2009 年 10 月 のアーカイブ

Copa del Rey Dieciseisavos 1st レオネサ対バルセロナ

2009 年 10 月 29 日 木曜日

■Cultural Leonesa 0 – 2 FC Barcelona
今のバルセロナにレアル・マドリーほどの選手層があるわけではないので、攻撃陣はカンテラの選手が中心となった非常に若いメンバーでした。一番の懸案事項である右サイドバックには、当然のことながらプジョルとダニエウ・アウベスの名前はなく、誰が務めるのかと思っていたんですが、普段はウイングを務めるジェフレンがサイドバックへ入っていましたね。

中盤に試合をコントロールする選手がおらず、キープもあまり出来ない状態でしたから、序盤は慎重になって後方でボールを回す時間が多くありました。マルケスのフィードもあまり見られず、テクニックのあるジェフレンも、リスクの大きい場所で無理に突破したり、チャレンジのパスは見せずに戻すことが多く不慣れさが見て取れていました。守備も少し問題で、マークが緩く、逆サイドからクロスを上げられてしまうと、まったく中の選手にマークに付き切れておらず、合わせられてしまえば失点してしまうものもありましたし、サイドに流れた選手へのチェックへ行かず、他の選手に任せて自分が中のカバーにいってしまうこともある。スローインにも慣れておらず時間がかかっている。
その場しのぎの印象が強かったんですが、時間の経過と共に徐々に慣れてきたようで、積極的に当たって防ごうとするようになりましたし、前へ出て守備をする勇敢さも出てきた。もちろん後方のカバーはマルケスがきっちりとやるようになり、サイドバックとしての形になりつつありましたね。前線のチェックに連動して寄せて行けていましたし、こぼれ球のサポート速度も上がった。でも、国王杯でこの相手だから出来ることで、リーガやチャンピオンズリーグで出来る状態にはないと思います。

途中から左から右のサイドバックへと移ってきたマクスウェルは、右でよく頑張っているものの、プレスを受けたときの苦しさはこのレベルを相手にしても大きくありましたね。ボールを持つ側から寄せられてしまう心理的な影響からか積極的に前へ展開できませんし、横へのパスにしても躊躇することが多く、やはり左利きでは難しいのかもしれません。ドリブルで縦へ入ってこられたときも、縦のコースを右足で切らなければならないので、不十分な対応になってクロスのところまで持っていかれがち。前への守備は問題なさそうなんですが、こちらも厳しいかもしれない。

バルサが得点を取るまでは、さすがに相手の方がモチベーションが高く動きがクイック。しっかりと準備をしてきた印象を受けました。当たり強く、躊躇したり嫌がっている素振りがないままに体を張るクラブで、特にフォワードが小柄だったこともあって、ポストプレイや前線でのキープには支障を来していました。パスの精度が低く、ラインを割ってしまったり、相手に渡してしまうようなミスが多かったのも事実ですが、無茶な要求ですけどコントロールでいなしていくだけのことが出来れば凄く楽なんですけどね。

気になった点はやはりセルヒオ・ブスケツがアンカーに入った瞬間でしょうか。前へ行きすぎたりサイドバックへのケアに動きすぎるあまり、ディフェンスライン前に誰もおらず、ラインが一枚形成されているだけ、というのが多かった。流れの中で入れ替わり、トゥーレ・ヤヤがアンカーに入ったときはそれがないので安定していましたが、いまいち。
相手がロングフィードも多用していましたし、裏も使ってきていた。もしディフェンスラインの前も使われていれば、どこかで危険な場面を作られていたかもしれません。ただでさえ、高い位置で奪いきれず、無理してラインを上げてしまい、整っていないラインの裏を積極的に狙われていた時間帯もあったわけで、あれもピントが的確な飛び出しをしていたからこそ助かっただけ。不用意なミスパスがある間はもうちょっとセルヒオ・ブスケツにも裏のケアを意識して欲しい。

得点を取ったペドロは素晴らしかったんですが、ボヤンの不調は気にかかりますね。ボールを持ちすぎて自らチャンスを潰してしまったり、カウンターの流れを止めてしまう、あるいは好調なときなら決めているシュートも止められ、パスを出すタイミングをも見失っている。怪我とかあって試合勘が戻ってきていないだけかもしれませんが、もっと活躍をして欲しい。

ジョナタン・ドス・サントスは必要以上にボールに絡みよく動いていたものの、ちょっとチャレンジする意識が足りない気がして、ドリブルで仕掛けるとか前へ持ち上がる場面がもう少し欲しい。
ジョナタン・ソリアーノはいまいちよく解らず。

FIFA10 – ラウンジモード始めました。

2009 年 10 月 28 日 水曜日

ラウンジモードの対戦は複数人で対戦するときにはそれなりに有効で、自分たちはExcelで対戦成績を管理しているから必要はないんですが、順位表や対戦成績を付けてくれる機能は魅力。クイックマッチなどの対戦後にアリーナまで戻ってしまうようなこともなく、その点も便利。使用するクラブの変更だけが手間ですが、メリットの方が大きいかな。オンラインの場合はリーグを作成すると上手くいきそう――なのかな。まだ試していないんで何とも言えませんが。

■Juventus(gaki) 1 – 1 AS Roma(syou)
初めての対戦カードなんですが、これまでの例に漏れず点の取り合いになってますね。サイドからの攻めが中心のガキ氏に対して中央から抜いていくショウ氏、といったところでしょうか。優勢だったのはユーベでボールを支配していたというよりも、決定的なチャンスの本数というかペナルティエリアに入った回数で言うと、という感じですが。もし最初のチャンスを決めていたり、ポストに阻まれていた部分を決めていれば試合は決まっていたのかも。

■AS Roma(syou) 4 – 0 Juventus(gaki)
ホームとアウェーを入れ替えての再戦。先ほどの試合は内容的にはかなり拮抗した戦いだったんですが、この試合は出足でショウ氏がチャンスを多く作ってペナルティエリアに入る回数もかなり多かった。シュートにならなくても押し込むには十分でセカンドボールも拾っていい感じ。ガキ氏もクロスがディフレクトして入り込みそうになったり、ペナルティエリアへ横パスやスルーパスから決定機を作ったのに決めきれず、それが最後まで響いたかもしれない。キーパーを出すかどうかで迷ったのが致命的で、次のチャンスでは思いっきり出してくるのを見越されてPKを誘われ勝負あり。

■FC Barcelona(leia) 1 – 0 FC Bayern Munchen(gaki)
FIFA 09の時から使われていましたが、FIFA 10になってから相手がバイエルンってのは体験版でやったっきり。システムも大きく変わっているので当てに出来ず、自分が使って苦手だった感覚を思い出しつつ対戦してました。ウイングの二人はスピードがあるものの単純に縦に来る動きには体を寄せればあっという間に防げますし、中央高い位置の構築は疎か。ディフェンダーの足は遅く、ラームもプラニッチも守備能力は高くなく、強さもない。まぁ、先制点なんてパスできずにごり押しでしたが(わら
後半はミスから攻められ続けでさっぱりでした。

■FC Barcelona(leia) 2 – 1 AS Roma(syou)
いつもとは違い、珍しくズラタンへボールを収められたのは好材料で、メッシのドリブルも防がれず、寄せられず。R2を押して奪取をし過ぎている悪い癖をなんとかしようとそれをあまり使わず急ぎすぎなかったのが良かったのか何なのか。はっきりと言えるのは、せんせいてんは ディフェンダーの頭に少しだけ当たったお陰でゴールできたということ。当たってなかったらトラップしてしまって、その間にキーパーがキャッチのパターンでした。二点目もディフェンダーからのフィード一発で、片手で押さえてあの弾丸シュート。イブラヒモビッチにしか出来ないゴールですねぇ。

■Real Madrid(gaki) 3 – 2 Manchester City(syou)
影の部分が見づらいスタジアムですねぇ。プレイしていてもシティの方はユニフォームが黒かったこともあって見づらかったので、多少明るさを上げてプレイしていました。動画の方も編集段階で明るさをプラスしていますが、それでも暗い部分は見づらい。
ちょっと解りづらいショウ氏の一点目はロビーニョのシュートがアデバヨールの体に当たって方向が変わり、得点者はアデバヨール扱い。方向が変わらなければキーパーが止めていたんじゃないかという気がしますねぇ。
それにしてもバックパスを処理中にキーパーへスライディングカット、そしてゴールを与えてしまう一連の流れがショウ氏らしいですね(わら

FIFA10 – 寝不足です。

2009 年 10 月 27 日 火曜日

ここの所U-17のワールドカップも始まっていたり、チャンピオンズリーグ、国内リーグも開催中。そしてもうすぐスペインでは国王杯まで始まり、クラブの日程が詰まりつつ、見る側としても疲労でいっぱい。Jリーグやアジア・チャンピオンズリーグもあるわけで、サッカーは好きで見ているから問題はないものの、自分のためとはいえブログに書いて載せるほどのエネルギーが出てこないので、どうにもなりません。たまには休まないと駄目ですねぇ。書く文章もいつも以上にぐちゃぐちゃです。

■FC Barcelona 0 – 0 Juventus
ガキ氏との三連戦の初戦は、セカンドボールを拾われまくってミドルシュートを受けてますし、攻撃の場面もどうにもゆったりしてキレが悪い。色んな意味で鈍い試合でした。バーチャル・プロを作成してスキルムーヴの練習はしていますが、さっぱり実戦で使えなかったり、ゴール前のアイデアが欠如していたり、もっともっとやり込まないと難しそう。ただちょっと他のことにも時間を取られてやり込めるかどうか。
最後のはPKかと思ってヒヤリとしましたヨ。

■Liverpool 1 – 2 Inter
ショートカウンターからエトーは止められる気がしません。他にもどうにも後方へ向かいながらの守備が苦手なようで対応をミスりまくりでどうにもならずに追加点を許してしまったり。色々解決する方法は解っているんですけど実戦できないという、ね。いつものパターンですわ。でもこの最中にした、あまり意味のないように見えるマルセイユルーレットのお陰で、FIFA 10でこれを使う有効性が理解できたのはいい発見でした。その後の練習ではさらにこれだけでキーパーも抜けることが解ったり意外と万能ですねぇ、ルーレットは。どこぞのただ回るだけのルーレットとは凄い違いで(わら

■Sweden 0 – 0 England
随分この試合くらいになるとサッカーらしい試合が出来るようになって、サイドを切り崩してクロスまで持っていけるようになっているんですが、シュートにまで持っていけないので動画にはなく、結局良い試合のように見えないのが残念。
イブラヒモビッチの弾丸フリーキックも現実のようには決まらないわけで、見せ場という見せ場を何にも作れなかった様な気がする。

Bundesliga 10. Spieltag バイエルン・ミュンヘン対フランクフルト

2009 年 10 月 26 日 月曜日

■FC Bayern Munchen 2 – 1 Eintracht Frankfurt
チャンピオンズリーグの失態もあって、多少中盤の構成を変更させてのスタートでいた。ミュラーが左側に近いポジションを取り、中央にシュバインシュタイガー、右にティモシュチュクという形が表記として一番近く、システム表記なら4-1-3-2でしょうか。これまでのようにミュラーをフォワードと近い中央に置き、自由を与えていたものから少し変わっていたものの、やはり中に入る傾向が強く、右のティモシュチュクはバランスを取りますし、シュバインシュタイガーが上下動をする関係で一番攻撃的なのはやはりここでした。

問題が一つあり、ファン・ボメルがアンカーをするようになってしまうその形では、カウンターやドリブル時のスピードに乗って攻められてしまった際には、ディフェンスラインの手前で守備をする選手がおらず、簡単にポストプレイを許してしまう傾向にある。幸いにもフランクフルトがそれを狙ってこなかったお陰で弱点としてでる場面は少なく、同じく守備に問題を抱えるプラニッチの部分を縦に突破されることも少なかったためにこちらも目立たず。

攻撃自体は前節から変わらず、中央に偏り、トニの体格を活かしたポストプレイが中心となったもの。サイドの起点として使うのかと思われたプラニッチも序盤は中に入っていく意識が強く、サイドを盾に使おうとしているようには見えませんでした。お陰でサイドの組み立てはやはり無く、クロスの位置も低く、裏へ抜けるトニへアーリークロスで合わせる、その一点が武器になっているだけでした。あるいは奪ってショートカウンターからトニへスルーパスやアーリークロスからトニが収めて展開するなど、起点となるのは一人だけ。それを抑えればいいというのは明らか。
クロスの位置が低いということは早めに上げているということなんですが、それは相手の守備が整っていないとか、あるいはトニが裏へ抜けられそうなほど高く保たれているなら理解できるんですが、状況はでもそうではなく、引いて守られてペナルティエリア内に人数がいる。セカンドボールを拾えるほどの人数がいて、その状態で上げても効果は薄いわけです。高さ勝負で勝てても強いシュートを打てない、フリーで打てない。個人の問題ではなく、チームの方針としてその位置からやらせているから、これは改善されることは当分無いでしょう。選手が復帰してくれば変えるのかもしれませんが、あとは選手がこの戦い方に慣れて精度を上げていくぐらいしか期待できない。
サイドで早く上げてしまうために、ディフェンスをワイドに開かせて中央へスペースを空けてしまうことが出来ませんから、現状では中央の固められているところへ出して、そこから強引にこじ開けようとするばかり。自ら壁へ突っ込んで跳ね返されているような滑稽さがあります。

ファン・ボメルも相変わらずのパスを要求を多くしてますね。味方の選手はパスを出せるけど、そこでもらって何が出来るんだ、という状況でばかり要求をし続けているものだから、結局味方にもボールを出してもらえない状況が続いていました。動かない上にある程度緩くマークされている、コースも限定されているのに正確に渡さなければ自分が受け取らずサイドバックが受けに戻ってあげなければならないのだから、他の選手は嫌がるでしょう。さらにその通りにパスが出てきても失うのだから。一発のパスを狙いすぎてサイドへ出すパスはコースが切られていてカットされやすい。精度の高いパスを出しているけど、それ以上の効果をもたらしてくれません。

後半は多少改善されて、ラームが深く入り込んでクロスを上げたり、少しは相手ペナルティエリアの横にまで進出してからクロスを上げる場面が増えた。そうすることによって、引き気味の相手が戻りながら処理する必要の薄かったクロスに対して、きっちり戻りながらの処理をさせ、さらにマイナス方向も意識させられ、選択肢が増える。得点の匂いのするパスは深い位置からの方が多かった。
そしてお粗末な形から失点してしまったこともあって、バイエルンはよりがむしゃらに、フランクフルトは欲を出してしまったのか攻撃に人数がかかるようになってしまい、固く閉じていた守備の部分に綻びができはじめ、間延びしていったスペースを利用されてしまった。でも復帰したロッベンの投入がどうこうという試合ではなく、ただ中央に集めるだけの試合でしたし、間延びした部分を利用するだけの試合でした。ロッベンが深くまで入り込んでドリブルで変化をつけられるだけのスペースを前に持ちながら、左からのアーリークロスに専念する姿は幻滅でもありました。

前半はトニだけだった高さ勝負の所にマリオ・ゴメスも加え、二枚でパワープレイをして、その当たり損ねたものが幸いしただけで同点ゴールを挙げ、トニに代えてデミケリスを投入して、ヴァン・ブイテンを前へ上げてパワープレイをより鮮明にして逆転。それも意図的に逆サイドへボールを振って陣形を崩したのではなく、こぼれ球がそういった形になっただけで、人数をとにかく送り込んでの高さ勝負。
終始アーリークロスに拘って、パワープレイを繰り返して、やっとの事で勝ったけど、勝ち方としてはなんて最悪なんだと思ってしまう。こんなのをファンは見ていて楽しいんだろうか。自分はバイエルンのファンだけど、まったく楽しくない。
観客を挑発する監督の姿も問題で、昨季に懸念した通りに(開幕から)なってしまっているのは残念。どうせならこの試合を負けて、負けるところまで負けて一から立て直した方が、バイエルン・ミュンヘンというクラブにとってはいいんじゃないかとさえ思ってます。

Liga Espanola Jornadas 8. バルセロナ対レアル・サラゴサ

2009 年 10 月 26 日 月曜日

■FC Barcelona 6 – 1 Real Zaragoza
やはりダニエウ・アウベスがチャンピオンズリーグで怪我をしていたためにプジョルがサイドバックに入っていますが、カピタンも今はコンディションがよくないため、やはり右サイドバックの層が不安です。その代わりチグリンスキが復帰をしてくれたお陰で、センターバックは安定して回せそうなんですが、この日もプジョルは足を痛めたような素振りをしていたので気になりますね。

バルサはサイドバックの推進力に展開を頼る部分があるんですが、そこにプジョルが入っているため後方でボールを回しているときにプジョルから中へ、そしてメッシへと連動していけず、バックパスが中心となってしまい、前へ持っていく方法が少なかった。セルヒオ・ブスケツが下がって前への展開を探すことも多かったんですが、得点を取るまでは、出しどころがあってもそこへのパスをチャレンジしないなど慎重すぎる嫌いがありました。
ただ、シャビが受けに戻ってくるところへ、他のクラブであれば一人マンマーク気味について来る、あるいはフォワードへ受け渡して近いポジションを維持するのが常なんですが、サラゴサはあえてしなかったのか、出来なかったのか解りませんが、シャビの戻りを大きく許していましたね。
バルサも右がプジョルで推進力を得られないため、左側にマクスウェルが入ったのは良く、最初の守備で距離を取りすぎてクロスを入れられてしまって不安視したものの、守備の切り替えの早さや高い位置取りをしていることから他の選手と連動して奪えるようにもなりましたし、徐々に試合中に改善されていったので問題はなかった。攻撃面でも右の縦の突破が期待できない中で、イニエスタとケイタ、イブラヒモビッチと連動して左からの崩しを行い、中央に偏って密集を作ってしまうことなく出来ているのは大きかった。
特にケイタの存在はその中でも大きかったようです。左のウイングにスタートポジションをとったイニエスタも、流れの中ではやはり中央に入る機会も多いわけですから、左が空き気味になってしまう。ケイタはそれを見逃さずにポジションを取って収めどころにもなってくれましたし、引いていったときには高い位置に入りフォワードのように振る舞い、長いフリーランから飛び出しを狙ったり、フィードのターゲットになるなど役割は多岐にわたっていました。高いレベルで全てをこなしていましたから、この日の調子の良さはそれだけでも解りましたね。で、最終的にはハットトリック。守備の切り替えの早さや当たりの的確さも含めて完璧と言ってもいいほど。

気にかかっていたメッシのコンディションも前二試合よりは大きく改善されていて、ドリブル時のキレもある程度戻っていましたし、ボールのコントロールもしっかりとしていた。体重が急に増えたかのようなあの鈍さはなくなっていて、最初こそプジョルのサポートを得られずに右サイドできちんとした形を作れませんでしたが、シャビが受けに戻った後の中央を利用してドリブルを仕掛けてからは彼本来の動きに近づいていましたね。いいパスもありましたし、シュートもあった。先制点のアシストもできましたし、こちらも問題はないようで一安心。

イブラヒモビッチもサイドに流れた後の中央をケイタが利用してくれるお陰で無理に中央に居続けることが無く、左に流れて収めどころとして機能していましたし、裏へ飛び出しもポストプレイも、とコンディションの良さそうな動きをしていました。あの大砲のようなフリーキックもありましたし、クロスにニアで合わせたものもあった。オフサイドの多さは相変わらずですが、それだけ裏へ抜けようとする動きをしてくれるのはバルサ全体にとってプラスで、以前はその裏へ抜ける動きの少なさから相手ディフェンスラインの前で回すだけになり、相手に脅威を与えられないまま中央を固められてしまっていましたから、重要な動きですヨ。

二得点辺りからサラゴサの中盤のポジショニングがずれ始め、バルサの選手たちが積極的に戻って受け始め、連動するようになった。シャビが戻ってイニエスタが様々に動き、ずれたところを積極的に後方からパスが出るようになってきた。サラゴサは中盤のプレスも効かなくなり、寄せられなくなっていった。引いて守っているだけで、チェックへなかなか誰も行かず、ボールホルダーへ二人で待ちかまえても待ちかまえているだけ。チェックとカバーではなく待っているだけで、向かってくるのがテクニックのないプジョル相手でも同じようにしているだけで、それではバルサを抑えられるはずもなく、やりたいようにやられてましたね。
攻撃に移ってもバルサの切り替えの早さによって繋ぐことが出来ず、すぐに奪われてしまうため後方からの押し上げが期待できないのもありましたが、何よりサポートが遅く、アリスメンディへいったん収めてから展開しようと手数のかかる戦い方を選んだのがそもそもの失敗だったのかもしれません。彼へ収めても押し込まれているために近づくまでに時間がかかり、追い越していくスピードもなかった。ディフェンスラインの背後を突く狙いも少なく、逆サイドを意識し始めたのも後半になってから。後半になってからは裏へのパスが多少出てきたものの、まず受けてから裏という姿勢が抜け切れていない。そのため受けるためのボールの際に抑えられてしまい、二人以上が必要なパスをしてからもう一度飛び出しになる。最初から一発のパスで裏へ抜け出していかないと、バルサの鈍足ディフェンスへの脅威にはならず、ディフェンスラインを押し下げて攻撃の厚みを減らす効果も薄い。

何度か抜け出されて、ミスから失点もしましたが、やるのが遅すぎた。バルサはビクトル・バルデスのお陰で大事に至らずに済んでいますが、やはり許すべきではなかった。きっちりとミスをせずに最後までいきたかったですねぇ。いくらその後に得点を重ねて帳消しにしたとはいえ。

Liga Espanola Jornadas 8. スポルティング・ヒホン対レアル・マドリー

2009 年 10 月 25 日 日曜日

■Sporting Gijon 0 – 0 Real Madrid
怪我の選手など一部の選手が出場せず、戦力を休ませている印象が多少あるレアル・マドリーですが、ドレンテが珍しく出場しています。サイドバックのマルセロの位置ではなく、左のウイング気味の位置で中央に偏りがちな攻撃を改善する意図があったのかもしれません。しかしそれが上手くいかなかったのは明らかで、カウンター時にこそサイドに位置して起点になって欲しいはずなのに中に入って簡単に潰されてしまったり、時間をかけた攻めの時には、何故か高い位置を取りすぎて自分からサイドバックにマークされに近づいてしまっている。あるいは低く下がりすぎてマルセロの上がりを塞いでしまったり、そのあとのカバーをするために残ってしまったり、意図したとおりに動いているようには思えませんでした。それどころか、他の選手との戦術的な考え方が合わないのか、カウンター時に左サイドで大きくフリーのポジションを取っていても、ラウールとカカだけで中央の詰まっているエリアを強引に突破しようとするなどパスが回ってこないこともしばしば。他の選手次第ではもう使われないのでは、と思えるほどでしたね。

スポルティング・ヒホンの守備は、あまり高い位置からディフェンスラインにまでプレスをかけず、組み立てを遅らせる意図はありませんでした。それどころかピボーテに入っているマアマドゥ・ディアラとシャビ・アロンソへのプレスも非常に弱く、近くにポジションを取り直してパスコースを切る意図も見えず積極的であるようには見えませんでした。
マドリーもディフェンスラインでパスを回すことが多く、プレッシャーを受けることなくピボーテの二人がきっちりと受けに戻って受ける動きをしてくれれば楽に前まで出せる環境にあるんですが、それらの運動量が少なく、安定して前へ送り出すパターンが出来なかったのは苦しい状況を自分たちで作っているようでした。
そのため、縦パスはピボーテ同士の交換や一列前を利用できず、ラウールやカカへ預けるパスが中心になるんですが、その運動量も多くなく、足下へボールを収める意図がはっきりしてしまっているため、激しく当たることを許してしまっていて、正確なポストプレイをさせてもらえないどころか、安易に受けようとしてチェックからボールを失ってしまうのもしばしば見られました。例えピボーテが安定してボールを受けられたとしても、前の選手がボールを何処へ出して欲しいと意思表示をするでもなく、動きながらスペースへのパスを受けるでもない。足下に待っているだけで変化の乏しい攻撃は防ぐには易しいものでした。
加えてヒホンは、積極的にラインの上げ下げをしていました。戻る動きに徹底してついていくことはしていませんが、中央はしっかり固めている。その分、左右は大きく空けていてドレンテはフリーでいることが多いんですが、前述の通りいまいちだったのでそこから脅威になることはなく、ヒホンの左からの攻撃もそれなりにあったことからセルヒオ・ラモスのオーバーラップが遅れて、上がりを待っている間に囲まれたりタイミングを逸しているようにも見られて、全体的に運動量もスピードも遅かったようですね。

ヒホンの攻撃は殆どの時間を通じてリスクを負わないもので、カウンターを中心としていたと捉えても良さそうです。早めにフォワードの抜け出しに期待して裏へフィードを出しているが、センターバック二枚に挟まれて潰される。チャンスらしい形になるのはある程度ドリブルで仕掛けてサイドをえぐった後で、それでもサイドバックを上げることなく一枚で仕掛けているんですが、マドリーのサイドの守備が中盤との連動をしないため、一枚でもサイドバックを振り切れられれば、クロスを上げることは出来る。特にマルセロの守備がハズレの日だったようで、雑で距離を空けすぎているし奪う姿勢も不十分だった。
右サイドバックのセルヒオ・ラモスの部分は、個人で縦のコースを切れて前への突破を減らし、ペペのスピードで裏のケアもある程度は期待できる。さらにグラネロやシャビ・アロンソいったところもサポートを期待できるため、こちらから崩されることは左に比べると少なかったですね。そういう安定した部分もあって、マドリーは右から攻められたときは大きくラインを下げない。そして押し留めたところで、相手に人数を大きくかけて奪っている。ヒホンの突破力では、それを崩していくのは難しいわけで、こちら側からは出来ることなら避けていきたかったですね。

マドリーはもう少し守備から攻撃に移る際に収めるところがあれば展開を得られたのかもしれませんね。フォワードまでは距離があり、戻ってきている選手に合わせてもチェックを受けて収めてくれない。かといってドレンテに渡すとスピードダウンをしてしまい、クリアが通常のクリアで繋げられない。また裏をよく狙われていて、戻りながらの処理を強いられて深い位置で防いでいるのもあるから、より距離が出来てしまう。高い位置の守備が出来るようになったのは後半のある時間帯からでしたし、ヒホンの選手たちが疲労などからパスミスを連発するようになったからこそ奪えていた印象が強く、プレスが効いていたとは思えません。それでもヒホンの後方にテクニックがあるわけではないので、焦らす意味でもチェックを継続して出来ていれば、フィードも防げていたでしょうし、サイドからの攻撃の回数も減らせていたはず。高い位置でミスを誘えていればショートカウンターも出来て、収めどころを探す必要も無いわけで、出来ることなら、後半のミスが連発した時間帯や、ヒホンのディフェンスラインが上げ下げを出来なくなって間延びした時間帯で勝負を決めたかった。

ファン・デル・ファールトが投入された頃には多少修正されていて、ディフェンスラインが上げ下げを復活させて、中盤との距離を縮めていた。安定して中央は守れるようになったものの、選手交代の影響からか、サイドバックの位置が不安定になり、その裏側を利用される環境になった。最後の最後でマドリーは意地の攻撃をしていましたが、形としてはまったくなってなく、精神的なものでしょう。それを上回ったのが、リスクを負ってあの場面でもラインを上げてオフサイドを取ろうとするヒホンというだけでしょう。意志が統一できておらず、危ない場面も多かったんですが、体を張る意識も持っていたからこそ、かな。

オフサイドでゴールがならなかったのかと思ったらカカのハンドでしたか。前半には何度かあの副審に同じく甘いオフサイドの判定で助けられているわけで、帳消しだと思ってます。

セビリアもあれだけ攻めながらあの結果でしたし、チャンピオンズリーグもあってコンディションの違いもあるでしょう。選手がいなかったのもある。それでもマドリーは動きが悪いのではなく、戦い方がはっきりとしない。下相手に支配率は勝っているが、攻め込まれ続けた印象の方が強く、良い試合をされてますよね。

FIFA10 – 製品版の初試合

2009 年 10 月 23 日 金曜日

体験版はそれなりにプレイして何かしら書いた記憶がありますが、製品版になってからは初めてのプレイなので不満点を少しだけ書いておきます。

起動時にもの凄い読み込み音と共に映像が読み込みに追いつかず、飛ぶんですが、これは体験版にはなかったもの。もちろん体験版がHDDにインストールされていて、製品版にはインストール機能がないために起こるものですが、できることならインストール対応、もしくはなんとかこの負荷を軽減する処理をして欲しいところ。

審判の服装が選手と似たものになるのも歓迎できない要素で、バルセロナを利用すると多くの場合に黒色のユニフォームを審判が着用する。となると審判とバルサのユニフォームのコントラストが近くなって、判別が難しくなる。動画の一試合目がその状況でした。チーム同士であれば、ユーザーが変更すれば済む部分ですが、審判は変更できないので何とかしてもらうしかありませんね。

オンラインで対戦をしようとすると、FIFA09にはあったタイムゾーンの選択が無くなっていて、ラグの酷い相手と当たってしまう場合がある。特にバーチャルプロを利用した10v10のものでは、キーを入力してから実際に動くまでに1秒程度のタイムラグがあった。連続してこんな環境になるわけではないにしろ、過去にあった十分な機能を削る意味がわからず、特にオンライン対戦のように回戦の環境が直接勝敗にも影響しかねないので、今後のパッチで改善されることを期待したいですね。個人対戦はしていないのでまだ解りませんが、当分はいつもの人たちとしか対戦しないだろうから気にしない。

体験版と遜色がなかったのは、試合前のロードでしょうか。インストールされているからあれだけ早いのかと思っていたんですが、製品版でも似たような早さ。09よりは大きく改善されていると見ていいようです。

■FC Barcelona 3 – 2 AS Roma
カメラの位置がこれまでの体験版と違っているのは、製品版になって設定をセーブしておけるようになったので、FIFA 09で使っていたものに近いカメラアングルに変更したからです。もちろんどちらの作品でもこれがデフォルトになっていたわけではなく、自分が見やすいように設定しただけですが。

先制点なんかは特に酷い形ですが、二人ともFIFAをやってませんでしたからね。酷い部分墓案弁していただくとして、どうやら今作は裏へのスルーパスが前作以上に通りやすくなっているようです。それを早い段階で見抜かれてしまって、高いディフェンスラインの裏を狙われて失点。あの対応は前作から苦手なままなんですが、この試合はショウ氏の慣れていないプレイのお陰でなんとかゴールをもらって勝ち越し。

■Bayern Munchen 2 – 2 Manchester City
開始から裏を狙われつつ、アデバヨールの強さと早さに対応できなかったり、テベスの動き出しの早さについて行けそうにもなかったり、どうにも難しい気がしていました。で、先制ゴールはよく解らないうちに決まってしまい、結局何がどうなっていたのやら。
で、こちらは強力なウイングを二枚も抱えているんですが、どうにも使いこなせない。体を寄せられては失うばかりで、最後まで本来の力を発揮させてあげられないままでした。
で、スタジアム影になって解りづらいのが難点ですが、ショウ氏が操作ミスなどからキーパーでボールを失いまくり。こちらの一点目も二点目もプレゼントされたものなので、すっきりしませんが、引き分けは引き分け。オウンゴールは特に、キーパーのトラップミスからディフェンダーに所有権が移ったと思ってのものでしたからね。

■Argentina 1 – 0 Russia
どうしてもちびっ子三人のフォワードを使いたくてプレイしてみたものの、それまでの二つのクラブで当たり前に使えていた中央の高さが無くなって弱りました。といっても弱点はそれぐらいなもので、さすがに動き出しも加速も速く、メッシは当たりに弱いものの、テベスもアグエロもキープ力があって使いやすい。あまりにも酷い先制点の取り方はどうかと思うけど、それ以外は使い勝手もよくいい感じ。
今回改良された審判の判定はとてもいいですね。特にペナルティエリア内でのスライディングも正当なものであればきっちりと奪えてファウルになりませんし、そもそもスライディングも改良されているので、両方ともいい方向へ変化してプレイしやすくなってます。

■Benfica 0 – 1 Real Madrid
今回追加されたのが天候でしたっけ。よく覚えていませんが、奥の方が霞むほどの雨。ボールや選手の動きも制限されているんだろうけど、何しろ初めて使うクラブだったので違いはわからず。ショウ氏もマドリーのオールスターな動きに苦労してましたし、どちらの影響なのか。
あとはこれまで散々裏を狙われてやられてきたので、この試合は裏を狙いまくり。マドリーの整わないディフェンスラインも手伝って結構な数を裏へ抜け出せていたのに決めきれず。