■Japan 1 - 3 Uruguay
感覚としては、中村俊輔や遠藤が出場できないときの代わりとして小野がゲームを組み立てることが出来るのか、というのをやろうとしていたようでしたね。特に前半の段階ではその傾向が強く、中盤の高い位置で小野にボールを渡して展開させようという意図がありありと見えすぎてウルグアイのマークを集める結果になってしまっていました。
手詰まりになって小野にボールが渡らなくなったときに誰が動いてスペースを作るのかが、この試合の先発メンバーの組み合わせには欠けていて、中村憲剛は慣れない中盤のサイド気味の位置をやらされていて、ボールをさばくことも受けることも飛び出すこともできないでいましたし、長谷部にしてもどこのポジションでどの役割を担うのかが不安定でスペースを作る動きも組み立てるのも難しく結局は二人のスピードのあるフォワードに頼むだけでした。
後半それが改善できたのは、中盤の底を担当していた人物を変えることで、そこの部分から前への正確なつなぎがある程度出来るようになったのが影響しているんでしょうね。青木は守備で貢献できていたとしてもボールを受ける動きもパスを出す技術も周囲と比べると一段劣っていて、例えば小野のようにマークが付いている相手へのパスを、勇気を持って出すことも出来ていませんでしたし、サイドに流れてボールを受けての展開というところでミスをして奪われてカウンター、なんて場面も作り出してしまっていました。このポジションの守備の大事さは昔から変わりませんが、現代サッカーで必要なのはそれに加えてパスのセンス。ユーロではマルコス・セナやフリングスがその役割を担い、チームの攻撃を活性化し、チームの勝利に大きく貢献していたように、最重要ポイントでもあるわけです。だからこそ、攻守両面である程度の計算が出来る阿部を置いたことで日本の攻撃が立ち行くようになり、中村憲剛をサイドから中央に戻したことで本来の動きも出来るようになった。岡田監督にしてはまともな采配だったように思えますね。
小野は前半のように攻撃を組み立てる役割をしようとするのを後半は辞めていましたが、自分よりも前にいる人数を考えればそうなってもしかたのないところでしょう。本来なら後半の中村憲剛のポジションに置いて、サイドアタッカーとサイドバックの両サイドとフォワードの、自分より前に向かう広いスペースをパスコースとして利用させてこそですから、おかしな人選では彼の実力は発揮できないわけで、ボールを受ける側へと移行して幾つかチャンスには絡んでましたね。前半からペナルティエリアに入ってパスに絡む場面はあったんですが、あれはフォワードがあまりにもサイドへ逃げてしまうのと両サイドが効果的に使えていないことや、マークの中でもボールを失わない自信があるのにパスを出してもらない事に関する脱力感というか、サボリでしょうけど。そうなるだろうというのはスターティングメンバーの中盤とサイドバックの名前を見ただけで解ることなので、小野の組み立てる力を試したのか、それとも小野の動きが流れの中でどこまで役に立つのかを試したのか、岡田監督の意図は図りかねるし、自分の首を絞めているだけのような気がしましたね。
守備の部分は相変わらず、守備戦術=中澤という体たらく。開始早々から両サイドをスピードとドリブルでえぐられて、攻撃的ではないサイドバックを置いているのにその効果を何も感じられない守備で、深くえぐられてディフェンスラインを下げられるいつものパターン。いつ裏を取られるかという恐怖心を植え付けられてディフェンスラインの押し上げが出来中うなりプレスが効かなくなって、中盤での構成力と攻撃に移る速度がどんどんと遅くなり、4バックなのか6バックなのか解らなくなるような守り方までしてしまってますよね。もし中澤がクロスボールへの対応を失敗すれば、ドリブルで抜きにかかる相手に体を寄せられていなければ、カバーリングが一歩でも遅れれば、という場面ばかりでディフェンスラインの形成すら出来ていませんでした。ある意味においては中澤がフリーマンとなって一人で守備をしているようなもので、マンマークをして中澤がスイーパーをしているような生やさしい状況ではありませんね。マンマークをして彼の負担を少しでも軽減させられるのであればそれでもいいんでしょうが、役割を明確に形成して、それぞれが身体能力で劣っていても対応して形にさせないこと彼が怪我で欠場でもしたら形を作るのすら難しいかもしれませんね。あるいは見方を変えると中澤が役割を無視しているのかもしれませんが。
あとは書くとすれば、日本の選手たちは得点に結びつけられそうなシュートチャンスを幾つか得ながら「ゴールチャンス」ではなく「シュートチャンス」に止めてしまっているのは大きな問題でしょう。アジアレベルの三次予選とかならともかく、最終予選や世界を相手にしようとしたときに、シュートを打ってるチャンスで余計なことをしてシュートすら打てずにカウンターをされたり、躊躇している間にコースをふさがれて他へパスをしなければならなくなったり、コントロールミスをしてディフェンダーにボールを奪われているようでは話にならないんですヨ。シンプルにしていればシュートを打てていることが多いのは玉田で、シュートさえ打っていれば得点になるチャンスもあるだろうに、シュートに行くまでに自分の形を作ろうとして動かすから何も始まらないまま終わってしまうんです。他の選手も大差ないですけどね。シュートを打つまでの動きを自分で難しくしてしまっていては、どうしようもないでしょう。
あとは共通理解と絶対にボールを失ってはいけないところでボールを失うケースを改善すること。バックパスであるとか、自陣内であるとか、セットプレイのあとであるとか、相手がカウンターに移行しようと共通理解を持っているチームならなおさら、その場面で奪われれば失点に直結するのは当たり前で、日本が持っていないのはそういう共通理解でもあるわけですね。「行けるか行けないか」ではなく「行く」という意思が見えるプレイが必要で、だからウルグアイの最後の点のように、こぼれた所にしっかりと人がいるんです。
身体能力やテクニックの面ではなく、如何に勝負をするかという精神面で大きく劣っている。ただそれだけです、今のこの形でやるならね。
余談ながらもうすぐJWE2008CCですね。クソゲー確定のようなのでしばらくはスルー。ファンタジスタだけなら有りなのかなぁ。
某PSPoも買ってから一度も(ry なのにどうしましょう。
JWE2008CCは前回同様ファンタジスタだけに集中してしまいそうな気がしますw
PSPoどうしましょ(汗)全然できてないや・・・。
>ショウ
もうファンタジスタだけでおkなんじゃないですか?
対戦もたまにやるぐらいで、あとはWE2008を継続して――とかで。
バイエルンも無いし、オプションファイル引き継げないし、対戦するならエディットが大変そうです(つД`)
PSPoは、やりたいっすねぇ…
自分は時間に余裕が出来てきているんでアレなんですが