FIFA09 - 一試合だけ

2009 年 6 月 19 日

今回は一試合だけちらっと対戦してみました。自分は珍しくその対戦前にオンラインで知らない人と対戦をしていたんですが、アンランクマッチだけあって勝利に固執しない良い戦いでした。お互いに目的を持った戦い方が出来ていて、久しぶりに好感が持てる相手だったというか何というか。
残念なことに録画をしておらず、延長戦に入ったところで諸事情で切断してしまったわけですが――。

■FC Barcelona 1 - 1 AS Roma
最初に対戦画面に入ったら、スタジアムが無観客、相手が表示されず、という状況で戸惑いましたが、いつものことなのでしばらく待ってからキックオフしてます。一試合しかしなかったので、動画の時間も余裕がありましたので収録済み。
比較的ボールを縦に入れすぎないように心がけていたものの、ボール保持の時間が増えてミスも増える。で、右サイドバックが上がる機会も増えてしまい、その裏を突かれることも多く、失点部分はお世辞にもスピードがあるとは言えないディフェンスラインの裏に、ヴチニッチというスピードのある選手が抜け出してしまったがためにあの形になりまして。もう一、二歩遅らせることが出来ればプジョルでパスコースとファーサイドの二つを防げたんですが、キーパーのポジショニングがアレだったのでシュートブロックを優先した結果がこれです。
自分は直後のチャンスでアンリに出すことも出来たんですが、エトーらしくないのでシュート。もちろん防がれて、その後のチャンスもポストに幾つか当ててしまい、エトーらしさは存分に発揮できたかもしれない。

延長戦は時間の都合上無しで引き分け終了。

W杯アジア最終予選 終盤について。

2009 年 6 月 18 日

試合の個別にエントリをつくって、それぞれ慎重に見て、書くほどのエネルギーが残されていなかったので一つのエントリにまとめてみました。今更そのことを引き合いに出して書くのは卑怯だと思いますし、リアルタイムでの更新でもしない限り全くの説得力を持ちませんが、その辺は観戦記録でしかないので批判は受け付けません。そして非常に雑な書き方をしています。

■キリンカップ 日本対チリ / 日本対ベルギー

共に無失点で終えることが出来、得点も多く取ることが出来た。ただし、相手がベストメンバーではなく、最終予選で戦う際に存在するような緊張感を持った戦い方をしてくる状況に相手はないわけで、細部に緩さが見られるのは否めませんでした。その中でも相手を苛つかせ、悪質なファウルをさせてしまえる辺りに日本の好調具合を伺うことは出来ましたし、岡田監督が意識させ続けている、フォアチェックから高い位置で奪いショートカウンターを利用して攻める、運動量と早さを要求するサッカーも出来ていました。

問題点として挙げるとすれば、欧州から帰国したばかりの体調の整っていない選手を強行出場させる必要は何処にもなく、体調の整っている選手たちを利用して底上げを図る方が有意義であるぐらい、相手には気持ちの入っていないもので価値のない試合だったように見えました。キリンカップという名称であっても海外で試合をすべきではないかと思えるほどに。
その中で収穫があったのは本田圭佑のプレイでしょうか。独善的でボールを離さない部分は他の選手にみられない部分で、何が何でも自分でゴールを決めて、自分がヒーローになる、そんな風に見られるほどでしたが、プレイの質自体に問題はなく、右サイドでボールを展開し、ドリブル、クロス、シュート、それらは普段そのポジションに入る中村俊輔と比べても十分にやっていけるものだと思っています。
さらにその二人を比べた場合に本田圭佑の方が使いやすい選手だと思える部分に、左サイドからの攻めがあります。日本の攻撃がペナルティエリアに人数を入れられない弱点を抱えているのはどの代表であっても同じ事なんですが、左サイドに岡崎や大久保を入れておくことで左サイドの攻めと同時に中央に入ってきてペナルティエリアに入って仕事の出来る選手を配置するようになった。それによって中央から、そして右からの攻めの際に中の人数を揃えることが出来るようになり、サイドアタックからチャンスを得られる可能性が広がった。ただし、この部分がサイドに開いたときに右側にパサーを配するようにしているため中へ飛び込む選手が居ないのは相変わらずで、中村憲剛が回数を増やしていたとはいえ足りず、パサーであっても右サイドの選手が入り込む必要があった。その点で本田圭佑は中に入って体を張るプレイをしてくれていましたが、中村俊輔はそれをまったくしなかった。長い距離のパスや一発のパスで勝負を決めようとする姿勢や、チームでスムーズにボールを回す役割を果たすには十分であっても、日本の弱点を改善するためには、現状のシステムを維持するのであれば本田の方が可能性は広がるのではないかと思わせるものでしたね。

■W杯アジア最終予選 ウズベキスタン対日本

理不尽なファウルの判定があったとして、それらに苦しめられたのは事実ですが、形を上手く作れなかったのも事実でしょう。原因となったのはもちろん審判の笛であったとしても、それに対応すべきでやり方に固執するあまり招いたミスが幾つかあるように思えました。
例えば、フォアチェックから守備を行い、攻撃を組み立てていくいつものスタイル――キリンカップで大きく成功したもの――をこの試合もやっていたんですが、度重なるファウルの笛から流れが切られてしまい、連動したチェックを行えないままロングボールを放り込まれ対応する位置が下がっていってしまいました。そうなったときに何処まで後方で対処をするのか、フォワードは何処まで下がり、フォアチェックをどこまで継続するのか、体力の消耗と攻撃のチャンスを得るための動き出しのどちらを優先するのか、それらが曖昧なようにも見えました。これを岡田監督は「全然困った事ではなくて、問題はこぼれたボールをつないでいけなかったこと」と発言をしていますが、それは前へ行こうとする選手たちと、後方で対処しなければならない選手たちとの方向性の統一が出来ていなかったために間延びしてしまい、中盤中央は両方へ奔走しなければならなかったためにスタミナを削られてしまったと取るべきなのかもしれません。
もしどちらかに相手の出方如何によって方針を絞っていれば、このこぼれ球を拾うことは大きな問題になることはなく、ポゼッションを高めていけたのではないかと思ってしまうわけです。ポゼッションにしても、どの位置でどれだけの割合で縦に入れて、どのタイミングで裏を相手に意識させるのか。本気の勝負になったときに、選手と監督で何処まで状況に対応することが出来るか、それを見る上では重要で、あまり期待の持てないものだと感じることができました。

それともう一つは選手のコンディション不良もありますが、それは先の親善試合で無理矢理選手を起用したツケが回ってきたとも言えるわけで、岡田監督のミスだと言われて然るべきものでしょうね。それをさらりと「仕方ない」といってしまう当たりに監督としての不安がありますね。

■W杯アジア最終予選 オーストラリア対日本

先のウズベキスタン戦では日本の生命線(といつの間にかなってしまった)フォアチェックからボールを奪うに守備の構築の仕方は、審判の笛を中心にして破られましたが、この試合は以前に日本で戦ったときのように、オーストラリアに良いようにやられてしまい、効果をまるで感じませんでした。
海外組と俗に言われる選手たちで唯一残ったのは松井だけでしたが、その戦力の低下が招いたものだとは思えません。変わったのはその松井の部分のみで、フォアチェックの根幹を成す部分の選手たちはいつもの顔ぶれなのだから機能して然るべきでしたが、相手の方が一枚上手な対応から簡単にいなしてましたね。無理に高い位置へボールを出すこともしなければ、チェックによって慌てることもなく、後方でボールの受け渡しが出来るほどのポジションの取り直しをして、フォアチェックを縦に伸ばしてしまい、そこから一つ前にボールを出したときに囲い込めないだけの環境を作っていてパニックには陥らなかった。
それまで対戦した国や他のアジアの国々とは違い経験のある選手が多くいるわけですから、あのプレスで慌てるわけがない。となると、これまでそれが成功したのは親善試合のような相手が本気ではない試合か、格下相手でテクニックのないディフェンダーが中央にいるような国を相手にしたときぐらいなものです。オーストラリアに通用しないものが、世界の国々に通用するとは思えず、マスコミが煽ったものだとはいえ「ベスト4」とは口が裂けても言えそうにありません。

オーストラリアが日本のチェックをかいくぐっている間に日本のディフェンスラインはケネディとケーヒルの二人の対応のためにポジションを押し上げられず、全体をコンパクトに保てず、フォアチェックを機能させる可能性があった最後尾を含めた前への意識を全体として持てませんでした。そして間延びしたお陰で中央でもボールを扱えるようになり、フォワードにボールが収まる。幾つかファウルでそれを止めていましたが、相手のフォワードにまでボールが簡単に届けられる環境を作られてしまっている時点で、方針転換をしなければ消耗するだけというのは目に見えていました。

日本の攻撃の部分でも、オーストラリアは的を絞るのは容易いようで、チャンスはそれまでの試合に比べても少なかったように見えました。
左右からの攻撃こそ日本は多くやれていましたが、そこからサイドチェンジなどの長いボールを展開させることはなく、片側のサイドから始まり片側のサイドで攻撃を終えることが多く、オーストラリアが守備の陣形を片側に寄せてしまえばそれで済んでしまうほどに単調なものでした。反対側に広大なスペースがあったとしてもそこを利用すべく大きく開く選手が居ないのでは、相手の注意を引きつけられる選手が居ないわけで、よりそれをやりやすくしてしまう。
いくつかパスを回す選手が居なかったから、と言い訳も出来るわけですが、遠藤や長谷部がいなければ成り立たないような攻撃なら、もう一つのオプションを持っていなければ戦い続けられるわけが無く、彼らがいても、彼らを封じられてしまえばどうにもならないといっているようなものだから、もうどうにもならない。縦に伸ばされてしまえばどうにもならない。
基本的な部分は、前回対戦時と同じでしょう。

オーストラリア相手にフォアチェックをあっさりと破られてしまうのなら、本大会に出場する殆どの国がそれを破ることが可能でしょう。オーストラリアが弱い国で経験のない国だとは思いませんが、本大会に出場する国の中でずば抜けているわけでもない。同じようにプレスをかいくぐれる国は多く存在し、かいくぐれない国の方が少ないでしょう。だとするなら、それらの国々と同じグループにならなければ日本の持ち味は発揮させてもらえないことになる。となると、その状況で他にオプションがない今はグループリーグの突破すら怪しいのではないかと思う。組み合わせ次第では三戦全敗だって多いにあり得ると思っています。

FIFA09 - 延長PK戦

2009 年 6 月 14 日

自分がプレイしていない間にかなりの数の対戦をこなしてきたらしいショウ氏との対戦だったんですが、さすがに上手くなってますね。トレーニングの一番良い方法は、どんな試合であれ数をこなすことなんでしょう。本人曰く攻撃はまだまだとのこと。

■Bayern Munchen 1 - 3 AS Roma
自分の判断が鈍っているのは顕著で、それぞれに早いタイミングでパスが出せなかったり、迷っている間にカットされたり、間合いからして不可能なロングレンジのパスを狙っている間にカットされたり、云々。そういった判断の鈍さが随所に見られてシュートチャンスを自ら潰していると同時に相手にプレゼントしているような気分でした。
唯一返せた一点も、得点を取るためだけの面白くも何ともないプレイ(しかも相手のミスから)だったので、きっちり抑えられた印象ですね。それにしてもデミケリスがいくら当たっても止まらないジュリオ・バチスタはどうかと思う(わら

■FC Barcelona 0 - 0 VfL Wolfsburg
何故かは解りませんが、この試合はよく□ボタンのクリアが入ってしまって、セカンドプレスからボールが勝手に足下へ、そしてロングシュート、という意図しないプレイが多発していました。
他は前の試合と変わらなかったんですが、バルサだと言うこともあって自分がボールを持ったときの余裕は多少あり。でもパワーの面で大きく負けてしまってキープしきれず、というのも多く、特にエトーに預けてもう少し溜を作りたいと思ってもがつんと取られてしまうのは如何ともしがたい所であります。
そして、延長、PKと進んで行くにつれて交代選手を入れようと思ったんですが、ボヤンやフレブや、それ以外のろくな選手をベンチ入りさせておらず交代させることが出来ずスタミナ切れのままプレイしてました。

で、最後のPK戦の一人目は何故かゲージが全く表示されずに、どのぐらいの強さなのかがさっぱり解らず、難しいコースを狙うことが出来ずに止められたものの、何とか直後を止めてセーフ。あとはまぁ、彼の癖を待ち続けただけですが、このPK戦は余分なものなので引き分け扱い。

FIFA09 - クラブ戦

2009 年 6 月 13 日

ここの所更新する内容がなかったので無理矢理に更新用の動画にしてみました。本来ならオンラインのクラブでプレイした試合は解りづらいし、負けることが多いので(編集の)やる気が出ないし、で本来ならやらないんですが、ブログの移転とかシーズンが終了してしまったりで、更新する内容も手に入らなかったのでアップロードしてみました。
コメントはほぼ無し。同じ相手との対戦だったのでそれについて深く書く必要もないでしょう。

■Real Madrid 0 - 0 AS Roma(Players)
ヴチニッチは使いやすいんですが、シュートを決められる気がしない。他はローマの中では個人的に使いやすくてパーフェクトかも。パンテリッチみたいだ。

■Real Madrid 2 - 1 FC Barcelona(Players)
実際のバルサみたいにフォアチェックから主導権を握れたらいいんですが、相手がスキルを持ってキープでき、落ち着いている相手ならそれは無謀。自分のオンラインでのやりかたはそれをせずに、自陣に人数をためつつ前の三人にボールを預けてから展開する、おおよそバルサらしさなど無いスタイルです。お陰で一緒の二人に負担がかかりつつ、深く攻め込まれ、プレイヤーの数的不利で自滅でしょうか。何にせよ自分では腕の差がありました。

■Real Madrid 1 - 0 Russia(Players)
leia → ヴチニッチ、ANY、パヴリュチェンコ
gaki → トッティ、エトー、アルシャヒン
syou → ANY、メッシ、ANY

もっとFIFAをプレイしておくべきなんですが、オンラインの試合はあまり精神衛生上やりたくないし、かといってオフラインもやる気が出てこない。ガキ氏とショウ氏はそれぞれオンラインでよく対戦しているようですが、動画はないので載せられず。もっとオフラインで練習しなきゃと思いつつ、別のゲームにうつつを抜かしている間にコンフェデ間近。

DFB-Pokal Finale レバークーゼン対ヴェルダー・ブレーメン

2009 年 5 月 31 日

■Bayer Leverkusen 0 - 1 Werder Bremen
開始早々は両者共に高いラインを形成し、それによって中盤でプレッシャーを与えようというのが基本姿勢ですが、一時的にレバークーゼンが押し込み、その形はすぐに崩れました。レナト・アウグストとバルネッタという二人のサイドアタッカーがいるお陰で、高い位置からサイドをえぐることが出来、ディフェンスラインを押し下げる効果も期待できた。ブレーメンは、それによってサイドのエリアを一手に担うサイドバックを上がらせることが出来なくなり、ヂエゴに付いたマークを分散させることも、中央を抜けようとするアウメイダとピサロの二人への集中力を削ぐことも難しくなった。サイドバックをある程度守備に専念させることで、サイドバックの攻撃を抑え、ラインを押し留めることには成功しましたが、攻撃面では影響が出るのは必至。

ブレーメンは、ヂエゴが前後左右に動きマークを引き連れて動くことでスペースを作り、エジルが入り込み、フォワードとの関係を近く維持しておくことを重視していました。それによって裏へ抜けようとするアウメイダやピサロの動きを実らせようとしていましたが、残念なことにこの試合の副審の判断はオフサイドにとても厳しく、それらが実ることはなかなかありませんでした。
中央からの攻撃はそれによって行き詰まることも多く、アウメイダを中心としてサイドに開く選手が増え、エジルらとセットでスペースを利用し始めたものの、中にいる選手を犠牲にして外へ開いているために、早い段階でクロスを入れることも難しく、深くまでえぐったとしても中の選手が増えるわけではありませんから、可能性の低いものしか送り込むことはできませんでした。それぞれがサポートを得ながら展開して、中に人数を溜めていくことが出来ればよかったんですが、フリングスにしろヂエゴにしろ、そういう動きの得意な選手ではなく、体を張らなければならないアウメイダが開かなければならにのは致命的でもありました。が、エジルとヂエゴ、フリングスの三枚が効果的にポジションを取り直しボールを引き出す動きを多用することで、マークをずらしボールをスムーズに動かせるだけの余裕を全体に与えていましたから、攻撃全体はスムーズで、フォワードとの距離が開きすぎず、いい関係のように思えました。UEFA Cupでもヂエゴがいれば、こういった形が見られたかもしれないと思うと、勿体なかったですね、本当に。

レバークーゼン序盤こそうまくいっていた攻撃が、ブレーメンのサイドバックが守備に専念するようになりうまくいかなくなり、サイドを起点に構築することが出来なくなり、どんどんと攻撃の手段を失っていきました。サイドにボールが渡り縦のドリブルを仕掛けることが出来る環境が出来上がれば、中を犠牲にすることなく攻めていることからクロスを早い段階で上げても中に人数がおり、変わった形を作ってもエルメスの抜群のポジショニングからチャンスを作ることは出来る。でも、そこまでボールが渡ってこなければ何もなりません。
ブレーメンの守備は、高い位置からチェックを仕掛けず、ハーフウェーラインを越えるまでは傍観者のようにしているんですが、それと連動してディフェンスラインを下げるようなことをせず、高いラインを保っているお陰で中盤にはスペースを埋めた状況を作り出せていて、抑えられている。そうなってしまうとセンターバックがボールを触る機会が非常に多くなるんですが、フリードリッヒにもシンキエビッツにしても展開力があるわけではなく、ロングフィードでフォワードへボールを一気に渡せるわけではない。もちろんマークの厳しい中央に鋭いパスを出せるはずもなく、センターバック同士、あるいはサイドバックとのパス交換をするしかなく、その間にマークがずれるのを待っているようでした。でもそれを行っている間に中の選手や前がいくらか動いて相手を掻き回す姿勢を見せなければ、ただ単調に回しているだけに過ぎなくなり、いくらボールを動かしても打開策が見つからないままでした。本来なら、ロルフェスとヴィダルはボールを引き出しにいかなければならないのにまったく動かない。キースリンクの運動量もあまり発揮されているとは言えず、エルメスの運動量の無さは相変わらずだから、ロングフィードの精度がなく走っても無駄走りになりがちで、前も動かないからボールを出せるわけがなく、相互の不信によって機能不全に陥っていましたね。

後半になってからは、レバークーゼンは失っていた「何か」を取り戻したかのように積極的に動くようにもなりましたし、相手に当たることも多くなった。攻撃に人数をかけるようにもなったしスピードも増して、ボールを引き出すための動きを、中盤より前の選手たちがし始めた。特にキースリンクがサイドに開いてサイドバックからのボールを受けられるようになったのは大きく、非常に良い傾向にありました。それと同時に、ブレーメンのそれまでのボールの動きを封じる結果にもなり、得点が動くまではブレーメンが前半のレバークーゼンのようにボールが前に出ないままディフェンスラインで苦労してしまうようになり、あまり引き出す動きが無くなりました。そしてせっかく相手を封じ込めるいい守備になっていたハーフウェーラインまで手を出さない守備も辞めてしまい、しびれを切らしたように前からチェックをするようになってしまった。それによって少しずつ守備にずれが生じてレバークーゼンのボールが前へ移動していくのを助けてしまっていましたし、サイドバックが前に上がれるだけのキープとスペースをもさせていた。そうなると中央も活きてくるのだから、一歩間違っていれば逆の可能性もありましたね。

UEFA Champions League Final バルセロナ対マンチェスター・ユナイテッド

2009 年 5 月 28 日

■FC Barcelona 2 - 0 Manchester United
マンチェスター・ユナイテッドはフレッチャーを欠き、バルセロナはダニエウ・アウベス、マルケス、アビダルを欠いていた。でもイニエスタとアンリはぎりぎりで間に合い二人とも無事に出場をすることが出来た。それが非常に大きな要素でした。

最序盤では序盤から勢いを持って試合を動かしていたのはユナイテッドでした。バルサが守備陣形を整え、高い位置からプレッシャーをかけられる環境を作るためにポゼッションを開始する、その前に全体を連動させて勢いをぶつけてきていました。バルサは浮き足立っているかのようなミスをしてフリーキックを与え、失点をしそうな場面をも作り出してしまった。失点こそしなかったものの、出足としては最悪でした。ただ、直後から攻撃の形を作れなくともサイドバックを高い位置に上げプレッシャーをかける意志を見せ、ずるずると下がらないのを明確化したのは非常に良いことでした。
そのお陰でどちらも主導権を持ってパスを回すことが出来ず、シャビの位置は下がり、セルヒオ・ブスケツとイニエスタの位置も低かった。その影響からシャビとイニエスタのマークに付いていたアンデルソンとキャリックの二人が引っ張られるようにして前へとポジションを移していた。ユナイテッドの攻撃の厚みを増す意味ではその前へ出てくる動きはいい働きをしたとしても、裏や前へ狙いを定められないときの戻しがディフェンスラインにまで戻す羽目になってしまうのは善し悪しといったところでしょうか。個人的にはその部分は中盤を埋め続けるのだと思っていただけに意外で、可能性を感じさせてくれました。

クリスチアーノ・ロナウドが幾つかのシュートを放ち、さらに流れを確固たるものにするかと思われたものを、徐々に中盤中央のポジションが変化をしていって、アンデルソンが前目のポジションを取るようになり、キャリックが低くポジションを取るようになった。横に並びスペースを埋めていたものが縦に並び、イニエスタ、シャビの両方にかかっていたマークが、シャビとメッシへと変化をしていき、イニエスタがセンターハーフのマークを受けなくなったのが全てでした。メッシが軽く落としたボールがマークを分散させ、一瞬足を止めさせた。それだけで十分でイニエスタは前を向いてプレイを出来る環境をもらい、決定的なパスを出すには十分だった。あとは国内で空回りをしたエトーがこのためのものだったと言わんばかりに、きっちり決めて先制点。流れを構築し切らなくても得点を決められるようになったのが今季のバルサが強い要素なんでしょうね。

この得点が全ての流れを決定づけてしまったよう。浮き足だったように、らしくないプレイをユナイテッドが連発するようになり、コーナーキックからバルサはボールを前で回せるようになり、ポゼッションを高められるようになった。それまではそれほど高い位置からプレッシャーをかけられなかったけれど、高い位置で動きながらパスを回せることで、動きながら切り替えられるようになり、高い位置かプレッシャーをかけられるようになった。そうなるとイニエスタやシャビ、セルヒオ・ブスケツが前を向いてボールを扱えるようになり、中盤にメッシが下がってくることで、二枚のセンターハーフでは対応しきれない環境になっていく。中に集中するバルサの選手たちを止めるために意識が中へ向き、サイドの選手はフリーになる。連続したパスからのポゼッションは、ペナルティエリア内へ飛び込む選手がおらずそこを狙うことはできないし裏側を狙えないが、そしてエトーとアンリはサイドに開いて密集した局面を作らせないようにしていた。ディフェンスライン前で回すことだけでも、十分に相手を押し込め、ユナイテッドの枚数をかけてスピードを活かした攻撃をさせないようにした。

ただ、バルサのスピードのないセンターバックの裏側を狙う攻撃は多く、それらに対応するには厳しいものがありました。後ろへ向かう対応をさせられると主導権を完全に失うために、前で止めようとする意識を強く持つようになり、トゥーレ・ヤヤはアンカーのように、前へいくことでパスを出させないようにし、中央へのカバーをプジョルが行う。でも、そうなっていると相手に裏を狙われやすくなり、パク・チソンとルーニーの豊富な運動量とスピードによっていくつも裏へ入れられ形が決まりかけていたものの、精度を欠くボールが多く、明確にそれを継続できなかったのは助かりましたね。
それとバルサのアンカーがブスケツで、前に出がちな部分を利用してこないのも大きく助かった部分でした。彼のポジションが、いつものものよりも後ろのスペースを意識したものになっていたとしても、その裏側、つまりディフェンスラインの一つ前にスペースが空いてしまうことが多く、もしそこをボールの収め所として利用することが出来ていれば、裏への展開を容易にすることができていたのかもしれませんが、最初から最後までサイドに固執して、中央の利用可能な部分を利用しないのも、バルサを助けていました。

前半途中から大勢は決まり始め、メッシが下がってボールを受けることで、シャビが下がって回すことの変化に対応できるようになり、イニエスタとメッシが同列のようになり、ユナイテッドの中央にいる守備の許容量を超えてパスを回し始め、シャビを含めた三人が中央で構築するようになる。ドリブルもあり、ボールコントロールの瞬間で抜かれてしまう、前を向かれてしまうことから激しく当たることが出来ず、ユナイテッドは人数が揃うまで耐えるしかなく、多くの局面で前を向いたままパスを回せる環境が出来ていっていました。傍観者のようなりながら狙い所を探っても、なかなかそれを見つけさせてもらえないらしく、それを探すことに集中しすぎていてトゥーレ・ヤヤやプジョルのオーバーラップをも許してしまうほど。サポートの位置が近く、寄せても苦にしないバルサに守備のポイントを見失っているようでした。

あとは、バルサは高く保てるお陰で、守備の切り替えの位置も高くなり、ボールを奪う位置も高くなった。相手に繋がせず、クリアがバルサの下へ来るほど相手に正確な繋ぎをさせず、押し込み、カウンターをさせない。クリスチアーノ・ロナウドには触らせなければ、カウンターに来られても、パスのレンジが長くなり、迫力のあるものが出来なくなった。バルサは高い位置をディフェンスラインが保てるようになり、パスを出させるスペースを塞ぎ、裏へ出されにくくなった。出所が抑えられれば、裏へ出されても、精度を落とすことが出来、可能性は限られる。

と、そんなところです。
バルサの優勝に浮かれて、試合中のメモを羅列する程度しかできません。

三冠達成にメッシの得点王。そしてカピタン・プジョルが大耳を掲げてもう言うことは何もない――かもしれない。

FIFA09 - 大量得点祭り状態2

2009 年 5 月 26 日

妙なゴールが幾つかあったせいで大量得点の試合ばかりになった前回のエントリ同様に、今回のエントリも大量得点ばかり。それぞれ試合勘が鈍っているというのがあるのか、それとも相性なのか疲れなのか何なのか。
ともかくよく点が入る日でした。
このエントリではleia v ガキ、ショウ v ガキの二試合でラスト。

■Werder Bremen 4 - 1 Tottenham Hotspur
どうやら自分はブレーメンとの相性がよくなりつつあるらしいです。特にトップ下というポジションが活躍しづらい現在にあって珍しいトップ下の存在するクラブで、フォワード二枚と近い位置でプレイできるというのが自分にとってプラスに働いているようです。なかなか裏を狙えないタイプの人なので、そのお陰で裏を狙いまくれるのは良いこと。で、ピサロが決定力が高いお陰でさらに。
ただ、後半から投入されたベントによって一気にブレーメンのディフェンスラインのスピードとの差が広がって、前半は密集ディフェンスで耐えしのいでいたのが手に負えなくなって、そのままファウルでフリーキックを与えてしまったり、メルテザッカーがパワーで抑えきれずスピードに振り切られて失点したり、流れを失い気味でした。それだけに失点直後に追加点を取れたのはもう僥倖。お陰で冷や汗をかくことなく終われて万々歳ですヨ。

■AS Roma 0 - 4 Bayern Munchen
リターンマッチのこの試合は、ショウ氏は今度こそと意気込んでまたしてもローマで。ガキ氏はオンラインでもよく使うらしいバイエルンです。なにやらあのトニとクローゼの高さのある二人が大好きらしく、プレイスタイルにもぴったり合うのだとか。
その通りに、キックオフからあっという間にヘディングで得点を挙げてしまうんだから、もう――。自分もショウ氏も苦手なクロスからヘディングを簡単にやってのける彼は一体どうなっているのやら(w
ショウ氏が時々やるあの大きく蹴り出すドリブルに、よく自分は誘い出されてキーパーを前に出してしまってループシュートを軽く決められてしまうんですが、ガキ氏はその誘いを逆手にとってループシュートを打たせてセーブ。したように見えたけど、改めてみたら怪しかった(わら

で、ショウ氏も先の対戦でユベントスを相手にしたときと比べると、シュートの本数も大きく上回っていて、得点機の数も相当ある。なのに決まらない。この日決めたのは、セルティックを使っていたときの二点だけ。