東アジア選手権 日本対韓国

■Japan 1 – 1 Korea
何故サイドアタッカーを中盤に置かないのか。
今日のリザーブには怪我をしているとはいえ駒野が入っているわけですし、安田もフルタイムではないにしろ出られた、センターバックに水本もいる。そういった状況で、何故左サイドバックにまた加地を使うのか、というところが問題なんです。今日の攻めで右からのクロスが多少あったものの、左からの攻撃がお世辞にも機能していたとは言い難い。なら思い切って、左に水本を置いて多少攻撃面を犠牲にしてでも右の守備負担を減らす役割をして、疑似スリーバックを形成してもよかった。さらにいえば、左に回していた加地を右サイドバックに戻して、失点の場面のように守備の判断力に疑問符の付く内田を一列前で起用するという方法もあるわけです。安田をそうしているようにね。
今日の中盤の構成は北朝鮮戦と同じ、センタープレイヤーの集まりであって、意識的に橋本がサイドへ流れる意志を見せたとしても、それはセンタープレイヤーがサイドへ流れただけであって、サイドが本職のプレイヤーの動きとはまるで違って突破も仕掛けもない。それでサイドバックが上がってくるのを待たなければ本格的なサイドアタックが出来ないのだから効率的で効果的なサッカーなど出来るはずもありません。それでいて、サイドの広大なスペースがサイドバックにかかっているわりに、ディフェンスラインの位置が低く走る距離が長すぎることも影響しています。何故あそこまで日本がディフェンスラインを低く設定していたかというと韓国のロングボール一辺倒の攻撃に対処するためにはそうせざるを得なかった、ということなんでしょうが、中国戦でしたような前からのチェックをこの日こそ日本はすべきでした。中国の攻めはロングボールありきのスタイルではなく、日本のチェックに合わせてのロングボールのスタイルであって、前から行くからこその危険がつきまとっていたわけですが、韓国の攻めは日本がどう来たとしてもロングボールであることに変わりがない。そうなると、戻りながら処理させるよりは、前で出所を防いでしまった方が遙かに攻撃に移るスピードと距離に違いが出てきますよね。防ぐのは不可能に近いとしても精度をある程度落としてしまえば、ロングボールに対処するのは何とか出来るわけで、精度を落とせていないボールであっても中澤があれだけ防げたのだから、精度を落とせていたら、と考えれば想像するのは難しくないはずです。さらに守備について書くと、ロングボールではなく韓国のセンターフォワードにボールが収まったあとのポストプレイ、これをされるのはロングボールを警戒しなければならないからしかたがないとして、そのポストプレイのあとにフリーランで裏へ抜けようとするセンターフォワードをどこまでも抑えようとして下がる必要はどこにもないんですよ。裏へ抜けられることは怖いかもしれないが、ディフェンスラインはあえてそこでラインの位置を止めて、ポストプレイで戻されたボールに対して前向きにプレッシャーをかけていかなければならない。そうすることで人数をかけて攻めない韓国に後ろにボールを下げさせることが出来れば、それはボール奪取のチャンスでありカウンターのチャンスでもある。そう考えていかないと相手の攻撃を受けて守るだけになってしまいます。横綱相撲をとれるほど日本は強豪ではなく、相手との実力も離れていないのだから、受けてしまってはいけない。
攻撃面では、サイドアタッカーがいないことも一つの要因ではありますが、サイドバックの内田が中に入ってきてしまうのも一つのマイナス要素で、安田もそうですね。ワントップだったから中にスペースがあり誰かが飛び出さなければならないのは当たり前。でもサイドアタッカーがいない以上、誰かがサイドで相手の選手を引きつけておかなければ、中のスペースが潰れてしまうのもまた当たり前のこと。ワイドに使って、引いて守る韓国の守備にはボランチとディフェンスラインの間にスペースがあるのだから、そこも使い、そのさらに裏も使う。相当なリスクを背負う攻撃であっても、今日のように左サイドからの攻撃がないのであればマドリーの効率的なサッカーのように左右非対称でやってしまえばいい。ただそれだけのこと。

失望? いや。最初から希望を持っていないから失望などしない。
何度も書いてきたことだからマンネリなのは否めませんが。

動画も一つ前のエントリで更新しているので、そちらもよろしく(わら

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