2010 年 1 月 のアーカイブ

Bundesliga 20. Spieltag バイエルン・ミュンヘン対マインツ05

2010 年 1 月 31 日 日曜日

■FC Bayern Munchen 3 – 0 1.FSV Mainz 05
全体の意識としてのプレイスタイルは両者対照的でした。バイエルンは繋ぐことを重要視して展開しているのに対して、マインツは攻撃に移ったときにまずフォワード、特にボンセを見るようにしていカウンターを狙っていました。彼の高い身体能力を利用して裏へ走らせたり、高さを利用してボールを落とさせてそこから展開しようとするなど、まずはボンセの所へロングフィード、という形が多く、そこへ出されるフィードの多くは、中盤の底やセンターバックから中央を一気に省略されるものや、近い距離で出されるのではなく、サイドバックやサイドアタッカーが低い位置に下がってボールを受けたときなど、外側から中へと多少変化をつけたものでした。もう一人のフォワードであるシマクも近いポジションを取っていて、それらの二人とどちらかのサイドアタッカーが絡む形で、残りの選手たちは引いて守りを固めている。前後の役割を分担しているように見えました。

バイエルンは、まずマインツがサイドにボールを預けてからフィードするため、フォアチェックをして抑えようとしても先に蹴られてしまうため、連動したチェックはそれほど行っていませんでした。ただ一つ明確な狙いを持ってパスカットを狙っているのは、マインツが癖のようにしてセンターバックがチェックを受けるとサイドへボールを流す部分で、ここへ勢いを持ってパスカットを仕掛けることがあり、何度か奪うことで、マインツのフィードを定型化させなくしている部分がありました。

前後を分離させて守っている関係上、バイエルンがボールを保持して展開をしても、マインツ陣内には十分に守備の人数が揃っていて、いくらパスを繋いでも引き出したり動かしてスペースを作ることは難しいようでした。球際に厳しい守備をしていて積極的にチェックに来る部分はありますが、ゾーンを崩してまでもチェックに来るわけではないので、中央には人が残っている。バイエルンはその中央を利用する回数が極端に少ないまま前半はボールを動かしていて、主なプレイエリアは左右両サイドでした。
シュバインシュタイガーもファン・ボメルも高い位置を取りすぎず、右のロッベンと左のバドシュトゥバーにボールをはたくことを中心としていて、中央から組み立てる意識があまりなかった。強引にフォワードを縦に抜け出させてスルーパスも狙いませんでしたし、自身がドリブルで仕掛けていくことも殆どありませんでした。
左のバドシュトゥバーもある程度高い位置にいて、クロスを狙えるだけのポジションを取っているんですがが、本来その前の左にいるべきミュラーが左の高いポジションにおらず、彼だけが中央のバイタルエリアを利用しようと中へ入りたがっているように見えるのが残念でした。バイエルエリアにスペースは少なく、二人のフォワードがディフェンスラインの部分に位置しているため、よりスペースが無くなっていて、ボールを受けるのは難しい。それでいて、半分ほど下がった位置にいるため、左右から送り込まれるクロスに対してはあまり効果的であるとはいえず、ボールに絡む場面も多くなく、縦の突破を見せないミュラーに活躍の場があるように見えませんでした。

バイエルンはサイドを中心に攻めてクロスを数多く入れているものの、右サイドに左利き、左がアタッカーではなくサイドバックが上がってきているために深い位置にまで入り込んでクロスを上げることが出来ておらず、アーリークロスが中心となっていました。
浅い位置から上げられるクロスはディフェンダーとキーパーの間に入れきることが出来ておらず、相手の脅威になっていません。フォワードがディフェンスラインを押し下げているのもありますが、マインツの準備が整って前をきっちり向いた状態で処理できたり、キーパーが処理をするような形が多くなってしまい、いくら鋭くボールを入れたとしても準備の整っている相手をこじ開けるのは難しく感じました。
もっと深くまで縦への勢いを持って入り込んでクロスを上げることができれば、前を向いているディフェンダーたちの視線をサイドに動かしたり、戻りながらの処理をさせることで、背中部分に死角を作り後方から飛び込んで得点を狙う形を作れるはずなんですが、左のミュラーがサイドに流れてくる頃には、中にいたマーカーを引き連れてサイドに出てくる。そして縦への勢いを持たないまま出てくるのでそこにボールを預けられず縦の展開が出来ない。オリッチがカウンターになったときには左に流れてボールを引き出す動きをしてくれるおかげで、深い位置にまで入り込むことが出来るが、それ以外は早い段階でクロスであったりグラウンダーのパスで中を使おうとしている印象が強く、相手の視線の動きをもっとスムーズにさせて混乱させたいところでした。

ロッベンもキーパーへ向かっていくアーリークロスではなく、試合中幾つか見せていたような中へ入り込まない縦へのドリブルで、深い位置にまで入ってショートパスを選択した場面ではよりチャンスになっていて、得点の匂いがするプレイがありました。左からその形を作ることはなかなか出来ていませんでしたが、ロッベンを追い越していくラームへボールがでた場面でも同じようにチャンスになっていたように、戻りながらのプレイを強いられたときのマインツの脆さは明確に出ていたので繰り返してそれで攻めたかったんですが、最後まで徹底はされませんでしたね。
縦への勢いを持った状態でパスが出てこなかったり、奪われる危険があるとバックパスしてしまう。左右にもっとスピードを上げて動かせるのならそれでもいいんですが、中の二人を経由してしまうため大きく振ることも出来ず、振ったとしても高い位置でボールを受ける選手がいないため、マインツが守備陣形を整えると同じスピードでしか攻撃できていないために効果的ではなかった。途中から雪が強く降るようになり、視認性を高めるためにオレンジ色のボールが使われるようになってからは余計にボールにスピードがでなくなっていましたから、パスで相手を動かすのは難しいことでした。

やはりそういった条件でパスから相手を崩すことは難しく、ゴールを決めるきっかけになったのは、ロッベンがゴールライン際まで入り込んでのパスでしたね。それ自身は決めきれなかったためにゴールになりませんでしたが、戻りながらの守備を強いることが重要で、コーナーキックも得られた。そしてその一連の流れから先制点を奪うことができたわけですが、ゴール自体はマインツのキーパー、ハインツ・ミュラーがあまりにもお粗末なプレイをしたため。前半からミスのような形が多く、ろくにボールをキャッチできない、パンチングもきっちりとボールに当てられていなかったハインツ・ミュラーが、ヴァン・ブイテンのヘディングをキャッチしようとしてトンネル。自陣ゴールの中へ招き入れてしまったのが勝負を決定付けてしまいました。深く入り込まれてクロスを入れられる以外は、ミドルシュートも決定的な形で打たせず、集中して守り、バイエルンに決定的な場面を作らせなかったのに一つの凡ミスによって試合が決定付けられてしまったのは残念ですね。雪の影響もあったのかもしれませんが、手だけで取ろうとするのではなく、体で止めるぐらいの意識を持たなければならないのは当然でしょう。近い距離からのヘディングだったとはいえ、プロなのだから。その後、一本ほど危険なプレイを防いでいましたが、彼がキーパーらしい働きをしたのはそことPKを止めた場面だけだったかもしれませんね。PKを止めていた、というのは重要な事実ですが、あの凡ミスで帳消しどころか評価はマイナス。

バイエルンは得点を焦る必要が無くなったため、横へ揺さぶるパスを中心に、引いて守るマインツの手前で延々とボールを回してチャンスを伺うばかりになり、鋭いパスやドリブルはなかなか見られず、攻めなければならないマインツが、浮き球を中心として攻めてきたところのカウンターぐらいだったでしょうか。
二つほど相手を戻りながらの守備にさせつつクロスを入れられ、二つ目のラームのものが得点へと繋がり、やはりこの形でしたね。左から右へボールを流しつつ、ラームが縦へ駆け上がる勢いを殺さずにボールを受けられ、戻りながらのためにプルバックのボールに対応する選手に、ディフェンダーは見ていられず、死角に入り込まれてシュートをフリーで許した。
これで勝負ありで、ロッベンのフリーキックで三点目が決まる頃には見るべき部分はもう既に薄くなっていましたね。

Liga Espanola Jornadas 20. スポルティング・ヒホン対バルセロナ

2010 年 1 月 31 日 日曜日

■Sporting de Gijon 0 – 1 FC Barcelona
ダニエウ・アウベスが怪我で出場できない関係からプジョルが右サイドバックに入り、アンリの部分でペドロが先発していました。センターバックのコンビはピケとマルケスで、左利きの二人の選手を起用せずに足の遅い二人を同時起用してしまっているため、その部分の不安を感じるメンバー表でした。

立ち上がりはヒホンの激しいプレッシングが目立つ展開で、フィードのこぼれ球にきっちりと体を預けてきたり、ボールホルダーへ強く当たってよろけさせ、それから奪うことを重視しているかのようなものもありました。全体がしっかりと走って過剰なほどにプレスをかけようと運動量を上げているように見えましたが、その動きが大げさなほどに目立つということは、それだけ最初に取っているポジションが、相手と近く保てていないということでもあり、無駄な運動量を費やしていると言えそうでしたが、この時間帯の動きは、主導権を握るための奇襲という意味合いが強かったのしれません。
バルサは意図的に選手の距離を広げており、パスの距離を長くしつつ、相手が追いかけてくるのを利用して、左右に大きくボールを序盤から動かしていました。プレスに困ってロングボールを出す部分はほとんど無く、ヒホンの連動した寄せがあまりプレッシャーになっていないことを意味しているようで、サイドバックをあまり上げず、テクニックのあるセンターバックの部分からパスを多く出して相手を動かすスタートを切る。ボールを受けたシャビやイニエスタが左右に開く選手へとボールを渡し、そしてもう一度中央の下がり目を経由しながら逆サイドへボールを出す形を何度も作っており、その度に走り回されるヒホンの運動量は多く、得点を急ぐよりも消耗を誘うものでした。
バルサは焦らずボールを動かすことを重視して、キープをしながら相手の積極的なプレッシングを利用して動かせて、プレスを何ともしないシャビとイニエスタ、メッシが中心となってゾーンを動かし、動いたところへ入り込む。
全体的に横へ動かすパスが多かったためにチャンスを作れずスローなスタートに見えたかもしれませんが、上手く相手のゾーン崩させて、マークの外れて空いたスペースへ入り込めていました。特にメッシが右からスタートして、キープの最中に圧力を受けて後方へドリブルで戻されても、その後、中央に向かって再びポジションを取り直してボールを受けられる部分などは象徴的で、一本早い段階でシュートまでその形から持っていけましたし、崩せそうな雰囲気を感じることができていました。

ただ若干の不安点は、ピッチコンディションの関係からか、ピケとセルヒオ・ブスケツが深い位置で不用意なミスをピンチを作りかけていたのも気にかかりました。その部分はヒホンがミスを多くしてくれたおかげで致命的なミスにはなりませんでしたが、ただでさえロングフィードによって一気に足の遅いセンターバック二枚の背後を使われたり、ビリッチが落としたボールから動き直して裏を取られたり、センターバックが上下動をしなければならない状況が多かったので、消耗が気になる部分でした。ここが高く保てなくなれば、相手を押し込み続けることが難しくなるわけですから、相手のチェックが素早かったとしても不用意なミスはして欲しくない部分でしたね。

時間の経過と共に、前半20分頃には既に体にぶつかりにきていた印象の強かったヒホンが、徐々にプレスの強度が弱まり、縦のコースを塞いでボールに向かうクリーンな守備に変わってきているように見えました。追いかけ回せないほど左右に動かされて消耗したため、縦のコースを切ることで運動量を抑えつつ、バルサを抑えようとしていたのかもしれません。
自陣まで押し込まれ、縦を防ぐためボールを前に置いて守備をしなければならない。そのため、引かなければ守れず、引いて守るとさらに押し込まれて左右へ動かされる。ヒホンもカウンターで攻撃をしようとする意図は多く見せていましたが、その際に距離が伸びてしまい、人数をかけて上下動はするものの、数的有利を作っても距離の長さから息切れをしてしまい、シュートまで持って行くのは難しく、スピードのある展開は難しい状態でした。

バルサは中盤でこそワイドに利用していましたが、ワイドに攻め込んでからクロスの形をあまり作っていませんでした。サイドバックが深い位置にまで攻め込む場面が少ないことも影響しているんですが、ヒホンがサイドのスペースを放置してでも中に多くの人数を入れて中央を固めているからクロスによってピンポイントに合わせるのが難しいことも影響していました。ペドロの所を再三フリーにしてくれているところをみてもよくわかりますね。あそこをフリーにしても問題ないとして、シャビやイニエスタ、イブラヒモビッチも密集地帯に掴まえられていて、メッシも最終的にはドリブルを経由してそこに入ることも多い。人数を多くかけて細かいパスを通して相手らにでるのがバルサのパスワークなんですが、ヒホンのディフェンスラインと中盤のラインの距離が近く、バイタルエリアが存在しないためにパスを通す隙間を見つけづらく、裏へ出せたとしてもファン・パブロが出足の鋭い飛び出しで防いでしまう。雨でパスが伸びてしまうこともあって、キーパーの飛び出しを助けることになって徐々に苦しさが見えてきていましたが、あのカウンターからの得点がなければ、ここから崩すための工夫が見られたんじゃないかと思ってます。結局はセットプレイ後のファウルから一気にカウンターで得点してしまい、それを見ることは出来なくなってしまいましたが。あの得点の場面は、ヒホンがこれまで数的に有利に立つことで防いできたヒホンが、セットプレイであれだけの人数を前にかけてしまったためにカウンターで裏を取られ、人数の足りていないところで初めて守備をしなければならなくなった。もちろんおすなれば、スピードの問題もあり、防ぐのは難しく、キーパー頼みの要素が強くなってしまう。

先制点から、ヒホンは少し落ちていた運動量を取り戻させ、一気に前に向かい始めたんですが、序盤とは違い、中盤の頑張りで成り立っているように見えました。ディフェンスラインは裏を取られる怖さからあまり上げられているようには見えず、前へ向かう中盤とのギャップからバイタルエリアができはじめていました。バルサはそこを利用してから、左右へ、とボールを出してチャンスを作れるようになっていました。
ただ、そこが利用できるようになってしまったため、バルサも左右に相手を大きく動かすのを止めてしまうようになり、中央を利用する割合が増えたように見えました。それができたのも、得点以前はフリーにしてもらっていたペドロが左サイドでマークを受け一人を引きつける効果を発揮するようになりましたし、プジョルがメッシが中に入ってバイタルエリアを利用するようになったことから、非常に高い位置を使うようになった。パスをもらう回数は少ないものの、相手をワイドに広げる役に立っていて、左のペドロらと相まって、中央を固めて人数を飽和状態にして守っていた相手の意識を外側に広げ、中央を利用できる要素を深めていたのもありますね。意識が外に少し向くようになったことから、ヒホンの守備ラインが厚みを失ったことも、前半の残りの時間を優位に使えた要素でした。

後半からは少し状態が変わり、ヒホンはセンターバックからの一本目を抑えてにかかっているようで、ある程度、戻すパスに対して押し上げて、バルサに構築の時間を与えないことを目的としていて、自陣でボールを回される時間を減らしにかかっているようでした。それと同時に息切れして最後まで持っていけていなかったカウンターの距離を短くするためもあるでしょう。

そういった変化に対応できなかったわけではないんでしょうが、バルサは後半始まってからペースを掴めないでいました。相手が積極的に奪いにくる姿勢を強めてきているのであれば、序盤のように左右にボールを動かすことで消耗をさせて、後方へ相手押し下げていくことも考えて良さそうでしたが、それをすることなく、ボールが中央に集まりがちでした。縦へ運ぶ手段も少なく、単調なパスのみ展開になってしまい、ボールを失う事も多く、相手に主導権を握られつつありました。それを見たプジョルのオーバーラップから縦の突破を少し見せたことで、少しワイドに広げてボールを前へ運ぶ方法を得るようになりましたが、劇的な改善にはなりませんでしたし、選手交代で前の人数を増やしてきたヒホンが先手を常に取るような形になり、ボール支配率はともかく、主導権はヒホンの側に移りつつありました。

サイドから中央を経由して逆サイドへパスを出す。それによって相手を動かすことが出来ていれば、もっと楽に展開で出来ていたでしょうし、終了間際にあれだけ押し込まれることもなかったでしょうね。左右に動かしていたのはメッシぐらいなもので、彼にボールを渡してなんとか運ぼうとしていたんですが、一人でポジションを動かしながらドリブルをして、キープをして動かしているのがやっとで、ほんらいであれば相手を動かし手先に運動量を落とさせてしまわなければならなかったバルサの方が先に動きが落ちたようで、メッシのドリブルに対してもポジションの修正が乏しく出し所にも困っているようでしたね。縦へ拙速すぎるパスも増えたし、全員が中央に寄ってしまってパスの出し所を見つけられず、停滞してしまうことも多かった。選手の距離も近づきすぎてしまい、相手のチェックを容易にさせていましたし、早めの交代で状況の修正をして欲しかったですね。
なんとか逃げ切れたからよかったものの、もっと早くに状況の修正が出来ていれば、最後にあれほど押し込まれるようなことにはならなかったのではないかと思ってしまいます。

FIFA10 – ラウンジモードでは弱いわけで

2010 年 1 月 25 日 月曜日

対戦した試合全体を通してみると成績はいいのに、ラウンジモードだけで成績を見ると見事に最下位。いくつかセーブし忘れた試合があるんですが、それを除いても何故か成績が悪い。ラウンジだから使ってみたいクラブを優先的に使って、バルサ、バイエルンは相手に合わせて使うことが多いから、かもしれません。まだまだ試合数が少ないので何とも言えませんが、一番大きそうなのは会話をしながらプレイしているからかもしれませんね。
というわけで、対戦相手はお馴染みのショウ氏。どうやら自分と対戦する前にオンラインでいくつも対戦をしているようで、ここの所好調だとか。大差で勝つ試合が多いとのこと。

■Werder Bremen 1 – 4 Real Madrid
開始してゲーム内部の時間で5分も経過せずに両者1得点ずつ。立ち上がりから異常な状態でした。
先のブンデスリーガの試合でブレーメンの弱点を嫌というほど見ているものの、忠実にやろうとしていたんですが、ショートカウンターから裏側を利用されてあっという間に失点して無謀だったと気付きました。でももう既に試合が始まっている以上、普段使用していないクラブだけにプランを容易には変えられないわけで、カウンターをまたも受けて、スピード差と対応のまずさもあってすぐに逆転ゴール。ミスでピンチを作った流れのままコーナーキックから決められてもう為す術なし。最後にはオウンゴールで心を折られて終了。
結局の所、最後のオウンゴールがこの後の試合にも大きく尾を引きました。

■Inter 2 – 2 Manchester City
先制ゴールこそ決めたものの、防戦一方なのは変わらず、主にスピード面で圧倒されてどうにもならない雰囲気が漂ってました。攻撃もどうにもダイアモンド型を上手く使いこなせないようで、フォワード二人が孤立というか、あの二人頼みというか。そもそもこの試合の審判がファウルを全然取ってくれなかったおかげで、ファウルを貰ってセットプレイでチャンスを作る狙いのプレイでも単に奪われてカウンターされるだけになっていて、酷いプレイの連続。そしてまたクリアがキーパーに当たってオウンゴールとかね。笑えない状況でした。
最後の方で連続してあったカウンターもどうにも決められず、判断が鈍く――。最後はそれを自覚していたので、パスを意識させてゆっくり狙う時間を作ってからシュートしました。
そもそも、オフラインで戦うと相手の操作している音とか、ゲージとか、カーソルとか全部が解ってしまうわけで、何処を狙っているかある程度解ってしまうんですよね。守備の時も、自分はカバーに回って、プレッシングはセカンドプレスを利用、コースが限定されたところへ自分が動いてカットする、とかやりたくてもバレバレですから回避されてしまう。だから自分で奪いにいって失敗ってのがこの日は相当に多かったですねぇ。後で見ると。

■Germany 0 – 2 Blazil
先の二戦で自分のプレスが効かないのがばれて精神的な余裕を持たれてしまったんで、もうどうにもなりませんでした。ダイレクトパスで逃げ回られてしまってスペースが出来たところへ入り込まれる。設定をセミにでもしてくれれば、それでもある程度戦えるんですが、アシストで戦われているので、こうなるとお手上げ。

Bundesliga 19. Spieltag ヴェルダー・ブレーメン対バイエルン・ミュンヘン

2010 年 1 月 24 日 日曜日

■Werder Bremen 2 – 3 FC Bayern Munchen
リベリーがようやく復帰を果たしましたが、先発ではなくベンチスタートでした。それ以外の部分では、これまでの試合と同様のメンバーでスタメンが組まれていて変化は殆どありません。ブレーメンは数多くの左利きを要する布陣にしていますが、主要な部分には殆ど変化がないといっても構わないはず。

積極的に主導権を握ろうとしたのはブレーメンで、フォアチェックでプレッシャーを与えつつ、バックパスに対してもマリンやアウメイダが積極的にセンターバックを追いかけ回し、チェックをして展開力のない部分からミスを誘い、マイボールへしてしまおうという意図が見えました。ボールを引き出す動きをあまりしないため、追いかけ回されてしまうと、パスの出し所を探す余裕が無く、苦労をしてフィードやクリアで逃れようとする回数が増えてしまうんですが、そこを高く設定してあるディフェンスラインでブレーメンは収めてします。ナウドにしてもメルテザッカーにしても高さは十分にありますから、フォワードへ収めにかかるボールに対して競り合うのは問題なく行える。また体を入れ替えながらパスカットすることもできていて、それはチェックと連動して全体が前がかりになり、パスカットを狙えるだけの前への意識を持っているため、っですね。ただ前がかりになっているだけに裏へ抜けられる動きに対しては非常に脆く、最初に作られたチャンスはその形でした。ショートカウンターからロッベン抜けられて、決めきれなかったからこそ助かりましたが、この先の高い方をバイエルンに知らせる結果にもなって、二回目のピンチもすぐに訪れていました。

あれだけ勢いよく連動してチェックに多く来るということは、ブレーメンは陣形を崩しているということで、バイエルンはボールを引き出す動きの鈍さ、構築面の苦しさが前面に出てこずにボールを展開できていました。動かすボールに合わせて相手が動いてくれるので、ポジションの修正を大きくしなくてもパスコースが出来ていくことも多く、受けるポジションへ移動も簡単にできていました。直接出せなければバックパスしてからフリーへ渡してもいいわけで、戻せばそれだけ追いかけてくれるためにより高い位置にフリーの選手が出来ますから。
加えて、人数をかけてフォアチェックをしてラインを高め設定しているということは、バイエルンの攻撃をどちらか片側に寄せてしまう必要があり、守る側も片側に集めなければ出来ない。極端なシフトに近い部分があったので、逆サイドがフリーになっている回数も多くありました。そこを冷静に見られるだけの余裕を与えないことがブレーメンにとっての理想でしたが、ロッベンはキープ力があり、そこを見ていられるために、逆サイドのフリーの場所へボールを何度も出し、プレッシングから抜け出す糸口になっていたかもしれません。

ただ先制点を奪ったのはブレーメンで、その場面でブレーメンはボールホルダーのマリンを追い越していく選手が非常に多かった。左右に分かれて、ダイアゴナルな動きも多かった。マリンがキープを出来る選手だからこそ信頼して最終的には四人が追い越していましたが、ラインが低く設定されていたり、守備が後ろ向きの意識付けをされていれば、ここまで全体が前へ向かえなかったでしょう。
それに対するバイエルンの守備にも多少の問題はあり、バイエルンから見て左サイドに人数がかかっていたのが災いしていました。スローインなどの一連の流れで左側に選手が集まっていたところに、左から崩されてしまい、全体が左にスライドして守る体勢を整えてしまった。中盤はファン・ボメルも含めてきちんと走って戻ってきていたんですが、全体がスライドしていたために右サイドが存在せず、ラームが中へ絞ってセンターバックの位置にいて締まった。可能ならばロッベンのポジションが下がってサイドバックの外側のスペースを埋めることができていれば失点は防げていたのかもしれませんが、それはここに起用している以上仕方のないこと。それ以上にあれだけの人数が一気に駆け上がってくれば、抑える術なんてそうそう無いでしょうね。ハントのゴールもさすがでしたし。

失点以後特にバイエルンはディフェンスラインを下げて攻撃を開始して、押し上げてコンパクトに保つのをしないようになりました。元々それほど高く設定はしていなかったものの、コンパクトに保つことでプレスを受けた後の処理が窮屈になるのを嫌がっているようでしたし、猛烈なマリンのチェックも影響したようです。低い状態でセンターバック二人がワイドに開いてサイドバックを押し上げても、そこへ繋ぐ方法が無く、プレスを嫌がって元に戻ってしまったり、前へ出してもバックパスで戻ってくることも多く、我慢の時間帯が多少ありました。

ブレーメンは高くラインを保っているため、ドリブルでサイドを利用されてしまうと、中盤の底、フリングスがディフェンスラインに吸収されてしまう場面があり、中央の守備に厚みがないまま、戻りながらの守備をしなければならなくなっていました。ただ、裏を何度取られても勇敢に高く保っていることで、前のプレッシングを持続する効果にもなっているんですが、無謀な部分も少なからずあり、奪われてから一本のパスで裏を取れたり、センターバックからの多少精度を欠いたフィードであっても後方へ走らざるを得ず、消耗が早そうでした。特にバイエルンのディフェンスラインが下がってしまったために、プレッシャーをかける間隔が間延びしてしまい、焦りを生むほどの激しさにならなくなってきたのもありますね。
バイエルンのフォワード二枚がブレーメンの裏を取ろうとして、最初からラインと戦うポジションを取っているのも大きな要素でした。センターバックの間に位置を取っているため、ブレーメンはフィードやロングボールで戻りながらの守備を強いられることが多く、放り込みを奪ってもプレスを受けながらボールを扱わなければならなかったり、サイドをドリブルで使われて、戻りながら相手を掴まえておかなければならなかったりして、どんどんと高く保てなくなるほど難しい対応をさせられてしまっていました。
1-1の同点になった場面でも、サイドをドリブルで駆け上がられたために、ラインが踏みとどまるきっかけを作れずリトリートせざるを得なかった。そしてフリングスが中央のスペースではなく、サイドのドリブルのケアにいってしまったために、中央に厚みのない守備になってしまい、ディフェンスラインの前を使われて失点をした。直後のものに関しても、戻りながらの守備でフリングスが厚みを作れず、マイナスのボールが通っていますし、露骨にバイエルンが裏を狙い続けていた効果が現れていっていましたね。守備の厚みの無さは攻撃的な布陣だから仕方ないとしても、前のチェックが機能しなくなった段階である程度の変更をしなければいけませんでした。

バイエルンによくパスを回されてしまい、逆サイドも多く使われ、ラインの裏側を常に狙われて多く走らされている。そのため徐々にブレーメンのチェックが遅くなり、連動性を欠いていく結果になっていました。消耗は激しく、片側にきっちりと寄せてスペースを潰せていたものが、徐々に遅くなった影響から複数で囲い込めなくなり、密集を作れなくなり、バイエルンの後方から展開を容易にさせていました。それがフィードになって直接裏側を狙われ、さらに運動量を増やされ、悪循環といってもよかったのかもしれません。決定的な抜け出しをされて、ヴィーゼがエリア外でファウルで止めた場面は、ロッベンのシュートが決まっていれば勝負があったでしょうし、退場になってもおかしくなかった。

ブレーメンの狙い目は、カウンターになったときのファン・ボメルの裏側でしたが、バイエルンのように背後を一発で使えないために苦しさがありました。中央で競り合えるのがアウメイダ一人で、その部分でいったん収めている間に一気にラインを下げられてしまい、常に相手を前で見られる守り方に入られてしまう。ドリブラーが揃っていることもあって、サイドの裏を取ってクロスのような直接的な狙いではなく、サイドの裏を取ってもドリブルで中へ、という意識があり、ワイドに使えても、先制点の時のようにそれを活かせていませんでした。加えて後方から上がってくるサイドバックに攻撃力が乏しく、サポートするフリッツがこの日は特にパスの精度を欠いていて、正確な繋ぎをも出来なかったのは大きかったですね。
アウメイダが決めた二点目のようにローゼンベリを入れて中央に高さを付け足した効果をもっと早い段階から利用するように切り替えられていれば、もう少し違った結果があったのかもしれません。

復帰したリベリーが入ったことで直接裏を狙う動きは減ってバイエルンの攻撃の脅威も減っていましたし、ブレーメンが高く押し上げられなくなっていたのもある。オリッチがそれまでディフェンダーの裏を狙い続けていたのに対して、リベリーはいったんボールを触ってからパスをして飛び出す形が多く、裏へ出すのが一つ遅れる。リベリーのドリブルはまだスピードが無く、戻りながらでも中のコースを切ればいいわけで、きっちりと二枚で横を向いて対応をしていて、全力で戻りながらの処理ではないため、少し楽にさせていました。
ともあれリベリーは復帰したばかりですから、ここからコンディションを上げていけば問題ないはず。

Liga Espanola Jornadas 19. バジャドリー対バルセロナ

2010 年 1 月 24 日 日曜日

■Valladolid 0 – 3 FC Barcelona
国王杯を戦わなくてもよくなったことから、ローテーションは全くと言っていいほど取っておらず、怪我をして出場が出来なかったセルヒオ・ブスケツの所へアフリカネーションズカップ帰りのケイタを出場させた程度の違いしかありませんでした。マルケスをこのポジションへ入れてくるのではないかと思っていたものの、一列前でプレイすることの多かったケイタを久しぶりにここへ入れたのは驚きでもありましたし、リザーブに中盤の選手を一人も入れていないことも驚きでした。カンテラの選手たちは幾つか出場しましたが、ここの部分の層の薄さが気になりますね。

バジャドリーのプレッシングはがむしゃらなものではなく、前後を分離させてしまう事が多い最近の対戦相手とは少し違ったものでした。スタート時は特にポジションを下げて警戒をしていたシャビやイニエスタの所へ執拗にマークをして陣形を崩してしまうのではなく、ブロックを形成して待ちかまえてゾーンを形成することに注力しているようにも見えました。バルサが警戒していた部分が強くあるにしろ、ブロックの形勢からドリブルで進出されハーフウェーラインを越えられるとディフェンスラインをぐぐっと下げる。ディフェンスラインを下げるだけならばピボーテとの距離が開いてしまうものの、バイタルエリアを空けないようにきっちりと下がってスペースを利用させないようにしている。多くのクラブが、フォアチェックに意識を使いすぎて、バイタルエリアを空けてしまって、イニエスタやメッシにそのスペースを利用されて崩されているため、そこのスペースを出来るだけ小さくしようとしているように見えますね。

その中盤のスペースを消す作業が、バルサの繋ぎを上手くいかなくさせていて、フィードやセンターバックから直接ボールをフォワードに預けるパスをさせていました。中盤を省略してしまうと、スペースを消すための人数をそこへかけているため、やはり一定のスペースは得られてボールを保持することもできる。イブラヒモビッチへのパスやポストプレイ、あるいはイニエスタがエリアに入り込んで何度か使ったことで、全体をもともとワイドにケアしていなかったバジャドリーの守備ブロックを中央へ寄せる効果があったように見えました。縦のコースを切りながらスペースを消している中央とは対照的にサイドにはスペースが多くできはじめ、そこをアビダルやダニエウ・アウベスがオーバーラップの回数を増やして主導権を握っていました。バジャドリーも多少の対処はしていましたが、中盤を抑えるときのように縦のコースを切ろうとはせず、サイドバックの外側を縦に使わせてくれましたから、バルサの縦の勢いを削ぐことはできずに応急手当にもなっていませんでした。
サイドバックには縦へのそういった動きを許していても、早いタイミングでウイングに渡された場合には、きっちりとマークを付けていた。特にアンリには二枚が前後で挟み込むようなマークをして、中のコースをきっちりと切ってしまう。中への幾つかのパターンを持つアンリに対する方法としては、サイドに押し出して縦だけに絞らせてしまうのはいいんですが、サイドバックに対しても同じ方法を可能な限り取るべきでした。

中央でバジャドリーがチェックやプレッシャーというよりもフィジカルコンタクトを多くして抑えている印象があります。攻撃の時もそうですが、裏へ単純に抜けてしまったり、サイドバックの外や、縦へのドリブルというよりも、センターバックと体をぶつけて守備の範囲を狭めさせつつ、二列目の選手が絡んでくる。守備も攻撃も選手同士の距離を狭めてあることで、運動量を多くするよりも早くチェックへ向かい、ボールを奪ったりコースを限定してパスカットをきれいに決めるよりも、肉弾戦のような印象が強く、きっちりとひっつけているためにファウルの回数が多くなっているようでした。
ただバルサも多少の苦労や苛立ちがあったようにも見えましたが、囲い込まれてコースを限定されてパスカットを狙われてカウンターよりも試合が止まりやすく、クイックにディフェンダーの裏へ出される心配は薄く、守備面での不安はあまりありませんでしたし、何よりも体をぶつけられる前に球離れを早くさせてしまう、特にダイレクトでボールを扱ってしまうことで簡単にいなしてしまえる。チェックをしてプレッシャーとしてやるのならば、囲い込んだりパスコースを限定することで、奪いきれなくても次でなんとかなる可能性はありますが、体を寄せてフィジカルコンタクトで抑えようとする部分があるから、距離も近く、かわされてしまうと、他の部分からのサポートが期待できず、一つのミスというか買わされるプレイが致命的になる。シャビ先制ゴールを生んだ場面がそうで、ピボーテがチェックに行った。それがダイレクトはたかれてしまい、当たって止める隙を与えてもらえずファウルにも出来なくなったことから、後方に数的不利をつくってしまったまま前へ向かわれてしまった。そしてボレーでゴールになるわけですが、前へ向かってしまったために入ってくる人数の多さに対応できるだけのディフェンダーがおらず、バイタルエリアをそこまではきっちり埋められていたのに、チェックに行ったがために空いてしまい、可能性も多くありましたね。

明確なミスはその部分ぐらいなもので、チェックのスピードも運動量もリードを許しても維持されたまま中盤を抑えていました。中盤からセンターバックのボール回しでも体を寄せるため、バルサは苦労させられていましたし、前へ預けるパスを出しても囲まれてしまい、フォワードにまでボールを出せない時間も多くありました。守備に回っても、バジャドリーが人数をかけていて、体を預けながらやられるためにセンターバックが対処しなければならない時間も多くありましたし、アンカーへケイタが入っているため、その部分の前後の埋め方や左右のケアが弱く、センターバックがサイドへ流れたり、前へ進出しなければならないことが多くありましたから負担は大きなものでした。サイドバックのケアとして流れる回数は、中央を抑えられている関係から多くオーバーラップして攻撃をワイドに広げなければならなかったので仕方ないんですが、アンカーのケアのために前へ出る回数はディフェンスラインを崩していて危険でした。もし、裏を一歩のパスで狙うことを徹底されてしまっていれば、あるいは途中からそれに気付いて修正をされてしまっていれば、ギャップを突かれていた可能性もありますね。いくつかあったものもオフサイドで凌げる範囲でしたからピンチにはならず目立ちませんでしたが。

バジャドリーはリードを許した後の動きとして、バルサのディフェンスライン+アンカーと中盤との間に人数を多く入り込ませていました。ディフェンスラインとフォワードの一枚を除いた全てがそこに入っているようなぐらいで、縦のコースを切る動きを徹底しているようでした。バルサの中盤も受けに戻ってしまえば、それらを引き連れてしまうため加減しているように見えました。それらをその場所に留まらせたまま、その先にポジションを取る。するとバイタルエリアのスペースに入れるんですが、さすがにポジションを取れたとしてもパスを出しにくい環境を作られてしまえば利用は難しい。
でも徐々に崩れる気配は見せていて、左のアンリの所を二枚で抑えるセオリー通りの守備が崩れてサイドバック一枚で対応するようになった。中盤のサイドの守備は、上がってくるアビダルに気を取られている部分もあり、一枚での対応になっていました。もちろん縦へ使いやすくなり、ボールを失う可能性を減らせますし、そうなるとアンリに預けた後バルサの他の選手たちが安心して高い位置を取れるようになる。メッシが中へ入る機会を増やしていましたし、それをすることでダニエウ・アウベスが再三フリーで上がれるようにもなっていましたが、それも左でキープが安定して出来ていて、左から右へとボールを流してくることができるためでもありますね。

結局バジャドリーは最後までサイドバックの縦のコースを切ることなく、ダニエウ・アウベスやアビダルの上がりを許し続けてくれましたし、いくら中盤を抑えたとしても、ワイドに使わせてしまってはペナルティエリアに人数を入れられてしまう、という見本になってしまったかもしれません。この試合のバルサは特に、クロス時に多くペナルティエリアに人数を入れていましたし、チャンスも得点もその形からでした。

チグリンスキをケイタに変えて投入して以降は布陣が不明確で、アンカーのポジションなのか3バックなのか微妙なところでした。どちらかといえばフォアスイーパーのような動きをしつつ、プジョルとガブリエル・ミリートをワイドに開かせておく、ということでしょうか。ただ、アンカーとしてみた場合にはバックパスが多く、前へボールを運ぶ能力が足りないかもしれない。いくらスペースがないとはいえ、バックパスを多くしてしまえばバルサではリズムを掴むのは難しく、あのポジションは特に前へボールを運ぶ一歩目となる部分ですから、少しキープをして受けに戻る選手を待つ余裕も欲しい。パスも右足で躊躇無く出しているのはいいんですが、その精度が低くミスになりがちで安易な選択もしてしまう。
動きをアンカーというよりもセンターバックとして捉えたとしても、中盤中央に選手がいなくなってしまうために前方へ運ぶ能力の方をやはり重視したい。3バックにするとするとしても左右のバランスも縦のバランスも悪く、ラインを整えるのか、カバーリングなのか、展開の一歩目もどうするのか。選手の問題というよりも監督の問題がそこにあるように見えましたね。ピケかマルケスのどちらかが最低でも出場していなければ成り立たないように見えます。カードをもらっていなければピケを残したのかもしれませんが、やはりどの役割をさせるにしてもマルケスの方があの場合のあのポジションは適任なのかもしれません。本職ですしね。

FIFA10 – ヘディングがよく入りました。

2010 年 1 月 21 日 木曜日

前回のエントリで、バイエルンのシステムが現実と大きく違って云々、というのを書いたと思うんですが、それを適当に作成していたらショウ氏から対戦のお誘いがありまして、テストをする間もなく対戦することになりました。今回はオファーされた側なのでアウェー側で対戦しています。

■AS Roma 1 – 4 Bayern Munchen
システムのテストも終わっていないし、まずは別のクラブで対戦しようかと思っていたんですが、ぶっつけ本番で挑んでみました。いくらCPUのレベルを上げて対戦したところで(システムのチェックとして)全く何の役にも立たないので、対人戦でチェックするのが一番だと思いまして。
ローマにシティのような足の速さがなく、対戦慣れしているおかげで対応しやすかったのもありますが、先制点と二点目があまりに偶然すぎて出鼻を挫いたというかなんというか。前半終了間際にはトッティが負傷してしまって交代しなければなりませんでしたし、状況も含めて、現実に近づけたかどうかよりも、ゲーム的に戦いやすくなっていたのは事実です。

それよりもショウ氏がローマで勝てなくなっているのが深刻で、未だ2勝しかしてません。平均得点は問題なくても、平均失点があまりに多く1.71。さすがにこれは厳しいですねぇ。

■Manchester City 0 – 1 FC Barcelona
最初の大きなチャンスがPKだったんですが、PS3のFIFA10日本語版にはPK切断バグがありまして、決めると回線が切断されて試合が終わってしまうらしい。この場合も決めていればそうなったのかどうかは知りませんが、決定的なチャンスを潰されたのは確かで得点は欲しい。かといって切断されないように大きく外してもラインを割っても駄目だという話も聞いた記憶があったので悩みながら少し強めに蹴りました。正面に蹴ってもキーパーは動いちゃうでしょうし。結果的にバーに当たって決められなかったおかげでバグの動画を取り損ねたわけですが、時間的にラストだったので対戦的にはセーフ。
ちなみに、メッシの背番号が7になっているのは、バーチャルプロの影響で、毎回FIFAを対戦するためにしか起動していないので直し忘れている、というだけです。マネージャーモードのノッツ・カウンティで10番を背負わせたら、それ以外のモードでも影響が出てしまってたという、ね。何故独立してマネージャーモードの中だけの影響に留めてくれないのかEA開発陣の頭を疑ってしまいます。

そのPKを決めなかったおかげで大きく苦しんだわけですが、コントローラーの電源が残り少なかったからか、ゴールキックで何度もゲージがほんの少ししか出ずに、アデバイヨールにボールを渡してしまったのは危険でした。頻発していたからかショウ氏がシュートを選択しないでくれたおかげで助かりましたが――きっちりコントローラーは充電してから対戦しましょう。
苦手なヘディングが多く決まったのは電源が足りずに反応が鈍かったからとか、ありそうです(わら

FIFA10 – 一試合目がピーク

2010 年 1 月 20 日 水曜日

毎回対戦してて一試合目の内容が一番よくて、そこからどんどんと質が低下していっているような気がするんですが、どうなんでしょう。FIFA10になってから公開していませんが、ローカルに置いているExcelを見れば、印象とは別に、結果はしっかりと付いてきているんですよねぇ。むしろ不思議なほど勝っているというか何というか。
今回もショウ氏との対戦ですが、やはり一試合目の前半がピークだった気がしてならない。

■FC Barcelona 3 – 0 AS Roma
FIFA10を始めた頃は、寄せられて奪われてを繰り返して、バルサを使えないかもしれない、と思っていたんですが、今では一番使いやすくなってます。何しろボールコントロールが一番やりやすいために、ボールを受けた後の動きが素早く意図通りに動いてくれる。これからすると後で使用した二つのクラブがラグで遅れているかのように使いにくいわけで、他の方からすれば、「バルサだから当たり前」なんでしょうけどね。

先制点の部分はショウ氏ならよくあること。カットを狙う狙わない以前に、ボールを渡されているんで難しいんですが、スコアが動いていない段階だったので決めさせていただきました。三戦目でも同じ形があったものの、そちらはスコアが動いていたからシュートを打たずにキーパーを抜く動きだけにしておきましたが――。
二点目もインチキ臭いゴールですねぇ。トゥーレ・ヤヤに最初から出すつもりが、パスが強かったためにアシストが強めに張ってしまったようで、混戦からこぼれ球をゴール。

守備はパスカット多めで奪取も多め。安易なミスが多かったけど、それを除けば守備はよかったかもしれません。後半にチャンスが作れなかったのは問題ではありますが、結果は言うこと無し。惜しむらくはこれがこの日のピークだったということ。

■Bayern Munchen 0 – 2 Manchester City
開始早々にパスミスからカーソルも切り替わらず動けずで失点して、久しぶりに某エフェクトっぽいものを経験しましたが、そもそもパスの選択ミスが原因なので失点しても仕方のないものです。
この失点の焦りからか、先ほどの試合とは逆にパスカットをされまくる側になってしまい、全然パスが繋げない。組み立てが出来ずにカウンターを受け続け、鈍足ディフェンダーへ快足アタッカー陣が襲いかかってくるわけで、スピードを警戒するあまり距離を取りすぎてあっさりと軸をずらされたり、駄目駄目なプレイばかりしてました。

現実のバイエルンとは大きくシステムと戦い方が違い現実の戦い方を参考に出来ないので、後半から4-4-2を選択してなるべく近そうなものを選んでみたんですが、その矢先に失点してがっくり。クリーンなプレが信条のくせにカード覚悟のファウルも大量にしてしまって、色んな意味で駄目すぎる。一度だけクローゼでイニエスタばりのぬるぬるっと抜けるドリブルができたものの、シュートをふかして見せ場に出来ず。

■Benfica 1 – 0 Catania
ベンフィカは重たいですね。バイエルンも重たかったんですが、それ以上に後方の選手がラグがあるかのように思ったように動かない。もちろんバルサを触ったり、他のチームのあとでなければ感じないんですが、鈍重でやたらキープに苦労していました。繋いで繋いで崩してみたくてこのクラブを選んでみたものの、繋ぐ間に奪われてばかりだったので、得点は結局カウンター。

でもまぁ、森本で得点する、という相手の目標を、”キーパーのおかげで”阻止できたのでよしとすべきでしょうか。