Bundesliga 9. Spieltag バイエルン対ヴォルフスブルク

■FC Bayern Munchen 4 – 2 VfL Wolfsburg
ヴォルフスブルクの守り方はマガトらしい体力を使うやり方ですね。ビッグクラブでは合わない戦い方ですが、このクラスのチームならよく似合ってますヨ。
中盤でプレッシャーを与え、組み立ての位置を下げさせる。バイエルンの生命線に近いリベリーへのパスを近い位置にいるゼ・ロベルトやファン・ボメルから出させないことで、コンビネーションから抜け出し辛くさせ、スピードに乗らせないようにしていました。そうすることでドリブルで変化をつけたパスではなく停滞した状態でのパスになるお陰で、意表を突かれることは少なくカットもしやすくなる。それに加えてハーフウェーラインを容易には越えさないよう、フォワードを含めてプレッシャーをかけ、中盤にはボールが渡らないように距離を縮めてマークしておく。前にボールが出たとしても密着されたマークの中で相手の方へ向き直る余裕は生まれず、後方へ下げるボールが増えていく。攻撃のスピードは緩くなってしまい、素早い攻撃から切り崩していくやり方は出来ず、トニが出場していないことからロングボールの組み立てもうまくいかない。
ただボールサイドに寄って人数をかけて守るため、タッチラインから逆サイドに振られるとスペースが出来てしまう。それでやられたのが三点目の逆転のゴールで、同点に追いつかれていたことに加えて反対サイドまでボールを持っていかれたことにより、守備組織は崩れていましたね。
長谷部は出場していた間は常に中盤の右。リベリーと対峙することが多いポジションでしたが、他の選手たち同様に、マークを基本としていてボールを奪うことよりも前を向かせないこととスピードに乗らせないことを重要視しているようでした。前を塞いで下げさせることは出来ていて、粘り強く付いていることは出来ても、それだけ。ボールを奪い、カウンターにはなりませんでしたし、攻撃に労力はあまり割けていませんでした。ポジション修正はあまり上手くない代わりにきちんと走って行うためにチームにとってマイナスにはなってはいませんでしたし、二点目のアシストとなったクロスも、ポジションの修正を早めた結果によるもので、その点は問題はなかった。でも、サイドバックが再三上がっていたような無駄走りをマガトは求めていて、前へ前へと向かう攻撃スタイルを支えるためにはこぼれ球を拾うような読みをもって動いてもらわなければ困る。ただそれが薄く、リベリーのポジションと奪われたあとの対応にばかり目が行っていて不十分に見えてしまったのかもしれない。同点に追いつかれ、攻撃に出なければならなくなって長谷部は下げられたのはその部分が影響したのかもしれない。その交代の前から守備の形が崩れていただけに一概に彼の問題だとは言えませんし、逆転されたあとの守備は酷いもの。

チャンピオンズリーグを戦った直後の試合ではコンディションを落として不甲斐ない試合をしてしまうのがバイエルンの例年の癖。ローテーションを組めていない今季はより顕著なのかもしれませんが、ローテーションを組めていない、というよりもクリンスマンが組む気がないといった方がいいのかもしれない。フォワードだけはローテーションでいける要素と行くつもりだという発言を体現してますが、それ以外の部分に関しては、怪我人の関係があったとしてもビッグクラブとしては物足りません。もうちょっと余裕を持った選手起用をしたいところですね。これだけチャンピオンズリーグ直後の試合で不安定になるのもその辺が関係しているのかもしれませんし。

睡魔に襲われていて書くことすらままならないや。

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