Liga Espanola Jornadas 28. レアル・マドリー対アルメリア

■Real Madrid 3 – 0 Almeria
アルメリアはバルサとやったときのように、引いて守り、ペナルティエリア内に入ることを厭わないような守り方ではなく、多少高さを保って守り、単純にリトリートをしてしまわないように修正できていました。そして各選手をスピードに乗せないように守り、マドリーの得意なカウンターをさせないように、蓋をするように動いていました。そうなると裏を狙われてしまうんですが、それを何度かされた後は、サイドをえぐられてしまうとペナルティエリア内に入り込んでしまう場面もあったんですが回数自体は少なく、フォアチェックからカウンターをすることもありました。
ちゃんと人に対してぶつかりに行ってプレッシャーを与え、スペースを与えてしまうことはない。それを容易にしていてのは、マドリーの攻撃が単調だったから。ボールを引き出すための動きを中盤の底から前がやる頻度が少なく、センターバックやキーパーが持っている時に出す場所を探らなければならず、スローダウンを余儀なくされていた。以前のようにカウンター一本を中心に据えているならそれでも十分なんですが、ポゼッションに変わっている現在ならそうも言ってられず、能動的に仕掛けるつもりがあるのならば、どんどんと動いて引き出していかなければならないでしょう。ボールが自分のエリアに来るまで足を止めていたのでは、チャンスになるものもチャンスにならず、フォワードにすらボールを納めることは出来ませんね。

アルメリアはパスの距離を長くして少ない手数で攻める、あるいは人数が多くかかる場面でも、中央から攻めることは少なく、サイドに展開してからクロスを中心として攻めていこうとするスタイルは、ネグレドがいなくても変わらないようです。それだけならともかく、短いパスを適切な距離感で回すこともできるようになっていて、バルサ戦よりは大きく改善されているようにも見えましたし、攻撃的にやっているようにも見えました。マドリーが出来て異なポジションの取り直しもアルメリア側の方が頻繁にやっていて、ボールを受けに下がるだけではなく引き出すために飛び出したり様々なことをやっていて、いい動きしています。縦への動き出しの速さも相まって、個人の技術を抜きにするとするならば、アルメリアの方が評価の出来る戦い方でしょう。

それだけに先制点を与えてしまったのは悔やまれますが、あれはマルセロの右足ですし、セットプレイのあとだった事も考えると仕方がない。そして二点目を取られた場面もそうですね。セットプレイ以外の部分では、問題があるような守備をしておらずマドリーの攻撃も良くない。ゼロに抑えてチャンスをものにしていれば勝ってる試合でもあったんじゃないでしょうか。三失点をしたあとでも自分たちの形を構築しながら十分に攻め、最後の詰めの甘さで、やっぱりそこ止まり。ロッベンにチャンスを与えてしまったのも一度くらいで、攻守両面で満足できる試合なはずなのに、結果は3-0。こういう試合を勝ちきれるようになったマドリーが、リーガ一本しか残っていないのは脅威ですね。

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