■Everton 0 – 2 Liverpool
ダービースキー、そして某ファンとしては今週末の三つのダービーは見逃せないので、珍しくイングランドの試合を観戦日記でも書いてみます。戦術がどうとかシステムがどうとかというのは書けませんので、ただの感想でしかありませんが。
リバプールの左サイドバックは鬼門だと思っているんですが、この試合担当しているドッセーナはどうなんだろう。クロスの質があまりよくないのは聞いていたんですが、フリーランの質もお世辞にも高いとは言えませんね。ロビー・キーンがボールを持ってサイドに流れる場面が多く、それやリエラとの連携からドッセーナが上がって来るという場面が幾つかあったんですが、ボールを貰えないことが多いんですよね。ボールを貰えないというよりもボールを出せないと言った方が正しいのかもしれなくて、上がってきても相手の空いたスペースを突いているのは突いていても、この試合のエヴァートンの守りとドッセーナのクロスを考えると、上げる前に寄せられてしまうんじゃないかというのが頭をよぎるわけです。恐らくそれで上げてもらえないんじゃないかと思うんですが、もっとワイドに、タッチラインぎりぎりまで開いておけば出してもらえるんでしょう。余裕を持った状態でボールを渡しておきたいタイプですから。あの追い回す感じの守備と意欲はいいんですけど、右のアルベロアとカイトが守備的なだけに、左にはどうしても攻撃力を求めたくなってしまう。
イングランドの当たりが激しいのはいつものことなんですが、それ以上にこの試合のエヴァートンの当たりは激しい印象で、特にフェルナンド・トーレスとかリエラ当たりは嫌っていてオブストラクションとかなんだとファウルを要求している場面は多くあるんですが、それがスペインではないからファウルを取ってもらえずに少々苛々している印象がありますね。特にトーレスはボールを触らせてもらえませんし、マークが厳しいのもありますし。早い段階で前方にスペースを用意しておいてカウンターならなんとでもなるんでしょうが、前にスペースを空けてもらえなく、早めにボールをもらって裏にもいけないのでうまくいってないですね。ただ、キーンが左に流れまくっていたのと、カイトが中へよく入るようになり、後半になってプレスも緩くなってきて、先制点のシーンのようにフリーになれるようにもなりましたね。なんというか、エヴァートンのラインコントロールがお粗末すぎてキーンに裏へ抜けられ、ファーサイドは誰もケアしておらず、ミスの方が印象として強いんですが、きっちりダイレクトで決めてしまう当たりがフェルナンド・トーレス。90分の中で常に試合に絡んでいる選手ではなくて、やっぱり「ここぞ」って時に出てくる方が彼らしい。二点目のこぼれ球への反応とか、カイトのファウルでゴールにならなかったクロスをダイレクトで叩いたシュートも完璧。あの簡単な場面で決められない人と同じ選手とは思えないなぁ、とたまにこうやって思うわけで(w
あとの見所といえば、リバプールが失点を免れた前半14分ケーヒルのQBK。あれはステップが合わなかったからああなったんでしょうが、かなりアレでしたからハイライトの一つで、前半28分に左からのクロスにレイナがキャッチミスをして、フェライニかな、彼がシュートをしたのもキャラガーに当ててしまわなければ一点。笛はなっていたらしいんですが、キャラガーが相手を抑えきれなかったとか、逆光で辛いとか色々言い訳は出来そうですが、レイナのああいったところがなければもっといいキーパーになれると思うんですけど、ハイボールに弱いのはスペイン人キーパーの特徴。