Bundesliga 15. Spieltag バイヤー・レバークーゼン対バイエルン・ミュンヘン

■Bayer Leverkusen 0 – 2 FC Bayern Munchen
レバークーゼンの生命線は運動量が豊富なヴィダルとキースリンク、この印象がまだ強いですね。ロルフェスは順調に伸びてアンカーとしての仕事になれてきて、ドイツ代表でもそうであるようにレバークーゼンでも安定した攻守の繋ぎをしているのに対して、バルネッタは伸び悩んでますね。縦の運動量とか突破力も、得点力もあるわけではない。周囲を見る力が出てきたのはいいことなんですけどね。
エルメスはプレイが軽く、もう少しボールに対する執着心を持てばもっといいストライカーになるんじゃないかと思うんですが、本当に体を張りませんね。キースリンクが体を張ってボールを得たりシュートまで持ち込もうとするのに対して、動かず自分の得意なエリアから動かない姿ってのは対照的で、タイプが被っていないからこそ上手くいっているんでしょうね。そうでなければ成り立ちませんよ。他の選手たちが前へ向かっている最中に、後ろへと戻ってきてフリーになって突っ立っている姿を見ると、ストライカーとはまるで。ただ、そこからのミドルシュートは強烈でした。妙なドリブル姿勢と合わせて、本当に特徴的な選手ですヨ。
後方にはフリードリッヒとアドラーがいて、本当に才能のある若手が多く在籍しているんですが、完全に選手として完成されている選手というのは見当たらず、勢いに乗っている間は全体が上手く連動しているんだけど、勢いに乗りすぎてヴィダルのように汚いプレイばかりをするようになってしまうこともある。停滞したときは誰かが試合に変化をつけて、全体をコントロールしつつ動かし始める、ともいきませんしね。その辺がバイエルンとの違いかな。
前半のバイエルンはチャンピオンズリーグの疲れなのか、精彩を欠いている印象が強く、プレッシャーを受けている前方ではなく、積極的に来てはいるが、それほど強いプレッシャーではない後ろの位置でのミスが多く、正確な繋ぎも何もなく、そこまで単純なミスをしなくなったシュバインシュタイガーやリベリーやラームも今ひとつピリッとしない。クイックリスタートも失敗とか、その部分だけならともかく、フォワードの二人にもボールが収まりづらく、そこに収まった瞬間にレバークーゼンがディフェンスラインを押し上げるために、二人の連携で崩してしまういつもの攻め方をさせてもらえない。その間にサポートをもらえず囲い込まれて奪われるとか、らしくない。守備もファウルが多かったり、どうにもならないんじゃないかと思えるようなものだったのが、徐々に修正されて押し込んでいけるようになってくるあたり、やはり試合を知っている選手たちだな、と思えるわけで、レバークーゼンとの違いはその辺。
一点目を取られたあとの勢いに任せたものから単調になってしまった変化の部分や、二失点目の場面のような足が止まって、皆がボールウォッチャーになってしまっているような部分も顕著に表れているところかもしれませんね。

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