2009 年 2 月 のアーカイブ

Liga Espanola Jornadas 23. ベティス対バルセロナ

2009 年 2 月 15 日 日曜日

■Real Betis 2 – 2 FC Barcelona
やっとのことでミッドウィークにコパ・デル・レイらの試合が無かったと思ったら、今回は代表の試合があって、十分な休養は得られませんでした。ただ、ローテーションを使えるほどメンバーが戻ってきたお陰で、前節無理をして出場をしたプジョルを休ませれましたし、長距離移動だったマルケスも休ませられた。ただこうなってしまうと、経験のある選手と若手という組み合わせが出来ず、最後尾でのファウルの数やライン形成、クロスの対応もいまいち。ただ、その分ボールを持ち続けることでリスクを減らしていこう、としているのが見えましたが……、何しろセットプレイで失点するのはいつものこと。

ベティスの守備はプレッシングというよりも追い回すことが主な仕事で、ハーフウェーラインが一つのスイッチとして機能していたようでしたが、前半の早い段階でそれも辞めなければならなくなりましたね。バルサがその間はシュートまで持っていくことを主体とせず、ダイレクトやワンタッチでボールを回し続けることを目的とした戦い方に変え、どれだけ追い回しても奪うことは出来ない、という意識付けを上手くしていました。過度の消耗は避けたく、奪えないものを継続できるはずもなく、徐々に後方へと守備エリアを押し下げることは出来ていたんですが、ベティスの守り方が後方に下がるにつれ、前方のウインガーが長距離のディフェンスを嫌がって残るために、皮肉にもカウンターが機能していくようになってましたね。オフサイドだった三点目になったように見えた部分もそうでしたね。

バルサがワイドに使うようになった影響から、イニエスタやフレブのドリブルに対するサポートが薄く、シャビやケイタにも同じようにサポートが薄くなってしまっていました。特にイニエスタのドリブルが効果的にディフェンダーを翻弄していても、近くにサポートがいないためにパスコースが何処にもなく、ドリブルで仕掛けるだけになってしまって、中へ入っていく間に人数がかかってシュートコースさえも失ってしまうことが多い。縦に突破をしようとしても同じ事で、ケイタとセルジ・ブスケツにいい動きが出来ていないのが大きな要因でしょう。だからこそ、PKをもらうためだけのプレイをしなければならなかった。運良くPKをもらえましたけど、あれはシミュレーションと紙一重ですから、イニエスタにカードを出されてしまう可能性も強くあった。右にメッシが出場しているときのように、コンビネーションからドリブルの可能性を広げていくことができればよかったんですが、その後の交代投入された後は、サイドでサポートをしながら切り崩していく意識よりも、中に入って得点を取りたい意識の方が強くなってしまい、イニエスタが中盤に下がったこともあって左のサポートの回数は増えましたけど、距離感が悪く相手のマークを引きはがすほどの効果はなく、むしろマークを集中させてしまうような悪影響もちらほら見られました。そして後半も時間が経過していくと、ボールを受ける選手の足が止まり、相手のディフェンダーの足も止まっていることで、妙な密集状態が出来てしまって、裏のスペースが消えてしまっていました。

なにはともあれ、あれだけのシュート数がありながらPKの一点、そしてエトーの恐るべき個人技で二点目を取れただけで、支配率も含めて圧倒しているんですが、とにかく、ベティスの守備が中央を固めたものであること、バルサが外からの攻撃を厚くできないこと、リカルドの神懸かりセーブ連発も含めて、よくもまぁ、あれで同点に追いつけたものだ、というのが印象。素直にこの試合は負け試合だったと思います。支配率とシュート数はともかく、内容としては今後に悪影響を及ぼしそうなくらいに悪かったのですから。

Be A Pro シーズン – Season 08/09 #05

2009 年 2 月 14 日 土曜日

後半戦に入って得点ランクを眺めてみたり、順位表を眺めてみたりする余裕が生まれてきていますが、まだまだ難易度はプロのまま。ぬるい状態でやっています。もちろんそのお陰でゴールできていることを自覚しつつ、まだまだ難易度を上げる気にならないのはフォワード生活が短すぎるから。色々と覚えなければならないことは山のようにあります。実践できるかどうかは別として。

まだまだ前回対戦した時はリザーブだったクラブ、ビーレフェルトとの対戦で、純粋に二度目の対戦となるところはありません。ただ、リザーブの時に相当ファウルを受けた記憶だけはしっかりと刻まれていて嫌な感じ。でも我がボルシア・メンヘングラッドバッハもかなり激しいチームで毎試合のようにイエローカードが出てます(わら
最初のチャンスもエグいファウルまがいのタックルからでしたし、自分がなんとか先制点を挙げたあとには退場者が出て数的不利にまで。その後は1トップになって自由は増えたんですが、そこへ至るまでのボールが抑えられてなかなかチャンスにはならず。ポストプレイの出来る相棒を下げたということは自分にポストプレイを求めているわけではない、と勝手に解釈してカウンター一発狙い。スタミナが少なかったんで、キープしていた方がよかったのかもしれませんが、ロスタイムに一点返されるも、そのショートカウンターで奪った一点のお陰で勝利。2-1。

さて、ここで運命のバイエルン戦。実はメンヘングラッドバッハはこの時点で首位。先の試合で首位を奪取したんですが、直後にこの2位へ転落したばかりのバイエルンとの直接対決。1ポイント差しかなく、負ければもちろんあっという間の二位転落が待っているわけです。
リザーブリーグですら苦労した相手なのに、どうなることやらと、気合いを入れながらも不安だったんですが、まさかの先制点。一度は奪われたボールを見方に拾ってもらって、さらにアシストまで。普段は呼吸が合わず嘆いているマリンからのアシスト。自分のゴールではないにしろ二点目も入り、まさかの0-2で勝利。
自分自身は、止められ、引き倒され、削られと、動画になっていないところでは醜態をさらしまくっていたわけですが、チームの勝利には貢献できたようで一安心。

リザーブ最後の相手だったヴォルフスブルク。この次からはトップチームで対戦した相手になるんですが、リザーブでバイエルンと同じく苦労したのがこちら。中盤に構成力があってボールが来る回数が少ない。そしてパワーもあるディフェンダーで簡単には突破できない苦手な相手です。ゴール自体は平凡。キーパーから一本ってあたりが自分らしい。
見せ場は恐らくそのゴールだけで、あとは追いつかれ。いい位置からのフリーキックも精度がないので真正面に蹴るしかなく、シュートパワーはプレイスタイルの関係上さっぱり無いのでチャンスを無駄にした印象しかありません。

が、この試合のあとに代表監督からコメントを頂き、「PIXIEはなかなか面白い存在だ」と代表の注目株として評価を上げた様子。そしてなんと丁度いいタイミングで国際親善試合が組まれていて、B代表を飛ばしてA代表招集ヽ( ゚∀゚)/
監督は色々試す機会だと捉えていて、そのための実験材料の一人として招集してくれたようです。ただ心配なのは、相手がリアルカンフーサッカーでお馴染みの中国だということ。普段から削られているとはいえ、程度が違うからなぁ。と心配しながら代表デビュー。

フォワードの相方はクローゼで、司令塔はバラック。奮起して早速のチャンスをものにしようとしたところへ、心配していたとおりのカンフーで止められ、相手にはレッドカード。これで完全に闘志に火がついてしまって「アジアごときならごり押しで点が取れるわ」とばかりに先制点を叩き出すと、ドペルパック、ハットトリック、そして4点目まで。もっと決定力があればもっと得点を取れていたでしょうね。相手のキーパーが下手だとこうまで決まるのか、というぐらい決まりました。その上、要求するよりも先にボールが出てくる周囲のレベルの高さも、さすが代表というぐらい。
味方の技術が高いと自分の欠点もよく見えてくるもので、パスの技術もジャンプも色々不足してます。今回は相手が弱かっただけなので、恐らく他の代表との対戦なら苦しかったでしょう。でも評価点は10.0、4得点とんでもないデビュー戦になりました。ありがとうカンフーサッカー(・∀・)ニヤニヤ

代表帰りですぐのレバークーゼン戦は、開始早々に代表戦のあの勢いのまま先制ゴール。
後半はまったくのスタミナ切れで、走ることもパスを出すこともままならず、追いつかれたあとに突き放すゴールを決めることは出来ずに引き分け。
代表の試合もあったことだし、スタミナが足りなくなるのは仕方ないか。ただ、個人的に成長を感じられたのは、あれだけトップデビューで苦戦して引き倒されまくった相手に何とか耐えられるようになっていることや、パスが狙ったところにある程度出せるようになっていることなど。相変わらず、アドラーに特攻している部分もありましたけど(わら

チームは2試合連続引き分けで二位に後退し、バイエルンに首位の座を譲り渡してしまいました。一位はバイエルン45pts、ボルシア・メンヘングラッドバッハは1ポイント差で追いかける二位。三位以降とはポイント差があり、今は一騎打ちにも似た状況。
近年の成績からするとこの状況は驚くべきもので、自分はチーム内得点王ということもあってか、ファンからの人気が急上昇らしい。監督曰く「チーム内で一番人気」とのことで、ステータスも「ファンの人気者」になりました。つまりアレですね、ケルンにいた頃のポルディ王子状態。

ええと、PIXIE最近の活躍もあって総合値はようやく79。レーティングは8.3、ゴール数は12。
一年目の選手としては十分すぎる成績で、得点王争いでは二位まで上昇。トップのクローゼとは6ゴール差に縮まりました。

W杯アジア最終予選 日本対オーストラリア

2009 年 2 月 11 日 水曜日

■Japan 0 – 0 Australia
負ければ監督解任だとか、一部のスポーツ紙が書き立てていますが、恐らく負けても解任はないんでしょうね。犬飼氏が発言した部分からすると「ホームで負けたら致命的」というだけであって、それはグループの行方を示唆するものかもしれない。だとしたら、負けても解任でも更迭でもなく、多少の変化をもたらすことはあったとしても、原博実氏が技術委員長という不可思議なポジションについたことと関係しているのかもしれません。
何にせよ、マスコミが解任論側についたのは”今回だけは”嬉しいことですが、彼らの方向からすると、いつものことなので何も信用できませんね。視聴率を上げるための手法として使っているだけかもしれませんし。

日本の戦い方としては、先日のフィンランド戦と何も変わらず、ディフェンスラインの前では勝負をかけずに、ディフェンスラインの裏側へボールを出すことを中心としたものでした。それに対して、田中達也と玉田が中心となって飛び出して相手の裏側をつこうとしたものでしたが、あまりにも単調な攻撃で人数をかけたものではありませんでしたから、センターバックが二枚でチェックとカバーをするだけで防がれていました。希に長谷部ら中盤の選手も飛び出していましたが、それらと同時にフォワードの二枚が連動することはなく、連動できても一枚だけ、というのではいくら裏を狙い続けたとしても難しいでしょう。それ以外でのボールを保持している場面も、ハーフウェーラインをボールホルダーが越える場面は少なく、ディフェンスラインと中盤の底を担当する選手らがプレッシャーを受けず、相手も動かせない位置でちまちまと回している程度。
あとはサイドを中心としたもので、人数こそかけても全員が前に集まってしまっていて、サイドバックがミッドフィールダーやフォワードがボールキープしている後ろから追い越してマークにずれを生じさせるものではなく、彼らもまたアタッカーの一員として高い位置をとり続けてしまっているがために、相手のマークに変化をもたらす要素が無く、サイドから厚く攻撃しても打開力として利用できるものではありませんでした。後半に何度か、長友が後方から追い越して相手を引きつける動きをしましたが、それを左右両方で徹底できなかったことや、左に人数をかけたときに右が楽な位置取りをして得点に直結する動きを出来なかったことも、問題としてはありそうです。
とにかくベンチからの指示は「早く」「早く」「早く」。変化をつけられるプレイを要求することもなければ、遅攻から如何に変化をつけていくかではなく、とにかく早く、というのでは相手は引き分けでもよく、攻撃に人数をかけていないのだから崩せる要素は少なく、可能性としてあったのは後半40分過ぎたぐらいのものでしたね。

守備に関しては、オーストラリアがあまり運動量を出さずに攻めることもしなかったので見るべき部分はありませんでしたが、ケーヒルがワントップだったのは好材料でした。どうしても純粋なフォワードとしてのそれではありませんでしたから、彼のポストプレイを要求するスタイルで攻めてきている間は、日本のフォアチェックと連動した中澤のマークによって、容易にポストプレイをさせずボールを受けさせる量を極端に減らせていました。ただ、問題はその部分が前半途中から緩くなってしまい、カットできていたものがカットできなくなり、ポストプレイできていなかったのがパスを出せるまでになり、密着していたマークがずらされてきたのは危険な信号だと見ていいんじゃないでしょうか。この部分を抑えられているからこそフォアチェックが機能しているので、ここがきちんとボールを納められてしまうと、後方からの押し上げをさせてしまい、全体が押し込まれて前からのチェックができない位置にまで下げられてしまう。あまり納められていない状況ですら押し下げられていたのだから、その辺は推して知るべし。後半開始時には元に戻り、そのまま修正されたままを継続できていたので、いくら引き分け狙いだったとはいえ、多少はマシな守り方が出来ていた。
そして、フォワードの消耗は、オーストラリアのセンターバック二枚が深い位置を取り、距離を広げてパスを回すことでフォワードの追い回す距離が増え、それに連動した中盤のチェックを要求してもロングフィードや普通のパスですら通されてしまうのだから、ここの消耗はかなりのもの。特に裏へでる行為も繰り返しているから、相当に厳しいんじゃないかと思うわけです。

クロスの出所を抑えられず入れられたり、相手が攻めの姿勢を強く持っていなかったからこその無失点だという気もしましたね。日本が得点を取れなかったのも、オーストラリアが得点を取れなかったのも妥当な結果でしょう。チャンスらしいチャンスはどちらにも無く、結果としても一番面白くないものになってしまったのも残念ですね。どちらかに勝敗がきちんとついていれば、それなりに何らか書くことがあったんでしょう。

Liga Espanola Jornadas 22. バルセロナ対スポルティング・ヒホン

2009 年 2 月 9 日 月曜日

■FC Barcelona 3 – 1 Sporting Gijon
さぁ、ついにディフェンスラインがメンバーが足りずに崩壊するか、ただヒホンにそれが突き崩せるかどうか、という期待をしていたら、ダニエウ・アウベスがカードの取り消しで出場できる状態になり、センターバックにはカセレスとプジョル。怪我で間に合わないはずのプジョルが出場しているんだから、相変わらず無茶な人ですヨ。コンディションの面は万全な動きはしておらず、スピードを出せず、スタートも遅く、横への揺さぶりも多少不安がある。それを補ってあまりある闘志のお陰でなんとかなってますが。

ヒホンの守り方はバルサの中盤、アンカーから先には、スペースを与えないようにマークに付いているが、それが即ち戻ってくる選手にもぴったりと引っ付いてくるマンマークをしているのではなく、場所を守っているだけに近い。そのエリアに入ってしまえば苦労するものの、そこを避けてサイドへ流してしまえば比較的プレッシャーは緩く、縦への突破も出来るので不安はないんですが、セルジ・ブスケツの部分は明らかに抑えられており、テクニックのないプジョルとカセレスでは、マークの緩いウイングへのフィードが決まらない。
アンカーの部分は多くの場合に固定されていて、上がっていけばカバーに入ることはあっても、メインのポジションチェンジをすることは少ないんですが、この試合はシャビがセンターバック二枚のカバーをするためにアンカーの位置にはいることがしばしば。セルジ・ブスケツのここ最近のパフォーマンスには個人的な不満があって、この試合も彼の特徴だったはずの動き直しが極端に遅く、フリーになるための無駄な動きが少なくなってます。動いてもセンターバックの二人が出せる位置に動かず、もっとテクニックがなければ出せない位置でフリーになるなど、必要とされている動きをあまり理解できていないかな、と思うわけです。だからこそ、ここ最近の厳しいファウルを多用するはめにもなっているわけで??。トゥーレ・ヤヤも同じくポジショニングに難がある選手ですから、マルケスかガブリエル・ミリートが後方にいないと少し厳しいかもしれない。本来の動きを取り戻せばセルジ・ブスケツは十分に出来るんでしょうけど。

カウンターから4枚。全員が諦めることもなく手を抜くこともなく全力で走りながらのカウンターで、数的有利を保ちながらあの勢いを一度も停滞させずにゴールを奪うんだから、もう手がつけられませんね。セットプレイだからといって人数をかけてしまうとこうなると言わんばかり。

ヒホンの方も、奪う位置やボールを出す位置も悪くないんですが、縦に展開するスピードが無く、どうしても相手の裏へ多く飛び出していく選手がいない。皆がカウンターを恐れているし、バルサの攻撃に移った際にどう守るかを考えていて、持ち味であるはずの攻撃は見られません。もしプジョルが出場できていなければ、もう少し不安定な守備からチャンスを作れていたのかもしれませんが、動きはともかく彼の危機察知能力によって防がれている部分が多く、これまで不安定で評価の上がらなかったカセレスもそれにつられるように、そつなく守備をこなしてますよ。プジョルが交代したあともアビダルと共によく引き締めていましたしね。
他ではアンリが目立って守備をしたこと、セルジ・ブスケツがカウンターになる部分を抑え、イニエスタはボールを奪われず、ダニエウ・アウベスが縦横無尽に攻守に動いていた。

内容でバルセロナが圧倒していただけにもう書くことはないぐらい。セットプレイのこぼれ球を押し込まれたのは仕方のないことで、そこからヒホンがようやく持ち味を発揮し始めたのも含めて許容範囲。欲を言えば、その後に一点を決めて相手の戦意を挫いて、完全な勝利を収めて欲しかったけれど、それは欲が深すぎる。

勝っている試合っていうのはなかなか書くことがないんだよなぁ。

Liga Espanola Jornadas 22. レアル・マドリー対ラシン・サンタンデール

2009 年 2 月 8 日 日曜日

■Real Madrid 1 – 0 Racing Santander
ガゴが出場停止でどうやって守備的に運ぶのかと思いきや、ファン・デル・ファールトを起用して、いつもよりも攻撃的にアンカーとしてラサナ・ディアラを置いているだけ。ハビ・ガルシアではないんですね。対するラシンの方もムニティスを欠いているために攻撃力はダウン。

フォアチェックのスピードは、マドリーもこのところ前半のさらに半分程度という時間限定ではあるものの相当にあったんですが、この試合は完全にペースを奪われており、それをやるほどのペースを握れていません。さらに多くの部分でラシンはセットプレイやジギッチの高さを考えてゆったりとプレイしていることも、フォアチェックのスピードを出せない要因でもあります。ただ、そのジギッチもスピードやスタミナの面では難があり、彼を活かすことだけを考えてしまうと、カウンターの時にスピードを失う要因にもなっていて、数的有利だった場面も、彼が上がりいいポジションを得るために時間がかかりチャンスを失ったことも何度かありました。ただ、それ以外の方法を使おうとしてもチテにキープ力が無く、ポストプレイを得意としていないので、預け所としては相当な不満が活用することはなかなか難しい。ジギッチを囮として使ってそのあとに、というのもまた上手く周囲との呼吸が合わずに成功例が少ない。セットプレイであってもその辺は同じで、かなり多い回数セットプレイを得ているにもかかわらず、ジギッチに合うことも、それを囮に利用した攻撃も上手く出来ず、得点の匂いはしないまま。

ラシンの守備は的確で、特に中盤が守備に回ったときにしているコースの切り方はすばらしく、最後尾からの構築を容易にさせず、特にラサナ・ディアラが一枚で守っている影響から、組み立てる場合にもその位置に人数が足りず、コースを切られてしまったところへ受けるために戻る選手も少なく、後方でボールを回す機会も多いので支配率の高さは話半分程度に見ておくべき事でしょう。ロッベンもインフルエンザの影響からスピードも切れもなく、そしてポジショニングが何よりも悪い。受ける位置から仕掛けることも出来なければ、ゴール前へ入る位置も。そのお陰で「戦術はロッベン」だったここ最近の傾向からは違う展開になったのは確かですが、相当に苦しんで見えたのもまた確か。ロングフィード一発で得点を取ってしまうのは、哲学の違いですかね。非常につまらなく興奮も何もなかったし、ロッベンが使えない中でどういった崩し方をするのかを見ていた自分にとっては失望にも近かったです。

トーニョが上手く防いでいる部分が多いにしろ、後半、特にロッベンが下がりフォベールが入ってからは攻めている回数そのものはラシンの方が多く、時間が経過していくにつれてラシンの攻撃機会が増えたのもまた事実。フォベールは快足が売りだと聞いていましたが、リーガ初戦においてはそれが目立つ機会はなく、その機会はあってもパスで逃げて精度のないものが相手に奪われたり、ドリブルをしてもスピードのないはずのラシンに追いつかれたり、カメラアングルの違いから早く見えていただけでは? と勘ぐりたくなる。まだ馴染んでいないとはいえ、オドンコールやエティアン、マルティン・ペトロフを見たときのような驚きは何一つありませんでした。

ジョナタン・ペレイラに対応するエインセはたびたびラフなプレイをしているんですが、前半最後のプレイは非常に心証が悪いにもかかわらずカードが出ず、それ以前にもやっているためにどこかで出るかと思ったんですがそれもなく、セルヒオ・ラモスが相手の後頭部を叩きつけたプレイでも出ず、試合終了まで一度もエインセにカードが出なくて胡散臭い。まぁ、カードの出し方の基準はともかく、カード自体はよく出ましたが。

やっぱりラシンは難敵。どこのクラブにとっても難しい相手ですヨ。

FIFA09 – ごり押しを体験してきました。

2009 年 2 月 7 日 土曜日

クラブマッチ二戦を消化したんですが、一試合は相手が切断して逃げたために不戦勝扱いになりました。その動画も一応収録していますが、きっちりと自分たちの勝利に加算されていたので一安心。今回の二試合は自分はANYです。どうなるかは予想通り。

ところで、先に書いておかなければならないのは、ドレッシングルームでの事なんですが、一応全員(といっても自分を含めて3人)にクラブの管理権限を与えているんですが、その影響からドレッシングルームで一番上にいる人がゲームキャプテンになってしまうんです。この試合の一試合目はクラブチームを変更するために自分が一度外へ出たためにショウ氏が一番上なり、彼がキャプテン扱い。二試合目はガキ氏がキャプテン扱いになってしまいました。つまり「ANYの人が一番上になるように出入りしなおしましょう」ってことです。ご協力よろしくおねがいします>ショウ氏

■FC Bayern(Players) 3 – 0 Juventus / 途中切断による勝利
前述の通りANYでプレイしているにもかかわらず、自分の設定が出来ないために大弱り。バイエルンのデフォルトの戦術では穴があるので、そこを修正してプレイするのが慣例なんですが、それができないためにgdgd。そして相変わらず最後尾でミスして失点しそうになったり。ただ最初に選手で得点を取れて当たり前の状態なのに、確実に点を取るためにシュートを打たずにパスをするのは情けない。
そしてオフサイドになった途端切断されて試合終了。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
あれだけで諦めるのか、とがっかりしながら次の試合へ。ANYが戦術も変更できるようにルームに入り直してもらえるように発言しようとしたら、もう進められてて対戦が始まり
(´・ω・`)ショボーン

■Manchester United 2 – 1 FC Bayern(Players)
このゲームでたびたび聞かれるのが、マンチェスター・ユナイテッドを使うごり押しのお話。とにかく程度が悪くワンパターン、テクニックも何も関係がない勝つためだけのサッカーをして楽しいのか、ということをよく耳にしていたんですが、実際にオンラインは他の見知らぬ人たちと対戦するつもりが無いので体験してなかったんですが、この試合でようやく体験できました。うん、確かにクソだ。そしてゴール後の長い嫌がらせもね。

二人が両ストライカーをしようしているために、守備は自分一人でANY2人の4人を相手にしなければならず、そしてその上にごり押し。止められるはずがありません。戦術でラインを下げたり、中盤の選手に守備を中心にさせるように変更することが出来ればよかったんですが、ANYであってもキャプテンではなかったのでそれもできません。
それにしても相変わらずショウ氏のボールの収めどころとしての動きは最高で、自分のスタイルがフォワードに預けてなんぼのサッカーをしてしまうので、彼だけ受けてもらえると楽なもんです。ガキ氏は恐らくPro視点でプレイしていたんじゃないかと。それでもいい動きしてますよ、自分の無茶なパスにも反応してくれましたし。あとは決定力さえあれば、と高望みしてみる(w

ごり押しは確かに一人で抑えるには辛かったんですが、相手の腕自体は大したことがなかったかもしれない。戦術を変更して守備を中心に置き換えていれば失点をしないことは一人でも出来たかもしれませんね。シュートを打たせる守り方をしているのにわざわざパスを出したり(ことごとく自分のミスの招いたピンチですがw)、攻め込まれるとクリアしかできていなかったし、そのクリアも正確ではなく、裏への徹底したスルーパスもミスも多く――。こんな勝つためのサッカーをしているのに「Spectacul football」と標榜しているチームで呆れるばかり。「Surrealistic football」とでもしておけばいいのに。超現実的な時間稼ぎを多用するくらいだから、ぴったりだと思うんですが。間違いなく「Spectacul(笑)」ではなかった。

とここまで書けば、フルマッチでアップロードしなくても、どれくらい苛々したかを解ってもらえると思う。ただの睡眠不足も加わっているから自分でもタチが悪いくらいなのは理解してますがw

Copa del Rey Semi Final 1stLeg バルセロナ対マジョルカ

2009 年 2 月 6 日 金曜日

■FC Barcelona 2 – 0 Mallorca
センターバックのコンビは次のリーガの試合で出場できないはずのマルケスとピケ、左にシウビーニョを持ってきてアビダルを休ませているあたりもその辺を考えてのことでしょう。あとはメッシ、エトーもベンチにいる状態で、タイトルを狙うために手駒として用意してある状態で、そろそろタイトルがちらつき始めている印象を受けますね。

開始直後のバルセロナは珍しく多くのフィードに精度を著しく欠き、タッチラインを割ってしまうものが多く見られました。中盤で構成していくことが多いにしろ、ピケとマルケスの二人であれば、後方のフィードから左右に散らして構築していくことも通常はしていくので、フィードをすること自体にはまるで問題がないんですが、ピケはともかく、マルケスのフィードに精度がなかったのは意外でした。それ以外にも単純なショートパスのミスからディフェンスの判断ミスまで多岐にわたり、この日の彼は一時期コンディションを崩していた頃のようにさっぱり。マルケスだけでなく、ピケもトゥーレ・ヤヤもシウビーニョも、単純なトラップミスをしてボールを奪われたり簡単なパスミスをしたり、してはいけないミスを大量にしてしまっていました。例えばボールを奪われなくても、バックパスでキーパーにまでボールを戻す時にキーパーのもらう位置からずれてしまい、処理に時間をかけなければならずプレッシャーを受けてしまうとか、センターバック間でのパス交換の際に、相手フォワードにボールを奪う気があれば奪えてしまうようなぎりぎりのパスを出してしまうとか。もし奪われていたら攻撃のためにワイドに開いている真ん中から崩されてしまうわけで、あっという間にキーパーと一対一になってしまう。本当に致命的なミスになる一歩手前ですヨ。
そもそも彼らだけでなく全体の動きとして入り方が鈍かったのは事実で、本来の攻撃を取り戻すことが出来たのはボヤンのお陰でしょう。彼一人が試合開始直後からトップコンディションで、オフ・ザ・ボールの動き、パス、ドリブル、シュートと全てでチームを一人で動かしているかのようでした。それに引っ張られるようにして、途中から攻撃陣の内容がよくなり、ボヤンからクロスでアンリのヘディングで先制。前述の守備の4人を除けば緊張感を取り戻し、高い集中力とコンディションで試合を経過していけるようになりましたね。さすがにオーバーペースだったのか途中から消えてしまっていましたが、マークもされてしまうようになりましたし、他の動きがよくなったのもあってその影に隠れてしまったり、他を活かすための動きに切り替えたのもあるので一概には言えませんが、ボヤンも前半だけかな。エトーとの交代は、その意味はないんでしょうが納得できるもの。メッシは今後を考えると休ませておきたい内容でした。
つまり、内容は時間を追うごとにそれほどよくなっていたわけで、全体を見れば完勝に近いのかもしれません。

ただしピケとマルケスのこの試合は及第点をつけられないくらい。失点をしなかったのは、マジョルカの拙攻と攻撃で圧倒していたからこそで、状況が状況ならラシン戦と合わせて大きく評価を落とすことになっていたかもしれませんね。フリーキックで鮮やかに得点を決めてしまったマルケスは評価をしづらくなってしまいましたが、純粋に評価できるのはアウェーゴールを与えなかったこと。これだけは間違いなく評価できるポイントです。相手がどうであれね。

ちなみに、2ndLegは来月。かなり先で状況が読めないことを考えると、メッシを投入してまで得点をさらに取りに行ったのは当然といえば当然か。