2009 年 1 月 のアーカイブ

Liga Espanola Jornadas 19. レアル・マドリー対オサスナ

2009 年 1 月 19 日 月曜日

■Real Madrid 3 – 1 Osasuna
オサスナの守備はバルサ戦の時のようにきっちりと守備ブロックを構築しリトリートを基本としたものではなく、素早くフォアチェックを中心としたものでした。ディフェンスラインを押し上げることも出来ていて、各ポジションに対する連動したチェックが出来ていましたが、それはパスに対するもの。パスを抑えるためのチェックの仕方であって、前を塞いではいるが、ドリブルで変化をつけられてずらされてしまうとフリーな選手が出来てしまう。そこへパスを出させないために下がっていると、どんどんと進入されて、ドリブルを組み合わせた攻撃でシュートまで持って行かれる。それをされているというのは、オサスナが悪いというよりも、マドリー側にパスで切り崩すほど選手が運動量を出してくれないから、そうなっているという感じでしたね。

攻撃でもオサスナはよく動き、よく変化をつけていました。両サイドのアタッカーがドリブルで仕掛けてクロスを上げることをメインとしたもので、あとは中央のポストプレイからクロスに持っていく展開くらいシンプルなもの。パスを繋ぐとかドリブルだとかを中心としたのではなく、如何にクロスをするか。そのために利用するショートパスのつなぎも、距離感がいいお陰で少ないタッチ数でよく回せてますし、引き出せてます。
先制点もセットプレイの後とはいえ、同じ形でしたしね。マドリーはこの試合クロスに対して、中の選手を捕まえ切れていないことが多かった。だからこそ、この形で早めに二点目を取っておきたかったですね。
こぼれ球を拾うことが出来ていたのも、オサスナが全体を押し上げられているからと、マドリーが引きすぎて残りの選手はカウンターに備えているからでしょう。前後の役割が分離しているから、運動量もあって押し上げられているオサスナがこぼれ球を拾える。国王杯を戦いマドリーは戦っていないというのに、よく動けてますよ、オサスナは。
マドリーはそれぞれの距離が広く、そしてボールをもらう側の選手が相手にマークされていても動かないから、ダイレクトでは出せない状況が続き、後方でボールを回すことが多い。そしてボールを引き出す動きもないから手詰まりになる。動いていても出し手が見ていない。実際の戦術からするとロッベンのドリブルとスピード頼み。それかフォワード同士でのワンツーでなんとかギャップを作り出そうとする程度。それ以外に崩せる要素がないように見えていました。

後半開始からカンナバーロを下げて、ラサナ・ディアラを右サイドバックに回したのは、攻撃の枚数を増やす効果以外に、後ろの枚数を強制的に減らすことで後方でボール回しをしないようにする効果はあったかもしれない。特にラサナ・ディアラはまだ馴染んでおらず、守備専従タイプなので停滞しがちで、それ以上にボールを受ける、引き出す動きが少ない。それを右に回してボールにからまないようにしたことで、ハーフタイムの修正も加えてボールが前に向かうようになったのかもしれません。中盤中央にスペースも出来ますしね。

マドリーの得点は全て運が味方したとしかいいようがないゴールでしたね。一点目もあまり変化しておらず、バウンドこそしたもののそれほど処理に困るものではなかった。しかも正面にきたのだからキーパーは最低でも前に弾かなければならなかったのに、それを自陣ゴール方向に弾いたのでは話しにならない。逆転ゴールとなる二点目は、さすがに4トップにすれば人数が余るのは当然で、カウンターから攻撃側の数的優位を活かしてロッベンが流れ、そしてパスをキーパーとディフェンダーの間に出して決めた。このゴールもキーパーさえしっかりしていれば止められていた可能性があり、駄目押しとなった三点目もキーパーの届く範囲。キーパーがお粗末すぎて他の頑張りを無駄にしていました。もしもマシなキーパー、あるいはこのキーパーが合格点をつけられるくらいのプレイをしていれば、一失点もしなかったんじゃないかと思えるほどです。そもそもあの一失点目が大きくチーム全体の戦意を挫いてしってましたね。あんなお粗末なのは久しぶり。

後半になって、さすがにオサスナはミッドウィークにコパ・デル・レイを戦っているだけあって運動量も落ちましたし、プレスの速度もパスを引き出す動きも減った。精神的な負荷も加わってましたが、確実に動きが悪くなって、そしてマドリーの中盤を薄くした高い方もあって、ケアを仕切れず前と後ろにボールを多く動かされてマドリーペースに。ただ、フンテラールの持ち味はそんなことをされているお陰で、勿体ないことに消されてしまっていました。

で、一番の問題はファンフランに出されたシミュレーションのカードでしょう。一度目のプレイに関していえばPKを得られるようなものではなかったんですが、審判の判断速度から考えると、ファウルを取らずプレイを流していても試合に何ら支障がなかったので、わざわざ試合を止めてカードを出す必要もないプレイでした。イグアインに出されたものも同じ意味でカードを出すような質のものではなかった。ディフェンスの足も出ていたのだから、こちらも流しても問題なかったかもしれない。あるいはファウルだけ取ってカードは出さないほうがスマートなやり方だった。わざわざ荒れるような要素を作る必要もなく、自分の先入観を増大させるようなジャッジをする必要もなかった。
一番の問題となった二回目のシミュレーションの判断は不当なものでした。足を踏まれて倒されたものであって、足をかけられたのとは違い、倒れずに耐える方が選手にとっては危険なもので、怪我を回避するためにも倒れるものでしょう。もちろんファウルアピールも含めてでしょうし、この試合の中で離れた画像で見ても一番ファウルが妥当に見え、近い画像で見ても同じ。
個人的な意見を言えば――審判にもよるけれど――あれは間違いなくPKだった。審判に、追いつく可能性を潰され、マドリーが勝つためのお膳立てをされたような印象を受けましたよ。
マドリーはこうやって勝つ、って言われるような試合を久しぶりに見た気がする。

Liga Espanola Jornadas 19. バルセロナ対デポルティーボ・ラ・コルーニャ

2009 年 1 月 18 日 日曜日

■FC Barcelona 5 – 0 Deportivo de La Coruna
この試合に関していえば、バルサについて書く必要は何もないくらい。ただ、デポルティボに関することはいくらでも書きたいくらいに不満はたらたら。もっと良い試合を期待していたんですが、良い試合なんて期待するだけ無駄だったようです。
先のセビリアとの三連戦、コパ・デル・レイの不運な組み合わせがあったとはいえ、あそこで徹底して戦意を挫かれてしまったのか、デポルの動きは非常に悪かった。

攻撃の部分では距離感が悪く、一部では近すぎてバルサの素早いプレッシャーをかいくぐるには不的確で、寄せから逃れるためにパスを出しても、同じプッシャーを欠けてきている選手がボールを受けた先にもプレッシャーをかけられるほどだったり、遠すぎる場合には、出所にかかったプレッシャーから精度を欠いたものがピタリと収まるわけでもなく、誰もボールが出てくると信じていない動きで、殆どの場合において足下であるとか、ボールがでてから動き始めるばかり。そしてタッチラインを割るか先にバルサの選手が触るには十分な状況が出来てしまう。たまに適度な間隔で回されたボールにはチャンスになりそうな気配を感じることはあっても、結局の所誰も運動量を発揮していませんから、チャンスにはなりきらない。ここの所ずっと失点していたバルサから点を取れるチャンスはあるはずなんですが、覇気も戦意も何もない。

選手間の間隔は攻撃の時だけではなく、守備も同じでした。非常に狭い間隔に選手が密集していて、守備に回ったときに利用できているエリアを自分たちで限定していました。それだけならいざ知らず、そこからさらにディフェンシブ・ミッドフィールダーの部分とセンターバックの間も狭めてしまい、サイドバックも中央に寄せてしまって、ペナルティエリア前にボックスを作るだけ。盛んにキーパーがペナルティエリア内に入らないように指示をしていましたが、構築のしかたが根本的に間違っているので効果はないに等しいものでした。
サイドから攻められれば、そのブロックからサイドバック一枚だけでマークに行き、サイドバックとセンターバックの間にできたスペースは利用し放題。中央だけはポストプレイもさせないほど密集していましたが、二つのラインで守るのではなく一つのディフェンスラインで守っているだけだから、そこのエリアまで進入しなければボールは回し放題。ボールホルダーの目の前に居続けてリトリートすることは出来ても、ボールの出所は抑えられていない。つまり裏へ出されないように下がっているのに、裏へボールを出す選手にプレッシャーをかけていないからちぐはぐな事をやっているわけで――。それをするのであれば、チェック&カバーは必須で、誰が行くのか、行ったら最後までついていくのか、どこでカバーするのか、何も決められていない。全員で下がってしまっては、守備の人数がどれだけいても同じ事。
最初の失点は攻撃と守備の枚数が同数だったから行けなくても仕方ないけれど、プレッシャーがかかっておらず、二点目のダニエウ・アウベスのクロスはまったくプレッシャーがかかっていない。

二失点をして、やっと前からプレッシャーをするようになったんですが、ディフェンスラインに人を整えておく姿勢だけは変わらず、その一つ前に誰もいなければどうにもならないのに、奇妙なほどにぽっかりとスペースを空けたまま。前から行っている部分と、行かない部分で分離しているようになってしまい、今度はプレッシャーに来る部分を抜けてしまえば、裏へ誰でもが飛び出せるようになってしまう。飛び出されなくても、かいくぐることが出来れば、戻ってくる前の選手たちと下がっていく後ろの選手たちの間でプレイでき、押し込んでいく要因になっていますね。
そして前からプレッシャーをしていた選手が報われなくなっていって、出来なくなり、さらに失点。クロスもフリー、選手もフリー、こぼれ球もフリー。全員がコースに入っていて、人に付いていない。人がいるから悪くないように見えても、人がいるだけで何も出来ていない現状は、人がいないことよりもさらに悪いかもしれません。

後半は多少改善されてプレッシャーがボールホルダーにある程度かかるようになったものの、体力の消耗を顧みず最初からこれが出来ていれば、前半の失点のうち、止められるものは二つあったはず。

最後の最後でプジョルがカットから強烈なオーバーラップを見せたのは、理由はよく解りませんが、それも含めて相変わらず。そしてスルーパスを受けて抜け出し、キーパーと一対一でボールを浮かせて抜きかけ、キーパーがプジョルを倒して退場。いや、もう、プジョルらしいというかなんというか。このとんでもない試合を締めくくるには一番のとんでもないプレイでしたね(w

史上最高の勝ち点50ポイントも問題はここから。ここから先の方が大事なんです。

FIFA09 – たぶん、続きです。

2009 年 1 月 17 日 土曜日

前に対戦したエントリの続きになるはず。あの時の「もう一試合」でショウ氏がロシアを使いたかったのは聞いていたんですが、それ振り切り終了していました。で、翌日に二人ともが偶然オンラインになっていたのでホーム&アウェーの二試合の対戦をしてみました。
なんというか、オンラインだとカーソルが見えなければゲージも見えない。相手の意図している空気を読むことが非常に困難なんで、オフラインで散々対戦した相手でもちょっと違う感覚になるんです。いい意味の刺激があっていいかもしれない。

■Russia(ショウ) 1 – 0 Croatia(leia)
ロシアを先に選ばれたので、こちらは合わせてクロアチアに。本当ならニコ・コヴァチを入れておきたかったんですが、個人的にあまり時間をかけてられなかったので省略。ビシュカンとモドリッチの二人という、あいたたなセントラルミッドフィールダーになってしまったのは大きな弱点になってました。ディフェンスラインが低いのと相まって、ディフェンダーとミッドフィールダーの間にスペースが大きく出来まくり。カウンターになったら真っ先にそこを突かれてボールが裏に出てくる。失点自体は、ディフェンダーが触った直後に奪われる不運なものでしたけど、よく1失点だけで済んだものだと思ってます。
さすがにアルシャヒンを使いたい、と言っていただけのことはあって、彼でのゴール。お見事。
オリッチもペトリッチもパワーのあるフォワードではないから、体を寄せられてシュート間で持っていけず、ってのはよくありましたが、総じて攻められませんでした。

■VfL Wolfsburg(ショウ) 0 – 1 FC Bayern Munchen(leia)
先にショウ氏にクラブの選択権があったので今度はこちらが頂いて、バイエルンを取らせてもらったら、相手はヴォルフスブルク。恐らく大久保を使いたいんでしょうけど、だからそれは冬の移籍マーケットが締まるまで(ry
まぁ、居ないなら居ないで、長谷部を使うんでしょう。
とにかく力の差は歴然。パワーもスピードもバイエルンの方が大きく上回っていて、戦いやすさに関していえば先の試合なんて全く話にならないほど。慣れているというのもありますけどね。余裕を持ってボールをキープして回し、前へ飛び出させる。それができるのにゴール前に行くと急に鈍化してしまうのは、プレイヤーがアイデア欠乏症にかかっているから。前日の試合でもそうだったんですけど、攻めていけば行くほどアイデアが出てこなくて手詰まりになってしまうのはどうにかならないのか。アイデアが出てくる日は腕がアイデアについてこず、アイデアが出ない日は詰まってしまって腕なんか関係ない所に追い込まれる。
前半の二つのシュートできなかった情けない場面を動画に入れておいたので、解ってもらえると思う。

最後のアレは、ショートコーナーに一枚釣られてくれるのを期待して中へ出したんですが、全く釣られず逆効果。ただそのあとの部分は結果としてはよかったのかも。ゼ・ロベルトがフリーになっているのは見えて、そこにクロスを出したのも狙い通り。でも、その前のヘディングミスが頭をよぎってしまってボレーに切り替えようとした。でも左足のダイレクトボレーで点が取れる気配がしなかったのでトラップしていいポジションに置いてからのシュートに切り替え。
最後の最後だけは頭が回ったようです。

FIFA09 – 新春引き分け祭り

2009 年 1 月 16 日 金曜日

ガキ氏との初蹴りは済ませましたが、ショウ氏とはまったくプレイする機会が無く、顔を合わせる機会すらなかったんですが、ようやく対戦できたのでそれをアップロード。leia v ショウのオフラインでの4連戦。これが初蹴りになってますが、タイトルで察することが出来るとおりの内容です。この対戦カードならもちろん珍プレイもあるよ!(w

■Villareal 2 – 2 AC Milan
「ベッカム(゚Д゚≡゚Д゚)ドコ??」と言われても「来月頭までお待ちください」としか言えません。ウイイレでは個人でせっせと移籍作業をしてましたが、FIFAのインターフェイスとユーザビリティと収録クラブ数からすると普通に移籍作業を個人でやっていくのは面倒すぎるのでやりません。
にしても、ロナウジーニョのパワーには参りましたヨ。クロスが来ている時点でこちらの選手も押しているんですが、一方的に押し返されてしまってジャンプすることすら出来ず、体勢も崩せずヘディングでゴール。そのすぐあとに抜け出してシュート、キーパーが弾いたところをディフェンダーが蹴りやすい位置にボールを止めてくれて、同点。
で、一番重要なのがミランの二点目。オフサイドだと思ってふっと、力を抜いたら笛が吹かれずに( ゚д゚)ポカーン 気が付いたときにはとんでもない位置で一対一でダイレクトで打たれているんで、もう手も足も出ずにゴール。

いや、ちょっと待てよと。

確かにディフェンダーの足には当たってますけど、パスを出した時点で明らかにオフサイド。トラップミスとかバックパスではなく、スルーパスが足に当たっただけだからオフサイドでいいんじゃないの? 解るけど、解るけどさ。ゲームなんだからオフサイドにしてくれ(つД`)

まぁ、同点に追いつけたからいいものの、あれで負けたら悔いが残りまくり。

■Borussia Dortmund 2 – 0 Celtic
黄色のユニフォームではなく黒を選択したのは、先の試合でビジャレアル側が芝に同化してしまう場面があって見づらかったから。で、今度はユニフォームを黒にしてみたら、審判のユニフォームと紛らわしくなってしまって、ショウ氏が審判をマークしてしまったり、自分が審判にパスを出そうとしてしまったり、ちょっとがっかりな展開に。ウイイレでもよくあったんで、だからどうなんだ、って程度ですが。
先制点がgdgdなのはアレですが、その後二本続けてポストに阻まれて、この日の運の無さを実感しましたヨ。二本目のショートボレーはダイレクトで打てずショートバウンドさせてしまった自分の腕に問題があるんですけどね。バウンドさえさせずに打っていればしっかり決められていたはず。
二点目は迷ってくれたお陰でゴール。

■Ajax 1 – 1 Fluminense
個人的な信条からマドリーが使えないので、今のうちにアヤックスでフンテラールを使っておかないと二度と使う機会が訪れないかもしれないので、アヤックス使ってみました。オレゲールとかガブリとかも在籍していて、バルサと縁も深く、それなりに使ってみたいクラブでは会ったんですが、やっぱりフェイエノールトの方が(ry
前半は自分のペースで進み先制点を取れたのに、後半に落とし穴。しかもセンターバックで、しかもペナルティエリア内でミスをやらかすとか最悪。もちろん失点に結びついて引き分けの要因に。切り返しまではよかったんだけど、そのあとは操作と頭のミス。流れを失っていたわけでもないのに惜しいことをしました。

■Germany 0 – 0 AS Roma
いつもの対戦カードだとアレなので、今回はドイツを選んでみました。センターバックにスピードが内分辛いのは事実ですが、パワーと高さは十分にあってその点では何もさせずにいけたかなと思ってます。前半序盤にゴールが決められたらいくつか違ったのになぁ。後半は流れを完全に失っていたのでやられ放題。
失点しなかっただけマシで、これで1勝3分。
「もう一試合」の声を振り切りここで終了。

Copa del Rey 8th Finals 2ndLeg バルセロナ対アトレティコ・マドリー

2009 年 1 月 15 日 木曜日

■FC Barcelona 2 – 1 Atletico Madrid
バルサはファーストレグでアウェーゴールを含めて余裕の勝利を収めているため、この試合も相変わらずローテーションを採用しています。プジョルやメッシはベンチに入っているものの、シャビ、アンリ、ピケ、エトーはスタンド観戦。本来ならアトレチコを相手にしている時点でこれらのメンバーもベンチ入りしているんでしょうが、余裕もあることだし、いいのかもしれません。タイトルが見える位置にまで来てしまえばそうも言ってられなくなりますけど、どう回していくのやら。
ただ、ダニエウ・アウベスの部分だけは上手くカバーできる選手が居ないためにローテーションをできていません。
この試合出場しているレフトバックのシウビーニョにしても一試合と一シーズンフルに戦えるのなら補強しなくてもいいんですが、アビダルも全試合出場できるほどタフな選手ではないことや右のサイドバックの控えを考えると、両方を担当できる選手が一人は欲しい状態ですね。今のバルサならカンテラから上げるので十分かもしれませんが、その辺を含めて、最後にカセレスを右サイドバックへと回してテストをしたのかもしれませんね。彼がサイドバックとして計算できるのであれば、補強なんて必要なくなりますし、いざとなればプジョルがいますから。

攻めに関していえば、普段のスタイルよりもこの試合は前にかかる要素が強く、本来ならシャビが収めどころとなるところを、グジョンセンやセルジ・ブスケツが出場していることもあって、その位置ではリズムは作られない。代わりにフレブとイニエスタの両ウイングにキープ力があり収めどころとなって、ワイドな位置から展開していこうという意識が見えました。フレブは人がよすぎる事とダニエウ・アウベスと合わないのは前に書いたとおり。その二つの影響から、途中ボールに触れなくなりましたが、中央に寄りがちだったオサスナ戦と比べると、いい戦い方をできる要素になってました。左右に意識をつけられることで中央のボヤンがプレッシャーの薄い状態でポストプレイをできる環境を作れ、パワーのない彼が効果的にプレイできる環境になっていました。

トゥーレ・ヤヤのフィジカルとテクニックの両面を活かしたキープは魅力的で、低い位置から押し上げるのにも有効で、グジョンセンが高さとパワーのないフォワードをサポートするために上がっていくのを上手くサポートするのに役に立っていました。位置が位置なので、シャビのそれとは縦へのスピードが違い、いつもの感じとしては使えませんが、別の攻め手としては有効で、何度もテクニックを活かして相手をいなしていくのは観客を沸かせるには十分。ただポジショニングが悪いのだけが玉に瑕で、ディフェンスラインと中盤との間にスペースを作りがちで、そこをアトレチコに何度も突かれていました。もしマルケスがディフェンスラインに入っておらずあの危機察知力がなければ、何本か裏に通されてアグエロにキーパーと一対一のチャンスを作られてしまっていたかもしれませんね。

そのアグエロを主に抑えていたのはカセレスで、横の動き、ドリブルで相手を翻弄できるアグエロに対して上手く対応していました。彼に縦のスピードがあるのは周知の事実だけど横のスピードにも強く、横のドリブルに振り切られてシュートされる場面もなかった。ファウルになる場面もありますが、あれだけ重心が低く、メッシとは違い純粋なパワーもあるアグエロをきっちり抑えきるのは難しいのでしかたがなく、それだけで済んでいるのなら十二分に役割を果たしていますヨ。トラップやパスミスはご愛敬と、言いたいところだけど致命的なミスをし過ぎ。マルケスに助けられなければ戦犯となって一試合中ブーイングを浴びかねないくらいに集中力を欠いたミス。後半開始直後にアグエロに抜け出されそうになったのをクリーンに止めて汚名返上は出来たかもしれないけれど、ミスはミス。主に守備面では何も問題なく、センターバックとして計算できる選手に入りつつありますね。

全体でいうと守備に問題がなかったわけではなく、シナマ=ポンゴルのヘディングで先制点を取られた場面では、オフサイドにかけるかピントが飛び出して処理することに最初から決められていたようなやり方でしたが、鋭いクロスに飛び出すには距離が長すぎ、ディフェンダーは高い位置を取りすぎていて、バルサが苦手とするセットプレイの戻りながらの守備をしなければならなくしてました。もう少し深い位置で守っていればいいのに、オフサイドを意識したような守り方をして失敗。縦のフリーキックではなく、横からのものだったから、裏や間をより意識しないと、強く当てられなくても触るだけでゴールできてしまうのだからギャンブルに等しい守り方ですヨ。
後半終了間際の同点に追いつかれたかと思われたヘディングも深い位置からのフリーキックで、同じくニアで合わされている。辛うじてオフサイドになったものの、あれもギャンブルに近いもので褒められる要素ではないので、もっと確実に守っていかなければならない。壁とラインを整えているポイントからするとオンサイドであってもおかしくなかったのだから。

同点に追いついたシウビーニョの強烈なクロスからボヤンの飛び出しとヘディングは見事で、逆転した逆転のグジョンセンのゴールもイニエスタのとんでもないドリブルからと、2ゴールともが素晴らしいものでした。いや、本当にもう。二つの得点がサイドから決まったというのが大きく、それ以外の部分ではアトレチコに覇気がなかったのも含め、トータルスコア上では大勝。

審判に大きな不満はあるけど、それは別に書かなくてもいいか。

Be A Pro シーズン – Season 08/09 #02

2009 年 1 月 13 日 火曜日

更新間隔がかなり開きましたが、とりあえず二回目。フォワードの動きにも慣れてきていたのにプレイをしばらくしていなかったら、相当にスキルムーヴが下手になっていたり、ただでさえドリブルの突破力がないのに奪われたり散々。プレイヤーの分身であるPIXIEの特徴すら忘れていてだめぽ。前回の最後でリザーブのキャプテンに選出され、キャプテンマークを巻いて試合に臨んでいるのに、キャプテンシーはあまり…(わら

ついにビッグクラブ、バイエルンとの対戦ですヨ。シュツットガルトとは対戦していますが、あれをビッグクラブと呼ぶにはいささか抵抗があるし、何より層が分厚いわけではないからリザーブリーグにいるとそれほど脅威を感じることもない。だからこの試合は結構辛かったですね。特にパワー面で押し切られて奪われることや、これまで一度抜け出したら追いつかれることがなかった部分でも追いつかれていたり、寄せが速かったり。難易度を変えていないのにここまでクラブによって違うのかと思い知らされました。ウイイレではクラブごとの差は殆ど感じられなかったんで、新鮮です。ま、ドペルパックを決めることは出来たわけですが。

ヴォルフスブルクは強い。特に当たりの面でディフェンダーのそれが非常に強くて、シュートやパスを出す瞬間に体が触れていると問答無用で引き倒されてしまう感じ。それで何度もボールをロストしていったのはバイエルン戦ではなかった。バイエルンの方はクリーンのさらっとボールを奪われる感じですね。得点機もあまりいつもの形は作れず無得点で引き分け。

ただ、ここまでの活躍が監督目にとまったのか、トップチームに帯同することを許されました。まだ完全な昇格ではないから、どうせ二部の試合に出るんだろうと思っていたら、いきなりレバークーゼン戦でトップデビューヽ( ゚∀゚)/
よりによってこの強豪との試合でデビューすることになろうとは、夢にも思いませんでしたヨ。クラシコでマドリーデビューを果たしたミゲル・バランカのような感じ? いや、トップチームの層の厚さがそもそも(ry

が、トップデビューしたのが運の尽き。これまでは楽に決められていたシュートも、同じ位置からでは決められずあと一歩近づかなければシュート力が足りずにキャッチ、あるいはパンチングとかされまくり。さらにレネ・アドラーが守っているのがそれに拍車をかけていて、その威圧感からあと一歩が踏み込めなかったり、大きくなってしまったり。
まぁ、それ以前に中盤からのプレスが段違いなので、チャンスすら作れませんでしたが(つД`)
トップチームの壁は厚いわ。同点ゴールのお膳立て「もどき」は出来たけど、本当に入らない。

続いて対戦したのも、代表クラスのゴールキーパーが最後に立ちはだかるシャルケ。こちらもっとたちが悪く、ディフェンスラインにもボルドンやパンダーやらパワーのある選手がずらり。中盤も豪華で、これはフィジカルでは勝てそうにもありません。
ええと、難易度を上げると全く何も出来そうにないので、まだプロのまま。バーや何やらのアシスト機能は消してみましたが。
自分が決めてさえいれば、勝てる試合でした。

ヘルタ戦ではトップデビュー後初ゴール。いつもの通り、コントロールしてゴール隅に流していますが、今のシュートパワーではこれをやるぐらいしかできません。ミドルシュートも下手で決定力も高くないので、いくらワンパターンだろうと、ゴール前で確実に決められるようになればプレイヤー同士の対戦でも有利になると思って決め続けますヨ。あとはファウルの笛で流れを止められさえしなければ二点決められていたはずなのに、二回ともファウルの笛を吹かれて得点のチャンスを逃して(´・ω・`)ショボーン いくら勝ったいたとしても、あれは納得がいかないわ、あの審判め。

あれ? 何か変だ。

凄く違和感があると思ったのはカールスルーエ戦。何故かと思ったらナイトゲームだから? そういえば、エキシビジョンも相当数やっていますが、これほどまでに暗いのは初めて。というかナイトゲームは初めてかもしれない。ブンデスリーガは開催される時間帯が速いことが多いので、昼間の試合ばかりでも全く違和感はないんですが、これは凄くやりづらい。スタジアムも小さく見えるし。その上あっという間に先制されて、最初から追いかける展開。アシスト用のゲージを出しているときにキーパーを出すように指示すると、マイナスの評価と取られてどんどんゲージが赤くなっていたのでキーパーボタンを押さないようにしていたんですが、この時ばかりは押していた方がよかったと後悔。嗚呼、まさか開始数秒で失点するとは…。
素早いプレッシングにも苦労して、組み立てに参加するも失敗、いつものように抜けようとしてもタイミングがつかめず、パスも来ず。仕舞いにはQBKになる有様。あれは決めておかないと(ノ∀`)アチャー
解説の岡田監督に「えぇ?」とか言われるし、もう最悪。同点ゴールのアシストを出来たことだけがせめてもの救いですヨ。

そんな個人的に最悪な内容だったにもかかわらず、監督はトップチームへの昇格を決めてくれて、これで晴れて一軍メンバー入り。

Liga Espanola Jornadas 18. オサスナ対バルセロナ

2009 年 1 月 12 日 月曜日

■Osasuna 2 – 3 FC Barcelona
結果から書くとすると、この試合は負け試合のはずでした。国王杯からメッシが好調を維持しているかのようなシュートを開始10分頃に見せ、この試合も押し続けることが出来るのかもしれないと思ったんですが、動きの質が悪く、後半の入り方も悪く、その後も変化をつけられず、本来のバルサとはほど遠く修正しなければならない点に溢れていました。

オサスナは組織的にブロックを構築し、サイドから中央に至るまで引いて守り、十分なスペースを相手に与えず、裏をも利用させないようにきっちりとした守備体系を構築していました。ただそれだけなら多くのクラブがやっていることですから突き崩せるものなんですが、メッシやアンリにだけではなく、それぞれの選手がそれぞれの選手に飛び込まないように守っているために、間隔を守ったディフェンスを終始繰り返すことが出来ていた。、両サイドをワイドに使われても中央にスペースを作らず、シャビやケイタの飛び出しをさせないいい守り方でした。そしてバックパスをさせると押し上げを行ってセンターバックにまでプレッシャーをかけてパスコースをどんどんと限定していく。運動量は必要な守り方でしたが、無駄ながむしゃらさは必要なく、的確にコースを切って守っているために消耗はあまりないようでした。ただ、前半はその分攻撃を犠牲にしていて、バルサがサイドバックを含めて押し込もうとしている裏側を突く以外に方法は無いように見えましたけど。

バルサは変化をつけていればもっと早い段階でそれを崩せていたかもしれない。アンリ、エトー、メッシがポジションを入れ替える程度のことではなく、例えばメッシが中央におらず右からスライドしながらドリブルをしていくことで、相手ディフェンダーの守備ゾーンと目線をずらしていくことであったり(もちろんそこからシュートではなくパスを多用してさらに視線を動かすとか)、左右に振った瞬間に中盤以降から裏に飛び出したり、霧の影響で難しいようでしたがサイドチェンジで横方向に揺さぶり、ダニエウ・アウベスが上がったときに中に高さのあるケイタやセルジ・ブスケツを入れてみたり。そういう単純なアイデアでも何かしら変化をつけていくべき状態に見えたんですが、単調でロングボールが多く運動量も少ない。そこまできっちり守備ゾーンが構築されているなら、崩すには動くしかないでしょう? バルサは相手に持たせてカウンターなんて真似はしないのだから。

後半のバルサには緩慢さがあって、それが守備にも攻撃にも現れていました。どこか意思がはっきりせず、攻撃も守備も明確さが無いまま後方で回す機会が増え、前に出せないのではなく、前に出ない選手も増えていました。運動量が無く、フリーになる動きもないのはアトレチコ戦と、オサスナへなかなか入れなかったことが影響しているコンディションの悪さかもしれませんが、コパ・デル・レイに出場した選手は限られていますから、影響があるとは言えないはず。だったら何故あそこまで悪くなったのか。怠慢じゃなければいいんですが、得点を取れた事による余裕を持ってしまったのならなおさら悪い。前半の内容は余裕を持てるほどよくなかったというのに。

オサスナの汚点は、セルジ・ブスケツへの度重なるファウルと、彼が倒れているところでバルサが試合を止めようとしているのにボールを奪ってシュートまで持って行く卑劣さでしょう。セルジ・ブスケツが立ち上がろうとしていたとしても試合を止める意志は明白だたt。それを奪って選手がアピールしているにもかかわらず試合を進めていくのは、サッカーからはかけ離れている。これ以上にがっかりさせられたのは、プラシルがビクトル・バルデスと衝突をして倒れたとき。先のセルジ・ブスケツの倒れた部分はオサスナのファウルでしたから、審判が止めても問題が無く、バルサ側に主導権がある状態だった。ただ、このプラシルの場合はファウルではなく無理に飛び込んだプラシル自身のもの。試合を止める主導権はオサスナにはなく、バルサ側にあるべきプレイだったにもかかわらず、オサスナがしたようにバルサが攻めれば、キーパーまでもが飛び出して試合を続行できない状況を作り出して無理矢理ボールを外に出させるとか、ダブルスタンダードにもほどがある。あまりにふざけたオサスナのやり方には怒りすら覚えますヨ。それまでのいい守備が全て帳消しになるほど。

一度目の衝突でバルサから緩慢さが取り除かれて、闘志に火をつけるには十分な効果があったかもしれない。でも、それが前にかかる意識を増大させすぎて、後ろにスペースを作ってしまって逆転ゴールを許してしまったのはご愛敬。二度目はさすがにそうはいかず、よりモチベーションを上げてシャビがゴール。そしてメッシがゴラッソで逆転。エトーのぶち切れたミドルシュートも凄かったけど、嗚呼、まさか勝っちゃうのか。

ただ、内容が良いものではなく、得点を取りたい意識が働きすぎて、ゴール前に人数が集まりすぎている傾向があった。サイドを使わなければならないバルサがサイドを使えておらず、大渋滞を引き起こし、本当なら点を取れる状況になかったはずなんです。シャビのゴールの部分はいいとしても、その後の部分は特に。同点で終わるように見えたのが、あのメッシで勝負が決まり。運動量が足りなかったバルサに気持ちが入って運動量が上がり、運動量を上げていたオサスナはスタミナが尽きてきた。バルサの攻守が早くなって、そして繋いで時間を消費できるくらいの残り時間になっていた部分が決定的な要素。