日本のストアでもFIFA 10の体験版が配布され始めましたが、欧州ではウイニングイレブンの体験版が配布開始されました。名称はいつもの通り、Pro Evolution Soccerのままです。FIFA10でも書いたようにこちらの方も、その簡易レビューを箇条書きで書いてみようと思います。日本などでデモがいつから配布になるかは各自調べてください。
こちらもまずは体験版をダウンロード後初めてプレイした動画をどうぞ。設定の為に一度だけ試合開始の所までは進めましたが、試合をするのはこれが初めて。設定を変えた部分はカーソルチェンジをセミアシストにしたことと選手名を表示するようにしたこと、難易度を一番高いトッププレイヤーにしてあります。以前のように製品版ではそれ以上の難易度があるのかもしれませんが、情報を仕入れていないので何も解りません。
PES2010のプレイした感想は以下の通り。時間の都合上箇条書き風です。
・収録クラブは、Barcelona, Liverpool, France, Germany, Italy, Spainと、代表が多く、クラブチームは二つしかありません。物足りない人も多いかもしれませんが、パッと見た限りではドイツ代表は全員実名で登場しているようです。スタジアムは総数は不明ですがいくつも収録されているようです。
・実況はありません。オプションで色々と変更できますし、新要素である戦術の細かな設定も可能。それによって何処まで変化するのかまでは試していません。
・移籍は反映されていますがモナコへ移籍したグジョンセンやジョルケラといった選手がまだバルサにいますから完全ではない。さらにプレシーズンにあれだけ出場したカンテラーノたちも全く存在していませんので、ウイイレ恒例の選手登録数の関係から若手たちの登場はないのかもしれません。残念。
・FIFA同様に体験版はHDDにインストールするためロードは比較的早い。2009の時に製品版がHDDへインストールできたのかどうかは知らないので、それとの比較などは出来ませんが、チーム選択やラインナップの変更からスタジアムの画面が出てくるまでは早いものの、ロード時間はそれなりにありますね。自由に動かせるFIFAがロードを体感的に減らしているので待つだけのこちらは少し長く感じますが計測をしたわけではないので悪しからずご了承ください。
・メニューは格好いいんですが、相変わらずユーザーが置いてけぼりにされたインターフェイスだとしか思えず、見づらく使いづらいものです。FIFAのメニューの階層設定も非常におかしく使いづらいものでしたが、種類こそ違えどどちらも同じくらいに使いづらく見づらいものです。フォントが大きいためこちらの方が文字は見やすいんですが、新しい戦術の部分なども後付の配置のような印象を受けてしまうぐらいに煩雑に見えます。日本語だと多少印象が変わるかもしれませんが、日本人向けにはインターフェイスはPS2時代の方がまだ優秀だったかもしれません。
・こちらも対応した360度のドリブルは非常になめらかで、動ける範囲の中で360度のドリブルに対応したFIFAとは違い、より自由に動ける印象が強い。トレイラーでは滑っているようなドリブルに見えていたんですが、この体験版ではその印象は薄く、きっちりとドリブルしている感覚で自由に動けています。こちらもメッシで中へ入るドリブルをしてみたものの、AIの違いもあって非常にスムーズでした。
・ボールコントロールは相変わらずどんな一流選手でももたついて一瞬の硬直があるように感じます。特殊な操作をすればそういったものを感じずにプレイできるのかもしれませんが、過去の作品で多用してたスーパーキャンセルすら体も頭も覚えておらず使えないのでその辺は解りませんが、それをしなければトラップすらスムーズにいかないのでは――と相変わらずの不満点。
・□ボタンのセカンドプレスは相変わらず使い物になりません。相手の進行方向にいる選手が動くのではなく、相手の背中方向にいる選手が動いてプレスに向かっていくのでまるで役に立たない。前方にいるディフェンダーはリトリートをするだけなのであてにすると大怪我をしそう。
・サイドバックが中に絞って守る癖は相変わらずで、戦術でなんとかなりそうな項目があるもののそれには期待できないと思えるほど、外側を大きく開けて守ってくれます。それで中央の守備が分厚くなるのかと思いきや、そうではなく中央のフォワードにマークに付かず、センターバックがボールウォッチャーになっているのも変わらない。
・体をぶつけた際のポジショニングとか、体の置き方を意識せずにごり押しでいってしまったり、密集になっても平然としていられたり、失点した場面のように体で押さえられず、自分の背中に置いているはずの選手にやられるのも相変わらず。ボールを奪い合いの場面が何となく違和感を感じる。根拠はありませんが(w
・AIはプレイヤーが動いたところを利用してくるので、相変わらずプレイヤーが動かなければ何ともなりません。AI同士の対戦をみると殆ど進化が見られないというか何というか。
・グラフィックは綺麗。ウイイレらしさは残したまま前作で感じた選手の似ていない感じは薄くなって、有名な選手はきっちりと似ていますね。選手がくっきりと輪郭を持って表示されているために、FIFAのように芝と同化して見づらい、というのはなさそうです。
・所々に入るリプレイを飛ばす際の「ピッ」とか「チッ」とか形容できそうな効果音がサッカーゲームのサッカーらしさをぶち壊しで、ゲームだということに引き戻させてくれます。時間表示や得点表示もサッカー中継っぽさが無く拘りが感じられない。
・セットプレイの画面が何故かしょぼく感じられる。
・ペナルティエリア内で強烈なバックチャージを喰らってもファウル無し。コナミエフェクトは健在か?
・クイックリスタートに出会いませんでした。
・クロスはアシストが強く、FIFAをやっていると合わせるのに相当苦労してヘディングにすら行けないのが、ボタン一つでピタリと合わせられるので楽。でもメッシの右足のクロスが抜群の精度でピタリとフリーの選手に合うのは微妙な気分になりました。
・パスの強弱のゲージが出ないのは久しぶりでびっくりしながらも、意外と思ったとおりにボールが飛ぶので二度びっくり。さすがにスルーパスはFIFAでもマニュアルにしない限り狙ったところに通し続けるのは難しいんですが、こちらもそれは同じ。
・特殊能力が少し変わりましたが、これまでのものに特殊能力Lv1とかLv2そんな感じに分けられたような印象でそんな大きな変化だとは感じません。種類を増やして強弱を付けることで、同じ特殊能力の持ち主でも効果に差が出るのは良いことだとは思いますが、あとはオフ・ザ・ボールの動きとかポジショニングとか改善しなければ活かしきれないんじゃないかと思う。
・レーダーが見やすい。
・ゴール後の雰囲気は変わらず。パフォーマンスを設定して遊びたい気分になりますねぇ。
あまり数をプレイできていないのでこちらもこれぐらい。
思っていたよりはいい出来ですが、思っていたとおりの部分も幾つかあってFIFAから戻ってこようと思う気にさせるほどの変化はありませんでした。もちろん肯定的な変化はそれなりに多く、シリーズのファンであれば楽しめる内容だと思います。今回はドリブルの変化もありましたしね。
と言いつつ自分はFIFA10しか選択肢になし、っと。