UEFA Champions League Matchday 4

■FC Barcelona – Rangers
この試合もレンジャーズの試合の入り方は、前回の試合同様にサッカーをしないサッカー。スペースを潰して激しく当たり、守備時にはワントップを除いた全てがペナルティエリア前に陣取る。そしてフォワードもハーフウェーラインよりも下がって守備をする。攻撃になるとオーバーラップをしていくのかと思いきや、そんな素振りは全くなく、サイドでキープしていてサポートを待っていても誰も上がってこず、ボール回しをするのはディフェンスラインとキーパーへ戻すバックパスぐらい。でもスコットランドもイングランドもそうなんですが、ピッチが狭いからこそそういった作戦が取れるのであって、カンプ・ノウのような拾いピッチのスタジアムでそんなことをしようとしても先制点の場面のように逆サイドが空いてしまうという事態になるだけ。それを防ごうとすると真ディフェンダーの密度が薄くなってしまってパスなりドリブルなりができる隙間ができてしまう、という訳。
厳密に言えば先制点のあのゴールはハンドなんですが、あれをハンドで取るにはよほど目のいい審判か、ある種の先入観を持っていなければ無理でしょうね。手は体に引っ付いていましたし、故意と取るには難しいものがありますから。
で、バルサの攻撃に関して言うと、プジョルがオーバーラップをするのではなく、高い位置をとり続けることで本来ならメッシへマークを移している選手を引きつけておき、囲まれてドリブルをできないようにされてしまうのをある程度軽減して、キープする時間をも与えていたのが効果あったのかもしれません。それよりも何よりも、前回のレンジャーズ戦から、バジャドリー、ベティス、そして今回のレンジャーズ戦とこのタイプとばかり戦ってきているんで、その対処方法も解ってきて慣れてくる頃。この中で一番出来がよかったのはバジャドリーで、レンジャーズではありませんし、こんなもの。最後はボーヤンに点を取らせることを考えた試合運びになってましたしね。

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