El Clásico 07/08

負けた、けどそれはロナウジーニョ一人に起因するものじゃないと思うんですヨ、この試合に限っては特に。
この前の試合でアビダルが欠場していた間のロナウジーニョを思い出してもらえればわかるとおり、彼は確実に復調しつつあったんですね。何故か。怪我の治療がうまくいっていることやフィジオがしっかりやっているからもあるからなんでしょうが、それ以上にシウビーニョの存在が大きいんじゃないかな、と思うわけです。クラシコに限らずアビダルっていうのはオーバーラップの頻度も多く比較的攻撃も出来る選手なんですが、使わないとすぐに心が折れてしまう選手なんですね。ロナウジーニョにとってはサイドバックの上がりによって(タイミングはともかく)マークが一枚剥がれるのはドリブルで仕掛けるチャンスにもなるわけで、パスを出さないことも多くなる。でもバルサのサイドバックはそうであっちゃいけないんですヨ。それまでロナウジーニョと成功を収めてきたジオやシウビーニョの上がりが、どれだけパスを出してもらえなくても続いていたように、繰り返すことでよりマークが薄くもなれば抜けたサイドバックへパスを出せるようにもなるわけですから。それにアビダルは下手なんで、前述の二人のように抜く技術がない以上、早いタイミングで渡せない、というのもありますが、それは逆サイドのプジョルがやっていることをやればいいだけ。カピタンはご存じの通り下手くそなわけですが、それでもウイングのように最前列に位置を取るわけです。そうすることによって本来その位置に入るべき選手が後ろのスペースでボールを受けられる環境を作り上げているんです。メッシの時なんかはそれが顕著で、ザンブロッタとメッシのコンビだと両方の位置関係が被ってスペースをつぶし合ってしまっていましたが、プジョルがサイドバックをするようになって改善されたように、バランスですよね。もし前がジュリならザンブロッタでもいいんですが。そういうようにバランスを考えると、アビダルを使うのであれば、一人で突破することが現状で困難なアンリを前に置くとか、ロナウジーニョを使うなら心の折れないシウビーニョやザンブロッタを使うとか、サイドはセットで考えるべきだと思うんですヨ。ライカールトがそのことを徹底できないのであれば、ね。
で、この試合でいうと、その右が機能しなかったのはプジョルが上がった後の、後ろのスペースを活かせる選手がいなかったことが大きな問題でした。メッシであれば有効に活用できるものを怪我をしてしまったがために、何故かイニエスタを右に配置したライカールトの失態。彼はバルサにいる選手の中で唯一状況を変えられる選手なんだから、少なくともその場しのぎで右に配置するなんて事はするべきじゃなかった。例えばベンチに置いてジョバニを先発させる。もちろんプジョルの後ろを使え、という指示を言い聞かせて。それでも状況打開できないとか、マドリーが引き始めたとなったときにヤヤ・トゥーレの所に入れて攻撃へシフトする、全体の意識を前に持っていくってやり方だってあると思うんです。意図を含めた交代でね。ボーヤンやジョバニを途中交代で入れたからって「現状をこう打開しろ」なんてメッセージが届くなんて思えませんし。ましてや、この試合のように前へ前へと急ぎすぎているのをリードされていても抑えることを優先させなければいけないのに、その交代では助長するだけ。

長ったらしいくせに結論めいたものが何もありませんが、簡潔に言えば、ライカールトの無能な采配はもうこりごりだ、ということ。サイドを起点にしなければ何も始まらないのに、そのサイドを活かすための方法をまるでとらないんだからどうにも改善していくはずはない罠。
ライカールトをクビにするのは歓迎するけど、モウリーニョは御免蒙りたい。

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