2008 年 10 月 のアーカイブ

JWE2008CC – ホーム&アウェー二戦目

2008 年 10 月 31 日 金曜日

Jリーグに選手を送り込んで使うのは二度やりましたが、そのどちらもが所属した同じチームでのものでした。ショウ氏がJで所属したのが横浜FCだけだったからそういった措置をとっていたんですが、今回はショウ氏は所属経験のないヴィッセル神戸に登録してプレイ、自分はこれまた所属経験のあるFC東京。
今回もエキシビジョンマッチのホーム&アウェーで二試合です。

■FC東京 0 – 3 ヴィッセル神戸
嗚呼、動画では三つ目のあのゴール前のチャンスを何故打たなかったのか。ゲージがあれだけ上がっていれば、シュート精度がまだ60台半ばの選手なのでふかしてしまうのは目に見えてました。ただR1ループシュートにしていればなんとかなったんじゃないかと後悔しきり。少なくともキャンセルするよりはチャンスがあったはずなのに、QBKでしたw
先制点のゴールは、阻止できたと思っていたんですけどね。ファウルの取れないタイミングでスライディングをしてボールを奪った。奪いきれないにしても止まるだろうと思ったら全然止まらないのがロニャウドゥ。これで不調なんだからもう…。しかもボールが貫通したかのようにいい位置に転がってそのままゴール。あれで自分のようにふかしてしまわないところはさすがにストライカーだな、と思うわけですヨ。まぁ、二点目みたくゴールパフォーマンスでは誰も近づいてきてくれない訳ですが(わら
レアンドロもパワーがあって止められないし、第一戦でこれでは、もうだめぽ。
三点取られたあとのゴールチャンスも思い切り打てないのが今の能力。左で打ったらまず入らないので向き直ってしまいました。ええ、もう、迷いとかじゃなく、そうしないと入らないのが体に染みついちゃっているんで悪影響ですヨ。

■ヴィッセル神戸 1 – 1 FC東京
勝つためには4点以上が必要とかいうとんでもない条件なのに、初っぱなに決められるとか、何とか一点を取って流れを引き寄せたいのにバーに嫌われるとか、どうなってるんだ(つД`) と、平山のパワーでごり押しドリブルからシュートを狙ってみても入らない。ヘディングが当たらなかったり、もう流れを引き寄せることが出来ないかと思ったら、なんだかよく解らないけど転がり込んできましたヽ( ゚∀゚)/
でもここから3点を取らなければいけないってのは、無理難題。結局引き分けるのが精一杯でそれほど決定的なチャンスを作れず、逆に作られてばっかりだった気もしますが、この対戦も負け。
ええと、最近勝ちましたっけ?(;´Д`)

JWE2008CC – 前回書いたのを忘れました。

2008 年 10 月 30 日 木曜日

以前に対戦したエントリの中で、次にファンタジスタで使っている選手を混ぜて対戦することがあれば、プレイスタイルに合わせて特殊能力を変えるべきかもしれない、というようなことを書いていたと思いますが、今回またファンタジスタの選手を混ぜて対戦したにもかかわらず、すっかりそのことを忘れてしまっていました(つД`)
老化現象ですか、そうですか。

ともかく、今回は前回同様、所属したことのあるクラブに選手を登録してプレイしています。leiaは愛媛FC、ショウが横浜FC。マッチモードのホーム&アウェー機能をONにしてプレイしていますので、2試合トータルで勝敗を決めてます。ま、アレですけどね(わら

■愛媛FC 2 – 2 横浜FC
どうしてもプレイヤーキャラクタで決めたくなるのがこの戦い方の欠点なんですが、一点目は運良くサポートがあって得点になんたんですが、その後のフリーキックは蹴れもしないのに無理矢理狙って失敗したり、ボールを集めようとして読まれてカットされたり散々。でも二点目のアシストはきれいに決められたんで、その点はおk。ファンタジスタモードだと自分で操作できないお陰で、あのファーサイドへのクロスは評価を下げて成長の妨げになるだけになってしまうのでやらないんですが、対戦なら別ですヨ(・∀・)ニヤニヤ
とかやっていたら、後半はスルーパス二本を通しただけで活躍は終わり。反対にやられるようになって、容姿が特徴的でフィジカルの強い彼に抜け出してシュートを打たれたり、コーナーキックから決められたり、ドリブルで切り崩されたりとやられ放題。最も大きかったのは、二点目直前の不可解なディフェンス。アンデルソンからカズにボールが出た段階で追いつけていたはずなんですが、操作をきっちりしているにもかかわらず、操作している井上が急停止。そこから奪いきれずに失点という、なんというコナミエフェクト。正直なところ、あの急停止以外は止められるチャンスはいくらでもあったんでしょうが、あの急停止は間違いなくコナミエフェクト。失点はショウ氏の上手さですヨ。クロスにニアで合わせるのがファンタジスタをやり始めてからやたら向上してませんか、これw
ホームゲームを追いつかれて/(^o^)?ナンテコッタイ

■横浜FC 1 – 1 愛媛FC
ピクシー絶不調(つД`)
でもこの戦い方で外せるわけもなく、相変わらず中心に据えたまま戦ってました。ただでさえ能力の低さで他のJリーガーよりも使いづらいのに、絶不調でさらにダウンしてしまうと、いくら慣れているとはいえ辛いものがあります。現にパスボタンを押してから実際にパスを出すまでに少々のタイムラグがあって、しかも狙いがずれて繋がりづらくゲームの組み立てもままならない。ボールキープもままならず、ああもうだめぽ。絶不調でも決めたいんだ、とボールを集めたら読まれてて手動オフサイドトラップをやられてしまうとか、あかんがな(´・ω・`)
ロニャウドゥは目立つんで、どこを抑えればいいかわかりやすいんですが、先制点みたいにニアに入り込まれてしまうとアウト。J2の選手では抑えられないパワーを持っているだけに、横から当たった程度ではシュートをぶれさせることすらできないので、そりゃもう簡単に決められましたヨ。こちらはこぼれ球を押し込むので精一杯だっていうのに(ぉ
ピクシーは早々にスタミナ切れでさらに話にならない状況に置かれてアウト。あと一点が遠かったです。(つД`)

トータルスコアは3-3。アウェーゴールの差でショウ氏の操る横浜FCの勝ち。

Bundesliga 10. Spieltag ブレーメン対レバークーゼン

2008 年 10 月 29 日 水曜日

■Werder Bremen 0 – 2 Bayer Leverkusen
ヂエゴが出場しておらず、この試合中央に構えているのはアーロン・ハント。左のエジルとポジションチェンジをしながら中央と左に比重をかけて攻めていました。そこへローゼンベリやウーゴ・アウメイダも流れてくるので、左からの攻撃は厚みがある。いつもならヂエゴにボールを集めて組み立てていくんですが、彼はボールを受けに下がる頻度が高く、サイドに大きく流れることも少なく、ポジションチェンジもあまりしない。運動量はあるんですが、エジルやハントの位置と変わることは稀ですから前のポジションが空きやすい。ただこの試合はそういった心配が少なく、守備的な両サイドバックの分を補えるだけの左からの攻撃が出来、中央もポジションを変えながらカバーできるお陰でフォワードが孤立していませんでした。が、低い位置からの組み立てをバウマンがしなければならなくなり、彼のセンスも精度もないパスでは不十分。スローダウンするとさすがに辛い感じでしたね。
後半にそれまでうまくいっていたハントとエジルの関係を崩し、サイード・フセイノビッチをハントの所に投入してから、4-4-2のボックスのような形になって、フォワードとそれ以外の部分との距離が開いてしまってスムーズさは大きく減ってしまっていました。上手く守備をしていたプレドルを下げてボーニッシュを投入したのも失点の一つの要因であって、それ以外の流れの部分でも、それまで左サイドバックだったパサネンを回した右サイドバックの不安定なポジショニングが目立ってましたから、ここの所勝てていないのは采配ミスかなと思ってます。少なくともサイドバックの攻守バランスと左右の攻撃バランスの悪さは改善しなければならないと言われ続けてもこれですから。

エルメスはインボックスタイプのストライカーでしかなく、ワンタッチでボールを左右もしくは後ろにはたいて自分は飛び出すプレイを多用していましたが、パスの精度も低く、ブレーメンのラインが通常時高いこともあってなかなかペナルティエリア内に入り込むことが出来ず苦労しているようでした。中央の屈強なナウドとメルテザッカーとバウマンの三人の間に入ることを嫌っているようで、サイドに流れる機会も多く、キレのあるドリブルでの突破もありました。悪くはない、けれど流れて運動量を活かした攻撃に参加するのならキースリンクの方が一枚上手。中央で体を張れるなら、中央の構成力よりもサイドの展開力があるため、そうして欲しいところなんですが、どうにも最前線で引っかき回されるのを嫌っているようで、ポジションを決めたら走らずにボールを待つ姿が目立ち――。得点は取るけど条件付きストライカーって感じがしますね。インボックスなら(引退してますが)マルティン・マックスぐらいの前後運動と条件の少なさでやってもらいたいものです。年齢面でまだまだ無理だとは思いますが、今後に期待して。
得点を生み出したヘディングも、ファーへ逃げたところから中へヘディングで折り返しただけですし、その精度も大した物ではなかった。ヴァンダーの馬鹿な飛び出しさえなければメルテザッカーが軽くクリア出来ていたボールで、ヴィダルは正にごっつぁんゴールでしかない。同じタイプでも途中投入のゲカスの方が安定した活躍は残せるでしょうし、チームの動きを考えると流れは作りやすいでしょうね。

二点目のファーサイドにディフェンダーが一人って…。
そろそろブレーメンの長期政権にも終わりが来るかもしれませんね。優秀なサイドバックを一人連れてくれば状況は大きく変わりそうな気もしますが、監督の采配があれでは。

Liga Espanola Jornadas 8. レアル・マドリー対ビルバオ

2008 年 10 月 27 日 月曜日

■Real Madrid 3 – 2 Athletic Bilbao
アスレチック・ビルバオのラインの形成はある程度できていて、フォワードと中盤前にボールを渡さないようにしていました。集中力は高いんですが、人に対しての集中力があるだけで、スペースのケアに集中力があるわけではなく、前半7分にあったように、ポジションチェンジをされてしまうと対応しきれないところがあり、それの対応に思考を奪われている間にディフェンスラインを崩してしまい、イグアインをフリーにして決められてしまいそうになっていました。ゾーンやラインの形成よりも人に付いているから、ポジションチェンジと変化に対応できず、中盤でゲームを組み立てる意識を奪えるほどにきっちりとマークをして封じ込めるやり方なんですが、そのきっちりマークしておこうとするがために、1失点目の場面のように、ラインを押し上げなければならない場面でも、人に付くことに注意を払いすぎて、下がった選手と抜け出そうとする選手に対応できなくなってしまう。飛び出しに特徴のあるラウールに注意を払いすぎていたがための失点で、。もう少し大胆にラインを押し上げてオフサイドにかけてしまう、という意識を少し持っていていいんじゃないかと思ってます。2失点目はポジションチェンジをされてしまうと人にすら付いていけず、マークが混乱してどちらがどちらにプレッシャーをかけるのか判断できない間にやられている。その柔軟性のなさが問題だったんですが、途中、あるいは後半からはマンマークで対応することよりもゾーンになって、抑えるように意識が変化していたお陰で最初のに失点した形のように、付いていたがために崩される、というのは減ったんじゃないでしょうか。

マドリーはサルガドが中に絞っていることが多く、右サイドにスペースを空けてしまう。そこへビルバオの左サイドバックが余裕を持って上がり、クロスを入れられる環境が出来てしまっていました。ガゴが中盤の底を一枚で担当し、攻撃の時も二人のオランダ人はあまり下がって組み立てようという意識が強くないので、その時にも孤立してしまいがちになる。だからガゴが後ろで孤立してしまい、守備でもスペースがその間に出来てしまうプレスがかかりづらいことがサルガドのポジショニングに影響しているんでしょう。後半からはガゴが前にある程度出るようになり、前の選手たちとの距離が縮まったあたりから、サルガドのポジショニングにも問題はなくなったように見えましたし、三点目のアシストは縮まった前後の関係によるものでしたしね。その得点とかその部分だけでなく、全体の距離感がよくなった現れでもあって、後ろに向かう守備ではなく、前向かう守備も出来るようになったから。

PKの判断はどうなんでしょうね。正直なところ、あれはPKじゃないと思ってます。手が顔に当たっていてそれほど強く当たっていたわけでもなく、ボールが手に当たったわけでもないのでハンドでもない。ただ心証が悪かったとすれば、その部分にボールがきてしまったことでしょう。あの手がなければ、正当に競ることが出来ていた、それが出来ていれば、ヘディングシュートまで持って行けたかもしれない。というぐらいでしょうか。でもどの部分を見てもPKを取るほどではないはず。
もともとビルバオも攻撃的な気質を持っているチームで、イングランドスタイルと言われたように、そういった傾向もより強い。マドリーもシュスターになってからファウルの多いクラブになってきており、悪質なものもよくやるし揉めることも多い。良く言えば、戦う集団になったんだけど、ラフでもある。その二つのクラブを審判がコントロールし切れていないことで前半終了間際のような荒れた状況が出来てしまってました。PKの判断が悪かったのもあってのことですが、後半も少し荒れましたね。マドリーにとってはペペが退場にならなかったのは幸いでしたが、ビルバオには危険なプレイでカードが出て当たり前だったとしてもレッドカードが出て、マドリーに出なかった不満もあるでしょう。
審判はお粗末。

ただ、こんな試合を落とさなくなったのが、カペッロ以降のマドリー。一度崩壊すると早そうなんだけど、こういう試合で勝ちを拾っていくところから見ていくと、まだまだ当分続くのかな。シュスターなら後半息切れが例年の如くあるので期待はしてますが。
ビルバオは今年も降格争いか…

Bundesliga 9. Spieltag バイエルン対ヴォルフスブルク

2008 年 10 月 26 日 日曜日

■FC Bayern Munchen 4 – 2 VfL Wolfsburg
ヴォルフスブルクの守り方はマガトらしい体力を使うやり方ですね。ビッグクラブでは合わない戦い方ですが、このクラスのチームならよく似合ってますヨ。
中盤でプレッシャーを与え、組み立ての位置を下げさせる。バイエルンの生命線に近いリベリーへのパスを近い位置にいるゼ・ロベルトやファン・ボメルから出させないことで、コンビネーションから抜け出し辛くさせ、スピードに乗らせないようにしていました。そうすることでドリブルで変化をつけたパスではなく停滞した状態でのパスになるお陰で、意表を突かれることは少なくカットもしやすくなる。それに加えてハーフウェーラインを容易には越えさないよう、フォワードを含めてプレッシャーをかけ、中盤にはボールが渡らないように距離を縮めてマークしておく。前にボールが出たとしても密着されたマークの中で相手の方へ向き直る余裕は生まれず、後方へ下げるボールが増えていく。攻撃のスピードは緩くなってしまい、素早い攻撃から切り崩していくやり方は出来ず、トニが出場していないことからロングボールの組み立てもうまくいかない。
ただボールサイドに寄って人数をかけて守るため、タッチラインから逆サイドに振られるとスペースが出来てしまう。それでやられたのが三点目の逆転のゴールで、同点に追いつかれていたことに加えて反対サイドまでボールを持っていかれたことにより、守備組織は崩れていましたね。
長谷部は出場していた間は常に中盤の右。リベリーと対峙することが多いポジションでしたが、他の選手たち同様に、マークを基本としていてボールを奪うことよりも前を向かせないこととスピードに乗らせないことを重要視しているようでした。前を塞いで下げさせることは出来ていて、粘り強く付いていることは出来ても、それだけ。ボールを奪い、カウンターにはなりませんでしたし、攻撃に労力はあまり割けていませんでした。ポジション修正はあまり上手くない代わりにきちんと走って行うためにチームにとってマイナスにはなってはいませんでしたし、二点目のアシストとなったクロスも、ポジションの修正を早めた結果によるもので、その点は問題はなかった。でも、サイドバックが再三上がっていたような無駄走りをマガトは求めていて、前へ前へと向かう攻撃スタイルを支えるためにはこぼれ球を拾うような読みをもって動いてもらわなければ困る。ただそれが薄く、リベリーのポジションと奪われたあとの対応にばかり目が行っていて不十分に見えてしまったのかもしれない。同点に追いつかれ、攻撃に出なければならなくなって長谷部は下げられたのはその部分が影響したのかもしれない。その交代の前から守備の形が崩れていただけに一概に彼の問題だとは言えませんし、逆転されたあとの守備は酷いもの。

チャンピオンズリーグを戦った直後の試合ではコンディションを落として不甲斐ない試合をしてしまうのがバイエルンの例年の癖。ローテーションを組めていない今季はより顕著なのかもしれませんが、ローテーションを組めていない、というよりもクリンスマンが組む気がないといった方がいいのかもしれない。フォワードだけはローテーションでいける要素と行くつもりだという発言を体現してますが、それ以外の部分に関しては、怪我人の関係があったとしてもビッグクラブとしては物足りません。もうちょっと余裕を持った選手起用をしたいところですね。これだけチャンピオンズリーグ直後の試合で不安定になるのもその辺が関係しているのかもしれませんし。

睡魔に襲われていて書くことすらままならないや。

Liga Espanola Jornadas 8. バルセロナ対アルメリア

2008 年 10 月 26 日 日曜日

■FC Barcelona 5 – 0 Almeria
リーガ・エスパニョーラのこの組み合わせはどうにかならないんでしょうかね。見る側としてはビッグクラブを中心に見ていると毎週同じ対戦相手を見なければならず、試合をしている本人たちにも大きな負担がかかっているのではないでしょうか。通常ならビッグクラブと対戦する前に研究と準備をして、相手の良さを封じ込めるサッカーをするチームであっても、連続してしまえばその準備期間を削られるのも一緒で、一矢報いることすら難しくなってしまうのではないでしょうか。この試合はチャンピオンズリーグを挟んだ物であり、アルメリアにはバルサ以上の準備期間が与えられていたことを考えると、プレイしている側にとってはそれほど重要なことではなかったのかもしれませんが。

結局5点を前半に入れられてしまったアルメリアですが、流れの中でのプレスは悪いものではありませんでした。中央のエリアをきっちりと堅め、サイドにはボールが渡れば二枚で突破をさせず、バックパスで下げさせて、クロスを上げることも容易でない状況を作れていた。中央に枚数を置いていることで、ポストプレイもさせなければそこに渡ったとしても裏へ出させないようにきっちりとコースを防いでいられた。本来ならリトリートしてそう守るだけではなく、前からいって素早いカウンターを目指せるチームなはずなんですが、前から出てこられないほどバルサの攻撃がスムーズだったということなんでしょう。常にサイドチェンジを意識した攻めをバルセロナはやっていた。右からドリブルを仕掛けている最中であっても左には開いた位置でボールを受けられるように、サイドバックなりウイングがいる。相手を押し込んでいるからこそカウンターを受ける心配が薄く、できるプレイなんですが、アルメリアの守り方でドリブルをしてくる攻撃サイドはある程度抑えられていた。でも逆サイドまではここの攻撃を抑えるためには数的有利を作らなければならず人数を割くことが出来ない。そのせいでプレスに人数をかけても一気に外されてしまうため奪いきれない。大きく囲い込まれたようなもので、守備をする側としては、まず目先のことに警戒をし陣形を整えなkればならないのに、手詰まりになっても反対側に攻撃の手は残っていて、攻撃の人数もそろっているのだから、完全に防ぎきれるとは思えない。それをさせないためには鋭いカウンターで相手を脅かし続けてサイドバックの上がりを抑えてしまうしかないんですが、バルサのあのフォアチェックの前にバックパスをしてしまっていては無理難題。

オフサイドの数が、いつもバルサと比べれば多いところからも解るとおりに、バルサは積極的に相手の裏に飛び出していました。得点が取れないときや調子の悪いときのバルサが足下にばかりボールを出し手詰まりになってしまうのに比べ、裏を積極的に使うことで足下のボールを有効に使えている。それに足下よりもスペースの方を多く意識している。いい傾向よね。

それにこんな試合が相当数あると何を書いていいのか解らなくなってしまう罠。悪い部分を探すとすれば、前方のプレスを抜けられたときに、ディフェンスラインの裏へパスを出されていることぐらいでしょうか。この点差や人数差でなければ、無いプレイかもしれませんが、防げているとはいえ、裏へ出そうとしているプレイヤーを抑え切れていないのは不安材料で、パスを出す側にしろ、受ける側にしろ、どちらかを抑えきっていなければ、失点の危険が増してしまう。相手をオフサイドにかけてしまえばいいが、フリーにしてしまえばオフサイドではないタイミングでやられかねない。それくらいでしょうか。それも点差があってのことかもしれないけれど。

こういう試合で一番怖いのは、ネグレドのようなファウル。大きな点差が開いた後の相手の精神的なものが、プレイをラフにし、怪我をしてしまうようなファウルをしてくることが一番怖い。そういう意味では、ネグレドのやったファウルはきわめて悪質で、怪我で長期離脱になりかねないものでした。レッドカードは当たり前、下手をすると何試合か追加で出場停止が与えられるかもしれない。着地をした直後の足をやられると体勢のとりようがなく、巻き込まれれば終わってしまう。マルケスに怪我が無くて本当によかった。

UEFA Champions League -C- Matchday 3 バーゼル対バルセロナ

2008 年 10 月 24 日 金曜日

■Basel 0 – 5 FC Barcelona
今回もチャンピオンズリーグ仕様の疑似3バックを使用するのかと思いきや、通常の4バックでしたね。リーグ戦を休んだシャビが先発、他にもシウビーニョ、ボヤン、フレブが先発と、厳しい日程を考えてのターンオーバーのようです。その中でも若干メンバーを落としたかな、というのが正直な印象なんですが、試合内容と結果はまったくそんなこともなく快勝。

先制点なんて、フレブから直接クロスがこなかったことで流れを失って、組み立て直すためにバックパスをしてゆっくりとリーガでの試合のように相手を囲い込んで消耗させて隙をうかがうのかと思いきや、メッシがあそこまで粘った上にダニエウ・アウベスと完璧なコンビネーションで得点するなんて意外ですヨ。右サイドでやっているときには、二人のタイプが被っていることもあって全く機能していないのに、こうもシンクロした攻めが出来るとは思ってませんでした。ただ、攻撃陣全員に高さがないので中にグラウンダーで繋いでシュートを、という意識があまりにも強すぎて、シュートできる場面でシュートを選択しない事も多々。バルサらしさというのとは違って、大量得点とは別にして今回のは消極的なものに見えました。とはいえ、フレブはそんなことを公言してアーセナルからバルサに移ってきた選手ですから、理解できますけどね。でもシュートを打つべき部分では打って欲しい。
セルジ・ブスケスがアンカーより一枚前でプレイして、運動量の少ない彼がどれだけ持ち味を発揮できるのかと思っていたら、思っていたよりもやれてましたね。フリーのスペースを見つけるのが上手く、ボールを受けてから次に移行しやすいところに常にいることで、目立ちはしないけれど安定した動きはしてましたね。得点も相手の注意の外から決めましたし、そういうところは上手い。でも飛び出しとか無駄なフリーランは多くないので、チームを活性化するには不十分。でも居るだけの選手とも違う。後方への不用意なパスが多いことを考えると、この位置で使うと安全でいいのかなぁ。後方にいるときのカバーリングも的確で悪くはないんだけど、あれかな。シャビやイニエスタほど前で使うメリットが大きくないって感じでしょうか。
途中出場選手の方では、マルティン・カセレスは守備時に大きな問題を感じるほどではないけれど、攻撃時にはまだまだバルサのスタイルに馴染んでいないのが見えてしまってますね。フリーでボールを受けて組み立て直すための第一段階にならなければならないのに、ポジショニングが甘くボールを出しづらいところで待っているところ、パススピードが遅く、マークを呼び寄せてしまっていて次のパスを誘発できるようなパスではないところ、その辺を改善していかないと安定した出場は望めません。
アンリはミスばかり。左サイドのドリブルも突破口を見つけられないままずるずると進んでコーナーを得ようとするだけで、組み立てのパスもバックパスも敵にパスしてしまっていたり、マークの厳しい味方に渡して奪われてしまったり、とコンディション云々ではなく精神的にもう駄目なんじゃないかと思えるくらいなミスです。ボールを集めて何とかアンリに得点させてあげようという流れが見えるだけに、余計に目立ってました。最後のシュートはよかったけど。

バーゼルの守備はプレスの開始位置があまりにも低すぎて、バルサを封じるには不十分。シャビやブスケスが後方に下がったときにまるでプレッシャーがかからず組み立ても、戻しての組み立て直しも容易にさせてしまっていて、ボヤンやメッシが前でディフェンダーを背にしてボールを受けるときにも、密着して振り向けないように対策をするでもなく、余裕を持ってポストプレイをさせているのも崩されていく一つの要因ですね。たまに低い位置で組み立てる中盤にプレスをかけにいったとしても全体が連動してやれておらず、ディフェンスラインと中盤との間にぽっかりとスペースを空けてしまい、そこを突かれてしまうとか。バルサの守備が中盤でボールを奪う狙いを決めて囲い込めていたり、前に預けるボールに対して後ろから体をぶつけて自由を奪えているのに対して、狙いが無いように見える。それぐらいバルサの攻撃が流動的で狙いを絞らせていないだけなんだけど、それにしてもお粗末ですヨ。裏を狙わせない、ポストプレイをさせない、組み立てさせない、その内のどれか一つでも出来ていればここまで一方的な試合にはならなかったのに。
3点差がついたあとから少しだけ実践できるようになったとしても手遅れで、本来の力を出せるようになったというよりも、バルサが少し落としたから出来るようになった、と捉えた方がいいかもしれない。後半開始直後には継続してやろうとしていたように見えましたけど、すぐに意志を挫かれてまた終わり。バーゼルも得点チャンスはあったけれどチャンス止まり。せっかくビクトル・バルデスが色んな種類のミスを久しぶりにしてくれたというのに(笑

パスの成功本数を見てしまうと大変な試合ですヨ。いくらバルサが普段から相手よりも多い本数のパスを回してゲームを組み立てるとはいえ、約3倍ってのは――。