあるけど、攻守にわたって片側に寄せてしまっているのはどうなのか。もっと逆サイドを意識したプレイをしなければいけない。韓国が逆サイドのスペースを突いてこないから助かっている。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094944008">posted at 20:26:28</a></p>
<p class="tl-tweet">日本はまだ前後の分離が止まらない。韓国がロングボールを多く入れてきた影響に加えて、後半開始直後に裏を取られたことが影響して、ディフェンスラインが全然前にいけていない。高く保てなければプレッシングは機能しないし攻撃も人数を入れられない<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094898130">posted at 20:24:15</a></p>
<p class="tl-tweet">香川を下げて岩政を入れたのか。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094829546">posted at 20:21:00</a></p>
<p class="tl-tweet">後半開始<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094807512">posted at 20:20:02</a></p>
<p class="tl-tweet">サイドの高い位置で縦に突破していける選手を置くとか、もしくは遠藤をその位置に押し上げてしまってもいい。中盤で囲い込まれているのは受けに戻る動きが多いからでもあるし、センターバックの位置が低いから相手が前に来る余裕を持っているのもある。パススピードも問題。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094764152">posted at 20:18:01</a></p>
<p class="tl-tweet">問題は攻撃に可能性が全く見えてこないこと。サイドの高い位置に起点が無く、フォワードが流れてもその後の選択肢がないから相手に脅威を与え切れていない。それでも韓国がファウルを多くしてくれているお陰でセットプレイのチャンスはあるけど高さが一枚無くなったし<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094665316">posted at 20:13:16</a></p>
<p class="tl-tweet">後半の布陣はどうなるんでしょうか。一人交代している上に一点を追いかけている状態。ディフェンダーを追加するような守備的な交代で現状を打破できるようには見えない。稲本がある程度弱点をカバーできているから、そのままいってもいいかもしれない。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094640762">posted at 20:12:04</a></p>
<p class="tl-tweet">ハーフタイム中。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094516913">posted at 20:06:05</a></p>
<p class="tl-tweet">稲本が中央に入ってからチェックよりもカバーの意識が強く働いているため、いい形でのセンターバックのエリアが形成されているように見える。前へ出てしまうとかサイドへ大きく出てしまうとか、そういうのがあまりなくて、センターバックを置くよりも安定しているとしたら皮肉ですね<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094490065">posted at 20:04:52</a></p>
<p class="tl-tweet">闘莉王にレッドカードですか。報復行為かな。倒れた後に蹴ったとかそういう感じに見えた気がする。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094345566">posted at 19:58:33</a></p>
<p class="tl-tweet">バイタルエリアが大きく空いてセンターバック二枚がきっちりとポジションを後ろで保てていないから、チェックとカバーの関係が出来ずに二人が待ちと戻りの関係になってシュートを打たせてしまったわけですね<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094302791">posted at 19:56:33</a></p>
<p class="tl-tweet">韓国がようやく調子を取り戻したのか中盤で囲い込むように近いポジションを保つようになって追いかけ回してきてますが、日本が片側だけで攻めているからそれが起こっているだけ。もっとパススピードを上げて左右に振らなければ。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094265213">posted at 19:54:47</a></p>
<p class="tl-tweet">一度pkがでたのだから二回目の笛が吹かれても不思議じゃないですね。妥当なジャッジだと思ってます。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094155602">posted at 19:49:20</a></p>
<p class="tl-tweet">バイタルエリアの危険なエリアに関してはまだあまり利用はされていないんだけど、稲本がある程度埋められるようになっているし、長友がセンターバックよりも先に前へ出ることでなんとかなっているかもしれない。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9094013902">posted at 19:42:15</a></p>
<p class="tl-tweet">さすがの遠藤ですねぇ<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9093973035">posted at 19:40:17</a></p>
<p class="tl-tweet">pkですねぇ<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9093940451">posted at 19:38:45</a></p>
<p class="tl-tweet">フォワードが左右に流れて引き出す動きをするのはいい。けど、二人ともが同じ方向に流れてしまっては中央とのバランスが取れず、起点となっているわけでもないのでよくない。深い位置にはいってクロスをしてもいいのに足が止まってしまったり、裏を狙うばかりだけだったり。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9093861244">posted at 19:34:44</a></p>
<p class="tl-tweet">稲本が戻って何とかなりましたが、センターバックが前へ引き出されてしまって裏を使われる。本来なら稲本なり誰なりがあそこへ対応して裏のカバーリングでセンターバックが構えておくべきでは<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9093729650">posted at 19:28:12</a></p>
<p class="tl-tweet">サイドからサイドへ出されている間は大丈夫なんだけど、センターバックが引き出されてしまうから、そこを利用された後のケアを日本は中盤に頼みたいけど誰もいない。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9093659570">posted at 19:24:34</a></p>
<p class="tl-tweet">韓国がバイタルエリアを利用する意識が少なく、フォワードはセンターバックと相対して、ウイングがサイドを利用することはあっても、この部分へ入り込んで裏へ出そうとはしていない。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9093642467">posted at 19:23:41</a></p>
<p class="tl-tweet">両者とも人に向かっていてボールに向かえていない部分があるし、ボールが足についていない。戻りながらの守備でどこまで攻撃に繋げられるのか疑問です。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9093600503">posted at 19:21:29</a></p>
<p class="tl-tweet">韓国は前後にディフェンスラインをよく動かしている。相手に合わせてエリアを狭くして密度を高めてくる印象がある。人との距離も近く保つ。これをしてくれると日本の無茶な運動量に付き合ってくれるかもしれない。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9093547288">posted at 19:18:47</a></p>
<p class="tl-tweet">前半開始<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9093514480">posted at 19:17:09</a></p>
<p class="tl-tweet">センターバックの守備範囲の広さを利用されて裏を使われなければいいですね。あまりにフィードに前に出てしまえば簡単にやられてしまいそうだなぁ。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9093327216">posted at 19:07:41</a></p>
<p class="tl-tweet">今日もメンバーは大して変わらない。変化が必要でも変化をメンバーに求めないのなら戦術の変化を監督に求めたい。けど、それが期待できるのなら苦労はしない。<br />
<a href="http://twitter.com/leia_/status/9093287043">posted at 19:05:42</a></p>
<p>
<strong>■東アジア選手権 &#8211; 日本対香港</strong></p>
<p class="tl-tweet">得点もセットプレイとミスからしか取れていないし、最低限の結果は出したけどその付近の評価しかできませんね。一部ワイドに使えていた部分がありましたけど、それが全体の意思として統一されていなければ効果を発揮していかないんですよねぇ。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8958406138">posted at 21:17:07</a></p>
<p class="tl-tweet">後半も見るべき部分は少なかったですねぇ。平山が入ったことで役割の明確化ができて動きに種類が増えた。それによって香港のディフェンスラインに負担を強いることが出来るようになったのはよかったとしても、選手が前に溜まりすぎていて厚みがなかったです。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8958285189">posted at 21:12:39</a></p>
<p class="tl-tweet">引いて守る相手を揺さぶる前後左右のパスが足りてなくて、サイドチェンジも足りていないんじゃないでしょうか。得点自体がたまたまのものだったから、あんなもので満足できるはずがありません。決めきったことに関しては素晴らしいことなんですが。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8956903294">posted at 20:17:39</a></p>
<p class="tl-tweet">あとは相手のディフェンスライン前で動くフォワードやその一つ下のポジションの選手たちが同じ動きをしてしまっているから相手にとって脅威になっていない。ボールを足下で受けようとすれば全員が受けに戻り、裏へ抜けようとすれば全員がする。ギャップを作る動きが足りない。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8956795385">posted at 20:13:05</a></p>
<p class="tl-tweet">日本の攻撃が上手くいかないのはセンターバックの部分を見ているとよく解る。あれだけキープしていながら守備でそこが処理しなければならない場面が多く、深い。そして最後尾から攻撃が始まるのだから手数がかかるしスムーズに行かなくて当たり前ですね。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8956759424">posted at 20:11:31</a></p>
<p>
<strong>■東アジア選手権 &#8211; 日本対中国</strong></p>
<p class="tl-tweet">負けなかったのは岡田監督の悪運だなぁ。毎度の事ながらこういった場面で負けないからずるずるとここまできたんですねぇ。（了）<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8720012796">posted at 21:16:55</a></p>
<p class="tl-tweet">これからもっと先を考えている中国代表に、数ヶ月先を見据えている日本がこの内容では。次の二試合を勝って優勝ではなく、次へ、ワールドカップへ繋がる内容が見えてこなければならないというのに、楢崎のお陰で負け試合を引き分けに持ち込めただけではね。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8719879020">posted at 21:10:57</a></p>
<p class="tl-tweet">日本は駄目ですね。得点を取るための形が見えず、相手を抑える形も見えず、進化も見えない。人が動くのが駄目だとはいいませんが、もっとボールを動かしましょう。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8719814926">posted at 21:08:09</a></p>
<p class="tl-tweet">試合終了。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8719791229">posted at 21:07:07</a></p>
<p class="tl-tweet">闘莉王も上がるのなら、きちんと自分で責任を持ってボールを処理しないといけない。味方のスペースを消したり責任逃れのパスを出すぐらいなら前へ上がるべきではなかった。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8719787496">posted at 21:06:57</a></p>
<p class="tl-tweet">うわ。楢崎止めた。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8719533740">posted at 20:55:43</a></p>
<p class="tl-tweet">長友のハンドはハンドですねぇ。中央の厚みが無くて左右に振られてスペースが出来てました。こういうメモは後出しになるからなぁ。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8719524593">posted at 20:55:18</a></p>
<p class="tl-tweet">日本はボールを引き出すために相手の間に上手く入り込んでいる選手もいるんだけど、そこへパスが出ていないのはパススピードが遅くて相手に寄せられるから、ミスになるのが怖くて出せないとかかな。ボールが動いている間に寄せられているから<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8719433009">posted at 20:50:51</a></p>
<p class="tl-tweet">守備で後方に下がっているのもありますし、組み立てに参加しているのもある。でも肝心なときに肝心な動きが出来ていないのではアタッカーとして厳しいですね<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8719323044">posted at 20:45:25</a></p>
<p class="tl-tweet">攻めは形ができないですね。平山がディフェンダーの前でボールを前を向けるタイミングで受けているんですが、それを引き出す動きをできる位置に誰もいないのが問題。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8719301677">posted at 20:44:25</a></p>
<p class="tl-tweet">サイドバックのケアに中盤がくるようになりましたねぇ。今のは遠藤で、それが中澤を中央に押しとどめていられるから、それが出来ている間は守備は安定しているはず<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8719245682">posted at 20:41:39</a></p>
<p class="tl-tweet">それにフォワードが前へ向かってのチェックをしている分には問題ないんですが、後方へ向かって相手を追いかけ回しながら戻っていってどうするんだろう。攻撃の起点を後方に下げる行為で、ボールを奪えても納め所が高い位置から無くなってしまう。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8719171443">posted at 20:37:57</a></p>
<p class="tl-tweet">日本は相変わらずチェイスが目立ってますが、目立っているということは最初のポジションで相手を掴まえられていないということ。攻撃を考えているから守勢に回ったときのポジションが悪い、とも言えますが、いい攻撃が出来ていれば相手が抑えに来るから近いポジションを保てていてもいいはずなんですが<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8719144720">posted at 20:36:36</a></p>
<p class="tl-tweet">日本は全体が押し上げてワイドに広げているのにバックパスを選択してしまう事が多く、ペースダウンと同時に前後の分離を招いてパスコースを自ら限定してしてしまってますね。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8718985098">posted at 20:28:42</a></p>
<p class="tl-tweet">相手に高さがあるからクロスを入れられたくないのは解るんですが、サイドであまりに抑えようとし過ぎるあまりに中央に厚みが無くて、クロスに対応しなければならない位置に慎重の低い長友とか内田が来るのではどうにもならないですね。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8718941596">posted at 20:26:26</a></p>
<p class="tl-tweet">後半開始<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8718802325">posted at 20:19:25</a></p>
<p class="tl-tweet">点が入るような要素はあまりありませんね。サイドをえぐってのマイナスのパスはありましたが、あれはサイドに追い出されたあとのプレイですから、一つタイミングが遅い。もし得点が入るのなら狙い澄ましたものよりも偶然の一発という感じでしょうか。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8718529271">posted at 20:05:47</a></p>
<p class="tl-tweet">ハーフタイム。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8718495610">posted at 20:04:10</a></p>
<p class="tl-tweet">サイドにでてボールを受けてもフォワードが近い位置でサイドにでてしまっているから中央の裏は狙えず、中央の裏で得点に直結する形を作りたい。それに繋がるパスを出すためにバイタルエリアで誰か受けなければならない。相手センターバック前でいったん受けてから視線を集めれば裏を使えるのに。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8718393334">posted at 19:59:22</a></p>
<p class="tl-tweet">中央で停滞したらサイドに皆がでてしまって中央に今度は誰もいなくなる。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8718359922">posted at 19:57:36</a></p>
<p class="tl-tweet">センターバックがボールを持っているときに、引き出す動きを中央でやる選手が欲しい。もちろん、そこからフィードではなく、サイドを利用しつつ全体をコンパクトに保ちながら押し上げていく役割を誰かに。それができないから守備に回ったときのスペースが<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8718263138">posted at 19:52:25</a></p>
<p class="tl-tweet">サイドバックがフォアチェック側に回されてしまっている影響なんでしょうか。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8718231248">posted at 19:50:44</a></p>
<p class="tl-tweet">センターバックのケアしなければならないエリアが広すぎます。サイドでボールを動かされている最中に、サイドバックに任さずにセンターバックがマンマークでついていってしまう。前にもでてしまうから、数的に中央が足りない場面も多く、厚みが得られてません。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8718220988">posted at 19:50:11</a></p>
<p class="tl-tweet">前や裏を意識していても、ディフェンスラインの裏側に全然進出できていない。サイドバックの裏側とかは利用しようとしているものの、実際に裏は取れていませんし、裏でボールをさわれていない。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8718183167">posted at 19:48:09</a></p>
<p class="tl-tweet">中国にバイタルエリアができはじめている。一時的にフラットだった部分が崩れていたんですが、またフラットに戻って利用できるスペースが増えたように見えた。日本がフォワードを三枚にしているから、そこを利用できるとは思わないんだけど。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8718103680">posted at 19:43:55</a></p>
<p class="tl-tweet">日本は縦を急がなくなったというよりも急げなくなったといった方がいいのかもしれない。中央に人数が集まりすぎていて、サイドに人がいない。それで中国もワイドに人を割く必要がないので中央に集めて縦のコースを切れている。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8718029670">posted at 19:39:58</a></p>
<p class="tl-tweet">中国の守り方が片側に人数をかけているので、逆サイドを多く意識した中盤でのサイドチェンジはいい選択のはず。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8717975426">posted at 19:37:03</a></p>
<p class="tl-tweet">サイドでボールを受けられたとしても、中にどんどんとカットインしてからパスをしてしまっている。それは悪くないんだけど、それをするならサイドバックが入っていった後を大きく利用しなければいけないし、逆サイドはワイドに開かなければならない。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8717945126">posted at 19:35:23</a></p>
<p class="tl-tweet">サイドチェンジからクロスを入れていますが、もっと縦へのスピードを持ってから入れたいですね。サイドチェンジをしたり深い位置に入り込んだりキーパーとディフェンダーの間に入れても効果的なんですが、縦へのスピードがないから戻りながらの処理をさせてません。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8717893685">posted at 19:32:36</a></p>
<p class="tl-tweet">パススピードがあるときは片側の展開が多く、陣形を崩そうとしていないときですね。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8717853874">posted at 19:30:31</a></p>
<p class="tl-tweet">人とかボールを動かして、サイドを比較的多く使えてますが、相手の陣形を崩せていないのは、パススピードがかなり遅いから。選手の動くスピードとあまり変わらない程度のスピードしかなければ陣形を整えるのは難しくない。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8717831590">posted at 19:29:25</a></p>
<p class="tl-tweet">日本は前からのチェイシングをしているわりに、相変わらずラインを押し上げられていないから、間延びして見える。フォワードが前へ向かって行きすぎている部分もありますが、アンカーがいないのだから中盤とセンターバックの間を縮めておきたいですね。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8717804285">posted at 19:27:54</a></p>
<p class="tl-tweet">闘莉王のファウルは懸念していた形。中盤の裏にでるのをケアしに行って外されて、ファウルで止める。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8717727357">posted at 19:23:42</a></p>
<p class="tl-tweet">日本はプレッシングから素早く、という意識があるのかもしれませんが、早くを意識しすぎていてリスタートまで早くしてしまって安定した繋ぎが出来ておらず、焦りに見える。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8717708479">posted at 19:22:39</a></p>
<p class="tl-tweet">日本はベネズエラ戦とあまり変わらず、センターバックが中盤後ろのスペースをケアすべく積極的にチェックをする。裏は狙われないように。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8717678135">posted at 19:21:02</a></p>
<p class="tl-tweet">ざっと見た感じ、中国の中盤はフラットで明確なアンカーのような存在はいない。攻撃時には二枚が後ろで支える形か。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8717647116">posted at 19:19:25</a></p>
<p class="tl-tweet">冒険と言っても、岡田監督にとってのもので、一般的にベターな布陣かどうかは別の話。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8717393670">posted at 19:06:02</a></p>
<p class="tl-tweet">先発メンバーに冒険の要素はないようです。機能しているとか調子云々よりもまず（監督自身の）安定を求める起用に見えます。玉田と内田は報道を見る限りでは無理をさせているようなんですが、大丈夫なんでしょうか。また潰されるのかなぁ。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8717375594">posted at 19:05:06</a></p>
<p>
<strong>■国際親善試合 &#8211; 日本対ベネズエラ</strong></p>
<p class="tl-tweet">面倒くさくなってきたから止めよう。メモ終わり。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8538101981">posted at 19:56:54</a></p>
<p class="tl-tweet">それにしても、ベネズエラと日本の弱点がよく似ている。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8538042801">posted at 19:54:05</a></p>
<p class="tl-tweet">修正も間に入り切れていなくて、受けたい意識が優先されてしまって、掴まえてくださいと言わんばかり。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8538035320">posted at 19:53:44</a></p>
<p class="tl-tweet">日本の中盤は、ポジション修正をして後方からのボールを受けようとしているけど、その受け方が常に後ろ向きで受けてから振り向くために時間がかかる。マークが遠い、あるいはチェックが遅いのならそれでもいいんだけど、こういうタイプ相手だと、前を向けるように受けなくてはいけない。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8538017340">posted at 19:52:51</a></p>
<p class="tl-tweet">相手が寄せてきていることと、ディフェンスライン前にスペースがあることを考えると、もっとワイドに使ってサイドバックを高い位置で使い、引き出しておいて逆サイドであるとか、日本代表と同じように相手もセンターバック が中盤のケアに出てくるから、その裏を一つ触ってから利用したい。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8537943857">posted at 19:49:21</a></p>
<p class="tl-tweet">大久保のラフなプレイは不用意で多い。ちょっとやりすぎていて足を引っ張ってますね。止めるべき場面で止めるのならいいんですが。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8537841096">posted at 19:44:25</a></p>
<p class="tl-tweet">日本は繋ぐ形になったときに、プレスに負けてサイドへ押し出されるような印象を受けやすく、縦へ向かうスピードが殺された状態から始まるから、縦が使えていない。特にタッチライン際を駆け上がるタイプの選手がいないから余計に。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8537747523">posted at 19:39:54</a></p>
<p class="tl-tweet">日本の後方からのフィードは相変わらず、距離が長く繋ぐサッカーという形ではないけれど、ベネズエラのギャップが出来るバイタルエリアへ上手くボールを宇入れるようになってきた。入れた後のアイデアがないから上手く攻撃できていないけど。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8537698244">posted at 19:37:27</a></p>
<p class="tl-tweet">ベネズエラのディフェンスラインは意外と中に寄ってますね。二本のシュートが効いたわけではないんでしょう。中盤はプレスをワイドに展開しながら、サイドバックを中に絞らせて、ディフェンスラインの前を使われる部分をケアしている。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8537630533">posted at 19:34:11</a></p>
<p class="tl-tweet">小笠原のシュートはよかったですねぇ。相手がバックパスの判断を勝手にしていたような印象でした。いつもの選手ならその通りでしたけど。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8537547098">posted at 19:30:08</a></p>
<p class="tl-tweet">奪おうとして奪えなくて、裏へ出されて失点、という形にならなければいいですね。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8537510605">posted at 19:28:19</a></p>
<p class="tl-tweet">フォワードが相手のフィードとかにも対応する機会が多いけど、マークし切れていなくて密着できていないか、あるいは密着しすぎてセンターバックがいるべきゾーンから離れているかのどちらか。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8537475904">posted at 19:26:34</a></p>
<p class="tl-tweet">中盤であまりに奪おうとする意識が強すぎて、寄せすぎるためにキープされてしまっている。前で、というのはいいんだけれど、奪うポイントが定められていなくて、何処からでも奪おうとしているような気がする。センターバックが引っ張り出されて裏へ別の選手がケア、か。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8537459241">posted at 19:25:43</a></p>
<p class="tl-tweet">パスの構築の距離が日本代表は長すぎる。センターバックからのパスもスピードが遅い上に距離が長い、そして相手の中盤が高く保たれていてチェックをすることを決めているため、このパスではきっちりとは繋ぐ環境が整わない。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8537370454">posted at 19:21:12</a></p>
<p class="tl-tweet">両チームともあまりラインが初期状態は高くない印象。それよりも中盤が高く位置を保っているので、そこのスペースが両者が大きく空いている。中盤はプレッシングを積極的にしてボールサイドに大きく寄っている。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8537316574">posted at 19:18:36</a></p>
<p class="tl-tweet">日本代表戦までに帰ってこられるとは思っていなかった。とりあえず見ることにしよう。移転中はブログの更新をしない予定なので、もしかするとここで実況のようにメモを書くかもしれない。途中でやる気をなくしたら消す。<br /><a href="http://twitter.com/leia_/status/8537212009">posted at 19:13:23</a></p>
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		<item>
		<title>Liga Espanola Jornadas 23. レアル・マドリー対ビジャレアル</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2010/02/liga-espanola-jornadas-23-2.html</link>
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		<pubDate>Mon, 22 Feb 2010 02:00:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 09/10]]></category>

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		<description><![CDATA[■Real Madrid 6 &#8211; 2 Villarreal
ビジャレアルはBチームから何人か上げて出場させていましたが、メンバーは部分的に足りていないポジションはあったものの、全てが足りていないところの埋め合わせというわけではありませんでしたから、ヨーロッパリーグの第二戦を考えた布陣だと考えていいでしょう。チャンピオンズリーグは一週間の休みを得られるもののの、ヨーロッパリーグに関しては続けてあるわけですから、レアル・マドリーよりも厳しい日程になっていることは確か。
ビジャレアルは立ち上がりこそコンパクトに保とうとしていた意識を持っていましたが、それは序盤の早い時間帯だけの出来事で、時間経過と共に全体を押し込まれてしまう結果になっていました。まずマドリーが積極的なプレッシングによってビジャレアルの構築、特に縦へボールを出す部分に対してきっちりと当たりに行き、振り向かせないように縦のコースを切っていたのが大きいでしょう。ビジャレアルのフリーランが直線的な動きが多く、ダイアゴナルに動いてマークを外して受けようとしておらず、縦パスを縦に受けて、前を向きながらではなく、後ろを向いて受けているため、余計に潰しやすい状態を作っていました。
マドリーは奪うとサイドチェンジを多く、早いタイミングで使い、左右にボールを動かして支配率を高めていっていました。ビジャレアルのコンパクトだった部分は上がりきる前につば割れてしまうことと、ある程度の密集を作れていた中盤中央をマドリーによって省略され、サイドに動かされてしまうことから機能しなくなり、ディフェンスラインをペナルティエリア前にまで下がらざるを得なくなっていました。ビジャレアルとしては、経験の少ないセンターバックの二人の所へボールが来る前にある程度抑えてしまいたかったようですが、左右に動かされるタイミングが早いために、全体のバランスを左右に寄せて囲い込もうとしても片側に寄せて人数を揃えているだけで、奪いに行く動きにまではいたらず、当たれず、寄せるだけで囲い込むことも出来ていなかった。これではプレッシャーを感じることはほとんど無いでしょうから、自分たちで左右に全体をスライドさせてバランスを崩し、ギャップを作って裏を狙わせてしまっているようなものでした。
それでも攻撃面である程度ビジャレアルが魅せる部分があればここまで一方的にはならなかったんでしょうが、ビジャレアルの構築はショートパスでマドリーにとって格好の餌食でしかありませんでした。多く押し込まれているために全体が下がってしまい、前で収められるのがその役割を担うタイプではないニウマールぐらいなもの。しかも他が受けようとしてもプレッシャーを受けているため、戻りながら受ける姿勢を見せないと後方は出し所に困って目標のない場所に蹴ってしまう。だからといって受けに戻れば、マドリーのマークを引き連れて来てしまうため、どちらにしてもボールを安定して収めることが難しい。もし収められたとしてもボールを前へ蹴ると同時に押し上げる力が薄く、少ないタッチ数で横や前へ出せる場所を用意できていませんでした。横へ預けることも出来ず、後方へ戻しても動き直していないため、新たなパスコースが出来ているわけでもない。奪われる回数が多いために上がっていけず、上がっていけないために奪われる回数が増えていく。前後の分離を生み、悪い流れに嵌ってしまってそれを解消できる要素があまりにも少ない状態でした。
マドリーもそこまではよかったんですが、左右にボールを動かしているだけで、どこかで仕掛けがあるわけではなく、パスによって崩すタイミングの動きが無く囮になる動きが少なかった。足下で受けるばかりでスペースで受ける動きの精度が足りないので、ビジャレアルの中央に厚い守備を突き崩すには不十分だと思えていたんですが、あのファウルからクリスチアーノ・ロナウドが完璧なフリーキックを決めたことで突き抜けた感がありましたね。
マルコス・セナが中心となってある知恵度裏側を意識させた攻撃をするようになってから、ビジャレアルの選手たちの運動量が多少増え、前へ向きながらボールを受けることも出来るようになっていました。マドリーがそうさせていた部分もあって、ファウルの回数が増えたことや、ディフェンスラインがどんどんと低くなっていくのもそれをさせていた要因でしょう。下がる動きをしてくれるおかげでパスの出し手がチェックを受けづらくなるため裏へ抜け出す動きをしやすくなり、それをされると前後で挟み込めないのでリトリートをしてさらにディフェンスラインを勝手に下げてくれる。前へ向かうチェックによってビジャレアルに仕事をさせていなかったのが、それを自分たちで止めてしまったようでした。
後半からそれに加えてロングボールをマドリーの背後に出す回数を増やしていくことで、自分たちからマドリーの前へ向かうチェックを減らす努力をし始めましたし、前へ押し上げる時間を作るようにもなった。ただ、それをしてもディフェンスラインまで上げきるには難しいため、そのタイミングで上がれる選手たちとピボーテの位置が遠く、マドリーっが奪った後、攻撃になった一歩目をスペースに入れてしまい、押さえ切れていない部分が出来てしまうようになってしまいました。
対戦相手の状況がどうあれマドリーは良かったですね。早いタイミングでサイドバックの外側を早く利用して、高い位置に起点を作り、縦へと利用をする。そこから中へマイナス気味のパスやグラウンダーのクロスを数多く入れ、縦への勢いを持続させたまま中を利用する。サイドに進出する選手と、それを中で得点エリアで待ちかまえる選手のバランスがよく、得点を取れる形で利用をしていた。
それでも守備面を緩めて相手に点を取らせてしまったり、コンセプト通りに最後まで運ばないところがマドリーらしいところではありますが。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■Real Madrid 6 &#8211; 2 Villarreal<br />
ビジャレアルはBチームから何人か上げて出場させていましたが、メンバーは部分的に足りていないポジションはあったものの、全てが足りていないところの埋め合わせというわけではありませんでしたから、ヨーロッパリーグの第二戦を考えた布陣だと考えていいでしょう。チャンピオンズリーグは一週間の休みを得られるもののの、ヨーロッパリーグに関しては続けてあるわけですから、レアル・マドリーよりも厳しい日程になっていることは確か。</p>
<p>ビジャレアルは立ち上がりこそコンパクトに保とうとしていた意識を持っていましたが、それは序盤の早い時間帯だけの出来事で、時間経過と共に全体を押し込まれてしまう結果になっていました。まずマドリーが積極的なプレッシングによってビジャレアルの構築、特に縦へボールを出す部分に対してきっちりと当たりに行き、振り向かせないように縦のコースを切っていたのが大きいでしょう。ビジャレアルのフリーランが直線的な動きが多く、ダイアゴナルに動いてマークを外して受けようとしておらず、縦パスを縦に受けて、前を向きながらではなく、後ろを向いて受けているため、余計に潰しやすい状態を作っていました。</p>
<p>マドリーは奪うとサイドチェンジを多く、早いタイミングで使い、左右にボールを動かして支配率を高めていっていました。ビジャレアルのコンパクトだった部分は上がりきる前につば割れてしまうことと、ある程度の密集を作れていた中盤中央をマドリーによって省略され、サイドに動かされてしまうことから機能しなくなり、ディフェンスラインをペナルティエリア前にまで下がらざるを得なくなっていました。ビジャレアルとしては、経験の少ないセンターバックの二人の所へボールが来る前にある程度抑えてしまいたかったようですが、左右に動かされるタイミングが早いために、全体のバランスを左右に寄せて囲い込もうとしても片側に寄せて人数を揃えているだけで、奪いに行く動きにまではいたらず、当たれず、寄せるだけで囲い込むことも出来ていなかった。これではプレッシャーを感じることはほとんど無いでしょうから、自分たちで左右に全体をスライドさせてバランスを崩し、ギャップを作って裏を狙わせてしまっているようなものでした。</p>
<p>それでも攻撃面である程度ビジャレアルが魅せる部分があればここまで一方的にはならなかったんでしょうが、ビジャレアルの構築はショートパスでマドリーにとって格好の餌食でしかありませんでした。多く押し込まれているために全体が下がってしまい、前で収められるのがその役割を担うタイプではないニウマールぐらいなもの。しかも他が受けようとしてもプレッシャーを受けているため、戻りながら受ける姿勢を見せないと後方は出し所に困って目標のない場所に蹴ってしまう。だからといって受けに戻れば、マドリーのマークを引き連れて来てしまうため、どちらにしてもボールを安定して収めることが難しい。もし収められたとしてもボールを前へ蹴ると同時に押し上げる力が薄く、少ないタッチ数で横や前へ出せる場所を用意できていませんでした。横へ預けることも出来ず、後方へ戻しても動き直していないため、新たなパスコースが出来ているわけでもない。奪われる回数が多いために上がっていけず、上がっていけないために奪われる回数が増えていく。前後の分離を生み、悪い流れに嵌ってしまってそれを解消できる要素があまりにも少ない状態でした。</p>
<p>マドリーもそこまではよかったんですが、左右にボールを動かしているだけで、どこかで仕掛けがあるわけではなく、パスによって崩すタイミングの動きが無く囮になる動きが少なかった。足下で受けるばかりでスペースで受ける動きの精度が足りないので、ビジャレアルの中央に厚い守備を突き崩すには不十分だと思えていたんですが、あのファウルからクリスチアーノ・ロナウドが完璧なフリーキックを決めたことで突き抜けた感がありましたね。</p>
<p>マルコス・セナが中心となってある知恵度裏側を意識させた攻撃をするようになってから、ビジャレアルの選手たちの運動量が多少増え、前へ向きながらボールを受けることも出来るようになっていました。マドリーがそうさせていた部分もあって、ファウルの回数が増えたことや、ディフェンスラインがどんどんと低くなっていくのもそれをさせていた要因でしょう。下がる動きをしてくれるおかげでパスの出し手がチェックを受けづらくなるため裏へ抜け出す動きをしやすくなり、それをされると前後で挟み込めないのでリトリートをしてさらにディフェンスラインを勝手に下げてくれる。前へ向かうチェックによってビジャレアルに仕事をさせていなかったのが、それを自分たちで止めてしまったようでした。<br />
後半からそれに加えてロングボールをマドリーの背後に出す回数を増やしていくことで、自分たちからマドリーの前へ向かうチェックを減らす努力をし始めましたし、前へ押し上げる時間を作るようにもなった。ただ、それをしてもディフェンスラインまで上げきるには難しいため、そのタイミングで上がれる選手たちとピボーテの位置が遠く、マドリーっが奪った後、攻撃になった一歩目をスペースに入れてしまい、押さえ切れていない部分が出来てしまうようになってしまいました。</p>
<p>対戦相手の状況がどうあれマドリーは良かったですね。早いタイミングでサイドバックの外側を早く利用して、高い位置に起点を作り、縦へと利用をする。そこから中へマイナス気味のパスやグラウンダーのクロスを数多く入れ、縦への勢いを持続させたまま中を利用する。サイドに進出する選手と、それを中で得点エリアで待ちかまえる選手のバランスがよく、得点を取れる形で利用をしていた。<br />
それでも守備面を緩めて相手に点を取らせてしまったり、コンセプト通りに最後まで運ばないところがマドリーらしいところではありますが。</p>
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		<title>Liga Espanola Jornadas 23. バルセロナ対ラシン・サンタンデール</title>
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		<pubDate>Sun, 21 Feb 2010 02:00:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 09/10]]></category>

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		<description><![CDATA[■FCBarcelona 4 &#8211; 0 Racing Santander
バルセロナに怪我人が続出している関係から、どういった構成になるのかと思っていましたが、出場停止と伝えられていた記憶のあるセルヒオ・ブスケツが出場できたことや、トゥーレ・ヤヤが復帰したこともあってカンテラの選手を先発起用しなければならない事態は避けられたようです。それでもいつもとは違う苦しさが見えましたが、ラシンも同じく主力となるはずのチテ、コルサ、ムニティスの三名が出場停止となっているので、戦力が低下している状態なのは両者共。
試合直後の展開としては浮き球が多く、ボールをショートパスによって安定して繋ぐ場面は少なく、一気に最後尾から前へ運ばれるパスが主なものでした。ラシンのライン設定が高く保たれていて、全体をコンパクトに保ち、バルサのセンターバックにもプレッシングをかけていましたが、主な狙いは最後尾から中盤へ収めるパスのカット。それをコンパクトに保った状態から前へ向かうスピードを持ちつつ圧力をかけ、カットをしてカウンターを狙う。序盤特にそれが成功している部分があり、バルサが繋ぐパスを出した際に複数で収め所に囲い込みコントロールミスを誘ったり、最後尾にプレッシャーを与えていることから精度の高いボールを送らせず、ボールコントロールのミスを誘発させる。コンパクトに保てて相手との距離を近くできているらしいは、それらのこぼれ球を疲労回数が多く、カウンターが出来る気配はありました。
ただこの試合のバルサのセンターバックには二人共にフィード力があり、長距離の展開を苦にしない部分がありました。それが非常に大きな効果をもたらしていて、アンカーやもう一つ前に位置しているセルヒオ・ブスケツやイニエスタがボールを引き出しに戻ってくる回数を減らすことが出来た。もしそれらの選手がボールを受けに戻ればそれだけ、前への勢いを持ったまま相手のマークが引っ付いてくるため、センターバックにとってもフィードやパスを出すことが難しくなる。それらがなかったおかげで、キーパーを含めたパス回しでマークを最後尾だけで外してしまうことが出来、それ以上のプレッシングをしようとしないラシンによって、自由にさせてもたい、安定してボールを出させてもらえました。それが先制点へと繋がった要因ですね。もちろん相手の対応ミスがあってこそ、アンリのディフェンダーの進路を妨害するプレイがあってこその得点でしたが。
バルサは先制点を取ってからも基本的な方針は変わりませんでしたが、徐々にロングボール減らしてショートパスを繋ぐスタイルへとどんどんと変化をさせてきていました。フィードへの対応を考える必要はありましたが、ラシンはラインをある程度の高さに保ったままプランの変更を考えていないようで、中盤へのプレッシングを継続していこうと中盤中央に人数をかけている部分が多くありました。本来であればバルサもその位置でボールを受けてからフォワードの裏へ抜ける動きに合わせたパスやウイングにボールを預けて左右に動かすことが得意なんですが、それをわざとせずに、多くサイドに開いて中央に人数をかけたいラシンの狙いを外しているようでもありました。
サイドに流れてキープをして中央にスペースを大きく与えて、後で利用をする。それだけではなくて、奪われてからの速攻で鈍足コンビになってしまっている中央の裏側を利用されにくように、相手の布陣をサイドに吊り出す効果も考えていたのかもしれません。
ラシンはプレッシングによって高い位置、バルサのアンカーやセルヒオ・ブスケツの部分、あるいはディフェンスラインからボールを奪ってからカウンターを狙いたかったようですが、実際にバルサのパスは精度を欠いている場面が多く見られ、カットする回数も非常に多かった。ただ狙いとは違い、サイドに人数を引き出された後のパスカットである事が多く、狙い通りの前へ向かうながらのカットは少なかったし、せっかく中央で囲い込めるチャンスがあったとしても、球離れの早さから囲い込むだけに留まり、奪う動きにはなっていませんでした。
カウンターへと移行した後も、ボールの納め所になるはずのムニティスがいないことでシンプルに裏へ出そうとしている中盤と、いつものような動きを目指すフォワードとの呼吸が合わずにパスミスになるケースが非常に多くありました。それだけではなく、バルサによって守備時の陣形がワイドにされてしまっているため、攻撃が中央とサイドをバランスよく使うことをさせてもらえず、サイドから中への展開をしようとしても、ここで受けられるという位置に選手が間に合わず、タイミングも固定されたものでバルサとしてはカットしやすい状況になっていました。仕方なくサイドからサイドへ、そして片側に人数を集めてしまい、クロスを入れるタイミングを得ても中の人数が足りないなど散々でした。
本来であれば、ディフェンスラインの前のスペースを埋めなければならないアンカーのトゥーレ・ヤヤも、サイドを多く使われつつも中央に人数が入っていないおかげで、躊躇なくサイドバックのケアに向かうことが出来、ボールへよくチャレンジを出来ていましたし、攻撃を抑える動きをさせてもらえていた。
シャビの位置に入ったセルヒオ・ブスケツもパスコースを作るための動きをしていましたが、シャビのような役割を担うような試合展開にはならず、それも大きな貢献をしたのは、高い位置を保って身長の低いフォワードの手助けとなるポストプレイをして一つ目の収め所として機能したり、あるいは自分で抜きにかかる姿勢も見せていた。ウイングと中央のフォワードの間に入り込んだり、あるいは中盤とフォワードの間であったり、非常に受けやすいスペースで受けていいバランスを保てていましたね。
一つ試合とは関係のない部分で残念だったのは、フリーキックで二つの得点を挙げた後、ラシンが一点を返したように見えた部分がありましたが、あれはシスコ最後に触らなければゴールだったでしょう。ただ、触った時点で微妙でも何でもなくなるわけです。キーパーはディフェンダーよりも前に行っていたのだから、マルケスが残っていたとしてもそれがオフサイドラインになるわけではないので、あれはオフサイドになって当たり前のプレイでした。WOWOWの実況解説をしていたお二人はそういったルールも知らないようで、非常に残念な会話がされていましたね。
この試合ではパスミスが非常に多かったんですが、それはラシンの集中したディフェンスによるものと同時に、サイドへ張り出してプレッシングから逃れるためのプレイを多くしたことで横パスが増えてしまったことで、カットされやすい環境を自分たちで作ってしまったためでしょう。ただミスが多かったわりにカウンターからピンチを作られなかったのは、非常にバルサも守備面で集中をしていていたこと。攻守の切り替えが早く、奪われた直後のコントロールの部分でボールをさらっていけることが多かったからでもありますし、全体をコンパクトに保てていたからでもあります。問題は二枚同時に交代させた後、セルヒオ・ブスケツが中央の高い位置でボールを収められなくなったことで、フィードも単純に出来なくなりましたし、パスを受ける動きもちょっと消極的になった。それでセンターバックが蹴る場所を失い、押されてずるずると下がらざるを得なかった場面というのは流れを失うことに繋がりかねないので、今後は見たくない部分ですね。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■FCBarcelona 4 &#8211; 0 Racing Santander<br />
バルセロナに怪我人が続出している関係から、どういった構成になるのかと思っていましたが、出場停止と伝えられていた記憶のあるセルヒオ・ブスケツが出場できたことや、トゥーレ・ヤヤが復帰したこともあってカンテラの選手を先発起用しなければならない事態は避けられたようです。それでもいつもとは違う苦しさが見えましたが、ラシンも同じく主力となるはずのチテ、コルサ、ムニティスの三名が出場停止となっているので、戦力が低下している状態なのは両者共。</p>
<p>試合直後の展開としては浮き球が多く、ボールをショートパスによって安定して繋ぐ場面は少なく、一気に最後尾から前へ運ばれるパスが主なものでした。ラシンのライン設定が高く保たれていて、全体をコンパクトに保ち、バルサのセンターバックにもプレッシングをかけていましたが、主な狙いは最後尾から中盤へ収めるパスのカット。それをコンパクトに保った状態から前へ向かうスピードを持ちつつ圧力をかけ、カットをしてカウンターを狙う。序盤特にそれが成功している部分があり、バルサが繋ぐパスを出した際に複数で収め所に囲い込みコントロールミスを誘ったり、最後尾にプレッシャーを与えていることから精度の高いボールを送らせず、ボールコントロールのミスを誘発させる。コンパクトに保てて相手との距離を近くできているらしいは、それらのこぼれ球を疲労回数が多く、カウンターが出来る気配はありました。</p>
<p>ただこの試合のバルサのセンターバックには二人共にフィード力があり、長距離の展開を苦にしない部分がありました。それが非常に大きな効果をもたらしていて、アンカーやもう一つ前に位置しているセルヒオ・ブスケツやイニエスタがボールを引き出しに戻ってくる回数を減らすことが出来た。もしそれらの選手がボールを受けに戻ればそれだけ、前への勢いを持ったまま相手のマークが引っ付いてくるため、センターバックにとってもフィードやパスを出すことが難しくなる。それらがなかったおかげで、キーパーを含めたパス回しでマークを最後尾だけで外してしまうことが出来、それ以上のプレッシングをしようとしないラシンによって、自由にさせてもたい、安定してボールを出させてもらえました。それが先制点へと繋がった要因ですね。もちろん相手の対応ミスがあってこそ、アンリのディフェンダーの進路を妨害するプレイがあってこその得点でしたが。</p>
<p>バルサは先制点を取ってからも基本的な方針は変わりませんでしたが、徐々にロングボール減らしてショートパスを繋ぐスタイルへとどんどんと変化をさせてきていました。フィードへの対応を考える必要はありましたが、ラシンはラインをある程度の高さに保ったままプランの変更を考えていないようで、中盤へのプレッシングを継続していこうと中盤中央に人数をかけている部分が多くありました。本来であればバルサもその位置でボールを受けてからフォワードの裏へ抜ける動きに合わせたパスやウイングにボールを預けて左右に動かすことが得意なんですが、それをわざとせずに、多くサイドに開いて中央に人数をかけたいラシンの狙いを外しているようでもありました。<br />
サイドに流れてキープをして中央にスペースを大きく与えて、後で利用をする。それだけではなくて、奪われてからの速攻で鈍足コンビになってしまっている中央の裏側を利用されにくように、相手の布陣をサイドに吊り出す効果も考えていたのかもしれません。</p>
<p>ラシンはプレッシングによって高い位置、バルサのアンカーやセルヒオ・ブスケツの部分、あるいはディフェンスラインからボールを奪ってからカウンターを狙いたかったようですが、実際にバルサのパスは精度を欠いている場面が多く見られ、カットする回数も非常に多かった。ただ狙いとは違い、サイドに人数を引き出された後のパスカットである事が多く、狙い通りの前へ向かうながらのカットは少なかったし、せっかく中央で囲い込めるチャンスがあったとしても、球離れの早さから囲い込むだけに留まり、奪う動きにはなっていませんでした。<br />
カウンターへと移行した後も、ボールの納め所になるはずのムニティスがいないことでシンプルに裏へ出そうとしている中盤と、いつものような動きを目指すフォワードとの呼吸が合わずにパスミスになるケースが非常に多くありました。それだけではなく、バルサによって守備時の陣形がワイドにされてしまっているため、攻撃が中央とサイドをバランスよく使うことをさせてもらえず、サイドから中への展開をしようとしても、ここで受けられるという位置に選手が間に合わず、タイミングも固定されたものでバルサとしてはカットしやすい状況になっていました。仕方なくサイドからサイドへ、そして片側に人数を集めてしまい、クロスを入れるタイミングを得ても中の人数が足りないなど散々でした。<br />
本来であれば、ディフェンスラインの前のスペースを埋めなければならないアンカーのトゥーレ・ヤヤも、サイドを多く使われつつも中央に人数が入っていないおかげで、躊躇なくサイドバックのケアに向かうことが出来、ボールへよくチャレンジを出来ていましたし、攻撃を抑える動きをさせてもらえていた。</p>
<p>シャビの位置に入ったセルヒオ・ブスケツもパスコースを作るための動きをしていましたが、シャビのような役割を担うような試合展開にはならず、それも大きな貢献をしたのは、高い位置を保って身長の低いフォワードの手助けとなるポストプレイをして一つ目の収め所として機能したり、あるいは自分で抜きにかかる姿勢も見せていた。ウイングと中央のフォワードの間に入り込んだり、あるいは中盤とフォワードの間であったり、非常に受けやすいスペースで受けていいバランスを保てていましたね。</p>
<p>一つ試合とは関係のない部分で残念だったのは、フリーキックで二つの得点を挙げた後、ラシンが一点を返したように見えた部分がありましたが、あれはシスコ最後に触らなければゴールだったでしょう。ただ、触った時点で微妙でも何でもなくなるわけです。キーパーはディフェンダーよりも前に行っていたのだから、マルケスが残っていたとしてもそれがオフサイドラインになるわけではないので、あれはオフサイドになって当たり前のプレイでした。WOWOWの実況解説をしていたお二人はそういったルールも知らないようで、非常に残念な会話がされていましたね。</p>
<p>この試合ではパスミスが非常に多かったんですが、それはラシンの集中したディフェンスによるものと同時に、サイドへ張り出してプレッシングから逃れるためのプレイを多くしたことで横パスが増えてしまったことで、カットされやすい環境を自分たちで作ってしまったためでしょう。ただミスが多かったわりにカウンターからピンチを作られなかったのは、非常にバルサも守備面で集中をしていていたこと。攻守の切り替えが早く、奪われた直後のコントロールの部分でボールをさらっていけることが多かったからでもありますし、全体をコンパクトに保てていたからでもあります。問題は二枚同時に交代させた後、セルヒオ・ブスケツが中央の高い位置でボールを収められなくなったことで、フィードも単純に出来なくなりましたし、パスを受ける動きもちょっと消極的になった。それでセンターバックが蹴る場所を失い、押されてずるずると下がらざるを得なかった場面というのは流れを失うことに繋がりかねないので、今後は見たくない部分ですね。</p>
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		<title>FIFA10 &#8211; 硬いです。</title>
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		<pubDate>Fri, 19 Feb 2010 14:00:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[FIFA10]]></category>

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		<description><![CDATA[勝とうと思えば思うほどプレイが硬くなってしまうわけでして、そういったことをあまり考えていないときほど精神的な余裕があるからスキルムーヴも使えるし目の前の相手へ対処する方法も見えてくる。でもこの日は日本代表の件での苛立ちだとかバルサのリーガ初黒星でもやもやしていて勝ちたかった。でもいいサッカーを見ていないとアイデアも出てこないわけで、やり込んでいれば体に染みついているのかもしれませんが、プレイ時間も過去のサッカーゲームに比べれば今作はかなり少ないですからねぇ。

■FC Barcelona 0 &#8211; 0 Chelsea(gaki)
前半は両者共に内容がよくなかったんですが、あそれは横で色々と喋りながら妨害をしてくる人がいたからでして、集中できなかったから。おかげでパスの繋がりが悪くてシュートまで持っていけないこともしばしば。決定的な場面を作られてしまったのは単なるミスですが、その後のオウンゴールしそうになった辺りはこの影響かもしれない。
プレイ中に審判のユニフォームがまたバルサと混同してしまう色だったので両者共に間違えまくり。パッチで修正してくれませんかねぇ。どこに苦情を出せばいいんだろう。
■AS Roma(syou) 2 &#8211; 0 Juventus(gaki)
雪が降っているおかげでショウ氏の得意なディフェンスラインの裏へ直接出すフライスルーパスが伸びてしまって直接キーパーに流れてしまう頻度が高く封じられていましたし、ガキ氏も同じ状況で苦しんでました。それ以外にもクロスの際にボールと足の位置がつるつる滑るような形で思ったように蹴れていませんでしたし、収めるのも意図とずれてきたり苦しかったですね。何しろ、天候が雪なのにボールが雪仕様の蛍光色のボールに変更されていなくて通常の白いボールのままだというのも大きく影響していて、開発のEAの手抜きにはがっかり。これも苦情を出しておきたいぐらい。
勝負の分かれ目は途中交代でした。トッティの負傷退場で代わりに出たメネズが2得点。その得点にいたる前、プレイが途切れる前、キーパーがキャッチしている段階でガキ氏が途中交代の処理をしていてプレイを切りたがっていたのもあの失点に影響していますねぇ。
不運だったのはこの試合だけで2本、この日通算なら3本ゴールマウスに嫌われたガキ氏。
■FC Barcelona(leia) 0 &#8211; 1 Manchester City(syou)
開始早々の一発カウンターでアデバヨールに抜け出されて終わり。プジョルにカーソルを変えようとしても変わらないからセカンドプレスで少しでもスピードを落としてもらえたら、と思っていたんですが、最初の辺りで緩められず、その後もうっすらと手をかけているように見えたのスピードが落ちずピケで触ることすら出来ずにゴールですよ。
二回目はセカンドプレス押してミスをしてしまいましたが、あの形なら止められるんでミスしても怖くないです。キーパーがミスをするとどうしようもないけど、FIFAならある程度止められる形なので。
で、シャビの突破からシュートをメッシにカットされて潰したり、どうにもならないですねぇ。余裕がないからアンリに頼むばかりでアイデア出てきませんし、パスも繋がらない。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>勝とうと思えば思うほどプレイが硬くなってしまうわけでして、そういったことをあまり考えていないときほど精神的な余裕があるからスキルムーヴも使えるし目の前の相手へ対処する方法も見えてくる。でもこの日は日本代表の件での苛立ちだとかバルサのリーガ初黒星でもやもやしていて勝ちたかった。でもいいサッカーを見ていないとアイデアも出てこないわけで、やり込んでいれば体に染みついているのかもしれませんが、プレイ時間も過去のサッカーゲームに比べれば今作はかなり少ないですからねぇ。</p>
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<p>■FC Barcelona 0 &#8211; 0 Chelsea(gaki)<br />
前半は両者共に内容がよくなかったんですが、あそれは横で色々と喋りながら妨害をしてくる人がいたからでして、集中できなかったから。おかげでパスの繋がりが悪くてシュートまで持っていけないこともしばしば。決定的な場面を作られてしまったのは単なるミスですが、その後のオウンゴールしそうになった辺りはこの影響かもしれない。<br />
プレイ中に審判のユニフォームがまたバルサと混同してしまう色だったので両者共に間違えまくり。パッチで修正してくれませんかねぇ。どこに苦情を出せばいいんだろう。</p>
<p>■AS Roma(syou) 2 &#8211; 0 Juventus(gaki)<br />
雪が降っているおかげでショウ氏の得意なディフェンスラインの裏へ直接出すフライスルーパスが伸びてしまって直接キーパーに流れてしまう頻度が高く封じられていましたし、ガキ氏も同じ状況で苦しんでました。それ以外にもクロスの際にボールと足の位置がつるつる滑るような形で思ったように蹴れていませんでしたし、収めるのも意図とずれてきたり苦しかったですね。何しろ、天候が雪なのにボールが雪仕様の蛍光色のボールに変更されていなくて通常の白いボールのままだというのも大きく影響していて、開発のEAの手抜きにはがっかり。これも苦情を出しておきたいぐらい。<br />
勝負の分かれ目は途中交代でした。トッティの負傷退場で代わりに出たメネズが2得点。その得点にいたる前、プレイが途切れる前、キーパーがキャッチしている段階でガキ氏が途中交代の処理をしていてプレイを切りたがっていたのもあの失点に影響していますねぇ。<br />
不運だったのはこの試合だけで2本、この日通算なら3本ゴールマウスに嫌われたガキ氏。</p>
<p>■FC Barcelona(leia) 0 &#8211; 1 Manchester City(syou)<br />
開始早々の一発カウンターでアデバヨールに抜け出されて終わり。プジョルにカーソルを変えようとしても変わらないからセカンドプレスで少しでもスピードを落としてもらえたら、と思っていたんですが、最初の辺りで緩められず、その後もうっすらと手をかけているように見えたのスピードが落ちずピケで触ることすら出来ずにゴールですよ。<br />
二回目はセカンドプレス押してミスをしてしまいましたが、あの形なら止められるんでミスしても怖くないです。キーパーがミスをするとどうしようもないけど、FIFAならある程度止められる形なので。<br />
で、シャビの突破からシュートをメッシにカットされて潰したり、どうにもならないですねぇ。余裕がないからアンリに頼むばかりでアイデア出てきませんし、パスも繋がらない。</p>
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		<title>UEFA Champions League First knockout round 1stLeg バイエルン対フィオレンティーナ</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2010/02/uefa-champions-league-first-knockout-round-1stleg-2.html</link>
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		<pubDate>Thu, 18 Feb 2010 02:00:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 09/10]]></category>

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		<description><![CDATA[■FC Bayern Munchen 2 &#8211; 1 ACF Fiorentina
バイエルンは勝ちこそしましたが、終始フィオレンティーナによって試合を動かされているようなものでした。序盤はロッベンをきっちりと抑えられ、センターバックから送り込まれるパスを受けることもままならず、前を向く余裕すら与えてもらえていませんでした。中盤から近い距離でパスを渡せていないことも影響していましたが、ロッベンを抑えることでバイエルンの攻撃を抑えることを目標としているようで、そこにボールが出ないタイミングであればフリーにしておくこともありましたが、ボールが出てくることが予測できる状態であれば粗が締めマークに付いておき、背後からプレッシャーを与え続けておく。
リベリーに対しては比較的その要素は少なかったんですが、どちらに対しても共通して優先的に抑える意識があり、下がってボールを受けられたとしてもきっちりと縦のコースを切って深く入り込まれないような守備体系を整えていました。
縦を切り、サポートも中盤から用意する。それらはフィオレンティーナの守備がワイドになっていることで中央に多少の隙間を生む守り方でもあるんですが、前方の選手が下がってそこを埋めているためにワイドに開いていてもそれを感じさせない綺麗な守り方をしていました。
バイエルンとしてはなんとかウイングの二人に安定してボールを渡して状況の打開を図りたいところでしたが、センターバックからボールを出す回数も依然と同様に多かった。それはやはり精度の面でもスピードでもカットされやすくマークも受けやすいもので上手くいきませんでしたが、この試合ではよくシュバインシュタイガーが引き出す動きをして、ここを経由してサイドチェンジも出せていますし、縮まった距離からパスを出せることでそれなりに足下へボールを出せていたのは好材料でした。ファン・ボメルは序盤は特に長い距離を一発で狙いすぎていましたし、サイドチェンジにしても、明らかに狙っていることが解る呼び動作のせいで何度もカットされてカウンターのきっかけになっていてよくありませんでした。
ウイングの二人が相手をサイドに引き出し、特に左のリベリーが近い相手を引っ張ってくれるおかげでミュラーは高い位置でボールを受けられるだけの環境は用意できていたんですが、積極的に受ける様子もなければ、サイドのサポートに出て行くわけでもない。ボールを受けてから振り向いてマリオ・ゴメスを裏へ走らせたり、サイドバックの裏を突いたりすることも出来ず、近くに位置するリベリーへ安易な横パスを選択する回数も多い。自分の仕掛けも無く、キープもなく、早くボールを離してしまって、相手を引きつけておく効果が得られていない。マリオ・ゴメスとの動きの関係もよくなく、どちらかが受ける動きと裏へ抜ける動きの連動が無く、サイドを抑えられているため、ここでどちらかが収められれば後方から手への展開も楽になり、スピードを持って縦に攻めることが出来ていたはずなんですが、非常に残念な出来でした。
代わりにサイドを抑えられることが明確になっているため、通常よりも遙かに多くサイドバックのバドシュトゥバーとラームがオーバーラップを繰り返し、高い位置を保つことで相手を引き連れてマークを分散させたり、タッチライン際に人数をかけて相手をワイドに広げておく効果もありましたし、クロスの回数も増やせていた。その分中で多くのチャンスが作れるだけの要素があればよかったんですが、中央でボールを収めたりパスを散らす役割が明確化されておらず、シュバインシュタイガーは上がるサイドバックのケアに動いていましたし、後方からのボールを引き出すことも多い。そして守備に回ればバイタルエリアを埋めるアンカーのような役割までになっていたために、非常にバランサーとしては効果的だったんですが、中央の攻撃の厚みを失ってしまうことになってしまい、サイドがこれまでになく高く保てていたのに勿体ない状態でした。バイタルエリアの中で距離感がとても近いまま動かずに3人が存在するなんていうのもありましたから。
それ以外にもバイエルンはフィオレンティーナに良さを消されていて持ち味が出せていませんでした。フィオレンティーナにカウンターを中心に攻められるため、バイエルンも得意としているカウンターから中央にスピードのある選手を集めた攻撃も出来ず、ウイングの中へのカットインの回数も少なかった。それに、フィオレンティーナはカウンターを受けそうだったり危険な収め方をされそうなら、きっちりとファウルで止めておくクレバーな部分があり、それが苛立たせる効果もあり、効果的に潰していました。
ただ前半終了間際にあった得点の形のように明確にカウンターをさせてもらえれば十二分に得点を取れるだけの要素があるわけで、あれがバイエルンの形でした。あの中でPKを与えてもらう必要もありませんでしたし、得点は得点で変わりませんでしたが、主審の判断が悪かったのはこの部分から明確になってきていましたね。
後半開始時にヴァン・ブイテンにかえてコンテントが出場しましたが、プロ契約を結んだばかりでまだ公式戦の出場も無かった記憶があります。その彼をいきなりチャンピオンズリーグで起用してしまったのはよくありませんでした。守備が不安定だとはいえ経験を積んでいるプラニッチもベンチにいたわけですから、先制しているとはいえ、難しい状況にあるなかで出場させる選手ではありませんでした。
コンテントは出場してからすぐに不安定で消極的なパスを連続して選んでいましたし、守備でも明確なイメージ無く行動してしまっていて、全体のバランスを崩しかねない動きをしていました。同点ゴールとなったコーナーキックを呼び込んでしまったのもコンテントの不安定な守備からで、コーナーキックでヨヴェティッチをフリーにするミスをしたのもまた彼でした。
そういった連続したミスからつけ込まれそうになっていましたが、それがファウルを受ける側に回ることに繋がったのが幸いして、自分のプレイでファウルを貰えることがわかったことで、十分な落ち着きを取り戻していき、以後はある程度のプレイが出来るようになっていました。
動きが前半と変わらず、全体のバランスを見ていられなかったフォワード二人を交代させ、オリッチを投入したのは好材料でした。彼がサイドバックの裏に出ながらボールを受ける動きをすることで縦へのスピードを持った展開が出来るようになりましたし、前を向いたままボールを受けようとしてくれることで、前へ向かう勢いをそのまま持続することができるようになりました。また、サイドバックの裏やサイドバックとセンターバックの間を狙うことから、ウイングとの距離も近くなりウイングの孤立を和らげる効果もありましたし、やっと横の連動した攻撃が多少見られるようになりましたね。
そのままで行けばどこかで得点を取る可能性が出てきたように思えていたんですが、ゴッビを一発レッドカードで退場させられたことから、フィオレンティーナの戦術が守備に固まってしまったために難しくしてしまいましたね。ゴッビのプレイはボールをカットした上で肘が顔に当たる位置に出されているためカードは仕方がないものでしたが、後の出来事を考えれば、別の審判ならあるいは、と思う部分があります。
引いて守るように決めたフィオレンティーナはサイドのコースを縦に切ることは止め、中央に人数を入れて守るようになっていきました。その分リベリーやロッベンらに縦のコースを譲るようになったんですが、できはじめていた横の連動を相手が一人退場したことでバイエルンのバランスまで変わってしまい、再び孤立している状態から出されるものになってしまった。ドリブルで横にディフェンダーを動かしていれば脅威になるんですが、その回数も少なく、ようやく上がれるようになったシュバインシュタイガーもそれほど高い位置をキープできるわけでもなくクロスに中で合わせることまではできていませんでした。
それでも放り込むことぐらいしかなく、引き分ける可能性は非常にたっかかったんですが、明らかな誤審によってバイエルンが二点目を得て、勝負あり、でした。
クローゼのポジションはロッベンのシュートの時でこそオンサイドでしたが、キーパーが弾き、オリッチが飛び込んでヘディングでパスをした段階では明らかなオフサイドポジション。何故あれがオンサイドでゴールが認められたのか理解できませんし、リプレイを見れば誰でも明らかなオフサイドだと気付くはず。非常に重要な誤審でした。
見ている側からすれば、こんな形で決着をつけられるのは非常に残念で面白くありません。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■FC Bayern Munchen 2 &#8211; 1 ACF Fiorentina<br />
バイエルンは勝ちこそしましたが、終始フィオレンティーナによって試合を動かされているようなものでした。序盤はロッベンをきっちりと抑えられ、センターバックから送り込まれるパスを受けることもままならず、前を向く余裕すら与えてもらえていませんでした。中盤から近い距離でパスを渡せていないことも影響していましたが、ロッベンを抑えることでバイエルンの攻撃を抑えることを目標としているようで、そこにボールが出ないタイミングであればフリーにしておくこともありましたが、ボールが出てくることが予測できる状態であれば粗が締めマークに付いておき、背後からプレッシャーを与え続けておく。<br />
リベリーに対しては比較的その要素は少なかったんですが、どちらに対しても共通して優先的に抑える意識があり、下がってボールを受けられたとしてもきっちりと縦のコースを切って深く入り込まれないような守備体系を整えていました。<br />
縦を切り、サポートも中盤から用意する。それらはフィオレンティーナの守備がワイドになっていることで中央に多少の隙間を生む守り方でもあるんですが、前方の選手が下がってそこを埋めているためにワイドに開いていてもそれを感じさせない綺麗な守り方をしていました。</p>
<p>バイエルンとしてはなんとかウイングの二人に安定してボールを渡して状況の打開を図りたいところでしたが、センターバックからボールを出す回数も依然と同様に多かった。それはやはり精度の面でもスピードでもカットされやすくマークも受けやすいもので上手くいきませんでしたが、この試合ではよくシュバインシュタイガーが引き出す動きをして、ここを経由してサイドチェンジも出せていますし、縮まった距離からパスを出せることでそれなりに足下へボールを出せていたのは好材料でした。ファン・ボメルは序盤は特に長い距離を一発で狙いすぎていましたし、サイドチェンジにしても、明らかに狙っていることが解る呼び動作のせいで何度もカットされてカウンターのきっかけになっていてよくありませんでした。</p>
<p>ウイングの二人が相手をサイドに引き出し、特に左のリベリーが近い相手を引っ張ってくれるおかげでミュラーは高い位置でボールを受けられるだけの環境は用意できていたんですが、積極的に受ける様子もなければ、サイドのサポートに出て行くわけでもない。ボールを受けてから振り向いてマリオ・ゴメスを裏へ走らせたり、サイドバックの裏を突いたりすることも出来ず、近くに位置するリベリーへ安易な横パスを選択する回数も多い。自分の仕掛けも無く、キープもなく、早くボールを離してしまって、相手を引きつけておく効果が得られていない。マリオ・ゴメスとの動きの関係もよくなく、どちらかが受ける動きと裏へ抜ける動きの連動が無く、サイドを抑えられているため、ここでどちらかが収められれば後方から手への展開も楽になり、スピードを持って縦に攻めることが出来ていたはずなんですが、非常に残念な出来でした。</p>
<p>代わりにサイドを抑えられることが明確になっているため、通常よりも遙かに多くサイドバックのバドシュトゥバーとラームがオーバーラップを繰り返し、高い位置を保つことで相手を引き連れてマークを分散させたり、タッチライン際に人数をかけて相手をワイドに広げておく効果もありましたし、クロスの回数も増やせていた。その分中で多くのチャンスが作れるだけの要素があればよかったんですが、中央でボールを収めたりパスを散らす役割が明確化されておらず、シュバインシュタイガーは上がるサイドバックのケアに動いていましたし、後方からのボールを引き出すことも多い。そして守備に回ればバイタルエリアを埋めるアンカーのような役割までになっていたために、非常にバランサーとしては効果的だったんですが、中央の攻撃の厚みを失ってしまうことになってしまい、サイドがこれまでになく高く保てていたのに勿体ない状態でした。バイタルエリアの中で距離感がとても近いまま動かずに3人が存在するなんていうのもありましたから。</p>
<p>それ以外にもバイエルンはフィオレンティーナに良さを消されていて持ち味が出せていませんでした。フィオレンティーナにカウンターを中心に攻められるため、バイエルンも得意としているカウンターから中央にスピードのある選手を集めた攻撃も出来ず、ウイングの中へのカットインの回数も少なかった。それに、フィオレンティーナはカウンターを受けそうだったり危険な収め方をされそうなら、きっちりとファウルで止めておくクレバーな部分があり、それが苛立たせる効果もあり、効果的に潰していました。</p>
<p>ただ前半終了間際にあった得点の形のように明確にカウンターをさせてもらえれば十二分に得点を取れるだけの要素があるわけで、あれがバイエルンの形でした。あの中でPKを与えてもらう必要もありませんでしたし、得点は得点で変わりませんでしたが、主審の判断が悪かったのはこの部分から明確になってきていましたね。</p>
<p>後半開始時にヴァン・ブイテンにかえてコンテントが出場しましたが、プロ契約を結んだばかりでまだ公式戦の出場も無かった記憶があります。その彼をいきなりチャンピオンズリーグで起用してしまったのはよくありませんでした。守備が不安定だとはいえ経験を積んでいるプラニッチもベンチにいたわけですから、先制しているとはいえ、難しい状況にあるなかで出場させる選手ではありませんでした。<br />
コンテントは出場してからすぐに不安定で消極的なパスを連続して選んでいましたし、守備でも明確なイメージ無く行動してしまっていて、全体のバランスを崩しかねない動きをしていました。同点ゴールとなったコーナーキックを呼び込んでしまったのもコンテントの不安定な守備からで、コーナーキックでヨヴェティッチをフリーにするミスをしたのもまた彼でした。<br />
そういった連続したミスからつけ込まれそうになっていましたが、それがファウルを受ける側に回ることに繋がったのが幸いして、自分のプレイでファウルを貰えることがわかったことで、十分な落ち着きを取り戻していき、以後はある程度のプレイが出来るようになっていました。</p>
<p>動きが前半と変わらず、全体のバランスを見ていられなかったフォワード二人を交代させ、オリッチを投入したのは好材料でした。彼がサイドバックの裏に出ながらボールを受ける動きをすることで縦へのスピードを持った展開が出来るようになりましたし、前を向いたままボールを受けようとしてくれることで、前へ向かう勢いをそのまま持続することができるようになりました。また、サイドバックの裏やサイドバックとセンターバックの間を狙うことから、ウイングとの距離も近くなりウイングの孤立を和らげる効果もありましたし、やっと横の連動した攻撃が多少見られるようになりましたね。</p>
<p>そのままで行けばどこかで得点を取る可能性が出てきたように思えていたんですが、ゴッビを一発レッドカードで退場させられたことから、フィオレンティーナの戦術が守備に固まってしまったために難しくしてしまいましたね。ゴッビのプレイはボールをカットした上で肘が顔に当たる位置に出されているためカードは仕方がないものでしたが、後の出来事を考えれば、別の審判ならあるいは、と思う部分があります。</p>
<p>引いて守るように決めたフィオレンティーナはサイドのコースを縦に切ることは止め、中央に人数を入れて守るようになっていきました。その分リベリーやロッベンらに縦のコースを譲るようになったんですが、できはじめていた横の連動を相手が一人退場したことでバイエルンのバランスまで変わってしまい、再び孤立している状態から出されるものになってしまった。ドリブルで横にディフェンダーを動かしていれば脅威になるんですが、その回数も少なく、ようやく上がれるようになったシュバインシュタイガーもそれほど高い位置をキープできるわけでもなくクロスに中で合わせることまではできていませんでした。</p>
<p>それでも放り込むことぐらいしかなく、引き分ける可能性は非常にたっかかったんですが、明らかな誤審によってバイエルンが二点目を得て、勝負あり、でした。<br />
クローゼのポジションはロッベンのシュートの時でこそオンサイドでしたが、キーパーが弾き、オリッチが飛び込んでヘディングでパスをした段階では明らかなオフサイドポジション。何故あれがオンサイドでゴールが認められたのか理解できませんし、リプレイを見れば誰でも明らかなオフサイドだと気付くはず。非常に重要な誤審でした。</p>
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		<item>
		<title>UEFA Champions League First knockout round 1stLeg リヨン対レアル・マドリー</title>
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		<pubDate>Wed, 17 Feb 2010 14:00:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 09/10]]></category>

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		<description><![CDATA[■Lyon 1 &#8211; 0 Real Madrid
レアル・マドリーは最初から攻撃のペースを握ることが出来ていませんでした。リヨンはマドリーのフォワード、イグアインとクリスチアーノ・ロナウドへボールを渡った後を抑えるのではなく、そこへボールを出させる前にパスの出所を抑えるようにしていました。二人のスピードのあるフォワードがボールを持ち、センターバックが対応に追われるようになってしまえば高い位置を保つことはできないでしょうし、前後の動きによってギャップを作られてしまう可能性がある。それらを防ぐためにもいい守備から入ったように見えました。
形としては、中央を固めるのではなくボールサイドへ寄せて、早めにプレッシャーを与え、実際にボールを奪いに足を出している。プレッシャーを与えて囲い込んでコースを限定し、パスミスを誘ったり外側へ追い出すのではなく、奪いに行く守備でした。その影響からフィジカルコンタクトの多い試合になりつつあり、マドリーは余裕を与えてもらえず苛立っている様子が見受けられました。
そういった圧力によってボール後方へ下げさせた後も安定してコントロールできないように、センターバックにも幾つか対応していましたが、本来ならこういった動く守備はスペースを作りやすく、マドリーが受ける動きを多くしたり、ポジションの修正を頻繁に行って少ないタッチで回すことが出来ていれば、かいくぐることも可能だったんですが、リヨンはボールへの対応と修正がとても早く、チェックに行く選手と待ってカバーとケアをする選手の瞬間の役割分担がよくできている印象でした。
マドリーは逆サイドを強く意識して左右にボールを大きく動かすことが出来ていれば、無駄走りを誘えたのかもしれませんが、マアマドゥ・ディアラがシャビ・アロンソと共に中盤に入っていることからワイドに使える要素が少なく、かかとグラネロのバランスによって大きく内容が左右されてしまう状態でした。その二人の部分がリヨンのトゥラランらによってバイタルエリアを潰されているために効果的ではなく、後方からのボールも安定して受けられなかったことも影響していました。
徐々にマドリーは最後尾から長いパスを連続して前へ送るしか方法が無くなってしまい、イグアインとクリスチアーノ・ロナウドにそれを頼まなければならなかった。グラウンダーのパスも足下で抑えるには距離が長いために強くピタリと収められず、フィードは複数に囲まれて安定して競り合えない。フィードする側のセルヒオ・ラモスも出す位置を探すのに苦労している様子がうかがえました。中盤の底を経由せずに、となるとサイドバックから直接ワイドに開いたところに出しているだけで、例えばフォワードが流れていたとしても、同サイドへボールが渡されるために、リヨンが狭めているエリアで攻撃を続けようとしているためにスペースがない。これでは難しいですね。
守備の面ではマルセロの苛立ちが強く表れていて、その部分を多く突かれてファウルの回数も増え、クロスを上げられる回数も多かった。それにマルセロが上手く対応できていればよかったんですが、ゴヴーをまるで掴まえられておらず、スペースも埋められていなかった。セルヒオ・ラモスがカバーしに再三左へ出ていたおかげで大事には至りませんでしたが、中央の人数を減らすリスクを冒す行為でしたし、減った部分へ、マアマドゥ・ディアラとシャビ・アロンソのどちらかが入っていたり、セルヒオ・ラモスの代わりにサイドのエリアのスペースを埋められていればよかったんですが、守備範囲の広い選手たちではなかったため、その期待も出来なかった。
その修正を目指してマルセロとガライを交代させていたんですが、タイミング的にはそれが裏目に出てしまっていましたね。
マクーンのゴールはとても素晴らしかったんですが、カウンターから中盤の裏、ディフェンスラインの前に入り込めた。それに対してマドリーはリサンドロ・ロペスへの対応をしなければならなかったとはいえ、センターバックの二人とピボーテのシャビ・アロンソもリトリートするばかりで、誰もボールを奪いに行く姿勢を見せなかった。もし交代直後でなければ、そういった誰がどの役割をするのかを明確に出来ていたでしょうし、この失点は防げていたかもしれませんね。
その後も大きな修正が見えることはなく、徐々に逆サイドを意識し始めているものの、パスの距離が長く、それでいてターゲットが少ないことには変わりがなく、カットされてカウンターを受ける回数は多いまま推移していっていました。
ベンゼマが入ることでスピードはないけど前へドリブルで持っていける要素が多少出来てきたんですが、サイドに流れてボールを受けて高い位置で起点となる動きをしたとしても、奪われてカウンターを受ける回数があまりに多かったことから連動して上がる勇気がチームから失われてしまっていて足が止まっていて、せっかくの引き出す動きを活用できていませんでした。
終盤には、疲れが見えるリヨンを中央に集めて、サイドなどから攻めたりバイタルエリアを埋めているポジションを圧縮してしまってその後方から攻め立てたり、カカが左に張り出している形を増やしてしまうことで、左側にフォワードが流れて来ない状況を作り中央に人数を残しておくようになったのも、攻勢に出られるようになった要因でしょうけど、多くはリヨンの疲れからくるスペースの増加だけでしょう。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■Lyon 1 &#8211; 0 Real Madrid<br />
レアル・マドリーは最初から攻撃のペースを握ることが出来ていませんでした。リヨンはマドリーのフォワード、イグアインとクリスチアーノ・ロナウドへボールを渡った後を抑えるのではなく、そこへボールを出させる前にパスの出所を抑えるようにしていました。二人のスピードのあるフォワードがボールを持ち、センターバックが対応に追われるようになってしまえば高い位置を保つことはできないでしょうし、前後の動きによってギャップを作られてしまう可能性がある。それらを防ぐためにもいい守備から入ったように見えました。</p>
<p>形としては、中央を固めるのではなくボールサイドへ寄せて、早めにプレッシャーを与え、実際にボールを奪いに足を出している。プレッシャーを与えて囲い込んでコースを限定し、パスミスを誘ったり外側へ追い出すのではなく、奪いに行く守備でした。その影響からフィジカルコンタクトの多い試合になりつつあり、マドリーは余裕を与えてもらえず苛立っている様子が見受けられました。<br />
そういった圧力によってボール後方へ下げさせた後も安定してコントロールできないように、センターバックにも幾つか対応していましたが、本来ならこういった動く守備はスペースを作りやすく、マドリーが受ける動きを多くしたり、ポジションの修正を頻繁に行って少ないタッチで回すことが出来ていれば、かいくぐることも可能だったんですが、リヨンはボールへの対応と修正がとても早く、チェックに行く選手と待ってカバーとケアをする選手の瞬間の役割分担がよくできている印象でした。</p>
<p>マドリーは逆サイドを強く意識して左右にボールを大きく動かすことが出来ていれば、無駄走りを誘えたのかもしれませんが、マアマドゥ・ディアラがシャビ・アロンソと共に中盤に入っていることからワイドに使える要素が少なく、かかとグラネロのバランスによって大きく内容が左右されてしまう状態でした。その二人の部分がリヨンのトゥラランらによってバイタルエリアを潰されているために効果的ではなく、後方からのボールも安定して受けられなかったことも影響していました。<br />
徐々にマドリーは最後尾から長いパスを連続して前へ送るしか方法が無くなってしまい、イグアインとクリスチアーノ・ロナウドにそれを頼まなければならなかった。グラウンダーのパスも足下で抑えるには距離が長いために強くピタリと収められず、フィードは複数に囲まれて安定して競り合えない。フィードする側のセルヒオ・ラモスも出す位置を探すのに苦労している様子がうかがえました。中盤の底を経由せずに、となるとサイドバックから直接ワイドに開いたところに出しているだけで、例えばフォワードが流れていたとしても、同サイドへボールが渡されるために、リヨンが狭めているエリアで攻撃を続けようとしているためにスペースがない。これでは難しいですね。</p>
<p>守備の面ではマルセロの苛立ちが強く表れていて、その部分を多く突かれてファウルの回数も増え、クロスを上げられる回数も多かった。それにマルセロが上手く対応できていればよかったんですが、ゴヴーをまるで掴まえられておらず、スペースも埋められていなかった。セルヒオ・ラモスがカバーしに再三左へ出ていたおかげで大事には至りませんでしたが、中央の人数を減らすリスクを冒す行為でしたし、減った部分へ、マアマドゥ・ディアラとシャビ・アロンソのどちらかが入っていたり、セルヒオ・ラモスの代わりにサイドのエリアのスペースを埋められていればよかったんですが、守備範囲の広い選手たちではなかったため、その期待も出来なかった。</p>
<p>その修正を目指してマルセロとガライを交代させていたんですが、タイミング的にはそれが裏目に出てしまっていましたね。<br />
マクーンのゴールはとても素晴らしかったんですが、カウンターから中盤の裏、ディフェンスラインの前に入り込めた。それに対してマドリーはリサンドロ・ロペスへの対応をしなければならなかったとはいえ、センターバックの二人とピボーテのシャビ・アロンソもリトリートするばかりで、誰もボールを奪いに行く姿勢を見せなかった。もし交代直後でなければ、そういった誰がどの役割をするのかを明確に出来ていたでしょうし、この失点は防げていたかもしれませんね。</p>
<p>その後も大きな修正が見えることはなく、徐々に逆サイドを意識し始めているものの、パスの距離が長く、それでいてターゲットが少ないことには変わりがなく、カットされてカウンターを受ける回数は多いまま推移していっていました。<br />
ベンゼマが入ることでスピードはないけど前へドリブルで持っていける要素が多少出来てきたんですが、サイドに流れてボールを受けて高い位置で起点となる動きをしたとしても、奪われてカウンターを受ける回数があまりに多かったことから連動して上がる勇気がチームから失われてしまっていて足が止まっていて、せっかくの引き出す動きを活用できていませんでした。</p>
<p>終盤には、疲れが見えるリヨンを中央に集めて、サイドなどから攻めたりバイタルエリアを埋めているポジションを圧縮してしまってその後方から攻め立てたり、カカが左に張り出している形を増やしてしまうことで、左側にフォワードが流れて来ない状況を作り中央に人数を残しておくようになったのも、攻勢に出られるようになった要因でしょうけど、多くはリヨンの疲れからくるスペースの増加だけでしょう。</p>
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		</item>
		<item>
		<title>FIFA10 &#8211; 3人で久しぶりにラウンジモードを。</title>
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		<pubDate>Tue, 16 Feb 2010 14:00:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[FIFA10]]></category>

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		<description><![CDATA[前回FIFAの対戦をいつしたのかさえ思い出せないんですが、その間プレイはもちろん起動もしていませんでした。FIFAが前回起動時にハングアップしてしまって電源を落とさなければならなくなったときにセーブデータを幾つか破損させたのは確認していましたが、それだけ。自分だけでなくガキ氏はFIFA10自体を持っていないのでこちらは相当にブランクあり。唯一試合勘を保っているのはオンラインのランクマッチをプレイし続けているショウ氏ぐらいでしょうか。

■FC Bayern Munchen(leia) 1 &#8211; 1 Juventus(gaki)
いくら間隔が空いているとはいえプレイしている時間が違うわけで、負けられないというのはプレッシャー。最初のプレイである程度ペースは掴めそうかな、と思っていたんですが、タッチライン際を徹底して使ってクロス。というスタイルが強くでているガキ氏のやり方は苦手で、どうしてもピンチは作られがち。特にサイドへ押し出す守備は出来てもそこで奪うとかクロスさせないことは考えていないので中央で勝負になるのはいただけませんねぇ。バイエルンだからこそそれを許せている部分があるんですが、ショウ氏との対戦が多いせいで、外から中へを切る守備を無意識にしてしまうのはもう癖。
先制点はボールを動かしてもコースが出来なかったから、コーナーキックを取ろうとしただけなんですが、綺麗に股抜きになってゴール上済みに決まってしまいました。シュートを打った本人が唖然でした。事故みたいな一点ですが、同点にされたのは最初のシュートで決められなかっただけマシ、というほどやられた感があります。というかあそこで奪われてはいけない。
■AS Roma(syou) 2 &#8211; 0 Juventus(gaki)
さすがに試合勘の違いが大きく出ていて、ショウ氏の攻撃がえげつなく感じるほどスキルムーヴで揺さぶったり、外から中へボールを動かして陣形を崩したり、チェックを強くやる癖を利用してボールをダイレクトで動かしたり。とどめはランクマッチの間に相当上達しているループシュートでゴール。これが精神的にも大きかったですねぇ。二点目を取った後のカウンターからトッティの個人技で抜きまくっていく場面なんて余裕がありすぎ。最後に決めていればもう完璧だったんでしょうが、この日は全員があんな感じで決められませんでした。
■FC Barcelona(leia) 1 &#8211; 1 Manchester City(syou)
キックオフ直後からフィジカルとスピードを活かした猛攻を受けてしまって、ヤバイものをもらってしまったと思っていたんですが、先制点を取れたことで少し自分のペースへともっていけました。何よりあの余裕を持ってプレイされるようになってしまうとどうにもならないわけで、点を取ってさえ自由にやられていたんで、取れていなければどうなっていたことやら。
そう思いながら後半に突入したら事故みたいなミドルシュートを決められてがっくり。今回のキーパーはFIFAストリートの時のようにある程度距離があった方が近くのボールに対する反応が悪いですねぇ。

■Atletico Madrid(leia) 3 &#8211; 2 Inter(gaki)
先制点の部分では、まさかあの左足しか使えないモッタでそのまま上げてくるなんて思っておらず、しかも精度の高さとか中がエトーであることを考えたら警戒なんてしているはずがなかったんですが、選手よりもプレイヤーの方で警戒しておくべきでした。
そういった不手際があったものの、あまりプレイには関係のないところでスライディングしてくれて、それがPKになってしまったので勝負は決まりましたね。PKでわざわざ狭い方を蹴ってみたのは右に蹴ると外す気しかしなかったためです。
正直なところ、フォルランの決定力とかアグエロの動きの使いやすさはあったものの追加点を取れる気がしていなかったので、あれがなければ厳しかった。現にその後に一点決められてますし、ロスタイムにも同点ゴールを決められそうになってました。
■Manchester City(syou) 1 &#8211; 1 Real Madrid(gaki)
最初の猛攻で裏に抜けられて一発レッドでマルセロが退場。それほど危険な場面じゃなかったんですが、気持ちが切れてましたからねぇ。その後も結局ここのポジションを埋めることなく続けてますが、穴が穴に感じないところがFIFAのAIの素晴らしさというか、操作している人間の上手さというか。
最初にレッドカードを出したから、厳しく取る審判なんだろうと見ていたらむしろ真逆。接触プレイで倒されようが、アフターでタックルされて進路を妨害されようが笛を吹かず。ラウールが抜け出したところを後ろからいってもイエローカード。どちらかといえば、この方が得点に直結するプレイだったわけで、審判の判断のふらつきはよろしくなかったです、ゲームとはいえ。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>前回FIFAの対戦をいつしたのかさえ思い出せないんですが、その間プレイはもちろん起動もしていませんでした。FIFAが前回起動時にハングアップしてしまって電源を落とさなければならなくなったときにセーブデータを幾つか破損させたのは確認していましたが、それだけ。自分だけでなくガキ氏はFIFA10自体を持っていないのでこちらは相当にブランクあり。唯一試合勘を保っているのはオンラインのランクマッチをプレイし続けているショウ氏ぐらいでしょうか。</p>
<p><object width="480" height="295"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/PDG1eoJtvVI&#038;ap=%2526fmt%3D18"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/PDG1eoJtvVI&#038;ap=%2526fmt%3D18" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="295"></embed></object></p>
<p>■FC Bayern Munchen(leia) 1 &#8211; 1 Juventus(gaki)<br />
いくら間隔が空いているとはいえプレイしている時間が違うわけで、負けられないというのはプレッシャー。最初のプレイである程度ペースは掴めそうかな、と思っていたんですが、タッチライン際を徹底して使ってクロス。というスタイルが強くでているガキ氏のやり方は苦手で、どうしてもピンチは作られがち。特にサイドへ押し出す守備は出来てもそこで奪うとかクロスさせないことは考えていないので中央で勝負になるのはいただけませんねぇ。バイエルンだからこそそれを許せている部分があるんですが、ショウ氏との対戦が多いせいで、外から中へを切る守備を無意識にしてしまうのはもう癖。<br />
先制点はボールを動かしてもコースが出来なかったから、コーナーキックを取ろうとしただけなんですが、綺麗に股抜きになってゴール上済みに決まってしまいました。シュートを打った本人が唖然でした。事故みたいな一点ですが、同点にされたのは最初のシュートで決められなかっただけマシ、というほどやられた感があります。というかあそこで奪われてはいけない。</p>
<p>■AS Roma(syou) 2 &#8211; 0 Juventus(gaki)<br />
さすがに試合勘の違いが大きく出ていて、ショウ氏の攻撃がえげつなく感じるほどスキルムーヴで揺さぶったり、外から中へボールを動かして陣形を崩したり、チェックを強くやる癖を利用してボールをダイレクトで動かしたり。とどめはランクマッチの間に相当上達しているループシュートでゴール。これが精神的にも大きかったですねぇ。二点目を取った後のカウンターからトッティの個人技で抜きまくっていく場面なんて余裕がありすぎ。最後に決めていればもう完璧だったんでしょうが、この日は全員があんな感じで決められませんでした。</p>
<p>■FC Barcelona(leia) 1 &#8211; 1 Manchester City(syou)<br />
キックオフ直後からフィジカルとスピードを活かした猛攻を受けてしまって、ヤバイものをもらってしまったと思っていたんですが、先制点を取れたことで少し自分のペースへともっていけました。何よりあの余裕を持ってプレイされるようになってしまうとどうにもならないわけで、点を取ってさえ自由にやられていたんで、取れていなければどうなっていたことやら。<br />
そう思いながら後半に突入したら事故みたいなミドルシュートを決められてがっくり。今回のキーパーはFIFAストリートの時のようにある程度距離があった方が近くのボールに対する反応が悪いですねぇ。</p>
<p><object width="480" height="295"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/Qhghl4i-VEU&#038;ap=%2526fmt%3D18"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/Qhghl4i-VEU&#038;ap=%2526fmt%3D18" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="295"></embed></object></p>
<p>■Atletico Madrid(leia) 3 &#8211; 2 Inter(gaki)<br />
先制点の部分では、まさかあの左足しか使えないモッタでそのまま上げてくるなんて思っておらず、しかも精度の高さとか中がエトーであることを考えたら警戒なんてしているはずがなかったんですが、選手よりもプレイヤーの方で警戒しておくべきでした。<br />
そういった不手際があったものの、あまりプレイには関係のないところでスライディングしてくれて、それがPKになってしまったので勝負は決まりましたね。PKでわざわざ狭い方を蹴ってみたのは右に蹴ると外す気しかしなかったためです。<br />
正直なところ、フォルランの決定力とかアグエロの動きの使いやすさはあったものの追加点を取れる気がしていなかったので、あれがなければ厳しかった。現にその後に一点決められてますし、ロスタイムにも同点ゴールを決められそうになってました。</p>
<p>■Manchester City(syou) 1 &#8211; 1 Real Madrid(gaki)<br />
最初の猛攻で裏に抜けられて一発レッドでマルセロが退場。それほど危険な場面じゃなかったんですが、気持ちが切れてましたからねぇ。その後も結局ここのポジションを埋めることなく続けてますが、穴が穴に感じないところがFIFAのAIの素晴らしさというか、操作している人間の上手さというか。<br />
最初にレッドカードを出したから、厳しく取る審判なんだろうと見ていたらむしろ真逆。接触プレイで倒されようが、アフターでタックルされて進路を妨害されようが笛を吹かず。ラウールが抜け出したところを後ろからいってもイエローカード。どちらかといえば、この方が得点に直結するプレイだったわけで、審判の判断のふらつきはよろしくなかったです、ゲームとはいえ。</p>
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		<title>Liga Espanola Jornadas 22. アトレティコ・マドリー対バルセロナ</title>
		<link>http://errorcode.org/foot/2010/02/liga-espanola-jornadas-22-2.html</link>
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		<pubDate>Mon, 15 Feb 2010 02:00:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>leia</dc:creator>
				<category><![CDATA[Football 09/10]]></category>

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		<description><![CDATA[■Atletico Madrid 2 &#8211; 1 FC Barcelona
欠場選手が多くディフェンスラインの構築に苦労しているバルサでしたが、右サイドバックにはカンテラから上げてきたバルトラやダルマウを起用するのではなく、本来はウイングのジェフレンを起用していました。攻撃力を重視し炊きようかと思えましたが、試合開始直後の二つのカットを含め、守備面での貢献を重視したもので期待していたオーバーラップやドリブルで相手陣内へと入り込むようなリスクの大きなプレイは見られませんでした。
ただそれを可能にしていたのは、守備組織を右側へスライドさせてジェフレンの担当するエリアを狭めているバルサ全体の貢献があったからこそで、プジョルが彼のカバーに入りやすいよう、普段のセンターバックの位置からすればサイドに寄っていました。その影響から左サイドバックの外側にはスペースが出来やすくなってしまい、サイドを強く意識した攻撃を起点とするアトレチコに上手く利用されている節がありました。
フォルランもアグエロもどちらもがサイドに流れてプレイを出来る。そこへレジェスやシモンといったサイドアタッカーが絡み、カウンターの形であっても高い位置でサイドに二枚の関係を作り出せる。それでいてもう一枚はきっちりと中央の得点を取れるポジションに存在をして横のバランスが素晴らしくいい。バルサは片側に寄せていて、どちらのサイドバックも守備を得意としていないことから余計に難しい対応を迫られていました。
サイドを利用される守備の不安は攻撃にも影響を落として、センターバックへかかるプレッシャーをかわすときになかなかいつものメンバーであっても前へ出て行くことは難しいんですが、中盤へボールが入った後の上がり方は連動をしていて、サポートも兼ねられる位置にまで上がって行けていました。それがサイドを多く利用され、カウンター時にこそ脅威になるために後方への意識が強すぎてオーバーラップをすることが出来ておらず、中盤のシャビやイニエスタが持ったときにも選択肢を増やす役割を担えず、攻撃の停滞の一因になっていました。
ケイタの不運な負傷からペドロが投入されましたが、サイドバックが上がれない状況を作られそうな傾向がその時点でも既に見えていたため、単独での突破力に乏しいペドロが投入されても状況を変えられそうになく、それでいて先制点を取られてしまったことから縦へ急ぐ気持ちを持ってしまっていて、いつものペースを作れていませんでした。
アトレチコはバイタルエリアに人をかけていてスペースを与えない守備をしていました。中央を固めてサイドバックを広げていない。中盤の選手たちも押し込まれる気配があればゴール前に圧縮をしてスペースを抑えにかかる。攻撃時のサイドアタッカーとフォワードのバランスがあるため、少ない人数でもきっちりとカウンターが出来るため、守備に回ったときの思い切りも発揮できるわけですね。
バルサは中央をアトレチコが固めている間にワイドに使ってクロスを多く放り込んだり、相手を広げてシャビやイニエスタが安定してボールを受けられる環境を作りたかったんですが、ウイングに入っているメッシとペドロの関係が状況を難しくしていました。メッシは中央へ入りたがっていたんですが、空けたスペースをジェフレンがオーバーラップをして利用してくれないことから、片側を失うことになるため思い切ったポジションチェンジをすることが難しく、出来たとしても右の選択肢が無くなってしまうので旧苦つん非中央を使わなければならなかった。ペドロにしてもサイドバックの上がりを待つ余裕が無く縦へ急いでしまうため、中のコースを切られてドリブルもクロスもできない、となっても戻す場所が遠く、相手にラインの上下動をさせる時間を与えてしまっていた。
ウイングだけの問題ではなく、バルサはディフェンスラインを高く保ち切れていませんでした。アグエロの消極的な姿勢とプジョルのおかげで追加点を防いだとはいえ、先制点も裏を取られてのものでしたし、サイドも利用されるため高い位置を保てば裏を狙われる。加えてアトレチコのラインも高く保たれていることが多く、圧縮された中で中盤がキープをするのも難しく、安定したポゼッションが出来ないのも影響しています。高く保つことに恐怖があるため、サイドバックの始動位置が低く、ウイングとの連携が取れない。
そんな全くペースを作れない中で二点目を取られてしまったのは非常に大きく、苦しいものでした。イブラヒモビッチがコーナーキックのこぼれ球を決めて一点を返せたことは大きかったんですが、それだけにあの追加点を取られていなければ、今後の修正がもっと楽になっていたかもしれないと思ってしまいますね。
一点を返してから徐々にバルサはボールを動かせるようになっていました。監督からの指示もあってサイドバックのマクスウェルが高い位置を取るようになったのが非常に大きな改善点で、右のジェフレンもある程度の位置にまでは上がれるようになった。サイドバックが連動して上がってボールのキープや展開にからめるようになれば、守備に切り替わったとしてもボールの近くに位置しているということで、守備の開始位置も高い位置から出来るようになる。そうなれば安定して裏へボールを入れられることが少なくなり、ディフェンスラインを高く保つための状況が出来つつありました。
サイドバックが上がるようになれば、ウイングとの連携もある程度できるようになり、アトレチコが中央へ人数をかけていたものをサイドに出さざるを得なくなり、中央にスペースが出来やすくなる。そういった中でメッシがドリブルで相手を揺さぶるようになり、すこしずつパススピードも上がってきた印象もありました。
特にメッシは、それまでの時間帯はサイドからドリブルを開始してもサイドバックと相対している間に中盤と挟み込まれて囲まれていた。それが、上手くバイタルエリアを埋められる前に、相手の中盤の裏でボールを受けてドリブルを開始できるようになった。相対するのをディフェンスラインだけにして、厚みを減らしたところへ仕掛けられるようになり、ミドルシュートなども打てていましたし、引きつけてからのパスも選択できるようになった。後半になってもこの部分の利用は効果的に見えてメッシが入っていた中盤の裏側へイニエスタも入っていけるようになっていましたし、バイタルエリアが開き始めてそこでパスを受ける環境はできつつありました。実際にその部分へ入り込めるようになっていましたし、人数もサイドを含めてかけられるようになっていましたし、センターバックの間に入り込み、裏をイブラヒモビッチ取れるようにもなってきていたのもありました。惜しむらくはそこで点が取れなかったことでしょう。
あまりにオーバーペースが両チーム共に続いたことから中盤の運動量も減りましたし、ラインを押し上げられず間延びもして切り替えを早く保つことが出来なくなってしまった。途中から入ったバルトラは頑張って前へ出ようとする部分はありましたが、繋ぎのパスが安定せずアトレチコがプレッシャーをかけにくるきっかけを与えていましたし、バイタルエリアがあいても後方からボールを出す勇気が無く、そういったテクニックのある二人が出場停止で存在しなかったのも大きかったですね。納められるタイミングでパスを出せないだけに、最後尾からの連動した攻撃は後半になればなるほど期待できなくなっていました。
初黒星を喫するならこの場所だとは思っていましたが、やはりこの場所では勝てませんか。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>■Atletico Madrid 2 &#8211; 1 FC Barcelona<br />
欠場選手が多くディフェンスラインの構築に苦労しているバルサでしたが、右サイドバックにはカンテラから上げてきたバルトラやダルマウを起用するのではなく、本来はウイングのジェフレンを起用していました。攻撃力を重視し炊きようかと思えましたが、試合開始直後の二つのカットを含め、守備面での貢献を重視したもので期待していたオーバーラップやドリブルで相手陣内へと入り込むようなリスクの大きなプレイは見られませんでした。<br />
ただそれを可能にしていたのは、守備組織を右側へスライドさせてジェフレンの担当するエリアを狭めているバルサ全体の貢献があったからこそで、プジョルが彼のカバーに入りやすいよう、普段のセンターバックの位置からすればサイドに寄っていました。その影響から左サイドバックの外側にはスペースが出来やすくなってしまい、サイドを強く意識した攻撃を起点とするアトレチコに上手く利用されている節がありました。</p>
<p>フォルランもアグエロもどちらもがサイドに流れてプレイを出来る。そこへレジェスやシモンといったサイドアタッカーが絡み、カウンターの形であっても高い位置でサイドに二枚の関係を作り出せる。それでいてもう一枚はきっちりと中央の得点を取れるポジションに存在をして横のバランスが素晴らしくいい。バルサは片側に寄せていて、どちらのサイドバックも守備を得意としていないことから余計に難しい対応を迫られていました。</p>
<p>サイドを利用される守備の不安は攻撃にも影響を落として、センターバックへかかるプレッシャーをかわすときになかなかいつものメンバーであっても前へ出て行くことは難しいんですが、中盤へボールが入った後の上がり方は連動をしていて、サポートも兼ねられる位置にまで上がって行けていました。それがサイドを多く利用され、カウンター時にこそ脅威になるために後方への意識が強すぎてオーバーラップをすることが出来ておらず、中盤のシャビやイニエスタが持ったときにも選択肢を増やす役割を担えず、攻撃の停滞の一因になっていました。</p>
<p>ケイタの不運な負傷からペドロが投入されましたが、サイドバックが上がれない状況を作られそうな傾向がその時点でも既に見えていたため、単独での突破力に乏しいペドロが投入されても状況を変えられそうになく、それでいて先制点を取られてしまったことから縦へ急ぐ気持ちを持ってしまっていて、いつものペースを作れていませんでした。</p>
<p>アトレチコはバイタルエリアに人をかけていてスペースを与えない守備をしていました。中央を固めてサイドバックを広げていない。中盤の選手たちも押し込まれる気配があればゴール前に圧縮をしてスペースを抑えにかかる。攻撃時のサイドアタッカーとフォワードのバランスがあるため、少ない人数でもきっちりとカウンターが出来るため、守備に回ったときの思い切りも発揮できるわけですね。</p>
<p>バルサは中央をアトレチコが固めている間にワイドに使ってクロスを多く放り込んだり、相手を広げてシャビやイニエスタが安定してボールを受けられる環境を作りたかったんですが、ウイングに入っているメッシとペドロの関係が状況を難しくしていました。メッシは中央へ入りたがっていたんですが、空けたスペースをジェフレンがオーバーラップをして利用してくれないことから、片側を失うことになるため思い切ったポジションチェンジをすることが難しく、出来たとしても右の選択肢が無くなってしまうので旧苦つん非中央を使わなければならなかった。ペドロにしてもサイドバックの上がりを待つ余裕が無く縦へ急いでしまうため、中のコースを切られてドリブルもクロスもできない、となっても戻す場所が遠く、相手にラインの上下動をさせる時間を与えてしまっていた。</p>
<p>ウイングだけの問題ではなく、バルサはディフェンスラインを高く保ち切れていませんでした。アグエロの消極的な姿勢とプジョルのおかげで追加点を防いだとはいえ、先制点も裏を取られてのものでしたし、サイドも利用されるため高い位置を保てば裏を狙われる。加えてアトレチコのラインも高く保たれていることが多く、圧縮された中で中盤がキープをするのも難しく、安定したポゼッションが出来ないのも影響しています。高く保つことに恐怖があるため、サイドバックの始動位置が低く、ウイングとの連携が取れない。</p>
<p>そんな全くペースを作れない中で二点目を取られてしまったのは非常に大きく、苦しいものでした。イブラヒモビッチがコーナーキックのこぼれ球を決めて一点を返せたことは大きかったんですが、それだけにあの追加点を取られていなければ、今後の修正がもっと楽になっていたかもしれないと思ってしまいますね。</p>
<p>一点を返してから徐々にバルサはボールを動かせるようになっていました。監督からの指示もあってサイドバックのマクスウェルが高い位置を取るようになったのが非常に大きな改善点で、右のジェフレンもある程度の位置にまでは上がれるようになった。サイドバックが連動して上がってボールのキープや展開にからめるようになれば、守備に切り替わったとしてもボールの近くに位置しているということで、守備の開始位置も高い位置から出来るようになる。そうなれば安定して裏へボールを入れられることが少なくなり、ディフェンスラインを高く保つための状況が出来つつありました。<br />
サイドバックが上がるようになれば、ウイングとの連携もある程度できるようになり、アトレチコが中央へ人数をかけていたものをサイドに出さざるを得なくなり、中央にスペースが出来やすくなる。そういった中でメッシがドリブルで相手を揺さぶるようになり、すこしずつパススピードも上がってきた印象もありました。</p>
<p>特にメッシは、それまでの時間帯はサイドからドリブルを開始してもサイドバックと相対している間に中盤と挟み込まれて囲まれていた。それが、上手くバイタルエリアを埋められる前に、相手の中盤の裏でボールを受けてドリブルを開始できるようになった。相対するのをディフェンスラインだけにして、厚みを減らしたところへ仕掛けられるようになり、ミドルシュートなども打てていましたし、引きつけてからのパスも選択できるようになった。後半になってもこの部分の利用は効果的に見えてメッシが入っていた中盤の裏側へイニエスタも入っていけるようになっていましたし、バイタルエリアが開き始めてそこでパスを受ける環境はできつつありました。実際にその部分へ入り込めるようになっていましたし、人数もサイドを含めてかけられるようになっていましたし、センターバックの間に入り込み、裏をイブラヒモビッチ取れるようにもなってきていたのもありました。惜しむらくはそこで点が取れなかったことでしょう。</p>
<p>あまりにオーバーペースが両チーム共に続いたことから中盤の運動量も減りましたし、ラインを押し上げられず間延びもして切り替えを早く保つことが出来なくなってしまった。途中から入ったバルトラは頑張って前へ出ようとする部分はありましたが、繋ぎのパスが安定せずアトレチコがプレッシャーをかけにくるきっかけを与えていましたし、バイタルエリアがあいても後方からボールを出す勇気が無く、そういったテクニックのある二人が出場停止で存在しなかったのも大きかったですね。納められるタイミングでパスを出せないだけに、最後尾からの連動した攻撃は後半になればなるほど期待できなくなっていました。</p>
<p>初黒星を喫するならこの場所だとは思っていましたが、やはりこの場所では勝てませんか。</p>
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