2009 年 3 月 のアーカイブ

W杯アジア最終予選 日本対バーレーン

2009 年 3 月 28 日 土曜日

■Japan 1 – 0 Bahrain
この日の日本は、それほど悪かったわけでもなく、良かったわけでもない。修正できている部分もあれば、悪いままの部分もあり、相手が相手だけにそれらがあまり露出することはなかった、と言った方がいいのかもしれませんね。

課題とも言うべき右サイドバックの裏側のスペースは、この試合の布陣で言うならば、守備的ミッドフィールダーの部分が長谷部と遠藤であり、二人とも底の部分を本職としている選手ではないために、中澤が主に担当することになっていました。前半は特にその部分を突かれてしまうことが多く、センターバックがサイドに釣り出されてしまうリスクを背負いながらプレイしなければならず、中央にもし誰かが走り込んでダイレクトで出されてしまえば、中盤がそれでしたから、カバー出来きらずにスピードで振り切られてしまう可能性すらはらんでいました。本来であればサイドバックが上がった後のスペースを中盤の底の選手がカバーする、もしくはセンターバックが行った穴埋めを中盤の選手がし、あるいは逆のサイドバックが中へ絞ってアタッカーがファーサイドをケアする、それらの処置をすべきでしょう。そういう意味では、中盤に守備に専従でき埋められる選手を置かなかったことは不満で、サイドバックが縦の運動量に特化していて中への絞りと守備に不向きな選手ですから、余計にそれが目立っていました。
それに加えて縦のフィードに対する処理も、両センターバックがしなければならない場面が目立ち、裏のケアが不十分なまま競り合うことが多く、もしバーレーンに意図がある攻めをされていれば大きなピンチを迎えることもあったでしょう。特に後半は二度連続で前に出た瞬間に裏を狙われたこともありましたし、センターバックにかかる負担の大きさと責任の大きさを考えると、いくら攻撃的に行くと宣言したところで酷なやりかたであるように見えました。助かったのはバーレーンの拙攻に寄る部分が大きいだけです。
そして後半と橋本が入った前後からはしっかりとその辺の意識を持って守るようにもなり、センターバックが直接ボールを抑えなくても守れるようになりましたが、本来であればこれを試合中通してやって欲しいところ。

立ち上がりはフォワードへ納めるボールが読まれていて、玉田や田中が戻って受けるところへ密着されて潰される場面が目立っていましたが、他の選択肢の少なさを表しているようなもので、せっかくの2トップが別々の動きをしておらず、連動して中と外、前と後ろの動きをしていないせいなのでしょう。中央から攻めてもサイドから攻めても、全ての選手が、縦一直線の動きを多用していて、斜めの動きであるとか、選手同士を交差させる動きが少なく、特に、早く早く、と意図されたカウンターでは顕著にそうなってしまっていました。急ぐあまりに選手が交差しながらボールを引き出してディフェンダーのマークのずれやスペースを潰して新たにスペースを生み出す動きが出来ておらず、マーカーについてこられるだけの余裕を与えていました。フォワードの選手が三枚いることで、サイドに誰かが開いた後に中へはいることは出来ていましたが、フォワードの三枚がいなければ出来ない事の方が問題で、中盤の選手らがそれらに効果的ではありませんでした。距離関係が近く、お互いにボールのエリアに近づきすぎてスペースを消しあっている場面も多く見られ、残念な出来。

守備の切り替えはいつも通りよく、ハードワークではなく自己責任という感じでしたね。自分が失ったものを自分が取り戻す、ボールへの執着心を持っている、とでも表現すればいいんでしょうか。いいことだと思いますし、バーレーンのテクニックのない後方の選手に対しては有効な手段で、精度の高いボールを送らせなかったことが、前述のセンターバックを助けてました。本来ならもうちょっとリズムの変化をもたらして、自分たちがカウンターを仕掛けられる環境を意図して作ってもらえると、リード後の対応としては良くなったんじゃないかと思いますが、それは余分なこと。

で、残念だったのはまたセットプレイでの得点だったことで、あの一定のリズムで得点が取れるかどうかに疑問を持っていたので、そのまま続けていて得点が取れたかどうか、ハーフタイムにどういった指示がされて修正され、どういった結果を生むのかを見たかったのですが、そうはならず残念でした。得点を取るのはまったく悪いことではなく、むしろいいことなんですが、この試合は苦しむ内容でもなく、セットプレイに頼らなければ、という試合展開にすべきでもなかったので、先制点を取っ手からの追加点であれば大歓迎でした。先制点を取らなければならない必死さが流れの中で点を取って欲しく、相手に当たってのラッキーなゴールを「見事なフリーキック」と言われてしまうとがっかりも来る。

さらに余分なことを書くとすると、シュートの判断をもう一つ速く。内田の思い切りのいいシュートがバーを叩いたように、判断の速さが選択肢を生みチャンスにもなるはずで、田中達也の切り返しからのシュートであるとか、深くまで切れ込んでからのシュートであるよりも、もう一段階早いものを期待していて、選択肢を限定されるより前に、如何に相手に選択肢の判断をさせた上でシュートを打つか、どれだけ自分が主導権を持っているか、その点を明確なままシュートして欲しいですね。

余分なことにさらに付け足すと、NumberWebのコラムで書かれているような、つまらなく凝り固まった思考に支配されてはいけない。あれが「スポーツの正しい見方」であるのならば、自分はスポーツを見ることを止めなければならなくなる。クラブチームがなければ代表など成り立たないのだから「代表よりもJ」でもいい。でもあれではそうではないのだから否定しなければなりません。一つ一つ批判をしていくことは容易いけれど、それは本題ではないのでやりませんが。

FIFA09 – 時間差連戦

2009 年 3 月 24 日 火曜日

ガキ氏との対戦をしたと思ったら、今度はその当日中にショウ氏とのオフライン対戦をしました。こちらはそんなに間隔が空いていませんが、オンラインで対戦しただけで、オフライン対戦は久しぶり。相手のカーソルが見えたり、ゲージが見えるのは違和感だらけ。やりやすいんだか、囮に使われているんだか、よく解りません。こちらの動きは見透かされている気がしますが(わら

というわけで、例の如く1Pはleia、2Pはショウ氏です。

■Werder Bremen 0 – 1 AS Roma
大まかな流れも何も、動画になっているとおり徹底的に攻撃されまくり、防戦一方でした。ローマも中央に人数をかけてくるクラブですし、ブレーメンもそう。ブレーメンの場合はそれに輪をかけて中央に人数がいてサイドバックにも攻撃力が足りない。後半になってようやくある程度攻撃を抑えられるようになりましたが、とてもじゃないけれど得点できる気はしませんでした。先の対戦からどうにも引きずっている様子ですね、これは。

■FC Barcelona 1 – 0 Bayern Munchen
本日二回目の対戦カードになってしまいました。自分が先にネタ振りをしてしまっているんで仕方ないと言えば仕方ないんですが(w
前はホームのユニフォームで対戦したので、この試合はアウェー用のユニフォーム。擬似的にホームとアウェーを入れ替えてみました。

先に結果を書いてしまうと1-0での勝利でも前回の結果を合わせるとアウェーゴール差で敗退。シャビが怪我をしたのがこの試合響いていたんですが、そういう展開になってしまいそうな気がするのもまた怖いところ。そしてカウンターも喰らいまくり押されていた時間帯も多い。失点しなかったのは、ショウ氏のシュート感覚が鈍っていてふかし気味だったのとミドルシュートが多かったから。助かりました。

■Corinthians 3 – 1 Manchester City
あの快足シティを止めるために、ディフェンスラインの位置を思いっきり低く設定してみたものの、自分の戦い方の問題からラインが下がってくれる気配はなく、不味い攻めからカウンターで先制点を与え、何度か同じ形を作られて駄目かと思ったら、ラッキーなボールのディフレクトからゴールし、後半から復活したロナウドを。スタミナが35だったり、守備関連がほぼ一桁だったり、とんでもないのでなかなか振るで使えそうにもないので、彼を目的にコリンチャンスを使ってましたが、後半から出すしかなかった。で、後半に勝ち越しゴールを決めたのはセンターバックのお方で、トロフィー「一年に一度でいいシュート」とかを得たり、最後の最後で決めたロナウドには「独壇場の一撃」とか。モチベーションを得るにはトロフィーはいいかもしれませんね。

■Rapid Wien 2 – 1 VfL Wolfsburg
やっぱりというか、なんというか、失点はやはりカウンター。でもショウ氏のミスも毎度のことで、今回は失敗した拍子に「あ」とか言ってしまった固めに直接失点に結びついてしまっただけで、そしてミスで二失点。シュート感覚も忘れてしまっているようで、両方が合わさって致命的でした。

Liga Espanola Jornadas 28. レアル・マドリー対アルメリア

2009 年 3 月 23 日 月曜日

■Real Madrid 3 – 0 Almeria
アルメリアはバルサとやったときのように、引いて守り、ペナルティエリア内に入ることを厭わないような守り方ではなく、多少高さを保って守り、単純にリトリートをしてしまわないように修正できていました。そして各選手をスピードに乗せないように守り、マドリーの得意なカウンターをさせないように、蓋をするように動いていました。そうなると裏を狙われてしまうんですが、それを何度かされた後は、サイドをえぐられてしまうとペナルティエリア内に入り込んでしまう場面もあったんですが回数自体は少なく、フォアチェックからカウンターをすることもありました。
ちゃんと人に対してぶつかりに行ってプレッシャーを与え、スペースを与えてしまうことはない。それを容易にしていてのは、マドリーの攻撃が単調だったから。ボールを引き出すための動きを中盤の底から前がやる頻度が少なく、センターバックやキーパーが持っている時に出す場所を探らなければならず、スローダウンを余儀なくされていた。以前のようにカウンター一本を中心に据えているならそれでも十分なんですが、ポゼッションに変わっている現在ならそうも言ってられず、能動的に仕掛けるつもりがあるのならば、どんどんと動いて引き出していかなければならないでしょう。ボールが自分のエリアに来るまで足を止めていたのでは、チャンスになるものもチャンスにならず、フォワードにすらボールを納めることは出来ませんね。

アルメリアはパスの距離を長くして少ない手数で攻める、あるいは人数が多くかかる場面でも、中央から攻めることは少なく、サイドに展開してからクロスを中心として攻めていこうとするスタイルは、ネグレドがいなくても変わらないようです。それだけならともかく、短いパスを適切な距離感で回すこともできるようになっていて、バルサ戦よりは大きく改善されているようにも見えましたし、攻撃的にやっているようにも見えました。マドリーが出来て異なポジションの取り直しもアルメリア側の方が頻繁にやっていて、ボールを受けに下がるだけではなく引き出すために飛び出したり様々なことをやっていて、いい動きしています。縦への動き出しの速さも相まって、個人の技術を抜きにするとするならば、アルメリアの方が評価の出来る戦い方でしょう。

それだけに先制点を与えてしまったのは悔やまれますが、あれはマルセロの右足ですし、セットプレイのあとだった事も考えると仕方がない。そして二点目を取られた場面もそうですね。セットプレイ以外の部分では、問題があるような守備をしておらずマドリーの攻撃も良くない。ゼロに抑えてチャンスをものにしていれば勝ってる試合でもあったんじゃないでしょうか。三失点をしたあとでも自分たちの形を構築しながら十分に攻め、最後の詰めの甘さで、やっぱりそこ止まり。ロッベンにチャンスを与えてしまったのも一度くらいで、攻守両面で満足できる試合なはずなのに、結果は3-0。こういう試合を勝ちきれるようになったマドリーが、リーガ一本しか残っていないのは脅威ですね。

Liga Espanola Jornadas 28. バルセロナ対マラガ

2009 年 3 月 23 日 月曜日

■FC Barcelona 6 – 0 Malaga
バルサが相手を押し込み、連続した攻撃をできているのは、フォアチェックというわかりやすいものよりも、ボールを奪われた選手がすぐに切り替えて奪おうとする姿勢を強く持っている。そのお陰で、最小限の動きでチェックでき、動きを限定出来ていることが大きいようです。そして周囲も連動をして囲い込み、マラガのカウンターに鋭さがないこともあって、ボールの出所を抑えるのが容易になっている要素でもあるようです。それに加えて、バルサが相手を押し込んでいることで、より多くの人数がそこにいて、チェックが素早くかかるようになっている。そして攻撃に人数がかかり、守備に人数がかかる。いいサイクルのまま状態を保てたのが、押し込み続けシュートを打ち続けられたのでしょう。

他に原因があるとすれば、マラガが低い位置を保ってしまっていることでより多く、より深く入り込めることや、バルサがイニエスタやシャビ、トゥーレ・ヤヤが低い位置を保ち、あえて人数の多いところで回すことはせず、低い位置で回しながら隙をうかがい、ボールに触れながら前線へと上がっていくことをして、リトリートしているマラガの弱点を利用しようとしたことでしょう。そうすることで、相手をおびき出しつつ、ディフェンスラインと中盤との間に少しスペースを作って、入ったり受けたり出来るようにしている。そして、下がりすぎたラインを相手にミドルシュートを多く放ち、次の布石へとしていましたね。

先制ゴールの場面では低い位置ボールを受けて、相手を引き出し、そこから長いパスを預けた。エトーは中盤の低い位置に相手が注目をして引っ張られていたスペースを利用し、ボールを受けに戻ったからこそあれだけフリーで受けることができました。そのエトーについて行けなかったのは、それまで散々打たれていたミドルシュートを警戒したり、アンリやメッシが中に入り込むことが多く、ついて行ってしまうことで、利用されてしまう怖さがあったからそうなったのかもしれない。人数はいるんだけど、いるだけで明確な意図を持った動きが少ないのがこの日のマラガで、それがメッシのゴールの時も、いつ行くのか、というのが選手によってバラバラで、カバーが入ってくることもない。二人で行ける場面がありながら、二人で行かず、個人個人でいっている。だからメッシは抜けてシュートまで打てた。二人が行けると状況は違うことになっていたはずで、ディフェンスラインはリトリート中心にしている。ピボーテがチェックにくるけど、バルサの中盤に引き出されていて後ろからになりやすい。後ろから追いかけられながら前は下がる。攻める側としてはアイデアを出しやすい状況になっていて、パスも視野を広く活かしたものが出せる。

そして前へ行かなければ自由にパスを出されてしまう、という意識が出始めたところへアンリが裏へ抜けてゴールを決めて、前にも後ろにも行けない状況にマラガはなってしまい、勝負はついてしまいました。で、前へ前へとなると、ディフェンスを片方のサイドに寄せられてしまって、逆サイドがフリーになってしまう。ボールへがむしゃらに向かっているなら、それでもパスコースを限定でき、自由に広く使わせないことも出来るんですが、ここまでゆったりとした守りをしてしまえば、こうもなりますね。

この試合で不安材料があるとすれば、シーズン序盤以来久しぶりにアンカーを務めることになったケイタだったんですが、そこを突かれてしまうほどの攻撃をマラガが出来なかったので、あまりその部分を注目しておくことも出来ませんでしたが、後半途中から攻撃を受けた場面では抑えきることができず、センターバックに入ったカセレスは成長具合をアピールできたのは良かったんですが、アンカーの部分は、トゥーレ・ヤヤ、イニエスタ、シャビの怪我で今後に向けての不安。特にイニエスタがいなくなった後からは、グジョンセンのポジションの取り直しが遅いのでタッチ数の少ないパス回しで相手陣内でボールをキープし続けることが出来なくなり、守備の時間帯が増えた。そしてカウンターを受けるようにもなり、大量得点からスローダウンしたと言うよりも、中盤がポジションを取り直す頻度の低下から上手くいかなくなっただけ。
いざとなればマルケスをアンカーにしてしまうことも出来るけれど、現状の生命線がフォワードの得点力よりも中盤の構成力にかかっているために、不安だと言わざるを得なくなりました。

FIFA09 – 対戦相手は久しぶりのお方

2009 年 3 月 22 日 日曜日

対戦そのものも久しぶりですが、オフラインの対戦動画自体久しぶりですね。今回の対戦相手はガキ氏で年度末ということもあって、やっとの事でオファーし続けていた対戦が出来ました。試合勘の部分で相当に駄目になっているので馬鹿試合みたくなっている部分がありますが、対戦している当人が楽しかったので下手くそでもスルーで。
三試合の全てで1P側がleia、2P側がガキです。

■Bayern Munchen 0 – 2 Juventus
対戦をやってなかった以前に、FIFAを起動すらしていませんでしたから、アップデートもしなkればならず、トロフィー対応になっていたのを知ったのもこの試合でした。動画を編集している身からすると試合中に「トロフィーを獲得しました」の表示は邪魔くさく、実際にプレイの妨害をされる場面もちらほら。日常的に獲得できてしまう部分は消化しておかないと大変なことになりそうです(わら

形としては、自分がある程度攻めてもシュートまでいけず、カウンターを受け、つなぎの部分でミスをして攻撃を受け、というのが主なところ。失点もバックパス後の処理をミスして焦ったところを冷静に決められて終わり。毎度の事ながら…

■Villareal 0 – 0 Arsenal
各選手のパワーの違いにやっぱり愕然とさせられるのはリーガを使っているとよくあること。特にこのビジャレアルのフォワードたちは、今回幾つかチャンスになりそうな場面を迎えていても、横から屈強なディフェンダーに寄せられるだけで前に入り込まれてしまうことも多々ありまして、結局シュートまで持っていけませんでした。決定的な回数はガキ氏の方が多く、自分は何となくシュートを打てているだけ。両方とも二点が入らなかったのは運がよかったとしか言いようがありませんね。

■FC Barcelona 1 – 2 Bayern Munchen
先の対戦カードがそうだったので、こうなるんじゃないかと思ったら、思った通りチャンピオンズリーグの組み合わせになってしまいました。とにかくバイエルンを相手にするのは得意ではなく、自分が使っているだけに抑えづらさとかもよく解る。さらには、そこにガキ氏の得意な、それでいて自分の苦手なカウンターが加わるのだから言わずもがな。

最初のピンチがキーパーとディフェンダーの連携が出来ていないことによるミスなあたりは、実際にも起こりそうで嫌な予感。
内容自体は押していて、得点できそうなチャンスを迎えながらも、自分自身の思いきりの無さがシュートにも現れていて得点できず、トニも含めて止められずに、きっちりと決められて失点。訳のわからない(ガキ氏が理由もなくスライディングなんてするから)PKがあったけれど、それも決めることが出来ずに、もうだめぽ。と思ったら決まる。そしてその後のもっと決定的なものは決められない。と、自分でもよく解らない(わら

睡魔に負けて何を書いているのかわからない…

チャンピオンズリーグ地獄の組み合わせ

2009 年 3 月 20 日 金曜日

チャンピオンズリーグ準々決勝の組み合わせが決まりまして、もう既に多くの方がご存じの通りに悲喜こもごもな組み合わせになったわけですが、まずはそのおさらいから。

マンチェスター・ユナイテッド v ポルト
ビジャレアル v アーセナル

バルセロナ v バイエルン・ミュンヘン
リバプール v チェルシー

ユナイテッドの抽選結果はもうファンからすれば僥倖としか言いようのないものでしょう。ポルトがいくら実力を持っていたとしても、残っているクラブの名前を見て、選手の名前を見れば一段劣ると取られるのは仕方のないことで、こう言われてしまうのも仕方のないところだと思います。

そんなことを書くつもりはなく、問題は下の4つのクラブ。このブログを見ている人にとっては、自分がどのクラブを応援しているかは分かり切っていることでしょうから、このエントリが書かれることも予想できたかもしれません。

もちろん第一に考えるのはバルセロナのことで、この組み合わせが決まるまでは、あわよくばバルサとバイエルンが別のグループに入り、決勝で戦うようなことになってくれれば、ユーロの時のようにどちらが優勝したとしても楽しめる最高なものに”個人的に”なるはずでした。最低でも準決勝で戦う程度になってくれれば、と思っていたら、その一つ前からつぶし合うとは……。より前向きなとらえ方をするとすれば、必ずどちらかは準決勝にまで進むことが出来るということ。最低でも自分が興味を失う段階が先送りされた、ということでしょうね。

ただ、そこを勝ち上がったとしても、リバプールかチェルシーの勝者であり、どちらが勝ち上がってきたとしても、トーナメントで戦いたくない相手であることには変わりがなく、どちらの応援すべきクラブが勝ち上がっていたとしても嫌な相手であることには変わりがありません。ですので、そこは書きません。なるようになる、としか言えませんから。

雑にバイエルンとバルサの対戦の予想をしてみましょう。

バイエルンの弱点があるとすれば、守備の部分。特に中盤の底を担当するファン・ボメルとゼ・ロベルトの部分でしょう。機動力が無く、戻るスピードが遅く、センターバックのカバーが出来ないファン・ボメルとディフェンスラインの間にスペースが空きやすく、メッシやイニエスタらに入り込まれてしまえば、いくら優れたセンターバックが待ちかまえていたとしても、最もリスクの高い守り方をしなければならない状況を作られてしまいやすく、裏へ抜けられて失点する危険性は高くなるでしょう。ゴールキーパーのレンジンクが飛び出しの判断と勇敢さに優れたキーパーであれば、その部分をカバーできるのかもしれませんが、彼に裏のケアを任せることは出来ませんから、守備の改革がなされず、バルサが上手く攻撃することが出来れば得点をすることは容易いでしょう。
右のダニエウ・アウベス+メッシと左のラーム+リベリーの主導権争いは見物かもしれません。ただし、クローゼの戦線離脱の影響は大きく、ポドルスキとトニの組み合わせで挑むことになれば、フォアチェックに期待が出来ずに、バルサを抑えるための重要な要素であるセンターバックからの組み立てを容易にしてしまう可能性があり、中盤中央に選手を置いていないため、アンカーの部分にももしかするとプレッシャーがかからなくなってしまう可能性がある。そうなると一気に展開力を発揮できるバルサが有利。ただ、そう簡単にいかせないのがバイエルンで、カウンターの鋭さを考えれば、バイエルンの方に武があり、各部分の頑強なプレイと我慢強さ、戦術面で臨機応変さと対応が出来れば、楽にバルサを倒してしまうこともあるでしょう。

個人的にはアンリが如何にオッド(あるいはレル)を潰して攻撃面で活躍できるかが重要になるような気がしていまいす。そこを潰してしまえば、どの局面でもバルサの攻撃にかける枚数と状況が上回れるので、あるいは一方的な試合になるかもしれない。無いとは思いますが。
いずれにせよ、有利な状況にあるように見えるのがバルサですが、状況を全く関係なく戦えてしまうのがバイエルンであり、監督もあって、チャンピオンズリーグに特化しているクラブよりもある意味では厄介かもしれない。

第1戦は4月7日と8日に行われます。皆さんお忘れ無く。

組み合わせの大混乱と落胆っぷりがよく伝わるエントリになったかもしれませんね。

Liga Espanola Jornadas 27. アルメリア対バルセロナ

2009 年 3 月 16 日 月曜日

■Almeria 0 – 2 FC Barcelona
久しぶりにコパ・デル・レイを除けばボヤンが先発をしていたんですが、動きの質はいまいちでした。フォワードにアンリもいないことから、前線にまるで高さがないこともあって、ケイタが積極的に飛び出していましたが、それに上手くボールを出すことも出来ずに、苦労したのもそこに一つの要因があるのかもしれません。
ボヤンがボールを受ける前の動きも、特に裏を狙えたり、こぼれ駄目へ反応できる位置にいるべき選手なんですが、サイドに逃げてしまっていたり引いてボールを受けに戻ってしまったり、攻めてサイドバックの裏を狙いボールを相手の裏へ出させる動きをしているならともかく、消極的とも言っていいほど、ドリブルもせず、飛び出しも、シュートも思い切りがありません。昨季のような何も恐れずにすることはせず、そのために裏への飛び出しをケイタに頼らなければならず、人数をかけたアルメリアには長距離のランニングも捕まえられてしまい、効果的ではなかった。そしてパスを出すタイミングも詰められてしまった。そう感じてます。ただ、ケイタの飛び出す動きは無駄ではなく、高さと裏へ抜ける動きの意識付けには役立っていて、アルメリアを後方に押し下げる一つの要素にはなっていました。その後、イニエスタやメッシらがドリブルを仕掛けるようになり、さらにラインを押し下げていたのも、裏への飛び出しが、一つとはいえ存在しているのは大きかったはず。そしてイニエスタが中へ切れ込んだり引いて受けながら、シウビーニョを上げてワイドに使い、逆サイドを含めて大きな展開をしながら、中も利用する。戦い方としては効果的もののはずだったんですが、アルメリアにとってはそれでも十分予想されたことらしく、きっちりと守備体系を崩すことはありませんでした。

アルメリアは、ロングボールを主体とした攻め方を中心にしていて、バルサに押し込まれてしまっても、フォアチェックを受けることなく次への展開をすることが出来る。他の選択肢としては、サイドを深くえぐりクロスで勝負をするなど、中央で人数をかけて奪われるのを避け、バルサが無理に奪わず遅らせることを選択するような攻めを中心としていたお陰で、バルサがリトリートをし、守備一辺倒になるのを上手く防いでいました。個人的にはお世辞にもいい守り方だとは思えませんでしたが、ペナルティエリア内へ入ることも厭わない守り方で、ともすれば5-4-1になっている瞬間すらある引いた守りは、サイドを利用させてクロスを上げられても高さのないフォワードに対する守備としては問題なく、問題があるとすればドリブルで仕掛けられることでしたが、この日のバルサには縦へのスピードが無く、脅威の度合いでは低いものだったのが、前半をしのげた一つの理由。それと相変わらず素晴らしい反応をするヂエゴ・アウヴェスのお陰でしょう。

バルサは全体的に押し込んでいるように見えながらも、横の展開が多いだけ出たての動きはパスもドリブル少なかった。そして展開するスピードも、パススピードも遅く、マークするだけの余裕を与えてしまっていて、戻る時間もあるために人数の多いところへ入り込んでしまい、オフ・ザ・ボールの動きでどうにか出来る葉状体ではに所にまで足を踏み入れてしまっていました。別にカウンターをすればいいというのではなく、早く動き、パススピードを上げて前へ展開し、前を向いたままプレイできるように意識をつけながら、前へ挑む姿勢を持っていけばいいだけのこと。先制点や二点目の部分の最初ようなプレイが連続して出来ていれば、前半から得点は出来ていたでしょう。チャンピオンズリーグの疲労などもあるんでしょうけどね。
得点の部分は、その動きこそ良かったものの、個人のアイデアと運で崩した部分が大きく、チームとしてはいまいちかもしれない。

そこからは、アルメリアはそれまでのように引いて守ることが出来ず、得点を取らなければならなくなったために、バルサが延々とボールを回しているだけで良くなり、奪いに来たところを少し動くだけパスコースが作れ、渋滞が緩和されたエリアに入っていくことも容易になり、前へのパスもチャレンジもある程度出来るようになった。リスクを冒す必要がないので必要以上にやりませんでしたから、得点を得るチャンスこそ訪れませんでしたし、交代などをし始めたあたりからは、この試合の本筋から大きく外れてしまったので書くことはもうありませんね。