2008 年 9 月 のアーカイブ

JWE2008CC – 初めての対人戦

2008 年 9 月 8 日 月曜日

このJWE2008CCをやり始めてから結構な日にちが経ってますが、プレイしたものといえばファンタジスタモードとエディットモード、それとWEN-SHOPで選手を購入するためにWEN稼ぎのためにプレイしたマスターリーグだけ。マスターリーグは選手登録でオールスターを作って「試合をスキップ」して進めたために一試合も自分でプレイしていませんから、自分でチーム全体を使ってプレイするのはこれが本当にはじめて。今回は試しプレイもしていませんから(わら

今回はプレイ時間も短くもう一人の彼を誘える時間でもなかったので、leia対ショウの対戦のみです。何度かに分けて投稿しますが、青カーソルがleia、赤カーソルがショウ、というのは変わりません。一試合目だけマッチモードのホーム&アウェー機能を利用して二試合対戦しましたが、その後はチームを変えながら一試合ずつ。

コメントは諸事情で簡略化。意味はあまりありません。

■名古屋グランパス 2 – 0 FC東京
いくら一人で選手全てを使ったことがないとはいえ、ファンタジスタモードは2シーズン目でかなりの和子成しているわけで、全くJWE2008CCをプレイしていない人とは多少の慣れの差が出てきますね。特にJ版特有のふわふわした動きや、パスやシュート、AIが思い通りにならない感じは、W版のパラメーターの低い選手たちを使うのと全く感覚が違いますから。ましてや雪では……。
一点目のあれは、困ったらヨンセン、という自分のやり方をさせてもらって、そのこぼれ球をごっつぁん。二点目は大きく蹴り出すつもりが蹴り出せずにあんな形になりましたが、狙い通り。弾き飛ばされてファウルかどちらかかと思ったら抜けましたヽ( ゚∀゚)/

というよりも、使いたい選手が居てそのチームを選んでいるのに、その選手が不調ってどういうことだーヽ(#`Д´)ノ ムカー っていうのはウイイレではよくあること。でも対戦マッチモードなんだから使わせてください(つД`)

■FC東京 3 – 3 名古屋グランパス
マッチモードを使えばホーム&アウェーを自動的にやってくれるし、アウェーゴールも勝手にやってくれるから楽でいいんだけど、なんていうかかゆいところに手が届かないコナミ。いや、この機能はいいんだけど、いいんだけどね。未だにゴールキックとかパントキックをミッドフィールダーが競るってどういう事だ。せっかくヨンセンがいるんだから彼をめがけて蹴って、彼に競ってもらいたいのに何にも考え無しにDMFが競りにいってしまったら、そら失点しそうになる罠。

W杯アジア予選 バーレーン対日本

2008 年 9 月 7 日 日曜日

■Bahrain 2 – 3 Japan
睡魔に襲われながら書いているので、その辺は考慮していただくとして――。
勝ち点3を得るのがこういった予選で勝ち抜き本戦への出場権を得るためには重要なことではあるけれど、その「3」を得るための方法が大事なことで、それを如何に継続させて行くかがそれよりも大事なこと。アジアには実力以上の豊富なワールドカップへの出場権が与えられ、どこの地域よりも出場する難易度は低いと言ってもいい。もちろん広大な地域をカバーしなければならない辛さはあるんだけど、他の地域の国がアジアの予選に参加したらどうなるかを考えたらそう言ってしまいたくもなる。だからこそ、勝ちに拘り、勝つための方法に拘らなければならなくて、試す必要はないけれど、監督曰く目標はもっと高いところにあるようですから、それに見合う戦い方をしてもらわなければ困るわけです。

日本の攻め方は非常に単調なもので、これまでも決まった形は見えなかったようにこの試合もそれまでの何かを継続して戦っているようには思えませんでした。その一つの要因にバーレーンの熱さや時差の問題、それと芝の状態もありますね。最も最大の要因はアウェーであり相手なのかもしれませんが、如何に自分たちの流れに持っていけるかという作業を放棄しているような印象を受けました。

芝の状態が悪ければパススピードの速いグラウンダーのショートパスを多用してボールを動かし相手のディフェンスを動かしてショウもさせるということが出来ませんから、そういった狙いをそれほど持たなかったのかもしれませんが、試合を見ていて受けた印象は、自分のポジションを放棄しないように守りながらショートパスを前線に預けながら横パスやロングパスなどでフォワードに渡しドリブルで仕掛けてもらうという他人任せの攻め方のようでした。特にショートパスで預け、ポストプレイのようにして前を向かずに後ろを向いたまま受ける、足下へのボールを多用したせいで、特に序盤はマチャラ監督に読まれていたようで、たびたびフォアチェックの前にカットされたり体をぶつけられて流れを切られていました。あの中盤の構成であれば相手の監督には読みやすく、さらには海外組と俗に呼ばれる選手たちを入れてそれに頼んだことで、チーム内の完成度があまり上がらないことから裏への抜け出しのタイミングが合わず、ペナルティエリア内にまでなかなか下がろうとしなかったバーレーンの裏を狙うスペースへのパスを使えなかったのは残念でしたね。プレスのこないディフェンスラインからロングパスで裏を狙うのと、パスカットを狙われている中盤から裏へ出し続けるのでは相手に与える印象が違い、裏への印象を強く植え付ければポストプレイだってやりやすくなったはず。問題はそのスペースへ出すパスの少なさと足下で確実に受けて繋ぎたがる姿勢でしょうね。
その中盤から変化をもたらすのはフォワードの二人のドリブラーで、玉田と田中達也が積極的に仕掛けることが出来たからまだなんとかなっていたんですが、もし他の選手を二人並べていたら攻撃が立ち行かなくなっていたんじゃないかと思うほどですね。その点は岡田監督の起用が正しかったということ。ただし、中盤を含めてどう攻めるのか、どういう形を作ってシュートを打つところまで持っていくのか、というのを構築していくのが監督の仕事ならば、彼のやっていることはその場しのぎのやり方に過ぎず、何度も口にしているような「ワールドカップ、ベスト4」というのは自分から放棄しているようなもの。
得点の一つは中村俊輔がフリーキックから決めたもので、審判によってはあのファウルすら取られずにそのチャンスすら得られなかったかもしれませんし、PKを得た場面だってセットプレイからのもので、セットプレイが悪いとはいいませんが、身も蓋もない言い方をすれば審判に左右されるものですから、その試合の審判と相性が悪ければそのチャンスは一度も巡ってこないかもしれない。流れの中である程度崩してシュートまで持っていけるようになっていれば、そのシュートからコーナーキックを得ることもあるでしょう。今のままならサイドに出たボールが相手に当たってコーナーキックになっているだけ。クロスの精度も中で合わせる人材もいないのだから、サイドを深くえぐってもあまり脅威にはなりませんよね。

日本の守備は前戦から二人のフォワードが積極的なチェイシングをしているわりにはディフェンスラインの設定が低く、中盤の選手たちのリスクを冒す前へのディフェンスが少なかった印象で、フォワードの労力が報われない場面が幾つかありました。これは監督の指示が「前から行く」としたのか「引いて守る」としたのかが曖昧で、どちらかに設定したのであればそれ以外の選手たちの戦術的なミスで、あるいはどちらにも設定しなかったのであれば監督の致命的なミスでしかありません。個人的な想像では、ロングボールのケアをしなければならない、カウンターをケアしなければならないとして、ディフェンスラインの位置を上げることをさせずに安定した守りを得ようとして、前線には前から行かなければボールの出所を抑えられず精度の高いクロスボールを送り込まれてしまうからプレスをしなければならない、としているように感じました。
全く意味のない指示ですね。
精度の低いボールを蹴らせたいのであれば、前からチェックに行く、もちろん中盤の選手も含めて連動したプレッシングをして中盤の底からディフェンスラインにかけてのスペースが出来てしまわないように高く保ち、徹底的にパスの出所を抑える。精度の悪いボールであれば単純なスピードだけでは勝てませんが、もちろんリスクはある。そこをディフェンスラインのコントロールとプレスのかけ方、かける方向から限定するのがその守り方で、前後を分離させてしまえば徒労に終わってしまうだけで継続など夢のまた夢。
そして一発カウンターのリスクを減らすには、如何に自分たちがボールを支配し続けるか。それだけでいいんです。例えば一点を取ったあとはプレッシングと前後の分離し戦い方を継続しなくても、足下に技術に優れた選手たちが多くいるのだから、パスとランで徹底的に押し込んでしまえばいい。突き崩すのは大変になるが、リードしたあとならその苦しさは大きな問題じゃなくなるのだからそれを継続していくことで、相手のフォワードまでもを守備に奔走させ、ロングボールを受け取る選手を消してしまえばいいだけ。もしその選手が戻らないのであれば、人数で勝る部分とスペースを利用してボールを回せばいい。

ここに書くほど単純でも簡単でもないんですけど、希望は持たせて欲しい。

失点の部分に触れるとすれば、あまりにも不用意すぎて書くにもならないぐらい。後ろと前が分離している典型的な例で、もう少し前に押し上げてさえいればクロスを入れてきた選手のエリアはすぐにカバーできていたし、そこにボールを渡させることすらなかったかもしれない。闘莉王のオウンゴールは完全に彼のミスで、ゴールキーパーとの連携ミスというよりも頭でも足でも相手の勢いが前に向いているときにキーパーに戻すのなら、ゴールマウスを外して返すべきで、自分の裏を取られてのものならなおさらゴールマウスを外してコーナーキックにしてもいいという意識でクリアすべきだった。もちろn彼だけの責任ではなくて、そのパスを蹴らせてしまったほかにも大きな責任を感じてもらわなければ困るんだけどね。

3点取れた、2点失点した、ではない。
勝ち点3を得た、でもない。
日本代表だからと単純に応援できるならともかく、日本が勝ったからよかったと言えるものでもない。

今日は勝ったけど、次はどうするの? と不安になるだけ。

ファンタジスタモード 1年目

2008 年 9 月 5 日 金曜日

■愛媛 トッププレイヤー ファンタ視点
カーソル固定とかで使用している通りのままで、CMF登録のOMF/DMF、特殊はミドルシュート付きの選手を作成して愛媛FCのオファーを受けてみました。出来るポジションがDMFだけしかなく、前作ではCB起用を相当数やらされたんで、今回もまた同じようにCBあたりをやらされて、本職では限られた出場機会しか得られないだろうと思っていたら最初の出場機会は途中出場からCFでした。

いや、ちょっと待てと。

身長は高めに設定してあるんで、チームでも二番目に身長は高いんですが、若林という長身の純粋なフォワードがベンチにいるだろう。そっちを起用せずにフィジカルに殆どポイントを入れていない紙のような装甲のフォワードでポストプレイをやれとな。そんな無理難題を軽くこなせるわけもなく、クリアボールには競り負け、ポストプレイは後ろから軽くボールを奪われ、引き倒されまくりながらなんとか起点になっていたんですが、その次の試合からベンチ外の日々。

やっと出番が巡ってきたと思ったらまたCF(つД`)

そんな生活にも慣れてきたと思ったらようやくスタメンで出してもらえて、ポジションも本職のDMF。スタミナもスピードもないんでJWE2007CC時代のようにフィルター役も右サイドに流れてクロスでアシストを荒稼ぎすることもできませんが、それでもCFで起用されるよりは高評価を残してようやく第12節前後からローテーションに組み込まれたのかスタメン起用をしてもらって四国ダービーで初アシスト。へっぽこなアシストでも評価点7.0をもらって、ベストイレブンと印象に残った選手の14位にも選出されて(*´д`)ハァハァ

とかやってたら翌節に並のプレイをしてしまって即ベンチ外からベンチ入りセンターフォワード生活に逆戻り。前のJWE2007CCの時のようにトレーニングで個性を作成できるようにしてくれるならともかく、試合がないと本当に何も伸びないし、試合に出てもよく解らない部分が伸びて特徴のある選手になりづらくて( ゚Д゚)マズー
ユーティリティな選手を作ろうとしているからそれでもいいんですけどね。

で、そのフォワード生活もそれなりに続いてレギュラーを勝ち取れないまま、第20節のヴァンフォーレ甲府との試合で初得点を決めてみたり、途中出場のくせに得点を決めたあとに交代させられてベンチで試合終了のホイッスルを聞いてみたり、翌節にはベンチ外まですっ飛ばされていたり、もう散々でした。
そんな仕打ちにも耐えながらようやく湘南ベルマーレ戦でスタメンに選出されると自身初の一試合二得点。ごっつぁんゴールも含めて酷いゴール二つですが、とにかくドペルパック。ベガルタ仙台戦では途中出場からオウンゴール二つを演出するとか、それなりに結果を残しても即ベンチ外だったり不安定すぎて流れはいつもの通り。

第36節あたりから本格的にレギュラーの座を勝ち取ってほぼ毎試合出場で、アシストとかゴールとか数字では残らないもののそれなりに貢献して、一人だけ疲労ゲージ溜まりっぱなしだった、って事もあるんですがスタミナが70もなくて毎試合チョロQダイナモ状態(わら
見事に後半70分過ぎに毎回交代しているお陰でフル出場は未だありませんが、先制点に貢献できて満足して交代 → ロスタイムに失点のパターン多すぎ。MoMになり損ねた試合がそのお陰で何試合あることか。

ともあれ後半戦は試合に結構出られて満足しながら1年目終了。来季は開幕からレギュラーで出られることを夢見ながら、オファーを全て断って2年目へ。

24試合出場 5ゴール 2アシスト MoM5
出場時間1648 平均評価点6.4
決定率14.28% パス成功率75.76%
パスカット40 ファウル9 カード0

オリバー・カーン引退試合 バイエルン対ドイツ

2008 年 9 月 3 日 水曜日

■Bayern Munchen 1 – 1 Germany

自分のアイドルといえばストイコビッチとカーンなんですが、そのカーンも昨季を最後に引退をしてしまいました。どんどんと好きな選手たちが引退していくのは寂しい限りで、他にもアルベルティーニとか色々好きな選手たちもいたんですが、それはともかく、バイエルンであれだけ活躍をしておきながら、引退試合の話が聞こえてこないのはキーパーというポジションのせいなんだろうか、と思っていたらやっぱり引退試合は設定されていたんですね。カーンがいなくなったバイエルンに魅力を探そうにも、いまいち興味を惹かれる選手が居ないのが困りもの。シュバインシュタイガーも何を置いても彼が――ってタイプじゃないですし、バイエルンの象徴っていうのが今のチームにはいませんから。だってファン・ボメルがキャプテンでルシオとデミケリスが二番手ではどうにもならないでしょう?

ドイツ代表には、パトリック・ヘルメスとかマルコ・マリンとかゼルダー・タスチとかEURO2008以後のメンバーも含まれていて、シュバインシュタイガーもこちら側で、W杯予選のテストといった意味合いも多少含まれていますね。ただ今回の予選のキーパーが、エンケとヴィーゼだけって時点でどうなんだ。ノイアーとかも本来なら呼んでおきたい所なんでしょうが怪我のため呼べず、レネ・アドラーも同様かな。ともかくカーンやレーマンといったところがいなくなって途端に層が薄くなっているのは困りもの。というのもドイツのこのポジションは年功序列の要素が非常に強くて、現在の調子よりも実績が重視されてしまうためにこのようなことになるわけです。だから同年代のカーンとレーマンの二人がずっとポジションを争ってきてしまったがために、今は盤石ではない、というわけですね。ちなみにエンケは色んな意味でレーマンの後継者。
そういえばヒルデブラ(ry

対するバイエルン側もヴァン・ブイテンとかルシオとかクローゼとかを外してます。この辺は代表の試合日程の影響などもあるんでしょうが、代表から外れて久しいオッドがバイエルンとして初出場、トニも代表の試合があるにもかかわらず出場してくれてます。

布陣はこちら
■バイエルン・ミュンヘン
FW ポドルスキ、トニ(→45′クローゼ)
MF ゼ・ロベルト、ボロウスキ、ファン・ボメル(→45′オットル)、ソサ
DF ラーム、ブレーノ、レル、オッド
GK カーン(C)(→76′レンジンク)

■ドイツ代表
FW エルメス、ゴメス(→45′クラーニィ)
MF マリーン、ロルフェス(→45′ヒツルスベルガー)、シュバインシュタイガー(C)、トロホウスキ
DF ヤンゼン(→45′パンダー)、メッツェルダー、タスチ、フリッツ(→45′ヴェスターマン)
GK エンケ(→45′ヴィーゼ)

ドイツ代表の攻め方は、常に裏のエリアを狙い続けるようなもので、主にその役割はゴメスが担ってましたね。とにかく経験の浅いブレーノの所を狙ってラインとの駆け引きをしつつボールを受ける、というのをやっていましたが、ブレーノのパワーに阻まれて中へ入っていける場面は少なく、サイドへ流れがちになっていました。そこをサポートしなければならないトロホウスキもマリーンもそれほど高い位置を保てておらず、ゴメスがボールを受けてサイドへ流して中へ入っていく、という動きはなく、両サイドもそれほど起点になれているわけではなかったので、攻撃は散発的なものでシュバインシュタイガーがどちらかのサイドと協力したときにチャンスができるようなものでした。ロルフェスのアンカーはフリングスのやり方とは違い、パスでゲームの組み立てをしたり、大きなエリアをカバーするものではありませんでしたが、堅実さは十分でこのあとに待っている二試合なら十分に支えられるものでしたが、以前のセンターハーフというかサイド気味にやっていたときの軽いイメージとは違って、今ではアンカーにぴったり収まってて運動量も落ちてました。運動量が多いタイプではなかったんですが、なんというか、地蔵?
他はタスチのところが少しマークが緩く、裏への抜け出しも抑え切れておらず心配な内容で、エルメスも運動量が少なくボールの起点になれるタイプではなく、裏に抜けて一点、とかペナルティエリア内で一点ってタイプが近いのかな。ポストプレイの気配もなく、攻撃の組み立てなどにも絡めてません。恐らく彼を輝かせるにはクローゼみたいな献身的な選手を横に置いた方がいいんでしょうね。クラーニィと並べてしまうとかなりボールが回らなくなるんじゃないかと思うくらい。

それにしても試合中に途中交代でカーンが退くタイミングでイベントをするなんて、ドイツはやることが色んな意味で違う。公式戦ではないにしろ、双方にとって意味の深い練習試合でもあるわけで、その後半30分にカーンがレンジンクと交代するからといって、試合中断から両チームの選手が花道を作ってそのまま退場――かと思いきや、ポール・ポッツ氏の「Time To Say Goodbye」と共にスタジアムを一週するカーン。もうこの時点で試合を打ち切ってもいいんじゃないかと思うくらいに試合の流れはなくなっているんですが、そこはほら「カーンの引退試合」なわけですから当たり前。やりすぎだけどいいものです。ええ。

Bundesliga 3. Spieltag バイエルン対ヘルタ・ベルリン

2008 年 9 月 2 日 火曜日

■FC Bayern Munchen 4 – 1 Hertha BSC Berlin
両チーム共に3バックでの対戦は今となっては珍しいんですが、一口に3バックといっても両者には違いがあって、ヘルタの方は中央に三枚をまとめておいた密集状態の3バックで、サイドのスペースはウイングバックに任せた5バックに近い考え方のもので、バイエルンの方はセンターバック三枚をワイドに置いてサイドのスペースもセンターバックがある程度ケアする形を取っていました。両者のスタイルの違いは相手の攻め方の違いでもあるわけですが、バイエルンはこれまで4バックで試合をしてきてサイドからの攻撃がうまくいっていなかったのを修正するかのようにラームとレルを前に持ってきて、中盤とより高い位置で連動させようとする意図があって、ヘルタの方はサイドを使うのは主にフォワードのパンテリッチでサイドアタッカーとしての役割をウイングバックはあまり与えられていないようでした。
もう少し続けると、バイエルンの3バックの前にはオットルがアンカーとして存在しているんですが、高い位置でサイドを攻略するために残りの二枚のミッドフィールダーはより高い位置でサイドに流れるために、ここを一枚で支えなければならない状態が多くありました。そうなると攻撃から守備に回った瞬間に中盤のところが相手しまい、中央に人の多いヘルタに使われてしまいかねないんですが、3バックの中央に位置するデミケリスがリベロというかフォアスイーパーのような役割をして前へ出て行くことでポストプレイを潰したり、前へのパスをカットしたりとタイミングのいいチェックで数的不利になるのを防いでいました。その点ヘルタの方はきっちりとしたセンターバックであってリスクを冒して前にチェックに出てこない。それはトニとかクローゼというフォワードが圧力をかけつつ、裏への意識を強く持っていたから不用意なことを出来なかったからでもあるんですが、フォワードの存在感とセンターバック中央の選手の読みで大きく差が出ましたね。

バイエルンは前の試合のファン・ボメルが退場したことを受けてのシステムの変更だと思うんですが、これまでのようにディフェンスラインと中盤のラインを形成して下がる間にその間を使われていたんですが、オットルがよく動きカバーをし、デミケリスが前のスペースを消すことで、システムが違うとはいえ上手く弱点を消していました。サイドへ多く流れるために何度かラファエルに突かれてしまっている場面はありましたが、近田がないと割り切れるくらい、それはラファエルがよかっただけでしたから。
今後はオッドも加入したことですし、以前と同じ4-4-2に戻るんでしょうが、無理にファン・ボメルを使うよりは、このどちらかを中盤で使い、守備面の安定を図った方がいいのではないでしょうか。でもクリンスマンは拘るんでしょうね。オットルのパスセンスの無さには困ったもので、ミスも多く首をかしげたくなるようなパスを多くするんですが本人は意に介してないところが何とも使いづらいのかもしれませんが守備と運動量は問題ないですし、デミケリスも以前に中盤で評価を上げたようにまた中盤へと戻って引き締めてくれてもいいと思うんですが、無理なんでしょうね。

先制点は中央でクローゼのポストプレイからシュバインシュタイガー、トニと渡ったゴールで得点の殆どはトニのパワーと駆け引きの上手さによるもの。クローゼとトニのためだけにセンターバック三枚がいるようなものなんですが、ボールを受けて前を向くタイミング一つで勝負が決まるっていうのは何とも。ブンデスリーガでは図抜けている感じがしますね。
で、二点目は中でフォワード2枚がディフェンダー3枚を引っ張っていて、位置関係が近いことで極度の密集地帯を作り出して他のスペースを空けていた。そこへサイドからラームがカットインしてシュート。動きは見事だけど、あれはフォワードの脅威が強いからこそ出来る攻め方で、裏への意識を持ったパワーのあるフォワードの脅威、ってところでしょうか。

その後の三点目と四点目、そしてヘルタが返したゴールは殆どもう勝負が決まった状態のミスの多い緩いプレイばかりが原因といってもいいくらいでしたから、眠気を吹き飛ばすほどの力はありませんでしたね。
PKの判断が妥当であるかどうかは別として。

Liga Espanola Jornadas 1. デポルティボ対レアル・マドリー

2008 年 9 月 1 日 月曜日

■Deportivo La Coruna 2 – 1 Real Madrid
レアル・マドリーの守り方はいい意味での横綱相撲であって、それはシュスターが就任してから変わってないんですが、高い位置からプレッシングをしてボールを奪いカウンターをするというものではなくて、バルサのようにボールを奪いポゼッションを高めようというのでもないんですね。自らが消耗しながら相手を追い込むのでもなければ、相手を消耗させて追い込む戦い方でもない。相手にある程度ボールを持たせて、ある程度形を作るところまでは許してあげながら中盤以降の部分できっちりと囲い込んでボールを奪い、手数も時間もかけずに前へ残っている三枚で速い攻めへ繋げる。やり方はカウンターに近いんですが、個々の力で受けきった後に攻撃をすることで、アタッカーが消耗をしていない状態で攻められるために鋭さが時間と共に鈍っていきにくい、というものと捉えられるのかもしれません。
ただこの試合は、横綱相撲はそのままでも、手数をかけずに攻めることが出来ず、ロッベンのところには一枚付き、ドリブルの最中にもう一枚が付いて封じ込めることに成功されてしまっていましたし、ラウールやファン・ニステルローイへのポストプレイもさせてはもらえているんですが、しっかりと後ろからプレッシャーを与えられていて振り向くこともサイドへの展開もろくに出来ない状況を作られていて、文字通りのポストの役割しか出来ずにスピードアップをさせてもらえませんでした。ボールを奪われずキープして戻す役割はできているんですが、彼らがやれることと求められていることはもう一段階上のことなのでこれだけだとマドリーの攻撃をスムーズにするには足りない訳で――

デポルディボ側からすると、ディフェンスラインを最後尾のラインとして、中盤でもサイドアタッカーまで守備位置に戻して二つのラインを見事な形で形成していました。バイエルンの試合でも書いたように、このやり方はディフェンスラインと中盤との間にスペースが空きやすく凡庸なボランチが底を務めていた場合、二つのラインの間を突かれてしまって自由にボールを持てるスペースが出来てしまうんですが、ラインと選手の距離感が統率されているおかげで、ボールが収まる瞬間、もしくはボールが収まりそうな瞬間にはプレッシャーをかけに寄せていくことが可能でしたし、それを打開するほどの運動量がマドリー側になかったのも事実ですね。ラウールなんかはここのスペースを使おうとよくポジションを取っていましたが、そこに収まったときには統率されていて綺麗に整っていたはずのラインを崩して、フォワードにはセンターバックが張り付き、引っ付いていっていましたし、ロッベンへのプレッシャーの時はサイドバックとサイドアタッカーの位置関係を知覚して囲い込み一人目を抜いたところでボールを奪うなど、その他諸々を臨機応変に二列のラインを維持しながらもそれを崩して守ったり、いい戦術でしたね。

マドリーの中央を中心とした運動量が豊富で攪乱しつつ、両サイドを上手く使えればもっとチャンスが増えていたんでしょうが、ロビーニョさえいれば案外簡単に崩せていたかもしれませんね。ロッベンの癖は研究しつくされていて、ポストプレイから中央のグティが拾って両サイドへ長いパスを出せていれば状況は変わっていたかもしれませんが、運動量が少なく途中から消極的になってシュートすら狙わなくなって試合からも消えてしまいそうになっていたのが残念ですね。彼を中盤の真ん中に置くのは悪くないんですが、守備に貢献できるタイプでもなければ運動量が多いタイプでもないので嵌ってしまうと全く活躍できない、中盤でプレスが緩くなるからラインの位置が低くなって数で囲い込むのが難しくなってしまうんですよね。彼の気性の荒さを考えると本来ならこの位置で後ろにカバーリングの得意な選手を置いて攻撃に専念させる方がいいんですが、そういうわけにはいかず、もう一列上げてプレッシャーの中に置いておく不安よりはマシであって、ラウールを活かすためにはその位置は使えない、と。それで早いカウンターを防がれて遅攻になると彼のパスが活きてくるはずなんですが、前述の通り消えてしまっていたのでアレですね。
マドリーには個人の力で突破できる選手はいますが、その活用法が少ないので、同点ゴールの場面がたまたまだったように突破口を見つけるのは難しいかもしれません。

デポルが先制したのはグアルダードのファウルのもらい方が上手かったのが大きく、彼のパスの精度が高かったからなんですが、あのファウルの貰い方はともかくとして、ああいった場面でのペペのファウルは昨季から幾度となく目にしてきてうんざりですね。相手をコーナー付近に追いつめて体制も崩れていて、クロスを上げられるか、そのままタッチを割るか、自分の足に当てられてコーナーを取られるかといった程度の選択肢しか無く、強く当たりに行く必要も奪いに行く必要もないと思うんです。体を密着させず適当なスペースを空けて相手のコントロールミスを誘うか様子をうかがってもいい。体勢を立て直して抜きに来るならそこではじめてファウルで止めてもいいわけで、可能性を感じない場面で誘いに乗るのはもってのほか。ああいった強い当たりは前へ出て行く場面では重要であり、効果的でもあるんですが、後ろへ向かったあとの対応はペペには改善の余地あり、ってところでしょうか。

あとのマドリーの不安材料を挙げるとすれば、まずはロビーニョの移籍関係で揉めている部分が決着をする(した)のかどうかということが、チームと関係に悪影響を与えていないかということ。それとシュスター監督は以前に指揮していたチームでもそうだったように、前に指揮していた優秀な監督の遺産を基に戦っている部分が幾つかあり、毎シーズンそのメッキが落ちてくる後半戦で急激にペースを落としていくんですが、二期目の落ち方は結構数字では大したことがないように見えても印象として強いので、その辺でしょうか。ただ、今回は選手の放出も獲得もそれほど無く、チームを作り直す必要はありませんから、昨季の戦い方を継続すればいいだけというのが不安材料を小さくしてくれるかもしれません。でもカペッロが築いたセットプレイの守備をシュスターが捨て去ってしまっているのがなんとも。昨季も結構セットプレイから失点しているような印象があったんですが、今季も開幕戦からこれでは……。

なんだか色々繰り返しているような気がしますが睡眠不足ということでスルーで。
書いてて書けているのか書けていないのかすらわかりません。

三試合同日はつらい(つД`)

Liga Espanola Jornadas 1. ヌマンシア対バルセロナ

2008 年 9 月 1 日 月曜日

■Numancia 1 – 0 FC Barcelona
バルサの失点した場面は前半13分にダニエウ・アウベスの軽いプレイとそのミスからボールを奪われてカウンターになったんですが、問題はそのプレイがどうというわけではなくて、ダニエウ・アウベスの裏を突かれることが多くなるだろうというのは彼を獲得したときから言われていたことなので、そこのカバーさえ出来ていればなんてことないんですが、マルケスとの連携がいまいちだったことですね。マルケスはカバーリングが上手いんですが、一対一で勝負をするとか対人戦に強いディフェンダーというのではなくて、味方を利用してボールを奪うのが上手いディフェンダーですから、ああいったカウンターの場面できっちり止めきることは難しいと言ってもいいんじゃないでしょうか。あの場面出たてのコースを切るかパスコース切って、攻撃スピードを遅らせて戻ってきた味方を利用してボールを奪いたい。そうしないのであれば右にプジョルを持ってきたいんですが、マルケスの左は不得意でやらないようですからガブリエル・ミリートの復帰待ちといったところでしょうか。カウンターではなく普段の守備であっても、マルケスとダニエウ・アウベスの連動した守備というのは見られず、それぞれ個々の勝負になりがちだったのでマルケスへの負担のかかり方が気にかかるところです。とはいえ、相手があれだけ引いていたヌマンシアですから、2バック気味になっていて、距離が開いているのもあるので仕方ない部分ではありますが、実際の所は右に振られた時点で彼のスピードではサイドまで間に合わなかったので不安定なポジショニングになってしまった、って所かもしれませんね。その影響を受けてアビダルが中に絞らざるを得なかった、と。今季はどうなんでしょうね、この左右のサイドバックのバランス。控えも含めて今季も不安材料はここ。

攻撃面ではメッシの試合勘、というよりもチーム内の連携のなさが酷く、他の選手たちがアンリに出すパスは昨季から大きく改善されていて、動きが止まった状態で預けるのではなく、動いている最中に渡すパスを中心として、あるいは裏であるとか前方のスペースへと出すようになっているのに対して、メッシは旧態依然としたパスを出している、そんな印象でしたね。それとポジショニングに関しても不安定で、前のバランスを崩してしまいがちで、ダニエウ・アウベスは元々中へ入ってしまいがちなサイドバックだったので、メッシの影響だとはいえませんが、彼が中に入ってしまってサイドをえぐる選手にはなれず、ザンブロッタとメッシとの相性が悪かったように、そこをどう改善してきたのかを見たかった身としては残念でした。それと右でいいポジションが取れていないのをチャビが再三にわたってカバーをしてディフェンスラインの前にポジションを取っていましたが、純粋なセンタフォワードの居ないこのチームでは、一時的なボールの納めどころになって、その効果は大きそうです。

フレブが入って変わったのは、彼がサイドをワイドに使おうとする意識を持っていることでしょう。他の選手たちもワイドに使おうとはしていますが、それはサイドから攻めているときにサイドにいることが多くマークに付かれている状態でサイドにいることが多いのに対して、フレブはマークが少ない状態でサイドをワイドに使い、中へのパスを出すためにはシンプルに、というぐらいでしょうか。正直なところ、ヌマンシアのような相手であればあまり劇的な変化は望めませんね。ボヤン、ケイタと連続して投入しても大きな変化はなく、ただただダニエウ・アウベスのクロスにしろパスにしろシュートにしろ、いずれもが精度を欠いていたのが目立ったぐらいですね。彼の所の控えが居なかったので、交代は出来なかったにしろ、メッシのコンディションもコンビネーションも悪く、個人で状況を打開出来る可能性があるにしろ、交代してプレシーズンマッチである程度成熟できたメンバーで後半は挑むべきだったんじゃないかと思うわけです。こんな引いて守る相手とは今季も相当数やることにはなるでしょうから、10番でもエースでも見切りをつける勇気がグァルディオラ監督にあって欲しかった。最後のチャンスになったフリーキックを得たダイブとかポストを叩いたシュートとか、そういうのは見せてくれましたけどね。

しっかし、ヌマンシアはがっちがちでしたね。こういうやりかたは自分は評価しないので何も書きませんが、徹底と組織と意思の統一。アンチフットボールではなく、純粋な戦術と戦い方でいいものですね。昨季のマドリーのようにこんな相手にでも強制的に持たせてカウンターみたいな、戦い方の変化をバルサが出来るのであれば苦労はしないんですが、点を取られた時間の早さもスタイルの変化をさせないようにしてましたか。